Paranoia-O
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生けるもの(Flesh)

Chapter One : 設定(Setting)
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「おい、目はさめたかよ、ペ・レ? よし、いい感じだぜ、起きろ。来い。手前がしっちゃかめっちゃかにしたんだ、サツがくるまであと何分もねぇな。おい、来いっつてんだよ! お前がここで出来ることなんてもうなんもねえんだ! お前は彼女を食べた。豚どもにわかる証拠なんて肥えだめにもねえよ。この件に関してはお前はなにもできない、俺たちが全部片付けた
「円から来たダチが車にのってる。フーンファがこのしみったれた地区でもあったって聴いたが、まさか誰かが産まれたなんてきいちゃいなかったぜ。心配ない。お前は安全だ。車に乗れ。ちっ糞ったれが。サイレンが聞こえたか? 乗れ、全部車んなかで話してやる
「よし、クノッヘンのセーフハウスに俺らはむかっている、あそこなら大丈夫だ。あいつは俺に貸しがある。二三時間はおまえ、満足にしゃべれないだろうが、お前はおれの言うことは理解できるはずだ。声のかわりに心音がつかえるようになるまではしばらく時間がかかるだろう、だから聴け。ゼミのために、お前のそのシャツにとびちった肝臓のカスをなんとかしろ。ちっ、厄介だぜ。
「ジョニー・マートス。んで俺の隣のラブリーな運転手がドナ・ダミ。おまえの横のいかれた野郎がカールトン。グレートだろ? んで、お前は多分名前もその他のこともをおぼえちゃいねえだろうな、なぁ? そう思うぜ。ペ・レの奴らはいつでも最悪なのさ。いや、喧嘩うってるわけじゃない。ああ地獄の血の池にかけて、頭からはじめようや。やってくれカールトン」

「よろしい。わが親愛たる一個のゾンビよ。いくばく時間をかけて、この名前について、沢山のイメージを思い起こさせてあげよう。君のためにもね。わたしを信じるんだ。だがね、これから言うことはどれも魅力的な事じゃないし、いくつかしか真実は含まれていない。君は、わたしたちのいうところの誕生をなしとげた。このイベントについて、これほどシンプルで雄弁な言葉は他にないだろうね
「さて、今度はわたし自身の番だ。君はおそらく、どうしてこの車のなかにわたしたち三人と座っているのかということを知りたがっているね。不幸なことに、君の記憶を三人でちょっと掘らせてもらうまでは、その答えはわたしたちには無い。過去の経験からいわせてもらえば、君には詳細が不足してるわけだからね…。一般的なパターンをいくつかの事例をもとにくみ上げてみれば、昔、賭博かなんかで君が私を殺してしまったのかもしれない。それに、わたしがあの女のポンびきだったということもありえるわけだ。
「君はおそらく彼女にその手の売人としてあっていたんじゃないかね。そして、これはわたしの想像だが、彼女は使用人と支配人の関係というのをいやがっていたんじゃないかね。君の手首に残った爪痕がわかるかい? それは確実に安物の付け爪によるものだ。争いあった証拠だよ。きみは彼女の持っているなにかが欲しかったに違いない。マネー。セックス。まぁわかりゃしないさ。とにかく君は彼女を襲ったんだ。彼女が君を撃ち殺したんだろうね、これはかなり明かだよ。
「どうして分かったかって? ああ、ジョニーがいったかもしれんが、君の頭から聴いたんだよ。われれは、たいてい、かつて自分がどのような人間だったか、囁きを聴くことができる。呪いか祝福かはわからんのだが、わたしはちょっと違った方法でこの囁きを聴くことが出来る。それはとても魅惑的なんだが、話が脇道にそれるな。君もまた、だんだんこの囁きというのが身についてきているのがわかるはずだ。だが君が撃ち殺されたというのは、この疑似肉体的接触による死の記憶の逆行によりわかったわけじゃあない。自分の胸のあたりをごらん。
「あぁ。そうとも、そうだとも。この現象には特殊な側面がある。自分自身がまきこまれている最悪なトラブルに、気付くにはまだしばらくかかるだろうが。君は自分がいま生きながら死んでいるという状態にあることがわかっていると思う。君は死体だ。そして、意識を再び注ぎ込まれ、理解力と生命とは以前のすみかであるその肉体にもどっている。君の魂は一度死により個を失う、その場所まで到達したのだ。しかしそれにもかかわらず、魂は戻った。君は定命の螺旋をまたぎ、免れたのだよ。」

「ついたわよ、男ども」

「ありがとう、ドナ。基本的な事柄はつめこんだつもりだ。ところでドナ、彼と歩いてくれるかい?」

人々(People)
「勇なきものに公正の名はなし」Dryden(英作家、詩人 1631-1700)

「ヘイ、君。大丈夫? なにいってるかわかる? オーケー。ちったぁいい女でしょ。ここらへんに座ろうよ、おちついてね。*話*をはじめましょうか。あんたたぶん、あたしたちが何者か、自分がなんなのか、あんたがあたしたちに何されるのか、知りたくない? これから。そのあたりについて、ちょっとばかし、くっちゃべろうってワケ。オーケー、それじゃああんたのとる、追突事故ばっかの道について説明するわ。あなたは人間は知ってる。でも、あんたが巻き込まれた*ここ*にいる人間たちのことについてはなにもしらない

腐敗度(Rot)
「みんながみんなブランドンリーみたいな姿でうまれてくるわけじゃないの、実際あたしら、何か月か数年はカンオケの中でくさってるわけだからねー。んで、リビングデッドにも三種類あるのよ。三段階の腐り具合によってね。見栄えは除いても、腐りかたによって、十分見分けがつくぐらいお互いに違いがでてくんのよ。
「さて、あなたが死んでから五分でうまれたってことは、あなたは燃え死んだわけじゃないってことね。もし燃えてるゾンビが自分のことをペ・レっていってるんなら、まだその肌は煙を出しているはずよ。ってここ笑うところなんだけど?
「腐敗度は、ゾンビがうまれたときにどの程度腐ってるかという度合いをあらわす言葉ね。死んだ時どのていど、ひどかったとか暴力的に殺されたか、でも変わってくるわ。この度合いはゾンビ社会のカーストにはかかわってこないの、どんなぐちゃぐちゃなヤツでも、ゾンビの社会ではどんな層にいてもおかしくないわ」

ペ・レ(Pele')
「わかってるとおもうけど、ゾンビはときどきね、死んでから数分くらいで誕生することがあるの。皮膚は完全だし、髪の毛やそのほかプリチーなものも、そのまんま、ちょっと具合が悪いくらいにみえる程度ね。死んでるようには、まぁ見えないわね。正確にはリビングデッドとも呼べない。とにかく、あんたはペ・レよ。今はひどいもんだけど、ごしごし磨いて、傷をかくして仕上げれば、多分見違えるはずね。そんで、ペレは産まれたばっかのときは、あんたみたいに口がきけないのよ。鞄の中のカナヅチみたいにね。アハ」
「ペ・レには目に見えてこれがゾンビだっていう徴はないわ。まぁ高い確率で、大きなハンディキャップをおったまま産まれてくるんだけどね。ペ・レは、以前できていたことができないのよ。たとえばしゃべるとか、書くとか、計算をするとか。ペ・レが誕生した時点では、衝動以上のどんな認識もすることはできないの。ペ・レには退屈な学習時間が必要ね。自分が今住んでいる場所がどこかっていうことを理解してもらうために。あと、一般的にペ・レは他のゾンビよりも自分が以前なにものかだったということに関しては、他の記憶の遠ざかったゾンビたちより、思い出すことが簡単にできるはずよ。

カー(Carne)
「次は、ゾンビの中でもま、見て分かる程度の肉が残っていて、んで同じくらい腐食が進んでいる連中のことを説明するわ。つまりジョニーと私のことね。わたしたちは、カー。十分に着込んでいれば、なんとか生活はできるわ。あたしが、どうしてこんな長そでをいつも着込んでいるかわかる? 露出した腕の骨を隠すためよ。
「カーがゾンビでは一番一般的なタイプね。わたしたちは、生前のことをすこしは覚えてるわ。だけどね、社会にはそれを知られないようにする。もし、産まれた時周囲に仲間のゾンビがいなくてもね。たしかにペ・レより私たちの腐敗は進んでいるけど、たいていの場合はケガや事故にあったとか、なにか他の種類のアクシデントに遭遇したと言えば、なんとかなるわ。産まれたばかりでも、尋ねれば、自分が何者か、自分がどこにいるか、どうしてここにいるか、答えることができるわ。もし、焼けるような痛みや、自分に関する理解、そして人肉にたいする飢え。これらを自分のなかで消化できない場合、カーはすぐに、熱病にうかされて、ジャッカルになるわ。リッチがイカレて、夜にひそみ好んで人を食う化け物ね。

クノッヘン(Knochen)
「最後に、産まれたときにはもう自分の生きていた時が遠くなってしまったゾンビたちがいるわ。ふつう、カサカサにひからびて、いくらかは殆ど骨になってる。だけど、産まれたときに説明不可能な知識をもっている。産まれたときにはそんなに賢いというわけじゃないけど、自分自身になにがおきたについては完全に理解して、非常に大量のことを知っているわ。そんで、ものすごく気味が悪い。その智慧をしても、外のことを知るには、彼等はわたしたちを耳や目のかわりにして使う必要があるわね。そこを走っていく彼、スパーキー。彼はクノッヘンよ。彼はほとんどの時をここですごしてるわ、わたしたちが彼に情報を持ち帰って、彼はわたしたちをここにかくまう。いい取り引きでしょう?」
「クノッヘンは一般的にリビングデッドの中でも信望を集めてるわ。クノッヘンはたいがい新しく産まれてくるゾンビたちのことは知ってるし、死や不死の存在についても偉大な洞察力をもっているようね。
「彼等は社会から姿を隠すのが困難だわ。かなり体が崩れてるからね。クノッヘンはほんのすこしだけ自分がなにものだったかを覚えているわ。でも、それ以上に産まれたらすぐ、彼等は自分を取り囲んでいる状況や周囲の関係についてたくさんのことを学習するのね。

人種(Races)
「さて、腐敗については終わり、でも次にふたつの人種について話さないとね。わかってるようにゾンビのいくらかは生肉を食べるわ。で、死んだ肉を食べるのもいるわけ。実際は彼等は*熟した肉*という呼び方をするけどね。まぁ厄介としかいいようがないわ。

グランデ(Grandes)
「さくさくしたサルサと、付け合わせの腸で、わたしは彼の肝臓を食した」 - Johnny Muertos

「オッケイ、あの路地でのスプラッターな場面を思い出してみれば。あなたはグランデと呼ぶにふさわしいわね。どうして、わたしたちが自分のことを「グランデ(大きい)」なんて言うかわかる? 知りゃあしないけど、「生を喰らうもの」より大分うぬぼれた、感じがしないじゃない。あぁぁぁ、食人なんて、なんて気味の悪い。ちょっと時間をちょうだい。
「グランデはブードゥ教かなにかの言葉ね。さて、どうしてわたしたちが生肉を必要とするか。知らないし、知ったことじゃないけど。わたしたちが生命をつなぐため、そしてその他多少の理由でそれは必要なの。もし、価値の無い肉の詰まった袋を食べられる状況にいたら、私はそうするわ。反対のことをするよりよほどましだから。 冷たい言い種にきこえるかもしれないけれど、結局それしかないのよ。食いつなぐためにはね…少年。それがわたしたちのやりかた」

グランデと呼ばれるゾンビは生き残るために生肉をたべなくてはいけない。そうすることで熱病に対する耐性がつく。だけれどそうすることで同時に殺人鬼にもならざるをえない。ゲーム内で、プレイヤーがキャラクターとして標準的なキャラクターとして用いるのはグランデである。

ジャッカル(Jackals)
「牡蠣だけはごめんこうむる、食べ物は病気なしでただ*死んでる*ほうがいい、傷だらけで死んでるのもごめんだ」-- Woody Allen(映画監督・俳優)

「次にジャッカルについての説明ね。彼等は自分たちのことをグランデたちよりはましと考えてるわ。なぜなら彼等は殺人鬼ではないから。彼等は、生者を狩る呪いにはかけられてないの。でも、まぁ私は死肉は食わないわね。あなたは好き? でもまぁ、ジャッカルの中にもいくらかいい奴はいるわ。ときどき狩りに行く時、いっしょにでかけたりもするしね。私たちが食らい付いて、残ったのをジャッカルたちが食うの。けれど、ジャッカルがグランデを食べる話は聴くのもいやあね。ときどき、彼等はあなたのことを、品定めするような目でみつめることでしょうよ。うぐ。気持ちの悪いこと。
「ジャッカルがグランデと違うのは、彼等はビセラを生きた肉より死んだ肉からよりよく吸収できることね。こういったビセラは真っ黒で、びちゃびちゃしてて、それでとても毒性がつよいの。これは、彼等の熱病に対する耐性を弱めるわ。そして、ジャッカルはこの力で自分達を、一時的にどくどく脈うつ内臓と、くさってぐちゃぐちゃした、おそろしい畸形の怪物に変身させることができるの。もっとひどい話だけど。ジャッカルは、食べ物なしに一人でいると、しばらくもしないうちに自分自身を死ぬまでむさぼり食いはじめるらしいわ。もちろん、これは噂にすぎないけどね。普通一般に、ジャッカルたちは、厳しい規律を自分たちにしいてるし、丁重なマナーも身に付けてるのよ。自分達がステレオタイプにはまらないためともとれるけど。

敵対者たち(Antagonists)
病院の庭でわれわれはゾンビを見た…。ドクターは彼女の顔の覆いをすこしの間とりはらおうとした。だが彼女は即座に自分の腕をのばし、なにか自分をおびやかすものを追い払おうとした…最後にドクターは無理矢理彼女の覆いをはがし、わたしは彼女の顔写真を撮影することができた。彼女の視線は恐怖に満ちていた。空っぽの顔と死んだ目で。- Zora Neale Hurston(黒人女性作家 1891-1960)

「あなたが、リビングデッドの有名どころについて理解したのはわかった。でもまだ話は半分ね。外を出れば危険はいっぱい。どうして私たちがこういうセーフハウスを持つかすぐにわかるはずよ」

フェイ・オ(Fe´os)

「たった一匹のフェイ・オは悲しいわ。同情すべき存在ね。でもフェイ・オが束になると虐殺行為の始まり。あなたは、たぶんゾンビ映画の内容を思い出せないだろうけど、産まれる前のゾンビは本質的に、むさぼり、かきまわし、餓えた、食べるためのマシーンなの。彼等は「歩く死体(Walking Dead)」。「生きた死体(Living Dead)」ではないの。彼等の目には何の情動も見いだすことはできない。魂にはどんな光もない。囁きも。言葉もしゃべれない。常識も、悔恨の念もね。
「フェイ・オたちはよろよろ歩く。ほとんど生者たちがゲームや映画のなかで親しんでいるのとそっくりに熱病にうかされているわ。すべてのゾンビはその生をフェイ・オとしてはじめるわ。予言者たちに簡単な仕事を与えれてね。たとえば門番だとか、荷物の運搬だとか、肉の壁だとか。まれにフーンファという現象により墓場や死体安置所から大量発生して近隣の町に思いもよらない大量破壊をもたらすこともある。こういう風にうまれたフェイ・オたちはだいたい自衛の団体やら警察やらに殺されるの。しばらくすると、殺した生者たちは、ヘイズ(霧)によってそういうことがあったことを忘れてしまう。フェイ・オがリビングデッドの仲間として数えられることは稀ね。「生きた死体」は他人のために強制労働させられるとか、熱にうかされたまま、その人生を終えるとかは喜ばないわ。だから、フェイ・オたちは「生きた死体」というより「歩く死体」と呼ばれることの方が多いの。

リッチ(Lichs)
「…霧がかかってきた」-Emily Dickinson(米女性詩人 1830-1886)の最後の言葉

「自分自身に注意すること。一時でも弱みをみせないこと。リッチがみてるわ。おそらく、まだ彼等と交渉したことはないでしよう。でも、すぐにわかるはず。あなたが気を許せば、すぐにあなたの心の壁にヒビが入る。あなたのリッチはそこにいて、そのかけらをかきあつめている。誰が、彼等を送りつけたのかはわからない。おそらく、それは*螺旋*なのでしょうけれど。でも*螺旋*は人ではないわ。でしょ? それは死すべき運命そのものだし。単なる自然現象よ。*気まぐれがゾンビに似た者を解放するために死ねと命じる*というようなものね。でもそれは事実あるのよ。
「不可解な彼等のことは、いまだその目的がどこにあるのかも知れないけれど、特定の一人のゾンビにとりついて、リッチと彼のあいだにはなんらかの肉体的なつながりがあると信じ込ませようとするわ。リッチはゾンビが望む時であればいつでも現れるわ、でもリッチの方は相手が孤独で肉体的、精神的に弱っているときに出現するのを好むようね。リッチの肉体的な特徴は常に異なる。どうしてかというと、リッチはゾンビの一番近くにある死体や死んだものをのっとって、あらわれるから。轢殺された虫から、材木で作られた巨大なログハウスまで多様よ。ゾンビが弱れば弱くなるほど、リッチの力は強くなっていくわ。その因果関係はまだ判明していないわ。リッチはゾンビのぜい弱さによって変化する超視然的な安定しない力をもっているわ。リッチは普通ゾンビが孤独になるのをまって、相手の体をのっとろうとするでしょうね。もしそれが成功すれば、リッチは相手の記憶を歪め、おぞましい幻覚によって彼と交信するの。リッチの最終的な目的は*螺旋に戻る*ことを、強制してゾンビが喜んでそうするようにしむけることにあるの。ゾンビがなぜそれを望むようにしむける必要があるのかはわかっていないわ。リッチを*殺した*としてもそれは彼の肉の器を破壊したことにしからならない。リッチはそれが存在しつづけるかぎり、時がいたれば戻ってくることでしようね。
「リッチに完全に支配されたゾンビがいるという噂があるわ。*ベルロレン(Verloren)*と呼ばれるそれはリビングデッドの中のブギーマンよ。*ベルロレン*のことはゾンビの間でも伏せられていることが多いの、そういうものがあるとリビングデッドの中に疑惑や寸断を呼びおこして、リッチの仕事を簡単にするだけですものね。
「リッチの最初の接触がもとでセルに所属することを決めるゾンビは多いわね。だけど、いくらかの勇気のある、というか馬鹿なゾンビは忠誠の旗のもとの誓約をいやがって参加しない場合もあるわ」

予言者たち(Augurs)
「彼をつかまえくれ、彼をいかせるな、神に誓って、彼をつかまえておいてくれ」-信仰深い男が再生し、墓穴からひきずりだされるときに言った言葉

「このくそったれなな状況を俯瞰してみて、幸福だったのはあなたはどうやら、予言者に呼び起こされたわけじゃなかったってことね。やつらはバッドニュースそのもの。奴隷の労働者として、死体を呼び覚ますの。死体は文句をいわないし、ストライキも、徒党もくまないからね。完全な労働者よ。すくなくともこれが奴らの行動原理ね。わたしは一瞬たりともやつらを買ったことはないわ。推測するにやつらは特攻用に死体をよびおこしてるんじゃないかしら。労働者として使うのはおまけみたいなものでね。近くにいる誰かが予言者じゃないかなんて想像するのは実に嫌な気分ね。シャーマンはときどき街のブロックごとフェイ・オを覚醒させることがあるけど、同じくらいの数が単に自分の力にするという理由だけで気まぐれに呼び起こされているわ。
「予言者は誰でもなり得るし、*何か*でもあり得るわ。実際彼等のほとんどは人間ね。フェイ・オを呼び起こす魔導師だったり、不死の謎をひもとくために秘密研究所で働いていてる科学者だったり、ゾンビ化の古い儀式を行っているブードゥの祈祷師だったりする場合もあるわね。とにかく、多様な目的や手段でゾンビは再生されたわけよ。
「多くのゾンビたちは彼をフェイ・オとして呼びおこした予言者の傘の下にいるわ。こういったゾンビの感情は、予言者の周囲にあるものからの学習による。それがどういうものかは、個々のゾンビによって違ってくるわけだけれども。でも大抵は、奴隷としてあつかわれてそんな暇はないんだけどね」

雑多なこと(Weird Crap)
「ギャングの一員らしくなってきたわよ。どうやらスパーキーと会ってもびっくりするようなことはないでしようね。彼はどうみても生き物じゃないんだから。さて、次はその他雑多な事柄の説明。ゾンビの周辺でおこることがらについて、わたしたちのほとんどは何もかもを知っているわけじゃない。クノッヘンは知ってるかもしれないけど。彼らが話してくれることはないわ」

フーンファ(Hounfars)
雲はあつく、冷たい月を覆っていた。おそろしい出来事がその下でおこるからだ。

「さて、アンタは予言者によって呼び起こされたのではないんだけど。ならどうして、あなたはもどってきたのか? これをわたしたちはフーンファと呼んでるわ。変な言葉ね。でもとにかく、フーンファは、死者が戻ってくる時よ。

That isn't the freaky part though. What's fucked up is that the dead who come back are completely random.A rock star murdered by a former friend is just as likely to come back as a kid who died in a car crash.
At least that's what I figure. Sometimes Hounfars
happen in a big place, sometimes it's just one or two
people. Like I said... random. For now, it looks like
you were the only person brought back during the
Hounfar. Weird."

There are short periods of time where for
whatever reason, the dead rise in the form of Fe´os or
anyone who should die at that moment are instead
reanimated as Fe´os. There have been fewer Hounfars
as of late but this maybe simply because news of these
events hasn't reached public ears. Some of the more
paranoid speculation presents a theory of a possible
government cover-up is in place to keep the public
unknowing of Zombies, and to keep Zombies separate
from each other.
The Universe once seemed to spawn Zombies at
the drop of a hat, and if no one dropped a hat, the
universe would. Most, however, seem to coincide with
major historical events of seemingly little connection.
A comet passing by Earth, toxic waste spills, famines,
and even a volcanic eruption have been linked to
individual Hounfars, which is the cause and which is
the effect is open for discussion.
At times there are Great Hounfars where a
massive number of Fe´os rise from their graves. The
first known Great Hounfar is believed to have
happened some time around the Black Plague. Great
Hounfars are said to be quite a sight to behold.
Hundreds, if not thousands, of flesh-and-bone
automatons, groaning and chewing their way through
village after village. They continue feasting, ignoring
any injury inflicted upon them until they were killed
by local authorities.
The only surviving Fe´os of any Hounfar are the
ones who become Born. About one in four Fe´os ever
becomes Born. Keep in mind that all Zombies spend
time as Fe´os at first. Actually, the only Zombie to
have ever been rise "with eyes open" is rumored to be
Zemi him/herself.
There are certain common occurrences around
Hounfars. One of the most common of these is
inexplicable fluctuation of emotion among the Living.
Extraordinary outbursts of fear, righteous anger,
panic, courage and even love are all often seen near
Hounfars. A more common event is amnesia or
catatonia. Still, there are some among the Living who
will manage to keep their composure no matter what happens.



ご意見、お問い合わせはparanodjpn@hotmail.comまで
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翻訳およびサイトでの公開を、こころよく許可してくれたMike Lemmer氏に心から感謝いたします。
Thanks for Mr Lemmer.He gave me a permission of translate them,and put them on public.

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