
1962年ガンファン誌に載った広告。今みてもまだ衝撃的である。ブローバックと書いてあるが、もちろんするワケがない。この頃はスライドが動くモデル自体事実上存在しなかったので、手動式ではあっても実銃同様の作動をすればブローバックと呼んだ。普通のマニアは、まだブローバックなどという用語そのものを聞いたことがなかった時代である。
発火方式は実銃やブランクガンと同じ。プライマーの部分にコブラキャップという物が付いて、それを撃針が叩く。オープン・デトネーターとも密閉式カートリッジとも違い、かなり激しい音と火が出た。残念ながらすぐ発売禁止となってしまったため、改良版は撃針のない状態で売られた。しかし、“発売禁止品”の札を付ければ店頭サンプルとして置くことは認められていた。第一次規制の後、黒色金属モデルが輸出品という但し書きで展示されていたのと同じである。
アメ横のマルホ商会や後にCMCとなる江原商店などには、コマンダーやガバメントなどのバリエーションモデルが長いこと店頭ディスプレーされていた。