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<今号の名言>集


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よい結果を出し始めると、自分自身を信頼し始める。

  ★ ジーコ。

良い決断をしたら、それをくじくような事実にもくじけてはならない。

  ★ 「コリン・パウエルのルール」第6則。

よい忠告から利益を得るにはよい忠告を与えるより知恵がいる。

  ★ J・コリンズ。アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典Click Here!』は

【相談する(CONSULT)】すでに採用することに決めた方針について、他人の賛意を求める。

   と定義している。忠告はかくも難しい。

よい妻というものは夫が秘密にしたいと思っている些細なことを常に知らぬふりをする。それが結婚生活の礼儀の基本である。

  ★ サマセット・モーム。

良い名前を付けることは、訓練を必要とするスキルです。

  ★ 柴田芳樹「リファクタリングの勧め」より。『JAVA PRESS』Vol.12所収。

よい報告は翌朝でよいが、悪い報告は即刻我を起こせ。

  ★ ナポレオン。

良い悪いよりも、安いは優先する。

  ★ 徳大寺有恒『間違いだらけのクルマ選び'93Click Here!』より。

篠原勝之:
陽水は酒場で歌うだろ。ふつう、歌うたいの人で、酒場で歌ったりするやつっていないだろ。もったいぶるのかね。陽水は歌うところみると、歌が好きなんだろうな。
井上陽水:
拍手が好きなんだよ。拍手が。だってさ、歌って客席から反応がこなかったら、もう歌わないよ。

  ★ 井上陽水『綺麗ごとClick Here!』より。

陽水はフォークでもロックでもなく、かといって歌謡曲でもない音楽を提供してきた。それを一括りにポップスと言ってしまえばそれまでだが、それなら陽水のようなポップスがかつて日本の音楽界に存在しただろうか? 否、やはり陽水の音楽は叙情的な詞、美しいメロディ、そして卓越した歌唱力が渾然一体となり生まれたものであり、彼独自の音楽なのである。まさに陽水はニューミュージック、新しい音楽であり、ニューミュージックは陽水の存在によって育まれてきたのである。やはり陽水の音楽はそういった意味では、ニューミュージックそのものであったといっていいだろう。

  ★ なぎら健壱『日本フォーク私的大全Click Here!』より。

ようするにアメリカがいけないんだよ。何でもかんでもアメリカだ。世の中の犯罪や生活の大半がアメリカ流で、事件を起こすのもあの国だ。そもそもコロンブスが大陸を発見したのがいけないんだな。

  ★ 伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』より。

要するに、広告業界は消費者を馬鹿だと思っているのだ。そして、これはかなり思いがけないことだが、消費者は馬鹿なのである。

  ★ 小田嶋隆『我が心はICにあらずClick Here!』より。

要するに好き嫌いと信じる信じないは別問題なのだ。この区別がつかないなら子供と同じである。

  ★ 菊池誠。

要するに莫迦な女は嫌いです。殊に利口だと心得ている莫迦な女は手がつけられません。

  ★ 芥川龍之介『侏儒の言葉Click Here!』より。

要は、意地というのは、いっつも出しっ放しにせずに、しかるべきところでチラリと見せるべきものなのだろう。

  ★ 中島らも『啓蒙かまぼこ新聞Click Here!』より。

洋服に限っていえば、盛装すればするほど、男性は布が多くなるのに、女性はどんどん露出が多くなるんですよね。

  ★ Webサイト『森博嗣の「浮遊研究室」』より。

 ヨーロッパ絵画に風景画というジャンルが誕生したのは、この時期であった。意外なことに、近世以前のヨーロッパ絵画では、風景というものは神話や聖書の一場面の背景に過ぎず、それ自体が独立して絵画の主題になることは、あまりなかったのである。
 じつは、人々の大半が、自分の生地を離れることなく暮らし、自らの領主の勢力内のみで移動している時代には、旅は「世界の外」へ出かけることを意味していた。自然の景観を、田園風景として観賞し得るような感受性は、その「世界の外」が、自らの生活圏に取り込まれてこそ成立するものなのである。

  ★ 西岡文彦『デザインの読み方』より。

ヨーロッパの壁紙需要は、8割から9割は張り替え需要だそうだ。日本は全部が新築需要。今年はこれだけの建物ができたというと、その壁面積しか売れないそうだ。絶対にいつまでも張りっぱなしの状態になっている。

  ★ 宮脇壇。建築家。太作陶夫『色彩流行学Click Here!』より。

ヨーロッパは前世紀にアメリカよりもはるかに成長した。アメリカはヨーロッパの余りもので作られているのである。

  ★ オルテガ『大衆の反逆』より。「前世紀」とは19世紀のこと。

予が現住する田辺の船頭大波に逢うとオイオイオイと連呼すれば鎮まるといい、町内の男子暴風吹き荒むと大声挙げて風を制止する俗習がある。両ながら予その場に臨んで験したが波風が呼声を聞いて停止するでなく、人が風波のやむまで呼び続けるのだった。

  ★ 南方熊楠『十二支考(1) 虎に関する史話と伝説民俗』より。

予感は常に不安を誘引する。

  ★ 京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』より。

善き意志や悪しき意志が、もし世界を変えうるとすれば、それはただ世界の限界を変えうるのであって、諸事実を、つまり言語で表現できるものを変えることはできない。

  ★ ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』より。

よく集め、よく散ずるを英雄と言う。よく集め、散ぜざるものをもって守銭奴、集めるを知らずして使うのを阿呆という。

  ★ 井原西鶴『世間胸算用』より。

よく忿いかりをなすものは、かえって懶惰懈怠らんだけたいの人に多い。

  ★ 増谷文雄『仏陀 -その生涯と思想-』より。

よく考えてみたまえ。教育とはなんだね? 社会が要求する人間を、作り上げることが教育ではないかね? どういう教育をほどこせば要求通りの人間を創り出せるか……教育とは、実験なのだよ。

  ★ 浦沢直樹『MONSTER』より。

よく、決意主義的な長時間の会議や徹夜作業に他人を巻き込み、さらには、その参加姿勢によってスタッフの意欲を判断しようなどという人がいるが、これは素人特有の行動パターンだ。プロ相手に、そういうことを要求すれば軽蔑されるのは当人のほうである。真のプロフェッショナルというものは、自分の肉体や生理と謙虚に対話するもので、不調の原因を究明することにシビアではあっても、不調そのものをネガティブにとらえたりすることはない。

  ★ 西岡文彦『図解発想法 知的ダイアグラムの技術Click Here!』より。

よく熟したトマト4クォート、小型のタマネギ4個、青トウガラシ4個、砂糖2カップ、リンゴ酢2クォート、オールスパイスの粉2オンス、ユリネ2オンス、シナモン2オンス、食塩小さじ12杯。トマトを切り、タマネギとトウガラシはこまかく刻み、あとの材料はまぜ合わせて瓶に詰めて冷やす。トマトは皮をむいてから計量すること。万一、わたしが夫より先に死んだ場合、財産はすべて夫に残します。

  ★ マギー・ノース。「苦労せずできるチリー・ソースの作り方」とタイトルがあるが、これが遺言状として正式に認められた。

よく間違った対応として、明らかなウソに腹を立てて大騒ぎしますが、根拠のない話は放っておけばよい。逆に本当のことはじっと黙ろうとしますが、この時こそ慌てて動かなければならない。重要なことは、自分が腹が立つかではなく、会社にどんな影響を及ぼすかで判断すべきです。

  ★ 田中辰巳。

予測と予言が違うように、「生き残る」ための努力と、「生き残れる」という楽観とは、別のものである。繰り返し現代の表現のテーマとなってきた「核戦争後の世界」が、その本来の警告としての意味を失い、核戦争後に生き残れることのみをイメージとして固定していっているとすれば、これは問題である。

  ★ 核 いま、地球は……Click Here!』より。

よその男に妻を盗まれたら、最も良い復讐は、その男に妻をまかせることである。

  ★ サッシャ・ギトリー。


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  ★ 都々逸。

夜空を見上げても月は見えなかった。雲はないのに、どうしてなのかはわからない。きっと運がなかったのだろう。月というものは気まぐれで、めぐり合わせが良くないと好みの形を見ることなどできない。

  ★ 麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲Click Here!』より。

世に心霊写真とか称するものは数え切れないほどある。しかし、その多くはただの茂みや岩の陰影にすぎず、どこをどう見れば霊に見えるのか首をひねりたくなるものばかりである。霊能力者とは、ロールシャッハテストで、人の顔ばかりを連想する性格の持ち主のことではないだろうか。

  ★ と学会編『トンデモ本の世界』より。

4年前、俺は女房を病気で亡くした。全てをわかり合える、そんな女だった。彼女が死んだら、生きてはゆけないと思っていた。だが、亡骸にすがって、一晩悲しみにくれた後、俺は平静を取り戻していた。普通に食事をし、眠り、時には笑いさえした……体の一部とすら思っていた彼女も、ちょっと親しい友人と同じだった……結局、俺は俺自身が死ぬこと以上に悲しいことなどなかったんだ。

  ★ 勝鹿北星作・浦沢直樹画『MASTER KEATON』より。

世の奥様がたが自分の亭主の愛情をつなぎとめるために自分の容姿にあれこれ気を使うことはきわめて稀である。

  ★ モリエール。

世の中が複雑に感じられるのは、他人の思惑を気にしたときだ。

  ★ 今野敏『蓬莱Click Here!』より。

世の中、けっこう複雑なのだが、知的に怠惰な私達は単純化した思考枠から出たがらないのだ。

  ★ 出所不明。

世の中、「これくらいで怒るなよ」というぎりぎりの線を狙ってくるよね。

  ★ 森博嗣。Webサイト『森博嗣の浮遊研究室』より。

世の中で一番強い人間とは、孤独で、ただ1人で立つ者なのだ。

  ★ H・イプセン。

世の中でいっちばんつまらないのは「全裸になった女子高生」だ!

  ★ 中島らも『恋は底ぢからClick Here!』より。

世の中同情ほど楽なものはない。

  ★ 立川談志。Webサイト『地球も最後ナムアミダブツ』「今日の家元」より。

世の中に“権威”はないというのはもう常識で、従って頼りになるものはなんにもない ── そのことを前提にして男は苦悩しているのだから、あなた達もそのようにしなければいけません。しないと、函に詰められて、奴隷として海外に輸出されてしまいます。「女だから男を“権威”にしてもいい」というのがファザコンの根本原理で、ファザコンほど、男にとって腹の立つものはありません。マザコンの男を見てあなたが腹を立てるのはそれと同じことですから、自分のいやがることを人に対してしてはいけません。要は、自分で考えろという、それだけのことです。

  ★ 橋本治『女の子が20歳になるまでに知っておかなければならない7つの常識』より。『大コラム 個人的意見』所収。

世の中には多くの愛すべき女性がいる。しかし完全な女性は1人もいない。

  ★ ユーゴー。

世の中には、男を選択する際、どういうわけか決まって妻子持ちの男を選んでしまうという、そんなタイプの女が何割かいる。

  ★ 亀和田武『1963年のルイジアナ・ママClick Here!』より。

世の中には30歳になったら買えるもの、50歳になったら買えるものってあるのよ。いまの若い娘たちはそれを20歳で手に入れちゃうのよね、似合うわけがないわ。

  ★ 永六輔『一般人名語録Click Here!』より。

世の中には創造する天才があるように、探す天才もあり、書く天才があるように、読む天才もある。

  ★ ヴァレリー。

世の中には、敵にまわすととても厄介だけれど、たからといって、味方につけても、あまり役に立っては下さらないお方というのも、おいでになりますから。

  ★ 景山民夫『トラブルバスター4 九月の雨Click Here!』より。

世の中には2種類の人間がいる。己の運命を他人に委ねる者と自ら切り開く者。

  ★ 勝鹿北星作・浦沢直樹画『MASTER KEATON』より。

世の中には2種類の人間がいる。部屋に入るなりテレビをつける人間と、入るなり不機嫌にテレビを消す人間だ。

  ★ 柴山桂太。テレビが普及し始めた頃のアメリカで流行った言葉。

世の中には無駄な言葉などありませんよ。無駄と感じるなら感じる者が無知なだけです。

  ★ 京極夏彦『塗仏の宴 宴の始末Click Here!』より。

世の中に 人の来るこそうるさけれ とは言ふもののお前では無し

  ★ 太田南畝(蜀山人)。内田百閨i百鬼園)「お前ではなし」より。……しかし蜀山人の歌は「世の中に 人の来るこそ楽しけれ とは言ふもののお前では無し」だと思うんだけどなあ……。わからんのよ孫引きなので。(^^; 確かにこっちの方が内田百閨i百鬼園)の歌との対比(2文字変えただけ)で面白いんだけど。

世の中に 人の来るこそうれしけれ とは言ふもののお前では無し

  ★ 内田百閨i百鬼園)「お前ではなし」より。

世の中の楽しみを断念しうる生のみが幸福なのだ。
世の中の楽しみは、この生にとって、たかだか運命の恵みに過ぎない。

  ★ ウィトゲンシュタイン『草稿1914-1916』より。

世の中の人って、芸能よりも芸能界を見たいわけだから。

  ★ ナンシー関『聞く猿』より。

世の中の人の時計が、全部、正確な時刻を示さない限り、巧緻なアリバイ犯罪などは成り立たない。推理小説の上でのみ成り立つ、それは遊戯的トリックだ。

  ★ 石沢英太郎『貨泉』より。

世の中はそう単純じゃないよ。
そうかね? 世の中が複雑だというのは一種の幻想だ。みんなが複雑なものだと考えているだけだ。

  ★ 今野敏『蓬莱Click Here!』より。

世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

  ★ 藤原俊成。『百人一首』より。

世の中を少しでも住み良くしてくれるのは、『自分は間違っているかも知れない』と考えることのできる知性であって、『私は正しい』ことを論証できる知性ではない。

  ★ 内田樹『ためらいの倫理学 戦争・性・物語』より。

読み書きができない方が読み書きしかできないよりずっとましだ。

  ★ ハズリット。

読み手には〈誤解する権利〉や〈曲解する権利〉だってある。

  ★ 山崎浩一『危険な文章講座』より。

夜のハイウェイは綺麗だ。雑多な情報が姿を消して、道筋だけが見える。ちょうどモデル化された理論のように美しい。

  ★ 森博嗣『幻惑の死と使徒Click Here!』より。

 よろけて倒れながら、歩くことを覚えようとしている子供がいる。 子供が絶対にしないことを列挙しよう。
  1. 眉をひそめてカーペットの責任にする。
  2. 教え方が悪いと親を糾弾する。
  3. 途中で投げ出す。
などだ。子供はよろけて倒れても、にっこり笑って起き上がり、もう1回やってみる。うまく歩けるようになるまでやりぬく。

  ★ ジェフ・ケラー。

万のことは頼むべからず。愚かなる人は、深く物を頼むゆえに恨み怒る事あり。

  ★ 吉田兼好『徒然草』より。

4ヶ月の交際が一生を保証するだろうか?

  ★ ルソー。

44回目の夏が来た。いま、何故か日本人は、そういった記憶を努めて消し去ろうとしているように見える。世代が交代していくのを利用して、そういった記憶は残さなくてよい、もっと楽しいことだけ考えましょうや、という方向に持っていこうと、誰かがしているように思える。ただ、人は忘れても、土地は忘れない。東京が忘れても、広島や長崎は、絶対に忘れない。沖縄も忘れない。そして、その土地以外の人間が忘れずにいるためには、その土地を訪れることだ。修学旅行で海外なんかに行かなくてよい。そういったことは、もっと後に自分自身の力で体験すればいいことだ。それより、できるだけ若いうちに、広島を見ておくべきだ。原爆記念館、資料館を訪れるべきだ。知らなければ忘れることもできない。まず事実を知り、それから、忘れたい奴は勝手に忘れればよいのだ。

  ★ 景山民夫『だから何なんだClick Here!』より。

40歳の妻をお札をくずすように2つの20に分けることが出来さえすれば!

  ★ ジェラルド。

40歳を過ぎた知人同士は、誰かの葬式でしか会わなくなるのだな。

  ★ 小田嶋隆。ブログ『偉愚庵亭憮録』より。


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