狂犬病 (Rabies)
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狂犬病は、日本では撲滅された感染症であるが、オーストラリアを除き、世界大陸で現在も死亡者が出ています。主に狂犬病の犬に噛まれて感染する事が多い為「犬」と名がついていますが、他の哺乳類動物からも感染します。アメリカではアライグマやコウモリ、欧州ではキツネ、アフリカではジャッカルやマングースが有名です。 また、猫や馬、牛なども原因になることがあり、感染した動物は凶暴になり、ちょっとしたことで人を噛んだりします。 |
| 感染経路 |
感染した動物に噛まれ、傷口からウィルスが侵入する。ウィルスは筋肉内で増殖して、神経を伝わって脳に移行し、中枢神経症状が現れる。脳から再び神経を伝い、唾液腺へ移行して唾液中にウィルスが排出される。 |
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| 症状 |
ヒトの場合は、9日から数年が潜伏期間で通常は20日〜60日程度である。発病率は32〜46%。発病するかどうかは、噛まれた傷口の大きさや体内に入ったウィルスの量などで大きく変わる。発熱、頭痛、全身倦怠、嘔吐などで、噛まれた部分の異常感覚がある。その後、筋肉の緊張、幻覚、痙攣などが続く。液体を飲むと喉が痙攣を起こす。犬の遠吠えのようなうなり声をあげ、大量のヨダレを流し、昏睡、呼吸麻痺が起き死亡する。 |
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| 予防法 |
野犬・猫、野生動物に手を出さない。 |
狂犬病に感染した犬の症状: 犬は、狂犬病に感染すると、1〜2週間で発病する。狂犬病の犬は、むやみに歩き回り、柱などに噛みついたり、地面を無意味に掘ったり、狼のような遠吠えをするなどの異常行動をとる。また流れるようにヨダレを流すようになる。この期間は攻撃的でちょっとした刺激で噛みついたりし、やがて足腰が立たなくなり、うつろに宙を眺めるようになり、死亡する。 |
| 予防接種をする。 | 4週間隔で2回、6ヵ月後に1回接種する。 | |
| 発生地域 |
アフリカ、アジア、中南米のほとんどの地域で流行。 アジアでは特に、タイ、ベトナム、フィリピン |
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★人獣共通感染症について★
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人と獣(動物)が共に感染する病気。数多くの病気に人も動物も同じように感染するが、特に動物から人への感染が問題になる。 動物では大した病気でなかったり、全く症状を現さないのに、人が感染すると重篤な症状を呈するものも少なくない。 牛が持っている(O-157)や、豚から蚊によって媒介される(日本脳炎)、犬やコウモリ、それにアライグマなどから感染する(狂犬病)、それにサルからまず人に感染し、その後患者の血液や体液を介して感染する(エボラ熱)など、数多くの人獣共通感染症がある。その中で世界中で一番問題となりそうなものは狂犬病と思われる。 |
もしも、狂犬病を持っている動物に噛まれてしまったら・・・
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1.十分に水洗いをする。 2.できるだけ早く病院で、傷口の治療を行い狂犬病と破傷風のワクチンを接種する。 3.噛んだ動物が飼い犬であれば、犬が予防接種を受けているか飼い主に問い合わせる。 |