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モンゴメリって? 人物像

『赤毛のアン』、にんじんのような赤い髪、空想僻があって、おしゃべりな女の子、孤児アンが主人公の物語をご存知ですか。
日本ではテレビアニメになりましたし、カナダで製作された映画をご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ル-シー・モード・モンゴメリ(Lucy Maud Montgomery)はこの『赤毛のアン』の原作者です。
1874年11月30日、カナダ・プリンス・エドワード島に生まれ、赤ん坊の時に母親を亡くし、また父親は仕事の関係で島を離れていたため、祖父母のもとで育てられました。祖母は非常に厳格であり、モンゴメリの幼少時代はとても窮屈なものであったようです。

「赤毛のアン」の主人公、アンと作者・モンゴメリの生い立ちは似ています。幼い頃から「ものを書く」ことに強い関心を持っていたことも同じです。
「赤毛のアン」は続編、続編と全部で8冊が書かれましたが、モンゴメリ自身は「アン」にはうんざりしていたようです。子供の「アン」が少女になり。大人になり、結婚して、主婦になり…、大河ドラマのようにお話しはつづいて行きます。

「アン」以外のモンゴメリ作品のヒロインたちも個性的です。「可愛いエミリー」のエミリー・スター、「パット・お嬢さん」のパット・ガーディナー、「ストーリー・ガール」のセアラ・スタンリー、「丘の家のジェーン」のジェーン・スチュアート、「青い城」のヴァランシー・スターリング、「マリーゴールドの魔法」のマリゴールド・レスリー、「果樹園のセレナーデ」のキルメニィ・ゴードン…

チラッと読んだだけでは、少女向けの「夢いっぱい」なお話しですが、じっくり読んでいくとその奥深さに驚かされることもあるんです。
モンゴメリの一生は、親の愛情に満たされなかった「幼少時代」、窮屈な青春期、あまりにも長い婚約期間、多忙な牧師夫人としての日々、夫の病気に悩まされつづけた晩年……大変に厳しいものだったそうです。

自らを励ます意味で、「明るく、たのしい物語」を書きつづけたのかもしれません。
この続きに興味を持たれた方は、バターカップスでお会いしましょう

短編集はいかが

篠崎書林から出版されている、モンゴメリの短編集「ひそやかに影はささやく」、 「影の谷を越えて」、収録された作品の持つ雰囲気は独特で、いままでに親しまれてきたモンゴメリの作品とは異なった味わいがあります。 原題につけられた副題「Tales form Darker Side」が示唆するように、超自然的な出来事が取り上げられていて、暗い色調を帯びた作品が多く収録されています。まったく救いようのない暗黒の世界を描いた作品もありますが、 それでも異教的現象への興味本位の接近ではなく、理解し合えなかった人々の不幸を描くあたりにモンゴメリらしさを感じることができます。


オンタリオ州ノーヴァル 恒例のモンゴメリ・クリスマス

(2001年11月3日付 バターカップスMLよりバターカップスMLより抜粋引用)

みなさま、お元気ですか。

さて、モンゴメリが、1926年から1935年にかけて暮らしたオンタリオ州ノーヴァル
で、恒例のモンゴメリ・クリスマスが開催されます。

今年は、11月24日の土曜日。午前10時から午後4時。
サンタクロースの行進、各教会でのバザー、モンゴメリ・ガーデンから採られた花々
の種やTシャツなどのお土産品の販売、モンゴメリの親戚にあたるCrawford's
BakeryにてRemembering Lucy Maud Montgomery著者Alexandra Heilbronのサイン会、
モンゴメリの本の販売など。

詳細はCanoe Country Outdoor Shopのサイトhttp://www.canoe-country.com/にも載
っています。左手のメニューの下の方にMontgomery Country Christmasとあるので、
そこをクリックすると催し案内のページにとびます。そのページの一番下にある写真
が結構笑える(?)かも。

それでは、また。

梶原由佳