もっとOne Long Year

  日本盤解説を読まれたかたに、
補足事項を。

4曲めのBang On The Ukulele
Dailyは、1982年のライブ
ではなく、歌詞カードにある
ように1999年2月4日に
ボストンで行われたランチ・
タイム・ショーのときに収録
されたものです。

曲に入る前の冒頭の前振りが
訳されていないのがおしいの
ですが、
「わたしはハワイに住んでいる
のですが、ハワイに越すと、
みんなハワイの歌を覚えなく
てはならないんです、少なく
とも1曲は。ハワイのいにしえの
ウォー・チャント(戦いのと
きのチャント)、それをいま
からやります、わたしが初めて
覚えたハワイの唄です。それは
こういうのです」(大意)
とウクレレをかかえて言うの
ですから、たいていのひとは
ほんとにハワイの唄をやるの
かな? とおもってちょっと
しーんとしているところに
実はバング・ザ・ドラム・
オール・デイが始まる、
という趣向です。

 ところどころメリカリキマカ?
などとハワイのことばやらなに
やらを入れてハワイアン・テイ
スト? を出していますね。

 タイトル「ワン・ロング・イヤー」
について。

ペイトロネットの会員にとっては、
オフライン・パッケージ会員から
ダイハード会員まで、誰もがこの
タイトルを聞いて「ほんとうに
ながーい1年だったよね・・・」
と実感できるタイトルがつきまし
た。

もちろんトッド本人にとっても、
98年8月の正式スタートか
ら、99年暮れまでの購読期間
は、長くたいへんな1年と数か
月だったことでしょう。この
タイトルにはばんかんの思いが
こめられているといってもよい
と思います。

もちろん制作している本人は
あっというまに月日がたって、
という感じではあったでしょう
が、とくにオフライン・パッケ
ージのひとは待てども待てども
何も送ってこない、いったい
どうなってしまったの? と
さぞかし心配だったと思います。
最初にCDが届いたときなどは
かなりうれしかったのではない
でしょうか。

 制作年度などについて。

歌詞ブックレットのクレジット
にはTRTV CDのリリース
年によるアメリカBMIへの登
録年が記されていると思うので
すが、ですから著作物としての
登録年度はそのとおりなので
すが、じっさいの制作や発表し
た時期はいろいろになります。

(詳細はTRFanWebで
アルバム曲目解説をご
らんください。古くは「サーフ・
トークス」と「ヒット・ミー・
ライク・ア・トレイン」が97
年にはすでにペイトロネット試
聴用として発表されています。
しかしながら、「ヒット・ミー・
ライク・ア・トレイン」は、
むかしアル・グリーン用に書い
たので、すごく古い曲のはず。
書いた年不明)

Yer Fastはタイトルが99年夏
にはできていたところからして、
ベーシック・トラックがたぶん
できていて、あとはそのうち完成
させようとおもっていたのではな
いかと思われる。
結局、ISPを手がけたときと
同じときに完成させたのではない
でしょうか。
だからこの2曲は今年できた曲と
いえると思います。

バング・ザ・ドラム・オール・
デイのウクレレ・バージョンは
サウサリートでひろうしたのが
初めてだったと記憶するのです
が、だとすると、98年9月
に発表したヴァージョンとも
いえるかもしれないです。
(このライブはボストンでの
ライブですが)

「ラブ・オブ・ザ・コモン・マン」
に関しては曲目解説で書きました
ので省きます。

「ウィズ・ア・ツイスト」だって
れっきとした新譜だったんですよ。
リイシューではなくて。
残念なことに東芝EMIからの
日本盤発売時には、トッド・ラン
グレンがよく知られているセクシ
ョンからの発売ではなかったので、
プロモーションや広告出稿がほぼ
なかったようです。
あまり話題にならなかったこの
アルバムでしたが、コーラスの
使い方などに注目して聞き直して
みてもらいたいです。

それと、いわゆるラウドなロック
ずきのファン(トッドのバラッド
などがおもしろくない系のファン)
からはつまらないと思われてし
まったのですが、これがライブと
してふたをあけてみたらひじょうに
多くのかたが「ライブはよかった、
ツイストのCDがおもしろくなかっ
たひともぜったいライブはみのがす
なよー」という声が多くて、この
ライブはセカンド・レグまで出て
ひじょうに成功したと思います。
ですからここのところがニホンは
ぱっくり抜けてしまっていて、
いまだに残念きわまりない点です。

 6月10日にネットワーク・
ウォークマンが出ますよね。
トッドは今回のパワー・トリオ
・ツアーのライブで、「バファ
ロー・グラス」はRioを
援用しているそうですが、
(イントロの部分でしょうか?)
ネットワーク・ウオークマン
が出るということは、オンライン
配信や、mp3などの音声ファ
イルのかたちでの音楽の楽しみ
かたがとても一般的なものに
なった、ということでしょう。

 そういう時代にもうなった。
だから、楽曲を発表していく
かたちもすでにトッドの場合
今回のような状況になって
います。
 たぶん古い曲やライブが混じ
らなければ無用な誤解はさけら
れて、オフラインのリスナー
たちには、ふつうに旧来の「新譜」
として受取られていたのでしょう。

 CDが発売されることに関しては
昨年11月にクレオパトラ・レコー
ズとの契約が決まったおりにも
「CDは出ないはずなのでは?」
ということを聞かれましたので、
そのときに用意したページが
ありますので、(下にリンク
しました)ごらんいただければ
わかりやすいと思います。
(そのページの記事が古いため、
クレオパトラからCDが出る
はなしが書いてありますが、
これは今はペイトロネットの
アーティスト・エントとの
合併にともない契約が変更され、
アメリカ盤は、アーティミス・
レコーズからの発売になってい
ます。)
(このページアップデート
5月27日)

CDは出ないはずでは? と思ったかたがいらっしゃったでしょうか: わかりやすい説明がトッド本人のインタビューにあります


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