MGC OFFICIAL POLICE

ほぼ同じフレームを使ったパイソンは長短2種類のバレルがあった。しかし、OFFICIAL POLICEの市販品には最初からこのようなショートバレルもあったのだろうか。
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アメリカ製高級輸入玩具
この頃、まだ「モデルガン」という呼称は存在しなかった。
NICHOLS STALLION 45

マテルと同時期に輸入されていたニコルス社の製品で、こちらは「ピースメーカー原寸大」というのが謳い文句だった。プラスチック弾をカートリッジ内のスプリングで撃ち出せるマテルと異なり、このモデルは発火のみを楽しむもので、中空シリンダーいっぱいの長さを持つツーピース・カートリッジがついていた。
当時杉並区阿佐ヶ谷にあった国際ガンクラブのカタログでは、全長33cm 重量420g 金属製 黒色¥2600 ニッケル仕上げ ¥2100 送料150円となっている。

マテルはその後いくつかの日本製改良版に発展して行ったのだが、このニコルス・スタリオンは比較的に早く姿を消した。表面のエングレーブ的なものが日本人受けしなかったのだろうか。それともDA専用モデルという点がいかにも子供の玩具そのもので敬遠されたのだろうか。
NICOLS SMALL FRAME

こちらは比較的に珍しいスモール・フレーム。このタイプのニコルス小型リボルバーには火薬の力でプラスチック弾を撃つモデルもあった。しかし、写真のものはモナカの左右を止めるネジが銃身部を貫通している。

戦後しばらくはアメリカも日本も西部劇が絶大な人気をもっていた。直接の戦禍を内地に受けなかったアメリカは世界一豊かな国になり、シェーンやローンレンジャーに憧れた子供達が、このようなオモチャを大きな家や広い芝生の庭で振りまわしていた。
日本ではまだテレビ受像機さえあまり普及していなかった昭和30年代、アメリカの家庭にはテレビどころか5000ccクラスの乗用車まで普通にあった。日米でそういった所得格差の存在した時代、こんな高級輸入玩具を子供に買い与えることのできた家は、そう多くなかったはずである。