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MATTEL & OTHERS ( early 60`s )

ニッケルモデルが米国マテル製。次がそれの日本製改良型。そして一番右は更にそれをコピーしたような物。

MATTEL 45

上の写真は米国製オリジナルモデル。すべてリペットどめで分解不可能。SA.DA.両用だが、シングルはすぐに効かなくなる。これを改良した国産品は黒色のみの表面仕上げ。そして、日本人ウケするシングルアクション専用モデルになった。

昭和37年当時、マテルは2000円程度。同黒色モデルが2500円。日本製改良型が3500円。同デラックス型が5000円程度。しかし、この頃の製品は価格変更が多く、月によって簡単に500円ぐらい変わったりした。DXとSTDの差はハンマー先端のかたちとシリンダー・ストップの有無。実際にはシリンダーストップなど付いていないのだが、DXだけ一応シリンダーにそれらしき穴のようなものを作っていた。

M氏は米国製オリジナルの黒色マテル45デラックスというのも所有していたと思う。そして、以前ミロクについていろいろ情報を提供してくれたK氏は、マテル・スナブノーズというのを持っている。スタンダード仕様なら、当時の価格は1700円。ほぼ同時期だと思うが、その頃の米国では4ドルの玩具だった。$1=\360の時代だから、単純計算すれば1440円。しかし、当時の日本人にとって実質的感覚では5000円以上になる、かなりの高級模型だった。

Blackhawk Original ( MGC ? )

これを作っていたのは、MGC或いはその前身のようだ。銃身の中に鉄パイプを入れ、抜き取れないように加工してある。マテルの場合はプラスチック製のシリンダーだったが、この改良型では亜鉛製になる。シリンダーの形状は貫通というより空洞に近い。ニコルスと共有の発火式カートリッジを使用。

Blackhawk ( original )

これの前作ピースメーカーもそうだが、アクションはシングル・オンリー。ハンマースパーもマテルより少し実物に近くなっている。グリップフレームの中には重量を増す為の金属板が入っている。

Blackhawk ( copy ? )

たぶん江原商店か中田商店あたりが作っていたと思う製品。M氏によると、仕上げも作動も前出のブラックホークほどは良くないそうである。私もその頃マテルのニッケル仕上げを持っていたが、アメ横でこの本格的な改良型に憧れていただけの少年には、MGC協会製でもその後続の物であってもどちらにせよ「雲の上の存在」で、違いなどまったく分からなかった。

Blackhawk ( original )

フレームにある線は金型の合わせ目などではない。この線から左右に分かれる正真正銘のモナカである。この存在感、この迫力。何故か現代の高級モデルガンにない不思議な凄みが感じられる。

分解状態

いかに最近のモデルガンと異なるのかは、この1枚で分かる。これは後続メーカーの品物。銃身内に鉄パイプが入っていないのは、先発のいくつかが発禁になったからだろうか? しかし銃身は完全に塞がっているわけでもなく、重りの中にある穴を通って発火ガスが銃口から出るようになっている。一般の人間がこのように完全分解すると、冶具なしで組みたてるには相当の時間が必要になってしまう。

 

CMC S.A.A. ( early 1960's )

少し左下がりなので、このまま掲載するべきかどうか考えた。しかし、写真の鮮明度を大切にするには、角度修正しないほうが良いようだ。

トリガーの位置が前過ぎるように感じる。老朽化と部品の欠損でこうなっているのだと思う。

 

本来はリベットだった細い棒に穴をあけ、そこにネジまで切る細かい芸が凄かった。

 

 

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