|
アグーラ・ヒルズでのソロ公演
4月27日、カリフォルニアのアグーラ・ヒルズ というところで、ソロ公演が行われました。 アグーラ・ヒルズは、ロサンゼルスからだいぶ 北のほうにあり、LAXから約1−2時間(渋滞 ぐあいによるでしょうが)走った山の中でした。 そんな山の中ですが、LA周辺のファンベース はなかなか強いようで、会場のキャニオン・ディ ナー・シアターはかなりにぎわっていました。 ロサンゼルスやヴェンチュラのファンだけでなく、 今回ひさしぶり&今後当面予定のないソロ公演 でしたので、なんでも遠方から来るファンも 多かったということです。わたしもこのソロ 公演のことが発表されて、これをのがすとまた いつトッドのソロが見られるかわからないと 思い、見に行ってきました。 約2時間程度の公演で、アクースティック・ ギターといつものP-Project(フォーミー) のギターとローランド、というシンプルな 楽器に、レギュラーなソロ・ショーでのセット + ハリー・スミス・プロジェクトで 歌った2曲、というセット・リスト。かなり あっさりした感じのショーでした。 (パワーブックなどの姿がなかった) 曲目
Hammer in My Heart I Don't Wanna Tie You Down West Virginia Gals Cliche Love of The Common Man Compassion Song of the Viking It Wouldn't Have Made Any Difference Free,Male and 21 The House Carpenter Broke Down and Busted I Saw The Light You've Gotta Hide Your Love Away Tiny Demons Can We Still Be Friends Slut Number One Lowest Common Denominator Hawking ------- One World The Wheel
|
Slutをやった
服装は、黒っぽいシャツに黒っぽい パンツ。 この日の前日と前前日行われたUCLA でのコンサートで歌った曲West Virginia GalsとThe House Carpenterを披露 しました。 「ハウス・カーペンター」はフォーミー を弾きながら歌ったので、UCLAのショー とは少し趣が変わっていました。 珍しかったのは「スラット」で、演奏 を始めたものの、歌詞があまり出てこな くて(ライブでやっていたのは74年ころ だそうなので、歌詞を忘れてもむりもない) オーディエンスがちょっと助けてあげて・ ・・というシーンがありました。 この曲はわたし初めてライブで聞きまし た。今さらですがあらためてライブで聞く といい曲で、とてもうけていました。みん な 〜エス! エル! ユーティー、と 歌ってもりあがりました。 「コンパッション」はキーボード を何度もまちがえながら、(途中で やめてしまうかもしれないとはらはら させられた)それでも続けて完奏して いました。ミスしても、なお続けたい という意志を感じさせる力のこもった ボーカルが聞けてたいへんよかった。 全体にボーカルということでいうと 声がひじょうによく出ていたと思うの と、「歌」へののめりこみかたが この晩はすごかったと思います。 ちょうど96年のトータル・インディ ヴィデュアリスト・ツアーのときの ように、ひじょうに集中した歌を 聞かせてくれました。特に「コンパ ッション」や「ホーキング」が すばらしかったです。 メランコリー・ソロ・ショー
今回会場に遅くついたので、ほとんど 余裕がなく、座席もはじのテーブルになって しまいあまりステージに近くなくて ギターが何か? とかチェック もできませんでしたし、写真もフラッシュ 禁止で、しかも照明があまり全体に明るく なるときなどがなくて、フラッシュなし の写真、全然ダメでした。(TRコネク ションにやはり同じように失敗してる 写真が出ていました。でも、撮れている 人もいるので写真はそちらを見てくだ さいね) 先日別ページで書きましたが、実は TR,この日、クラッシュしたハード ・ディスク(修理に出していた)が とうとう直らないことが わかった日だったそうで、先日会員あて に送られたメールにも「メランコリー・ ソロ・ショー」とか「顔で笑って心で泣 いて」というような意味のことを書いて いるように、相当まいっていたようなん です。 (確かにショーの間、いろいろなジョーク をよくとばし、またそれが実際ウケても いたので、笑いはあったのですが) もしかすると直るかも、という 期待があっただけに、ダメとわかった ときはあたまがまっしろになったので はないかしら・・・。 Toddの新曲の入った会員待望の ドライブと比較するつもりはありません が、わたしも今まで2マシンでディスク がとんでいます。(3.1と95)ですから、 多少はディスクがとんだときのむなしさ にはおぼえがあります。 ですが、ほんとうはそんなゆううつな 気持ちだったとしても、いざパフォーマ ンスにのめりこむとすごい。 このあたりの「集中したパフォーマンス ができたときのトッドのすごさ」を感じて いるのはわたしだけでなく、ほかのトッド ファンの知り合い何人かも同じようなことを 言っています。 この点がやっぱり類まれなアーティスト だと感じるところです。(ただこれは感じる かどうか、なので、どなたでも、という わけではないかもしれませんね。) TRの来日がなくなってしまってから 初めは仕方なく、という感じで98年の Tiki(With A Twist)Tourのセカンド・ レグからアメリカに行って見るように なりましたが、毎回バンドつきだった ので、今回アメリカでソロ公演を見る のはわたしは初めてでした。 概してアメリカでのTRのソロ・ショ ーは、ブートレッグのビデオなどを 見たり、メーリング・リストの投稿を 読んだり、TRTVでのチャット中継 などから思い描くところからして、 時にはひじょうにユルかったり、バンタ リングがすごくおかしかったり、オーデ ィエンスとのやりとりが楽しかったり、 といろいろで、とても楽しめそうなので 機会があれば一度アメリカでもソロ公演 を見てみたいと思っていました。 ですから見ることができてよかった のですが、ほんとうに次はあるのか? 次はいつになるのか? と思うと とても心配です。(まだ「ファイナル・ ショー」になってほしくないです。) ショーの間にTRが言っていたのは、 ハリー・スミスのイベントだけでは経費 をまかないきれないので、エージェントに L.A.周辺でブッキングしてもらって、 その結果がこのコンサートだ、という 話でした。だから、まあいってみれば 本土に来た「ついで」のショーだった こともあって、特に変わったことは ない、というようなショーだったと 思います。 ですが、この夏はウォークダウン・ アビーロードのツアーに出るとはいえ、 ソロ公演の予定はほんとうに(今の ところ)全然ないようなんですよ。 昨年夏のパワー・トリオ・ツアー以来 ハリー・スミス・プロジェクトまで 全然公演がありませんでした。 (ときどきギグはやるけど、といっても そう都合のいいギグが入るとは考えにくく、 お目見えは極端に減ってしまうと昨年 危惧したとおりになってしまった) (昨年12月にMITに行ったという はなしがあるけれど、コンサートだった のかどうかすら確認していません) ですから、もうソロ公演があった、 (そのほかプライベート・ショーも サンフランシスコであったわけですが) というだけで、かなり特別なこと、と 考えたほうがよい状態になってきたの だなあ、と感じています。 だんだんさみしくなりますね・・・。 (アップデート 2001年5月17日)
|