CMC COMMANDER (late 60's)




CMC
も初期はこのようなマガジンキャッチだった。市場に出たのはこちらが先だが、スプリングは後のMGCと同じ方式である。
コマンダーのもとになったガバメントが発売されたのは、1966年の春頃。最初は発火しないモデルだったが、マイナーチェンジで発火仕様になった時、一緒に登場したのがこのコマンダーだったと記憶している。
CMCは1965年の末まで江原商店という名前で、アメ横の小さな総合モデルガンショップだった。中田商店あたりが中心になって始まった第一次ガンブームの頃は、仲良くMGC製品さえ取り扱っていたと思うが、CMCとして自社製ガバメントを発売する少し前、業界は MGC 対 NKG (日本高級玩具小売組合)という構図になってしまった。
MGCが VPモデル・チーフスペシャル・センティニアル・ブローニング380 と快進撃を続けるなか、中田商店のルガー P-08 同様発売予告から半年近くたってようやく登場したのがCMCガバメントである。当時MGCはまさに破竹の勢いだったので、江原商店などという所が本当に対抗勢力になり得るものかどうか心配したほどだ。しかし、いざそのガバメントを見てみると、やはり小型のブローニングや線の細いP-08と比べて、そのサイズに圧倒的な迫力があった。
MGCがボンドショップという直営店を御徒町に出したのは1965年の8月。後にもう少し秋葉原よりにもサービスセンターとして第2店舗を作ったが、最初の店は中田商店のはす向かいである。この頃は僅か200メートル以内に江原商店・中田商店・ホビース商会・ポンドショップ・マルホコルト・丸郷商店などが並んでいた。しかし、それでもあまりにお客が多すぎてなかなか店員に近づけなかったものである。