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省電王進化論2

 

先アイディック期

今を去ること約11年前、平成4年。
総合リライアント(東京都豊島区)のT社長がタムラを訪れ、
トランス(変圧器)の製作を依頼した。
タムラで製造したトランスにブレーカーを付け、
ランプ、メーターがついた箱に収め、節電器として売り出すと言う。

その名も、「省電王」。

平成5年、日本工業新聞に記事を売り込み、2度掲載される。
(1993.02.15 1993.09.29)

上記新聞記事によると、
販売の協力会社は、創樹社、アテネコーポレーション、システムエキスパート、
代理店の名乗りを上げたのは、セイコー電子工業、日本ビジネスコンピューター(東京)、トッププランニング(大阪)、東北鉄道整備(宮城)、沖縄育英社(沖縄)など、八社とある。

(ただし、システムエキスパートが主張するように、
 これらの社名はリライアントが箔をつけるために勝手に使用し、
 日本工業新聞も検証することなしに掲載した可能性は十分あり得る。)

9月までに、全国で販売する体制を整え、前途は洋々と思われた。

しかし、、、省電王は売れなかった。。。。

 

 

リライアントの省電王(大分Iさん提供)

箱の表部分に、メーター。
また通電していることを示す
ランプがついている

内部の様子
ブレーカー(左上)が見える
写真からはIC回路は確認できない

この省電王の価格は約100万円

タムラが納品したのは、わずか50台。
(他工場でトランスを作らせていた可能性は否めない)

電圧を下げると、どんな効果があるのか、節電になるのはどんな製品か。
T社長なりに調べ、勉強したが、だめだった。
調べれば調べるほど、とてもじゃないが
自信をもって人様に勧められる代物ではなかったからだ。

T社長は、ついに事業の継続をあきらめ、トンズラを決行する。
1995年(平成7年)のことだった。

後には、リライアントの社員、1〜2人のみが残された。。。。

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