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富士通 BIBLO FMV-475NL/S のHDDを交換する

2002/02/22 更新



 昔のパソコンは現在のようにユーザーが簡単にHDDを交換することを想定していませんでしたので、お手軽にHDDに物理的にアクセスできないようになっています。それでも敢えてHDDを交換しようとするなら、ほとんど「分解」と言っていい作業を覚悟しなければなりません。

 いや、「昔のパソコンは」などとまとめてしまうと決めつけが過ぎるかな。

 例えば友人が持っていた同じ頃のEPSONのノートパソコンでは既にHDDパックという形になっていて交換はかなり簡単でしたから、まあ、当時、BIOSのアップデータも公開してくれていなかった富士通の、これは体質だったんでしょう。
 素人が軽々しく触ってもらっては、困る、と。
 ちょっとひねくれた言い方をすれば、「HDDを交換したくなるくらい古くなったら新しいの買えゴルァ!」というところでしょうか。
 メーカーらしい見解ですね。(^^)

 というわけで、このマシンのHDDを取り出すには、まさに「分解」作業をしなければいけません。
 その過程を紹介します。

 こういう設計って、そうぽこぽこと変えるもんじゃないから、この時代のBIBLOの多く(特にこのマシン以前のマシン)に応用できるんじゃないだろうか。わからないけど。





 なお、FMV-475NL/Sの分解 → HDD交換についてはHidetoshi Shirasawaさんの

FMV biblo 475NL/S HDD Change HOWTO
http://www.sm.rim.or.jp/~xshira/fmv/biblo_hdd_howto.html

こんな有益なページがあります。

向こうの方が参考になるかもしれないので、両方見てね。

(このページはHidetoshi Shirasawaさんのページと同じくsilverの背景にしてますが、これは黄色の文字を見やすくするためであって、敢えてパチモノっぽくしようとしたわけではないということを、言い訳しておきます。(^^) 写真の配置も似てますが、それも気にしてはいけません)




裏から見たところ。○印のツメをスライドさせてFDDを引っこ抜く。
しっかし、HDDじゃなくFDDなんかお手軽に外せるようにして、富士通は一体どうするつもりだったんだろう。

○印のネジを外して、バッテリパックのカバーを向かって左にスライドさせて開ける。
このネジ1本で外れます。

バッテリはこんな感じ。なんて素朴なんだ。(^^)
○印のところで本体と接続されているのでコネクタを引っこ抜く。
それだけで外れます。

バッテリのコネクタはこんな感じ。

バッテリを外したところ。
ここから黄色○印のネジ(全15本)を全部外す。
赤色○印は外さなくてもいい。
矢印で示しているコネクタ部にも1つ、ネジがあるので、これを外すのを忘れないように。
何か、こう描くと、どこかの遺跡みたいやね。

これのこと。
VGAコネクタの上。

ここまでで17本のネジを外しました。

あとはこんな感じででろりんとフレームが外れるのだけれど、ここで勢いよく外してしまうとポインタのフィルムケーブルを切っちゃいます。要注意。

アップ。
この部分を慎重に外す。

フィルムケーブルを外したら、液晶部分を奥に倒し込みます。
液晶と基盤はまだつながっているのであくまでも慎重に。

VGAコネクタの横にあるネジを外し忘れていると、ここでバキッ!というイヤな音が聞けます。はい、私はやりました。3度目くらいの分解の時に。(^^;;;

キーボードも、外そうと思えば外れるけれど(このネジを外して、あとはフィルムケーブルを外せば、キーボードは外れます)、HDDを交換するためだけなら外さなくても大丈夫。

今回はCPU周り(この基盤の裏側にある)も撮りたかったからキーボードも外しました。

□枠で示したところがサウンド関係のボード。
これを外します。
外し方は、まず黄色○印のネジを外し、水色○印の部分、導線を切ってしまわないようにコネクタを外す(この先の作業を慎重にやるならこの導線は外さなくても可)。

ちなみにサウンドチップはESS AudioDrive ES688F。

○印の部分と矢印の裏部分とがコネクタでつながれている。
これはちょっと力を入れるとあっさりと外れてくれて、この通り。

赤色○印も外す。(これが基盤とHDDをつないでいるフィルムケーブル)

水色○印のPCMCIAカードのイジェクトボタンが引っかからないように気をつけて、基盤を引き上げ、HDDを引きずり出す。

引きずり出されたHDD。

同上。

ネジを外すと金具がばらんばらんになってしまうので、もともと金具がどう取り付けられていたか、記憶しておくこと。(^^)

こんな感じね。
覚えてない人はこの写真を参考に新しいHDDに金具をつけましょう。

同上。

ちなみに基盤の下ではHDDはこんな感じで納まっている。

基盤を外して撮影。実際にはこんなことしなくていいよ。

ピンぼけで申し訳ない。

新しく装着するHDDは、なんとネジ穴が全然違う位置にあった。
(上が新しいHDD)
分厚さが違うのは了解していたが、まさかネジ穴まで違うとは。

この写真は、実はその、新しいHDDを装着したもの(ちょっと下に隙間があるでしょ)。仕方ないのでネジなしで使うことにする。

ここからはこれまでと逆の手順で、よろしく。

そうそう。
外した黒いネジのうち1本だけ、太いネジがあるんだけれど、これはここのネジね。




というわけで、完成。



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