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「秋山みほ」事件

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日記の方を読んでいただいている方は、もうご存知かと思われるが、
何しろAVが好きな某友人がいる。
彼はきっと3度の飯よりAVが好きだ!(殺されるかも・・)
そりゃあ、AVをダビングするために
わざわざビデオを2台も購入するくらいなんだから
相当好きに違いない。
彼女のいる男で彼ほどAVレンタルの常連になっている人は
他に類を見ない。
そのコレクションの数も相当な数で、ビデオだけで押入がいっぱいになるくらいだ。
コレクションしている本人ですら
どのビデオに何が入っているのかわかっちゃいない。

気に入った女優はラベルわけして管理してあるからいいものの、
その他の女優やアニメAVなんかは、もう何が何だかさっぱりわからない編集だ。

そんな彼はレンタルビデオだけでは秋足らず、セルビデオも相当数持っている。
いずれも怪しいタイトルのものばかりだ。
一番のお気に入りは、いわゆる「黒人」ものシリーズ。
彼曰く「女優が本気で感じているのがいい」らしい。











私にはさっぱり良さがわからない(爆)









彼はお金に余裕があると、買い物に行こうと私を誘う。
行き先は大体セルビデオショップだ。
彼はじっくり時間を費やして
内容をしっかり吟味してからビデオを購入するため購入まで結構待たされる。

昔は、それがすごく嫌で(笑)車の中で待っていたり、
普通のビデオが置いてあるコーナーで時間をつぶしていたのだが
何度もつき合わされているうちに平気でAVコーナーに行けるようになった。

・・・大人になったんですねぇ。慣れって恐ろしい。

洋画のビデオや、映画なんかでもそうだけど、
他の作品の予告や宣伝が初めに流れたりする。
当然AVでもそれがある。
彼はその中で気に入ったものを見つけると、またセルビデオショップに向かう。
この事件の発端もそうだった。
彼は早速そのビデオを探しに行ったものの、人気商品らしく見つからなかったようだ。
(探しに行くのにもつき合わされたのだが・苦・)
どうしてもそれが観たかった彼は、ついに発注をした。
そのビデオとは・・・

「鬼畜輪姦 秋山みほ」

・・・・・・・・・・まぁたしかに可愛い女の子だったけどね。

このビデオを予約した店は、
いつ死んでもおかしくないくらいよぼよぼのじいさんが
一人で切り盛りしている怪しい店だった。
ビデオを探しに行ったときにも
「これから二人で観るのかい?いいねぇ若いって」(ニヤニヤしながら)
などと、とても失礼な(苦)発言を繰り返していた。
発注したビデオが届いた、と彼に連絡をするときにも
「秋山みほさんですか?」
と、すっとぼけたことを言って仕事中だった彼を泡吹かせたほどだ。

届いたビデオは、誰かが取りに行かなければならない。

彼はその店が私の家の近くだったこともあり、私に頼んできた。
私は絶対嫌だと断った。
一緒に取りに行くならいざ知らず、なぜに私が一人で取りに行かなければならない??

しかし、その次の日事態は急変した。

彼が風邪でダウンしたのだ。
心配した私は学校が終わってから、差し入れを持っていこうと電話をかけた。
私「なんか食べたいものとかない?買っていくよ」

彼「秋山みほのビデオ」

私「・・・・・・・・・・・・・・はぁ?(怒)」

彼「いーじゃん。病気なんだからさ。今日取りに行かないといけないんだよ。」

・・・・・・・・・・・・・・さすがにそう聞かされては仕方がない。
私は覚悟を決めた。

こうして、私はまた羞恥心を失うこととなったのであった。(泣)

そのときに限って店の中にはたくさんのお客がいた。
私は「心頭滅却すれば火もまた涼し!」
半ばやけっぱちになりながら店に入り、カウンターに向かった。

私「すみません。ビデオを予約した●●(彼の苗字)ですけど」

しかし、そのボケたじいさんは
爺「はて・・・・何のビデオだったかな?」
と言い腐った。

・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・












言いたくねー!!!!!









私「あの、秋山みほのビデオですよ」(小声で)
女優名まで教えてあげたんだ。
いくらなんでも思い出すだろう。

爺「・・うーん・・ビデオのタイトルの方を教えてください」




こんのくそボケじじぃが!!(憤怒)





私はこのじじいを本気で殺そうかと思った。
しかし、店に入った時点で、他の男性客の視線を痛いほど感じていたので
一刻も早くこの場を立ち去りたかったのだ。

私「き・・・鬼畜輪姦・・・」(搾り出すように)

爺「はい?もう一回言ってください?」

私「だから・・鬼畜・・・」


も、もう勘弁してください。(泣)
これ以上ここにいると、私は爺さんを殺してしまいそうです



爺「すみませんねー。耳が遠いんですよ。もっと大きな声で言ってください













プツッ!(←何かが切れる音)






私「き・ち・く・り・ん・か・ん!です」(大声で)

・・・・・・もう失うものはないね。私。ははん(自嘲)


爺「ああ、ちょっと待っててね」
やっと爺さんが探し出す。

よかった。もうこれ以上ここで恥をかくことはあるまい。
あとはお金を払って帰るだけだ。
ようやく苦悩から脱出できそうです。
もう、血わき肉おどる気持ちです!!!













爺「秋山みほさーん!!!」















爆死












何も・・・よりにもよって
その名前で呼ばなくたっていいじゃないか!!(マジ泣き)

またさらに、他の客の注目を浴びてしまったじゃないか!!!!!

もういいから、早くビデオをくれ。

私は爺さんの首を絞めたくなる気持ちを必死でこらえながら代金を支払った。
そして送品を受け取って
さっさとその場を去ろうとした瞬間。

爺「ああ、そこの籠の中のビデオをどれでも持っていっていいよ。サービスだよ。」






籠の中って・・・





AVばかりじゃん!!!!!!(吐血)






爺「ちなみにこの娘がお勧めだよ」(ニヤニヤ)
爺さんは一本のビデオを手に取った。












「超巨乳美女デビュー」














俺に巨乳女優のビデオを観ろっていいたいのか、貴様ぁぁぁっっ!!!(激怒)








ああ、もう早く帰りたい。
じゃないとマジでこの爺さんを殺してしまうよ。

私「あ、じゃあこれでいいです。」

それを受け取って足早に立ち去ろうとした私に
爺さんは最後の一言を放った。

爺「またどうぞ〜!」

















もう、来ねーよ!!!!!!!!!!!!















その後、その店は潰れてしまった。
やっぱり爺さんのボケっぷりが仇なしたのだろうか?
潰れた後は某電気屋になったのだが、
私はその店の前を通る度に
かかなくてもいい恥までかかされた
苦い思い出が頭の中をよぎるのであった。


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