第2回TRLの報告です。

去る9月1日、新宿雑居ビル火災の騒ぎもおさまらぬなか、非難経路を確認しながらの第二回TRL。

出席者は、石井辰彦、野原亜莉子、大井学、松井茂、新井高子、佐藤りえ、植松大雄、伊津野重美、杉山モナミ、玲はる名、田中槐(順不同、敬称略)。二次会からの参加は村田馨、秋月祐一。

今回は音楽鑑賞、朗読鑑賞でした。聴いた曲や朗読を以下に記しておきます。当日の簡単なメモから起こしているので、表記などばらばらですが。

●シェーンベルク「ナポレオン・ボナパルトへのオード」

●ルキアノ・ベリオ「Sequenza III」

●ジョン・ケージ「ARIA」

●足立智美とロイヤル合唱団「かんのみほ」

●「In Their Own Voices」という朗読CDより

 ホイットマン「アメリカ」

 イエイツ

 エズラパウンド

 ジャック・ケルアック「アメリカン・ハイクス」

 ギンズバーグ「アメリカ」

 シルビア・プラス「ダディ」

 ジミー・サンディエゴ・バカ「This is number 26」

 リタ・ダブ「Parsley」

 リー・ヤング・リー「My Father, In Heaven, Is Reading Out Land」

 エリカ・ジョング「Odo to my shoes」

●ビデオ 吉増剛造、辻仁成の朗読(武蔵大学学園祭)

●藤井貞和「スイジャク」

●高橋悠治「慈善病院の白い病室で」

●アポリネール

●ジャン・コクトー

こんなもんだったと思います。抜け落ちや不完全なの、あると思いますが。

好評だったのは、ジョン・ケージの「ARIA」です。これは石井さんがスコアを持って来て下さったのでみんなでスコアを見ながら鑑賞しました。波線にカラフルな色がついているもので、それだけで現代美術になりそうな素敵なスコア! しかもその色にはすべて「オリエンタル」とか「マリーネ・デートリッヒ風」「フォーク調」というように意味があって、なんだかとても楽しかったの(うまく表現できなーい)。歌う人によって解釈が変わるわけで、日本人の歌ったものもあるということで(松井さんが526で書いてくれていますね)、次回は他の人のも聴いてみましょうということになったのでした。

あと、来年のマラソン・リーディングでは村井康司さんにジャズ俳句をやってもらおうとか(ジャック・ケルアックがサックスと俳句だったから)、勝手にそんな話で盛り上がったりしていました。

音楽鑑賞だけで時間がもつかなあと心配だったけれど、石井さん松井さんのおかげで非常に有意義な鑑賞会になりました。いろいろな朗読を聴いてみるというのは、自身の朗読を考える上でも必要なことのようですね。