MGC COLT AUTOMATIC DELUXE ( 1962 )

MGCヒューブレー改造シリーズ第1作
実銃とはまったく異なる形状のモナカフレームに、マガジンを組み込んだだけでも驚異的。元のヒューブレーは左右貫通の長いスクリューでグリップ中央下部を固定するうえ、内部には強度を出す為の仕切りさえあった。
アクションは、トリガー引くとスライドが勢い良く後退して空薬莢を排出するだけのもの。つまり、リコイル・スプリングは実物と逆のテンションを持つ。(ハンマー欠損のため、写真用に臨時の物を取り付けた。)

銃身は鉄製。しかし、ご覧のように薬室が存在しない。スライド内にブリーチと呼ばれるパーツもあるが、撃針などは組み込めるようにもなっていない。
このコルト・オートマチック、1962年前半で¥3500。後にコマンダーが登場するとこちらは¥3000に値下げされた。前出のマテル・スナブノーズが¥1700でかなりの高級玩具だったのだから、その頃の3000円以上するガンなど、もうとてもじゃないが普通の人間に手の届く代物ではなかった。




試しに3枚載せてみました。
画質の状態を見て、後日また変更を加えます。キャプションもその時に書きます。
MGC COMMANDER ( ZINC )

これは、GM-1といった物のコマンダー版だったろうか。正確には1962年頃発禁モデルのガバメントやコマンダーが先に存在しているので、1とか2の数字がひとつずれているような気がする。
まだ銃口のあいている第一次規制前のモデル、しかも初期型ということでバレルもショートリコイルするタイプ。ハンマーとグリップセフティーが、後加工で現代風の形に変えられてしまっているのが残念である。
MGC COMMANDER

第二次規制直前に登場した最終型金属ガバメントは、改良を繰り返しているので完成度がこれより高い。しかし、この初期型はなんとなくシャープな雰囲気があって良い。MGC工場で加工に携わっていた人に聞いたら「あれはスライドの滑り止めまで後加工で、作業が大変だった。」と言っていた。
このMGCガバメントは、後撃針に改造されたものも多数あるようだ。製造時期によって仕様が異なるのかも知れないが、一部の製品はファクトリーモデルでオフセンターの撃針が備わっていた。亜鉛の銃身でも銃口はあいていたから勿論ガスが抜けた。しかしチョークド・スチールバレル付きカスタムとなると、その迫力は相当のものだったと思う。