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高規格救急車

1991年に救急救命士法が施行され、高度な救命処置が行えるようになりました。これに伴い、広いスペースと多くの資機材を積載できるスペースを持っています。

FORD救急車

東京消防庁丸ノ内消防署配備 シャーシ:フォード F-250 エンジン:ガソリン 水冷V6 4940cc 167ps 36.5kgf-m 製作:ジェーカブ・インダストリー・プティ(オーストラリア)

この車両はフォード製のボンネットトラックにFRP製のボディを架装したものです。噂によると、湾岸戦争時、中東向けに政府援助として寄付する車両だったのが相手国の仕様に合わず(ガソリン車はNGだった)、引き取り手がいなくなった物を、自治省が大都市消防本部向けに寄付した(押し売りした?)物のようです。車両が大きいので後部は広くて使い心地はいいようですが、サイドドアが無い、運転席が狭い、ウォークスルーは付いているが、開口部が狭く、頭をぶつける、高排気量+3速ATの為、燃費が悪いなど、不満点は多々あるようです。東消ではこの車両はすでに廃車になってしまいました。

東京消防庁麹町消防署永田町出張所配備 シャーシ:フォードE350R エンジン:ディーゼル水冷8気筒 7252cc 190PS 54.6kgf-m 製作:ウィールドコーチ・インダストリー(アメリカ)

この車両はフォード製右ハンドルシャーシにウィールドコーチ社が救急車に艤装したもので、近鉄モータースが輸入しています。アメリカ本国ではもっともポピュラーな救急車ですが、日本で使用するには少々車体が大きいように思えます。しかし、現場の隊員には患者室が広く使いやすい、エンジンのパワーがあるなど、意外にも好評のようです。上記のタイプと比べてサイドドアの追加、エンジンの出力アップなど改善がされています。患者室の上四隅にはウィレン製のキセノン灯が装備されています。東京消防庁の他に、京都市消防局、名古屋市消防局、大垣市消防本部などにも配備されています。


日産自動車パラメディック

和歌山県古座川消防組合古座川消防署配備 シャーシ:日産GE-FLWGE50 製作:2000年 オーテックジャパン

エルグランドベースの高規格救急車です。エンジンをVG33からVQ35DEに変更し、前輪にオーバーフェンダーを装着したマイナーチェンジ後の車両です。赤帯の替わりに署の前に広がる太平洋をイメージし青帯を巻いています。管内には携帯電話不感地帯もある為、衛星電話も装備しています。



日産自動車パラメディック2

神奈川県寒川町消防本部消防署配備 シャーシ:日産E-FEGE24 エンジン:ガソリン水冷V6 2960cc 155ps 25.0kgf-m 製作:東神自動車工業所

一見、普通の日産パラメディック2ですが、ホイールをアルミホイールにし、前部回転灯を特注にした車両で日本に1台しかありません。前部の回転灯部は赤色の一体型グローブに透明グローブのパトライト製AJP型散光式警示灯を内蔵しています。


帝国繊維オプティマ

富山県高岡市消防本部高岡消防署配備 シャーシ:三菱KC-FE638E改 製作:帝国繊維

この車両は三菱キャンターワイドキャブ2t車ベースの高規格救急車です。発売は帝国繊維ですが、実際は東京特殊車体で製作しているようです。前期形と後期型の2種類が存在し、赤色等のデザイン、後部ドア、内装などが若干異なりますが、この車両は後期型のタイプです。

Rescue119 Home page ©Takeshi Hosoda


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