小泉改革の行方がどうなろうと、これからの日本のシナリオはある程度決まっています。
順番はどうあれ、確実に実行されるでしょう。国民の騙し方が、状況に応じて多少変わるだけです。
靖国神社参拝、戦前美化の教科書、これらを通し、中国に抗議させる事により、日本の中の反中国感情を煽る。
同時に中国を挑発する。
改革なくして、成長なしと不良債権処理などを急ぎ、中小金融機関、地方企業、これらを潰し、寡占化を強める。
福祉目的税だのなんだの言い、高齢化社会うんぬんで、消費税の税率アップ。
教育基本法にある通り、奉仕活動の義務化をし、徴兵制への布石を打つ。
自民の抵抗勢力がどう出るか解らないが、改革の名の元に利権の財務省集中。
国民の意見を政治に反映させる為と嘘をつき、憲法9条改正を軽くする弾みにする為に、憲法改正し首相公選制を導入する。
小泉でも自民党は改革出来ないのか、という事で、東京都政で適当に点数を稼がせておいた、石原慎太郎が登場する。
形としては、小泉が自民をでて、自民・民主・自由・保守などのある部分が合流し、石原新党が出来る可能性も。
失業率が増加し、犯罪が増加し治安が悪くなった事で、外国人犯罪を強調し、拝外主義を煽る事に利用する。
防衛の美名の元に、ミサイル防衛構想を梃子にして、集団的自衛権を容認。この時に9条を改正するか次の時に。
石原慎太郎の強い父親イメージを宣伝、少年事件を、クローズアップし、連続報道し、若者を厳しく鍛えなければならないと、徴兵制を導入。
アメリカ兵の犯罪、自衛隊のなだしお事故を見れば解る通り、軍隊の厳しい規律が人間的成長とは無関係である事は明らかなのに、すでに、学校や盛り場に子共を捨てている親たちは、喜んで軍隊に捨てるでしょう。鍛え直してくれるなら有り難いと。
日本がそうしている間、アメリカは、ついこの間事故があったように、領空侵犯ぎりぎりの偵察飛行をくり返す事、ミサイル防衛構想、台湾への最新鋭武器売却や人権問題などで中国を挑発し続ける。
後はアメリカの戦略に従って、台湾が独立を宣言するのか。
イラクのフセインのように騙され乗せられるのか。
中国の南北問題、貿易や工業化で潤い発展した地域と、農業で苦しい地域の軋轢、その関係と内部の権力闘争、それと軍部との関係、そうした内政の問題で、台湾に対して中国がどう出るのか、
それにより、台湾独立、中国の武力介入、待ってましたとアメリカの参戦、周辺事態、集団的自衛権で日本も参戦。
アメリカが日本の改革を望んでいるのは、アメリカ国内の世論として、もう他国の問題に軍事的に介入し、自国の若者を死なせたくないと言う気持ちが強く、一国のみでは、なかなか戦争を始められないという、問題があるのと同時に、
以前の侵略者の日本に、怒りの矛先が向いていたほうが有り難いと。
小泉は、それを忠実に守っていると。
愚かしい妄想?
しかし、ありとあらゆる状況は、日本がアメリカの下僕として、アメリカの軍事覇権主義のおこぼれに預かる選択をしている事だけは、確かでしょう。
追記
中国がオリンピック招致に成功したので、この後の戦争に向けての日程がどうなるのか、解りにくくなってきました。
中国は4大文明の一つであり、その中でも他の文化と接触なく発展し、大帝国を作った政治大国で、その伝統をやはり引き継いでいるので、アメリカ如きに乗せられるかどうか。
しかし、ロシアも今は、利権のみの国になったので、アメリカと手打ちの可能性も大ですから、中国としては外交カードが少ない。
難しい所です。
とりあえず、アメリカは、日本には役に立たないらしいミサイル防衛構想で、日本から金を巻き上げられれば、それで満足でしょうか。
イスラエルがきな臭くなってきているので、そちらもどうなるか。
更に追記 01/08/19
最近、アメリカの外交政策が変化をしてきて、対中国政策が軟化してきているそうです。
もし、アメリカの計画が台湾問題を煽り、戦争を行なう事では無かったとすると、それに追従し、その様な計画で色々な治安立法をし、世論を誘導し、戦争準備を進め、総仕上げに入っっている日本は、靖国問題を原因の筆頭に、大変な国益を損なう恐れがあります。
確かに、アメリカは中国と敵対していました。しかし、それはあくまで、軍事的・政治的レベルでの話です。
日本は、中国を初めアジア各国と、国家レベルだけではなく、民衆レベルで、道義的・感情的レベルで敵対してしまいました。
もし、アメリカが中国と関係修復し、今までの様な関係に戻り、最恵国待遇など、経済関係を重んじるようになると、政治レベルを超え、民衆レベルで敵対してしまった、我が国の企業は、人口十億を越え、十二億ともいわれるような中国の大市場において、相当のハンデを負わなければなりません。
そればかりではなく、ほとんど全てのアジアにおいて。
もし今までの、アメリカの強硬な対中国姿勢がフェイクだとすると、日本は、アメリカにまんまと乗せられてしまった可能性があります。
日本は、「戦争とは何か」で書いたような、国際貢献という論理で世論を造り、海外派兵をしようとしています。
アメリカは、世界の紛争からどんどん手を引いていて、紛争に自国の兵士を出さなくなっていて、国益にかなう場合だけ派兵するように路線変更をしています。
その様な状況下に、我が国が派兵を開始すると言う事は、各地の紛争でアメリカの肩代わりをすると言う事です。
特にアフリカなど、その紛争の原因は何かと言えば、欧米各国の植民地支配です。
分割して統治する、つまり、植民地支配に対する反抗が自分達に向かわないように、虐げられていた少数民族を自分達の傀儡として、多数民族を支配させる。
少数民族は、過去に圧迫を受けていたが故に、権力を与えられ、宗主国に従い、多数民族を支配し、圧政を繰り広げました。
独立運動が成功すると、今度は、言うまでもない事でしょう。
そうした植民地支配の、悪弊と共に、希少金属や宝石類の利権が絡み、紛争は複雑化します。
そして、そこで使われる武器は、法規制されているから輸出はしていないと言う、欧米諸国、ベルギー・フランス・ドイツ・イタリア・ロシア・イギリス等々により、第三国を経由したライセンス生産という抜け道を通り、売られたものです。
結局、我が国の若い命を犠牲にし、欧米の植民地支配の後始末を押しつけられるのです。しかも、彼らが売りさばいてる武器を相手に。
今回の靖国参拝、及び我が国がこれから行なおうとしている事は、何重もの意味において、国益を損ないます。
即刻、平和外交に切り替えるべきです。