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青春アクションアドベンチャー大河ロマンわりと和風旅紀行
天保山登山隊カク戦エリ
〜下関大阪間をわざわざママチャリで踏破した男達〜
登場人物
◎天保山登山隊の人々
隊長兼航法、電信、交渉、エッセン、その他諸々・・・川上慶太郎
歯を磨く川上隊長
機関科こと海洋機械工学科。献血係でもある。
自転車・・・マッ○ス綾羅木店で買った普通のママチャリその活躍は本編にて。
○ 水産大学校ワンダーフォーゲル部の皆様
部員紹介を見られたし。
その他豪華ゲストが盛り沢山!!
ヨヰイ子ノ相談室
A「先生、天保山登山隊トハナンデスカ?」
Q「タケヲサンソレハ、独立行政法人水産大学校ワンダーフォーゲル部西日本派遣隊(仮)ノ略称のコトデス。ダカラ天保山トハマッタク関係アリマセン。」
*天保山を知りたい人クリック→
天保山山岳会
7月23日
出発予定時刻の16時、私は自転車ではなく教室の椅子に座っていた。何故かというと材料力学の演習問題が云々。 故人曰く「予定ハ未定ニシテ決定ニ非ズ。」と。(よい子の事情により出発地点が水大から富任町に変わりけり。)
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かくして2時間後の18時のサイレンと共に我が隊は、富任町を出発。自動販売機の前を曲がろうとしたらひっくり返る。「我らの眼中難事無し〜」。荷物を全部前カゴにいれているので、やたらとハンドルが重いのである。途中、日が落ちて着たので装備を夜間行進用にする。峠を越え宇部できらら博の看板を見る。初めて阿知須町の場所を知る。小郡を無事通過。なんかもう大阪に着いた気分。と思ってたら道に迷う。何とか元に戻る。「よう分からん土地で晩に迷子になるのは不安よね〜」と言う。防府到着。道路を横断しようと車が来なくなるのを待つがなかなかでございます。向こうから車がやって来たので、親切に端のほうに寄ったのでした。そこはそこそこ深いドブデシタトサ。かくして自転車と仲良くどぶに落ちたわたしは泥にまみれつ落ちた荷物と自転車を回収。たくましい防府っ子などとローカルネタを呟く。あちこちから血が出ているがほっといた。・・・それが悪かった。がそれは後のお話し。しばらくして今度は、市内で車止めがあったのでブレーキをかけるが止まらず。追突。道路に荷物共々吹っ飛ぶ。事故二連発だったが我が自転車には被害無し。良かった。その昔広島ママチャリ合宿で軒下で寝たラーメン屋を発見。思い出に浸る。
7月24日
知らぬ間に日付が変わる。今となっては記憶が曖昧なのだが徳山市でだれてコンビニにて30分程仮眠。その後進むもまだ眠いので寝る。(道路の隅っこで)このとき考案したのが自転車を壁に持たれかけさせその隙間に入るというもので、自転車天幕法とでも言うべきか、なかなかヨカタアルヨ。で1時間程寝てたら夜が明けてきたのでまた進む。岩国着。朝の早い時間なので、非常に清々しい。パン屋を発見しパン買う。ついでに水を補給して貰う。店の前のベンチでパンを食ってたら店のおばちゃんからすいかとパンをいただく。
・・・こうして我が隊は山口県を後にしたのでした。メデタシメデタシ
宮島を通過。観光地気分に浸る。去年ここで広島県警に岡山バット殺人犯と間違われ連れて行かれそうになったのも、今となってはセピア色のウンタラカンタラ。
*事件について知りたい人クリック→川上が犯人と間違えられた岡山バット殺人事件
○時○○分(ワスレタ)広島市に突入。ついでにパンク。修理道具は有るけど自転車屋があったので持っていく。が、おばちゃんの話によるとご主人はいまお出かけ中とのこと。仕方がないので自分で直す。(店の中で)何のために店に入ったのやら。チューブはずしたところでご主人登場。話をしているうちに水大生であることを話す。向こうは予科練にいたそうである。最初はタイヤの素材の話をされていたが気が付くと「ワシがパラオにいた時(中略)コンソリデーデットが(中略)機関銃がドガ・・・。」てな話だったのであります。かくして相当な時間を過ごす。その後お好み焼きを食べる。また水を補給して貰いおまけに飴を一袋頂く。お好み焼きの大阪広島対決をしたがる奴がいるが違う食べ物だと思うぞ。などと考える。こうして無事市内を脱出。よう分からん内に呉に入りけり。かなり低い所をヘリコプターが飛んでいた以外は普通っぽかった。今度じっくり訪れる予定。等と油断しているとよう分からん峠(か?)に出くわす。すごいところにあると感心する。うん。 どぶに落ちた時の傷口がズルズルになって肉が盛り上がってきた。やっぱりどぶは汚いらしい。
・・・その後もなんかあったような気がするが、思い出せないので省略。途中でめしを食って水をもらって、道迷って、そこらで寝て・・・
歯を磨く川上隊長
7月25日
広島県を無事通過。それにしても異様に長い県だったような気がする。明け方自転車を寝ながらこぐ。寝ながらといっても一瞬スッと寝、パッと目が覚めるのである。これを繰り返す非常に危ない技である。6時過ぎ倉敷に入る。危ないので仮眠をとる。そろそろしんどくなって来たと思う19歳の夏の朝であった。惰性と気合で岡山市を越え備前に到着。焼き物と刀が売りなそうである。そういえば某社のルノーFTの模型に怪しい日本刀が付いててキャタピラ組むのが面倒だったなァと思い出したかも。しっかし刀剣は日本刀が一番かっこよいですな。日生着。お土産を買う。ジュースいただく。風光明媚なところである。途中でどさ○子に入る。店の人々と話してると前まで門司港で働いてたというおっちゃんが出現。店の人の息子も船乗りの卵だそうである。等と談笑していると「ちゅら○ん」が始まった途端おっちゃんはワシこれが好きなんじゃと主題歌を歌い話し掛けても「終わるまで待っといてな。」と言われる。ラーメン食って店を出るときおっちゃんに「お前とはゆっくりはなしたかったなあ」と言われる。ウーロン茶を頂く(人様からよく物を頂く旅だなァ) こうして一行は、岡山を後にしましたとさ。
相生では峠に苦しめられる。苦しめられると言えば、いつからか膝が痛み出すさらに金玉と太ももが擦れて痛い。暑さと睡眠不足で頭がぼーっとする。姫路に着く。が気が付くとよう分からん所にいた。生命の危険を感じた。玉ずれと膝痛は気にならなくなったのはいいのだが、遠くが下がって見えるようになるのと、寝ながらこぐのと、謎の声に困る。ナンヤカンヤと神戸に着く。もうすぐ終わりと持ち直す。ここからが結構あったような気がする。故人曰く「遠足はおうちに着くまでが遠足です。」と。芦屋、尼崎と通過。
7月26日
日付けが変わる
大阪市内に入り、知っている景色が見え始める。この日は天神祭だったので、天満周辺で渋滞する。何とか脱出。そして、とうとう城東区に入る。長かったァ。
0時30分 天保山登山隊、最終目的地川上家に到着。
全活動時間 54.5時間。要は、2日と6時間半。
<その後と諸々>
こうして大阪に凱歌を上げた私だが、家に入るなり「臭い」と[汚い]の言葉の応酬に合う。57キロあった体重は50キロになった。(すぐ戻ったけど。)どぶの傷はなかなか治らず、ずっとハンドルを握っていたためか薬指と小指は痺れ、小指は1月たった今でもおかしいのでしたとさ。後なんかほかにもあったような気がする。
そして全くなんともなかった自転車に感謝。
オワリ。
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