
その他の車両
クレーン車

神奈川県相模原市消防本部相模原消防署 緑ヶ丘分署配備 シャーシ:いすゞTXD50E改 ブーム:18m 最大吊上荷重:4.9t 製作:1971年 多田野鉄工所
この車両は、相模原に梯子車が配備されていない時代に高所救助用として配備された車両です。ブームの先端にバスケットを付け、梯子車の代わりをしていました。ブームに沿ってホースが引いており、またB-2級可搬ポンプと吸管も積載している為、放水も可能です。1976年に相模原、南消防署に梯子車の配備が完了してからは、水防活動用として配備されていましたが、殆ど出場する事は無く、(私の知っているのは10年間で1度だけ)1994年に廃車になりました。

神奈川県横浜市消防局特別消防隊配備 シャーシ:日デKK20G ブーム:最大19.7m(NK-110H) 最大吊上荷重:11t 製作:1978年 加藤製作所
災害時における障害物の除去や水難救助活動時の車両の引揚などを目的に配備された車両です。近年では震災対策として配備する本部もありますが、当時としてはかなり珍しい車両で、度々子供向けの消防車の本に登場していました。配備当初は中消防署浅間町出張所に配備されていましたが、後に防災センター特別消防隊配備となり、市内の救助事案に多数出場していました。(使っていたかどうかは定かではないですが...。)1994年により多目的に使用できる牽引工作車が配備され、廃車となりました。
屈折放水塔車

神奈川県相模原市消防本部相模原消防署緑ヶ丘分署配備 シャーシ:三菱FP117J改 ポンプ:A-1(ME-7) ブーム:16m製作:1978年 森田ポンプ
別名スクアート車とも言います。8t車に16mまで伸びるアームが付いています。下からのリモコン操作で水や化学消化剤を放水できます。この車両はブレークスクアートといって、先端に破壊装置(先端のオレンジの機械)が付いており、窓や壁を破壊する事もできます。昭和50年代に横浜市消防局に配備されたのを皮切りに、全国に配備されましたが、近年では石油コンビナート用の大型高所放水車を除き、ほとんど配備されなくなりました。この車両は残念ながら平成10年12月に廃車になりました。
排煙車




静岡県浜松市消防本部中消防署鴨江派出所配備 シャーシ:イスズTXD70E改 エンジン:DA640水冷4サイクル6気筒ディーゼル6,373cc(97KW/2,600rpm) 水槽:1,000L ポンプ:富士ロビンS35N型 ターボファン:日立製作所PAT-RH#7(ファン直径1,095mm) 製作:1968年11月 日本機械工業
この車両は日本損害保険協会から寄贈された火災保険号です。2001年4月現在、1線車で日本最古の車両では無いでしょうか?おそらく皆さんもこのような顔をした車は最近見た事が無いのではないでしょうか?このシャーシは、いすゞが1962年に大型トラックとしては初めて発売したキャブオーバートラックで、1965年にマイナーチェンジされ、1968年のフルモデルチェンジまで発売された、前照灯を4灯式にしたタイプです。形式からもわかるとおり、ボンネットトラックTXシリーズと主なスペックは同じで、この車両は6トン車です。キャブ内部ははトラックと言うより重機の運転台のような感じで、鉄板が剥き出し、運転席と助手席の間にはエンジンケースカバーが大きく盛り上がっています。当然、パワステもありません。現在の車両のように、ファンを逆転出来ないため、排煙時は車両後部の排煙管から煙を吸い、車両右側面にある吐出口から出し、高発泡時には吐出口に排煙管を接続し、途中に高発泡器を接続し、車載のポンプ、ラインプロポーショナーから薬液混合水を送り発泡します。現在の車両と比べ、ターボファンの性能が低いため、大型の物が使われ、排煙管も550mmと小径の物(現在は900mmが一般的)が使われています。PTOも直結型なので、PTO接続後、ギアを1速、2速と入れていかなければなりません。この車は日本機械工業で製作されていますが、なぜか富士ロビン製の水ポンプ(可搬ポンプではなくPTO駆動です)を積んでいます。
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