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e-CLEAN・・・電圧削減批判を逆手にとった?とんでも節電原理

尚、ここに掲載した商品の性能に必ずしも欠陥・問題があるというものではありません。
販売会社の商品説明から、弊Webサイトの節電器の定義の中の偽節電器との仮説を立てています。
企業の皆様へ

e-CLEAN
出典 ココ

なんか面白い説明の節電器を見つけました。
コンセントに取り付けるだけで、20%も節電になるそうです。

取り扱い会社はいろいろあるようですが、ここによると、韓国のベンチャー企業・コリアスーパーエナジー社(大邸市、権永代社長)が開発したもののようです。
で、九州総販売代理店らしく、検索で一番最初にヒットし、詳しい説明が掲載されている「協和開発株式会社」のWebサイトを考察しています。


協和開発株式会社の商品説明(小さめのくすんだ朱文字)とそれに対する意見、という形式で書いていきます。

 今まで日本の大手企業で開発された節電機の多くは、電圧を落とすことで消費電力を軽減する方式の商品が今現在、流通していますが、どうしてもその性質上、電気機器の機能低下をきたす恐れがありました。

電気機器の機能低下というよりも、モーターの場合、どこでも電圧を下げまくるのは危険です。
また、節電器機能は、ありません。

しかし、この「e-clean」は中性波という光エネルギーを利用して、

中性波という言葉は初めてだったので、を検索してみましたが、中性粒子や中性原子という言葉は見つかりますが、e-CLEAN関連以外で、「中性波」という言葉は見つかりませんでした。
当然、科学的関係のWebサイトにも「中性波」という言葉は見つかりません。このことから、科学を装った造語、ニセ科学ではないかと疑っています。

ちなみに、光エネルギーというのは、電磁波の一種の光がもつエネルギーのこと。一番身近な例でいうと、太陽光線になります。
もし、この説明が本当なら、主に室内で使用されるこの機器が、外部の光エネルギーを安定的に常時利用することは出来ないでしょうから、自ら作り出しているのだと思われます。
そう考えると、 e-CLEANは、むちゃくちゃエネルギーを消費してるんじゃないんでしょうか?

電磁波等の有害成分を中和し消費電力を軽減する方式の為、

電磁波の有害成分を中和してくれるそうです。なんだかありがたい機器です。

あれ?  でも、その中和で消費電力が減るそうです。
有害というのは、人間に対する用語だと思っていたのですが、それを減らすと、何で電気機器の消費電力が減るのでしょうか? まるで、「あなたの風邪を治すと、前の川の水がきれいになるんです」と言っているような感じです。意味がつながりません。

でもって、この有害成分を中和で、電気使用量が20%も減るのなら、送電されている電気の2割が、有害成分なんですか? なんだか、とっても怖いです。
そもそも、同じ電気であるのに、不純物か否かのように、有害成分か無害成分か分けれるとは思いませんでした。いえ、きっとそういう分類はできないでしょう。

節電効果は勿論、電気機器の作業環境をも改善する画期的商品です。

はあ、そうですか。

e-cleanは、こうした電力を直接的制御方法ではなく赤外線フィルターを応用した半導体技術を駆使し、

用語の説明から行きます。

赤外線フィルター ・・・・ 検索すると、全く別の二つの意味で使われているようです。

赤外線透過フィルター
赤外線は波長が長く散乱しにくく、例えば布だと透過します。また熱をもったものは赤外線を発するため、他の可視光をシャットアウトし、赤外線だけを透過させるフィルター。カメラなどに使用される。

赤外線軽減フィルター
ディスプレイなどに使用し、赤外線をシャットアウトするもの。

半導体技術 ・・・ 導体(電気を通す)と絶縁体(電気を通さない)との中間の性質を持ち、条件次第で導体性質になったり絶縁体性質になる物質(半導体)を利用した技術。集積回路などに利用される。詳しくはこちら参照

で、やっぱり意味がわかりません。
もし言うなら、「半導体技術を応用した赤外線フィルター」か「赤外線フィルターを利用した半導体技術」の方が通りが良いです。
少なくとも、技術は応用できますが、赤外線フィルターという「物」は「応用」できません。

どんなに日本語を整えたって、「半導体」と「赤外線フィルタ」は関係がないと思うのですが。
ちなみに、「半導体」と「赤外線フィルタ」で検索してみましたが、これら二つが関係しているような記述は、このe−CLEAN以外は見つかりませんでした。

誘導障害電磁波や地磁気撹乱による電気的副作用を除去するという一種の情報技術によって電力を安定化させ、結果的に電力使用料を軽減させる装置です。

ごめんなさい。意味がさっぱり解りません。というか、通じてないです。

情報技術とは、 コンピュータやデータ通信に関する技術であって、 その情報技術でどこをどうしたって、コンピュータ制御とは全く係わり合いがない電気を消費する仕組み(照明とかモーターとか)をコントロールすることは、不可能です。

コンピュータ制御で電気消費量のメーターを回しており、そのメーターをかく乱するという話なら、少しはわかります。(しかし、メーターはコンピュータ制御ではありません)

自分の目から見ると、このe-CLEANの商品説明は、まったくのインチキ説明としか思えません。読めば読むほど、我々をなめてるんか?と。

さりとて試さずに決め付けることは出来ないので、どなたか購入された方がおられましたら、是非結果を教えてください。
なおその際には、その他の要因を排除した結果をお願いします。

このe-CLEANをつけたコンセントから先の部分で、同じ電気製品を同じように使用した場合のkWhなどだと大変グーかと思います。

メーカーや販売店の方へ
こんなとんでも説明ではなく、節電の仕組みをちゃんと解説していただくようお願い申し上げます。
また、節電20%と宣伝する根拠となった実験結果を教えていただければ嬉しいです。

2005-08-14(最終訂正2005-09-10)


apjさんの掲示板にも紹介したところ、私よりも鋭い切り口でいろいろツッコミが入ってます。
で、もしかすると、コンデンサーではないか?という指摘がありました。(2005-08-17追加)