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クレーン車・震災工作車

災害時に障害物を排除したり、低地や水中に転落した車両などを引き揚げるのに使用する車両です。レッカー(牽引)装置を備えている車両もあり、事故車や故障車を移動するのにも使用されています。

工作車

通常はこの状態で走行します。

車両牽引時の貴重な1枚

東京消防庁東村山消防署配備 シャーシ:日野P-FS604B改 クレーン:全伸長4段21.3m 最大吊上荷重7t レッキング装置:最大許容荷重3.2t ウインチ:最大牽引能力3t 製作:タダノ

10t級シングルキャブシャーシをベースにクレーン、レッキング装置、フロントウインチ等を装備した車両で、東京消防庁管内に2台配備されています。クレーンの油圧発生装置でスクラップブラックル(つかみ容量0.2立米)、油圧コンクリートブレーカー、油圧水中ポンプ(揚程45m、排水能力1700L/min)を作動する事も可能です。また、キャブ後部に自動昇降式発行表示器が付いており消防活動中という文字をLEDで点灯点滅させる事も可能です。この車両は主に救助活動、水防活動の際に現場または警防本部からの特命により出場します。


牽引工作車

神奈川県横浜市消防局防災センター配備 シャーシ:日野 クレーン:全伸長2段7.1m 最大吊上荷重36t レッキング装置:最大許容荷重36t 製作:1994年 ウエスタンコーポレーション

11t級シャーシにミラーインダストリー製クレーンとキンマン製のエアーコンプレッサー、エアークッションを装備した車両です。装備はすべてアメリカ製です。主に交通救助事案に出場し、追突した車両や、トンネル内での事故車両などの引き出し、転落した車両の引き上げ、牽引に使われています。


震災工作車

神奈川県横浜市消防局西消防署浅間町(せんげんちょう)出張所配備 艤装:日立建機

車両の通行に支障のある瓦礫や土砂を排除する車両です。 道路の除雪にも使用されます。災害時には自走してサイレンを鳴らしながら現場へ向かいます。(とっても遅い)

 

大阪市消防局西消防署配備 シャーシ:メルセデスベンツ 2450L/38

ベンツのウニモグをベースに、フロントバスケット、クレーン、コンクリートブレーカー付きのバックホー、電動ウインチなどを装備していて、十徳ナイフのような車両です。大阪市消防局ではRWと呼んでいます。

千葉県松戸市消防本部中央消防署配備 シャーシ:三菱重工MCV 製作:1998年 三菱重工業

この車両は震災時に瓦礫の上でも走行できるようにゴムクローラーになっており、フロントドーザー、パワーショベル、小型ユニック、メタルハライドリモコン照明装置を積載しています。市内の個人から寄贈された車両です。



 

神奈川県川崎市消防局中原消防署宮内出張所所属 シャーシ:U-FP415L改 クレーン:HIAB 125-3 レッカー装置:ミラーインダストリー CH-16T 製作:1995年 ヤナセ

8t級シャーシをベースに多目的クレーンとレッカー装置を備えた車両で、事故車両の引き上げ、牽引、障害物の除去を行う車両です。クレーンはブーム長が10.4m、吊上げ能力は2.4t(ブーム長4.5m時)です。ブームの先端に油圧式器具を接続することができ、土砂を除去するためのクラムシェルバケット、岩や大型の障害物を除去するためのスクラップグラップル、岩や壁等を破砕するコンクリートブレーカーが接続可能です。レッカー装置はブームの引き上げ能力が最大で11.3t、ウインチは最大6.8t×53mが2基、アンダーリフトの能力は最大で10.8tです。

Rescue119 Home page ©Takeshi Hosoda


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