
ポンプ車・水槽付きポンプ車・化学車
消防ポンプ自動車



富山県氷見市消防本部氷見市消防署配備 シャーシ:三菱T654Z エンジン:6D10(ディーゼル5,974cc 145PS/3,000rpm) ポンプ:A-2級(ME-5) 製作:1975年11月 日本機械工業
この車両はT654ベースのCD-U型ポンプ車です。後部は消防団仕様のように収納ボックスを設けず、荷台になっており、背負子式ホース延長器2基を積載している他、可搬ポンプ等を積載できるようになっています。現在の消防車は後部座席は広く高く作られていますが、この車両の後部座席のドアは前ドアのパーツをそのまま使用しているため、ホイールハウスの切り込みがあり間口が狭く、完全装備の状態での乗降はかなり大変だと思います。


福島県喜多方地方広域市町村圏組合消防本部喜多方消防署配備 シャーシ:いすゞTLD46改 エンジン:4BC2F ポンプ:A-2級(R3) 製作:1983年9月 日本機械工業
以前は全国どこでも見かけたタイプですが、CD-Tは価格も他の車両と比べて安く、使用頻度も高いので、更新が早い傾向にあります。現在はなかなか見られないのではないでしょか。
水槽付消防ポンプ自動車

青森県八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部八戸消防署桔梗野分遣所配備 シャーシ:三菱T654B改 エンジン:6D10(ディーゼル5,974cc 145PS/3,000rpm) ポンプ:A-2級(R3F) 水槽:2,000L 製作:1975年 日本機械工業
この車両は三菱の4t車にまだファイターという愛称が付く前のシャーシを使用しています。豪雪地帯の為か輅車は積載しておらず、後部は観音扉になっています。吸管は右側に籠付きのが付いているだけで、左側には付いていません。これは、八戸消防は1940年代からポンプ車とタンク車のペア出場をしており(日本ではじめて)、タンク車は必ず直近部署するので、吸管は必要ないと言う事からのようです。このキャブを使用した6t車(FM104J)の屈折梯子車等はたまに見かけますが、タンク車は日本にこれだけかもしれません。現在は予備車になっています。

青森県八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部八戸消防署尻内分遣所配備 シャーシ:いすゞSBR380改 エンジン:6BB1F(ディーゼル水冷直列6気筒5,393cc 145PS/3,200rpm) ポンプ:A-2級(R3F) 水槽:2,000L 製作:1974年 日本機械工業
2代目フォワードのタンク車です。一度見たら忘れないブルドックのようなデザインのキャブをしています。1970年代にはポンプ車、救助工作車等かなりの台数がありましたが、ボンネットタイプは、低重心でエンジンが前輪上にありキャブオーバー型に比べ雪道に有利などとの理由でわずかに残っていますが、このタイプは今ではほとんど見かけません。この車両が最後の一台かもしれません。八戸消防はどの車両を見ても車両の手入れがすばらしく、古い車両でもピカピカで、放口のボールコックや銘板は顔が映るほどでした。現在は予備車になっています。この車両は廃車になり、八戸市内の公園に保存されています。
消防ポンプ自動車(CD-U相当)

山形県天童市消防団配備 シャーシ:トヨタ FC22D改 エンジン:2F(ガソリンV6直列6気筒4,230cc 140PS/3,600rpm) ポンプ:A-2級(森田ME-5)製作:1978年 長谷川ポンプ製作所
この車両の艤装自体は珍しくないのですが、シャーシがマッシーダイナというトヨタの4tシャーシを使用しています。(私は今までこのシャーシを見た事がありませんでした)1970年台にごくわずかしか作られず、消防車には殆ど使われなかったシャーシです。
普通化学消防ポンプ自動車U型

埼玉県深谷地区消防組合深谷消防署岡部分署配備 シャーシ:日野KL300改 エンジン:FC100(ディーゼル6気筒5,010cc) ポンプ:A-2級(ME-5D) 水槽:1,000L 薬液槽:300L 粉末消火剤:160kg 製作:1974年2月 森田ポンプ
この車両はドアをすべて取り除いた飛び乗り型のキャブを使った化学車です。当時は早く乗れるようにと、このようなタイプにしていましたが、走行時の危険性や室内の保温性に問題があり、今では作られていません。この車両の後部には宮田製の粉末消火設備が装備されています。残念ながら99年度中に更新されるそうです。
重化学消防ポンプ自動車

神奈川県相模原市消防本部相模原消防署配備 シャーシ:日野KC320改 ポンプ:A-1級(ME-7) 水槽:1,500L 薬液槽:1,600L 製作:1971年11月 森田ポンプ
この車両は日本損害保険協会から寄贈された化学車です。シングルキャブで後部に飛び乗り型の座席を設け、6人乗りとしていました。(4人以上載る事はほとんど無かったのでこれで充分?)加納式輅車、死ぬほど重い白吸管、3000型泡放射砲等を装備しています。当時、このタイプの化学車はポピュラーで、全国各地で見る事ができました。この車両は1987年に廃車になりました。この車両が現役だった頃は、管理人はまだ小学生で、ほとんど写真や資料が残っていない事が今でも悔やまれます。
Rescue119 Home page ©Takeshi Hosoda