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[但し書き]
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論考集「日本古代史研究」の概略の最後に、1998年《当時の私は、“歴史とは何か?”とか“歴史学とは何か?”といった問題に対して、納得できる答えを持っていなかった。それらについて、私なりに考えがまとまったのは、これらを書き込んでから三年ほどのちのことである。》と書いた。 そこで、ここにはその《三年ほどのち》 に「日本史ボード」へ書き込んだものを集めた。 シリーズ構成上、「主編」「副編」「補編」にわけたが、そういった順に書き込んだものではない。そのため、この順に読むと話が前後する部分も少なくない。書き込み順に読まれる場合は、「日本史ボード」投稿録2001年分から読まれることをおすすめする。(もちろん、そうしたところで、読んだ誰もが話題について行けるとは限らないが‥‥。) ちなみに、シリーズ中で私は、《科学》や《科学的》といった表現を多用しているが、それらはおおむね、“自然科学”や“自然科学的”という意味である。ただし、これらを書いた当時に私が持っていた自然科学観は、実証主義に基づくものであり、後に大きく考え方をかえることになる。 さて、「主編」では、我々日本人にとって、“歴史”とは何を意味するのか? また、日本の“歴史学”はどういった経緯で生まれ、どういった特徴があるのか? さらには、我々がしばしば使う“史観”とは何のことなのか?といったことを私なりにまとめた。 また、「副編」では、当時話題となっていた 新しい歴史教科書をつくる会編、産経新聞社発行、扶桑社発売の中学校歴史教科書(平成12年度検定本)序文に書かれていた《歴史は科学ではない》という部分に対する、さまざまな意見を紹介しながら、その背景を考察した。 なお、「補編」には、「主編」を書くきっかけとなったMSG群にはじまり、「主編」および「副編」に対する補足説明。そして、私のMSGに対する質問や批判への答えを集めた。 ただし、そのシリーズに関連するMSGのうち、私に著作権のないものについては、注においてMSG番号やタイトル等を記すにとどめた。 |
2004.01.23作成/2004.11.09更新