
2002年の来日公演を前にして
やっと実現する運びとなったTRの単独来日公演
に備えて、このライブをレコメンドしてみたいと
思います。(一部先日「Todd Rundgren Fan Webの
掲示板」に書き込んだ内容と重複します)
といっても、わたし自身、このJesse Gressと
ふたりで行うライブ、というのは見たことが
ありませんので、あくまで想定なのですが、
昨年7月のB.B.Kingの店に出たときのリアル
オーディオは聞いていますので、そこからの類推
です。
今回はJesse Gressのギターをともなうので、
97−98年に長く行われたWith A Twistの
ツアーの簡易版のようなパートがあると思われます。
(もし昨年7月と10月のJesseとやったショーの
ようになるのであれば、ということですが。
予想を大きくはずれる可能性もあるかもしれません)
ついにそのWith A Twistのツアーは日本に
来なかったのですが、かんたんに言ってしまうと
TRの長年の音楽からいい曲を集めた集大成ライブの
ようなツアーだったとわたしは思っています。
今回のブルーノート来日公演のTR&Jesseという
デュオでは、そのときのバンド・メンバーすべて
そろうわけではありませんからあのショーの規模
とはいかないでしょうが、当時のライブの楽曲を
(アクースティックになる予定だと思いますが)
日本で聞くことができるたいへん貴重なチャンス
になるんじゃないでしょうか。
ベース、キーボード、ドラムスのそろったバンド
編成ではなくてもTRのボーカル部分じたいは
オリジナルのWith A Twistツアーのライブで
聞けたものとさほど変わりないものが聞けるのでは
ないかと思われます。
ちなみにハード・ロックなどがメインに好きな
タイプのトッドファンからは、97年当時は
「ボサノバ? カンベンして」という感じの不評
(音楽が好みに合わないということ)もあった
With A TwistのCDだったのですけれど、ライブは、
CDとはまた違って、このツアーはライブじたいが
ひじょうに楽しめて、たくさんのハード・ロック好き
トッド・ファンをもナットクさせていたと思います。
(当時のAwizardのメーリングリストでは、「ボサノバ
のアルバムは自分にはおもしろくなくてたいして
聞かなかったが、このライブはすごく楽しめたので、
とにかく見に行け!」というレコメンドがいろんな
人から出てきたように記憶しています)
このツアー、たいへん好評だったため、翌年に
わたってセカンド・レグまで出たのではないかと
思われます。
70年代からずーっと現在までTRの音楽
を好き、というタイプの日本のファンにこのライブを
見てもらえなかったことがわたしは残念でたまりませ
んでした。同じファンとして、ほかのトッドファンが
これを見たらどんなにうれしいか、どんなに楽しいか、
と思ったからです。
(70年代でファンを終わったトッドファン、または
ユートピアファンにも見てもらいたかったかもしれま
せん、というのはZen ArcherとかEastern Intrigue
とか古い曲もたくさんライブでよみがえって、さながら
「トッド・ラングレンの歴史」走馬灯状態で、長い間
のファンならおそらくすごい感興が沸き起こるだろう
と思え、「これを体験してくださいよ・・・」、と言
いたくなるほどでしたから)
70年代のヒット曲から、インディヴィデュアリスト
まで網羅した、つまり、「トッド・ラングレン・レト
ロスペクティブ」的な要素の強いショーでもあった
ので、もちろんトッド・ラングレン初心者から、
昔ながらのファンまで幅広いファン層が楽しめる
ライブでした。
というわけで、With A Twistのライブの雰囲気が
(アクースティックだとしても)かなり味わえる
可能性の高いこんどの各ブルーノートと、モーション・
ブルー・ヨコハマの来日公演をぜひ見ていただ
きたいと願っています。
(updated 8/24,2002)
Jesse Gressとまわった2001年秋に行われたアメリカ東部ミニ・ツアーのようす:
97年に行われたWith A Twistのツアーのもよう:
With A Twist-Leg One(1997): (TR Connectionのツアーリビュー・写真のページ)
With A Twist-Leg Two(1998): (TR Connectionのツアーリビュー・写真のページ)
With A Twistのツアーを見た感想: (updated 8/27,2002)