| ●MA受験って・・・ |
MA受験。思ってた以上に大変。 まず、書類とポートフォリオ選考がある。一番早いところで1月末。ポートフォリオはほとんどの場合、スケッチブックや作品のスライドの提出を求められる。(版画の場合は実際の作品も提出する。) どの作品にするかの選考、スライド撮り等の時間を考えると、作品自体は年末までに数を用意できていないと苦しい。約2ヶ月間。この間に完成度の高い作品を十分創作できるかどうかでMAについてこれる能力を計るということだ。(もちろんそれだけじゃないけど) 過去2年間の作品もポートフォリオに含めていいが、大学在籍中に受験する場合、重視されるのはやっぱ、3年生での作品だ。 必死でがんばったおかげで、作品量はじゅうぶんにあった。思った以上に苦しんだのが、スライドだった・・・ 悲しいかな写真技術はしろうと。フィルムを無駄にしまくった。撮影し、現像を出しに片道1時間Central(ロンドン中心地ゾーン1)へ行く、スライド専門現像屋にいくのだ。スピード現像で1時間45分くらいでしてくれる。できあがったポジティブをみたときに真っ黒だったり、真っ白だったり・・・ 現像屋の兄ちゃんによく同情された。交通費かけ、半日はつぶれる。ほんでもってスライドはくず・・・・ なんとか撮れてると思っても、実際にプロジェクターで映して見ると、ピントぼけぼけ・・・ たぶんフィルム20本以上撮ったかも。10本は無駄にしたかも。この国はとにかく現像代が高い。(特に焼きまわし) スライドは複製をつくろうとすると、なんと1枚につき5ポンド近くとられる。(だから、同じ作品をそのときに何枚もとる。) いいかげんにしてくれ〜〜ってくらいスライドに時間とお金をとられてしまった。(涙) ←1999年1月のスケジュール参照 なんとか応募した3校とも次にインタビューに進むことができた。師匠がインタビューでのよくある質問・注意点などを伝授してくれる。 「なぜこの大学院にはいりたいのか?はいったら何をするか?」 (ふむふむ、聞かれそうだねぇ) 「BAの卒展はどのようなものにするのか?」 (ふむふむ、もう大体構想できてるもんねぇ) 「彼らはすげー、いじわるな質問をするぞぉ。だけどな、絶対言ってはいけないのが、、」 (なになに?) 「答えにつまっても、"わかりません"とか""そんなこと考えたことありませんでした"だ!」 (・・・・・・・) 「絶対にそれはゆうな! 頭の中が真っ白でも、なんか別のことゆえ!」 (・・・・・・・・・・・・・・・・・・) 英会話は事前準備しないとできないわしにそ、それはぁ、、拷問だった。実際に、すげーとんちんかんな答えをいっぱいしたようだった。終わってしまえばどーでもいーことだけど。 結局、2校に合格した。落ちた1校は師匠の母校(1番有名どころ)だった。師匠は怒りまくった。面接官のひとり(テクニシャン)とは友人だったらしく、わしが落ちた理由は ヘッド教授がわしが写真をもとに版画をおこしているのが気に入らなかったらしいとのこと。(生の人間や風景みてのスケッチからじゃないからだって) 他の教授陣やテクニシャン(4人いた)は、みんなわしをいれたかったといっていたと師匠から聞かされた。そして師匠は「生徒の中には、落ちたからってすごい気を落として、卒展がおろそかになるやつもいる。気にすることはないんだぞぉっ。あんな学校!(←あなたの母校では・・・) おまえを落とすなんて見る目がなーーーーーーーい!」と元気づけてくれた。 そんな理由で落とされたんやったら、えーわ。って思った。今回のシリーズは写真を使うことに、ふかーーーいコンセプトがあるねん!(ってそれを説明し切れなかったのね。。。) こんなことでへこたれるほど繊細な神経してるわけないやーーん。師匠! だけど、ほんとに、MA受験ってしんどかった。 |