今後の課題

宇宙旅行の研究は走り出したばかりです。
ゴールまでに越えるべきハードルは沢山あります。

(1) 宇宙旅客輸送の安全性確保: ・宇宙航行法と安全性基準の制定
・観光丸仕様の見直し

(2) アンケート結果の反映: ・搭乗券200万円を目指したコストダウン
・宇宙ホテル建設・運用構想の策定

(3) 開発を始める前に: ・軽量構造とエンジンの信頼性実証試験

・小型実験機の展示飛行による事業化促進

宇宙旅客機に関する研究は、米国・英国・ドイツでも行われています10)。
宇宙旅行を促進するために、Xプライズ財団は民間有人宇宙飛行に対し1千万ドルの
懸賞を出しており、17チームが応募しています。
また、ゼグラム社は高度100kmで 2分半の無重力飛行を含むパックツアーを9万8千ドルで
募集中です。 わが国ではスペーストピア社11)が事業化のための 準備を進めています。 

宇宙旅行船に必要な再使用型ロケットについては、NASAがX-33を開発中であり、
わが国でも宇宙科学研究所が再使用ロケットの離着陸実験を開始しました。
(再使用ロケット離着陸実験)

民間では、キスラー社やロータリーロケット社が衛星打上用ロケットを開発中あり、
米国の商業宇宙法は再使用型ロケットの民間運用を認めるように改定されました。
このように、宇宙旅行実現への気運は高まりつつあります。(Roton試験飛行)
日本ロケット協会の研究がお役に立つ日の近いことを願っています。

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