アフィリエイト・プログラムの運用は、「提携申請の承認」と「レポートの確認」だけだと思い込んでいる方、結構多いようです。今後、多くのECサイトがアフィリエイト・プログラムを開始することが予想される中、ただ待っているだけでは、新規アフィリエイトは集まってこず、また既存のアフィリエイトも「停滞」してしまいます。
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自分が、アフィリエイト・プログラムの運用を担当していた時の事。
あるアフィリエイトサイト運営者から聞かれた。
「御社は、同じサービスを展開している他社と、どんなところが違うんですか?」
サイトを見にいってみると、質問をしてきた意図がよくわかった。さまざまなネット上でのサービスをカテゴリ毎にまとめ、さらに「こんな人にはこのサービスがおすすめ」という形で提案型のリンク集を作っており、そこでアフィリエイトを活用しようとしていたのだ。なかなかよくできたサイトだ。
しかし、意外と難しいのは、「客観的に自社サービスと競合他社の違いをどのように表現するか。」
サービス提供者が、わずか30文字くらいの自社サービス表現につまるくらいなのだから、アフィリエイトに「単にバナー張るだけでなく、より効果的な推薦文をつけて紹介してくださいね。」なんてただお願い&期待しても、そりゃ難しいよな、とそう思った。
一緒に、知恵を絞って情報共有していかなくっちゃいけない。。。
「アフィリエイト」とは「提携」である。提携関係にあるECサイトとアフィリエイトサイトの関係は、「広告を張ってもらう側」「張る側」という単純な関係であっていいわけではない。ともに「どう紹介したらいいのか」「どんなクリエイティブが効果的なのか」を探っていき、情報共有して成果アップを目指す、より深い提携関係の構築を目指していくべきなのだろう。
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さて、前置きはここまで。なぜ「コミュニケーションがポイント」なのか。
1.提携したアフィリエイトにちゃんとリンクしてもらう
「アフィリエイトサイトは2900サイトです。」というECサイトがあるとする。2900のサイトが全部そのECサイトのバナーやテキストリンクを張っているかというと、そんなことはない。「そのうち、実際にリンク張っているのは何割くらいですか?」と聞いてまったく答えられなければ、その人はあまりアフィリエイト運営をまじめにやっていないか、レポート機能が乏しいかどちらかだ。
いきなりレポートの話になってしまうが、アクティブなアフィリエイトの割合を定期的に把握しておくことは、とても重要だ。通常、アフィリエイト・プログラムのレポートでは、アフィリエイトサイト毎のインプレッション(バナーなどの露出回数)、クリック数、成果数(&金額)などを、期間を切って確認することができる。LinkShareの場合、それぞれインプレッションやクリック数で、ソートすることもできる。これを使えば、例えば「過去1ヶ月間に1インプレッションもないサイト(あるいは1クリックもないサイト)は、休眠アフィリエイト」とみなすことができる。
実際にリンクを張ってくれているアフィリエイト数が3割をきっている場合もある。理由はいろいろだが、中には、競合他社のリンクにはりかえているケースもあるだろう。単にきっかけがないだけの場合もある。そういったアフィリエイトサイトに、もう一度リンクを張ってもらい、また既にリンクを張ってくれているサイトに対しては、定期的にリンクを新しいものに張り替えてもらうことで成果アップを図る必要がある。
そのためには、新しいキャンペーンのお知らせや、リンク原稿の追加・更新などの情報を送る必要がある。もちろん「うざい」と思われてはまずいものの、適度にメールで情報発信をして、存在をリマインドしておかなければ、増える一方の提携ECサイトの中で、貴社は埋もれていってしまうだけだ。
2.アフィリエイトサイトの「声」を引き出す
一方的な情報発信を「コミュニケーション」とは言わない。時々、企業が発行する広告的なメールニュースで「このメールに返信でご質問いただいても回答できない場合があります。」と書かれている場合がある。メールニュースの種類にもよるし、運営体制の問題もあるのだから一概には言えないが、「なんか感じ悪いなあ。勝手にしゃべりまくって『じゃね』っていって電話切るやつみたいじゃないか。」と思うことがある。
アフィリエイトサイトの声を引き出すことが、アフィリエイト運営にとって非常に大切だ。最初、プログラムを始めたばかりの頃、どんなクリエイティブがいいのかもよくわからずに、とりあえずこれまで広告媒体に出稿していたものや、他社で用意しているようなサイズのものを用意する。ところがメールニュースで「希望のバナーがあったらリクエストしてください」と書いたところ、サイズやトーン、重さなど、いろいろな要望があがってきた。「動かないやつが欲しい。」と言ってきたサイトは、比較的モノトーンでスタイリッシュなサイトの運営者。
「そういえば、全部アニメーションGIFばっかりだったなあ。」
試しに、ノンアニメーションの飾りっけもなにもない、ただのロゴのようなものを各サイズ用意したところ、以外に人気でいろいろなサイトが採用した。
「こんなサイト作っています。アフィリエイトにも挑戦し始めたばかりなので見てください。」と、自分の運営しているサイトのURLを送ってくれる人もいる。実は承認作業を行うときにすべて一度目を通しているので、知っているサイトだ。よく見ると、アフィリエイトリンクは、途中でソースコードが切れてしまっていた。すぐに指摘をする。
「バナー、普通のサイズのも作ってください。」という人がいた。よくよく聞いてみると、リンク作成画面で1ページ目に表示されているものがすべてだと思い込んでいるようだ。サイズを指定して検索する方法がわかりにくかったようだ。マニュアルを追加し、次の号のメールニュースで指摘をすることにした。
アフィリエイトの「声」は重要だ。そして、できれば実際に自分でもホームページを作っている人がアフィリエイト・プログラムを担当すべきだと思う。そうでないと、なかなか、アフィリエイトのニーズや困惑、関心はわからない。
3.もっと深い提携関係を目指して!
アフィリエイトが企業の場合でも個人の場合でも一緒。提携関係には「深さ」があると思う。お互いに成果アップをめざして情報交換をしていくことができれば、提携関係は深くなる。単にバナーを張るだけでなく、訪問者がもっとそのECサイトのことをちゃんと理解できるよう解説を加えたり、そのECサイト用にページを特別に設置してみたりすれば、成果アップにつながる。
また余談になるが、パソコン通信時代に「企業のマーケティング活動に参加しよう」といったような勧誘でiMiネットに参加した。食品メーカーの商品開発担当者から「こんな新商品を開発しました。その意図は・・・」というメールが届き、妙に親近感がわき、発売日にコンビニに買いにいって、友達に知ったかぶりして宣伝してしまったりした。(今考えると、そのメール=オプトインメールってやつですね─を書いたのが本当にその企業の商品開発担当者だったのかどうかは疑問だが)あれから5年近くたった今でも、その商品が棚に並んでいるのを見ると、特別な親しみがある。
アフィリエイト・プログラムの面白さは、企業と一般ユーザが同じ「販売促進」という目標を要に、連帯行動をとることができる点だと思う。せっかくなので、そんな特徴をもっと活かしていきたいところですね。
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コミュニケーションといっても、定期的にメールニュースを送ることだけではない。いくつかあげてみると・・・
- 提携済みアフィリエイトサイトのための情報ページを設置
- 定期的にメールニュースを送る
- 意見・リクエスト・疑問募集のプチ企画をたてる
- 個別のアフィリエイトサイトにメールを送る
- アフィリエイトサイトを定期的に巡回して、どんなリンクの張り方がされているか、どんな紹介がされているかチェックする
- レポートをチェックする
- アフィリエイト向けにセミナー・勉強会を開催する
- アフィリエイト間のメーリングリストを開設したり、掲示板を設置したりする
うーん、アフィリエイト・プログラム運営担当者として、やりたいことはいっぱい。でも実情を話すと、なかなか手が回らなくって、ほとんどできていない状態だったりします。恐らく、そんな思いを抱いている方は他にもたくさんいるでしょう。
なので、ここから先は、「こうやるべき」という内容と「こうしたい!」という個人的願望が混じった内容のものになります。
これは、自分もトップページで使わせてもらっている「はりがみ屋」さんからアフィリエイトに向けて送られたメール。
AS会員様各位
はりがみ屋の中村です。
いつもはりがみ屋のバナーを設置していただきありがとうございました。
今月も先ほど、皆様の成果の確定処理をさせていただきました。
※一部システム上、二重三重にカウントされているものがありましたが、
勝手ながらキャンセル処理させていただいております。
悪しからずご了承ください。
たくさんの、お客様のご紹介ありがとうございました。
厚く御礼申し上げます。
さて、いろいろとAS会員様のサイトを拝見させていただいています。
そこで、気がついた事を少し・・・
お時間のある方は、しばらくお付き合いください。
アフェリエイトの売上を上げるには、まずクリックしていただく事が
大切なのですが、どうやら、少し法則があるようです。
クリックスルー上位ランキング(表示回数1000以上)を見てみると、
単純にバナーを張るだけでなく、その横に一言コメントを書いていただいたり、
コンテンツとしてひと手間かけていただいているサイトがどうも
クリック率が高いようです。
そして、もっと高いのが、実際、はりがみ屋を使っている横に
「ホームページをE-mailで更新する! ★はりがみ屋★」
「ホームページをケータイからも更新する! ★はりがみ屋★」
等の小さなテキスト広告を入れていただいているサイトです。
残念ながら「はりがみ屋」は、残念ながら
まだまだ認知度の低いサービスですが、だからこそ
「ナンナンダ、コレハ!?」
と、思わずクリックさせてしまう効果があるようなのです。
そして何より、はりがみ屋を使ったサイトはよく更新されていて
サイトとしての魅力も十分にあるという事も見逃せません。
いや、別に、皆様に売り込むという訳でもないのですが、
最大40日間の無料お試し期間もあることですし、
1度、お試しいただければ幸いです。
http://www.harigamiya.com
尚、はりがみ屋では、皆様にご紹介いただいたお客様を
より成果に結びつけるように、現在、WEBサイトの
全面リニューアル作業に着手しております。
販売面だけでなく、様々なコンテンツもご用意しようと思っています。
ご期待ください。
それでは、来月もどうかよろしくお願い致します。
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株式会社ピア・トゥ・ピア はりがみ屋事業部
中村元義
http://www.harigamiya.com
info@mx.harigamiya.com
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さすがですね。
このサービスは、アフィリエイトとの相性もよく、ECサイト側でのアフィリエイト活性化にも最適です。
そのあたりの使い方案は、また別途ご紹介しますが、試しに使ってみると、いろいろな活用方法が浮かんでくると思います。ちなみに、下記のバナーから無料モニターに申し込むと、私の収益になります♪
(よかったら、アフィリエイトINDEXに寄付するつもりで申し込んでみてください。)
さて、なかなかここまで慣れたメールの書き方は、すぐにはできないものの、メールの書き方にはいくつかポイントがあります。
ひとつは「テクニック」もうひとつは、「心構え」。
まずは「テクニック」から。
1.できるだけシンプルに!読みやすさを重視しよう
会ったこともない不特定多数の人に送るということで、妙に丁寧に儀礼ばった挨拶から書き始める人が多いように思う。
「日頃は格別のご愛顧をたまわり・・・」的な書き出しだ。
紙に書かれた手紙ならともかく、メールはパソコンのモニターで見るため、じっくり読むものでもない。意外と文字列をざっと追いかけて流し読みしながら要旨をつかんでいくことが多い。なので、まわりくどい挨拶や意味のない文章がたくさんつまっていると、肝心な内容を読み飛ばしてしまう。慇懃無礼とまでいかなくても、かえって企業から送られてきた事務文章のような味気ないものになってしまうことも。
書いた文章を何度も読み直して、「書き足す」のではなく「余分なものを引く」くらいのほうがいい。
適度な改行も必要。私は、いつも一行の文字数を36文字としている。本当は38文字でもいいのだが、メーラーによってはデフォルトが37文字になっているものがあるのと、返信して引用マークがついても、変なところでの改行が入らないようにするためだ。上記のサンプルのように、もっと短く改行してしまうのもありだろう。
内容がいくつかにわかれる場合(サーバメンテのお知らせ&リンク原稿追加のお知らせ・・など)の場合には、冒頭に簡単な見出しをつけておくといいだろう。
□ INDEX ───────────────────
1.サーバメンテのお知らせ 5月1日(水)0:00〜7:00
2.リンク原稿に「韓国へ行こう!」を追加しました♪
3.プレゼント企画 アンケートでギフト券10名様
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こんな感じだ。「プレゼント企画?」と関心を持ってくれたら、最後までスクロールしてくれるかもしれない。
箇条書き、小見出し、飾り系などを使っても、読みやすくなる。あまり使いすぎると逆効果にもなるが。
2.あまり堅苦しくならないよう、適度に漢字とひらがな・カタカナを混ぜる
見本を書こうと思ったが、ちょっとパワーがないので飛ばします。
簡単にいってしまうと、漢字がつながると、読んでいるほうが疲れる。時々、社内文章をそのままひっぱってきたような、漢字&専門用語の羅列がぺったりと張られた企業メールを見かけるが、できるだけ「初めての人でもすんなりと頭に入るよう」書くようにしたい。
「当社新規事業開発チームでは・・・」、とわざわざ書かなくても「わたし達は」「当社は」で十分。
「ご参照頂ければ幸いに存じます」と書かなくても「ぜひ見てください」と書いたほうが、やわらかく受け止められる。
(これは完全に好みですが、「頂く」は「いただく」「有難う御座います」は「ありがとうございます」と、自分は書きます)
3.タイトルにもこだわろう
開封されるかどうか、はタイトル(Subject)にかかっている。郵送DMの世界では「レターオープナー」などとも言うそうだが、メールの場合は、タイトル。
本文の中のエッセンス部分を、短い言葉に凝縮して、かつ目を留められるようなキャッチーなものが作れたらいいだろう。(自分もいつも悩んでますが、なかなか難しいんですよね)
Subject:[AIN Vol.05]一番人気のバナーはこれだ!
Subject:[AIN Vol.06]トップアフィリエイトが語る【成果アップのコツ】
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さて、心構え。なんていうと、堅苦しいですが、「マナー」みたいなものでしょうか。
1.「送りたい内容=受け取りたい内容」ではない
メールマーケティングの基本かもしれないですし、さらには「マーケティング」の基本ともいえるのかもしれません。
でも、ついつい忘れがちになるのがこのことです。
「もしも自分がアフィリエイトの立場だったら、どんな内容のメールを求めるだろう。」
「もしも自分がアフィリエイトの立場だったら、どんな内容のメールだと『けっ、意味ないメールよこしやがって』と不快に思うのだろう。」
と想像力を働かせてみましょう。
自分がアフィリエイトの立場で「けっ」(失礼)と思うのは、販促メール、つまりただただ、新商品のお知らせを送ってくるものです。新しい商品が発売されたことは、決して不要な情報ではないのですが、その頻度が多すぎたり、新しいリンク原稿追加や、「こうやって紹介してみてください」といった提案も何もないまま、届くものです。「既存顧客あてに送っているメールと全く同じものを送ってきているのでは?」と思うときもあります。
あと、同じキャンペーン内容のものを何度も送ってくるというもの。恐らく、担当者の立場としては、キャンペーンの効果があまりでず、焦りを感じていたり、「毎週定期発行しなくては」という義務感があるのかもしれませんが。
受け取りたい内容ではないメールが重なれば、その企業からのメールは開封すらもしなくなります。そうすれば、本当に双方にとって重要な内容のメールも、「送っているだけ」になってしまい「読まれる」ことがないまま受信箱に貯まっていくだけとなってしまいます。
2.適度な頻度
「毎月一回くらいが適当なのでしょうか?」などと聞かれますが、適度な頻度は商材やキャンペーン等の実施状況、リンク原稿の追加状況などによって異なります。個人的には「定期発行にはしない」ほうがいいのかな、と思うことがあります。
定期発行にする場合には、あらかじめ企画を練っておいたほうがいいでしょう。例えば、毎月のセールスランキングやリンク原稿別成果状況を載せる、サイト運営者のための便利ツールなどを連載で紹介する・・・など。成果があがっているアフィリエイトサイトを順番に紹介していくなんていうのもありですね。
3.押し付けはだめ
同じことを書いても、なぜか「押し付け」がましくなったり、親切な「提案・アドバイス」になったりします。
まあ、これはアフィリエイト向けのメールに限ったことではないですが。。。
自分で書いていると、その違いがわからなくなることもあるので、社内の複数の人に事前に送って、事前に他人の意見を聞いておくといいかもしれません。
4.誤字・誤情報がないよう、何度もチェック
これも、アフィリエイト向けのメールに限りませんね。
多数の人に送る一斉配信メールは、一種のメディアです。
「登録件数が10件を越えますと、報酬額が250円になります」(件数の場合は、「超える」のほうが適切、間違いではないかもしれませんが)
「なかなか手に入りずらいレア商品です」(入りづらい・・・か?)
あと、最近では減ってきましたが、「機種依存文字」を使っている人も時々います。
丸囲み数字や、半角カタカナなどです。
機種依存文字については、丁寧に解説しているサイトがいろいろあるので、一度時間がある時にちゃんと勉強しておきましょう。
機種依存文字劇場
機種依存文字チェッカー
とりあえず、ここまでにしておきます。
次は、インセンティブプランを中心にまとめてみたいと思います。
「です、ます」調と「である」調が混在しちゃいましたが、気にしないでください。