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流れゆく日々のメモ 2005年 |
11月
■なか見!検索
Amazon.co.jpで、「なか見!検索」が始まりました。本の中身を検索できる機能です。関連ページをリンクしておきます。
Amazon.co.jp: 本/本/なか見!検索とは?
スラッシュドット ジャパン | Amazon Japanが「なか見!検索」機能開始
アマゾンが書籍の全文検索サービス「なか見!検索」を開始 - nikkeibp.jp - ニュース
この機能で気になるのは、著作権問題です。
nikkeibp.jpのニュースでは、
「同サービスで検索できるのは、同社が出版社の許可を得た書籍に限られる」とあります。著作権者の許可を得ているのかどうかが気になる点です。出版社が著作権者の代理として権利処理をしているのであれば問題ないのですが。
1月の日記でリンクしたページを再掲しておきます。
「本が売れなくなる」:米アマゾンの全頁検索に米作家団体が反発」
「検索サービスの抗弁」の必要性」
著作権上の問題は抱えていますが、検索サービスは意義のある事業ですので、ぜひ続けていってほしいと思います。
9月
■更新停滞のお知らせ
この日記の更新は、都合によりしばらく休みがちになると思います。
■本格翻訳
翻訳ソフト「本格翻訳3」を買ってみました。
現在では「本格翻訳4」が出ているのですが、使っているパソコンの能力上の問題であきらめました。
翻訳をするだけなら、Web上に無料の翻訳サイトがあるので、1980円という値段は安いわけではありません。
それでもわざわざこのソフトを買ったのは、ウィキペディアの「英日機械翻訳の可能性が開かれました」で、訳文が自由に使えるらしいことを知ったからです。
そのうち、ウィキペディア英語版の興味のある項目を翻訳して公開してみたいと思います。
8月
■アクセス解析
変な検索語を紹介しているページはたくさんありますが、そのうち三ヵ所を紹介してみます。
「村田 巨人」調査ファイル
Taro's Pageの「今日の探しもの」の項
アイドルグラビア日記メモの「旅人へのアドバイス」の項
* 「旅人へのアドバイス」は残念ながら停止中のようです
わたしのサイトでも最近アクセス解析をはじめたのですが、検索語はまじめなものが大部分です。
いずれは、「パソコン 中から 煙」とか「猿といえば 野生」(「村田 巨人」調査ファイル)などのゆかいな検索語にも出会ってみたいものです。
■アフィリエイトはじめました
iswebでは楽天アフィリエイトができるということなので、はじめてみました。まず手始めは「ブックオフに関する本」です。今後、アフィリエイトページで、本の感想などをぼちぼち書いてみようかと思っています。
■asahi.com: 日本最古のアニメフィルム、京都でみつかる
[情報源:「B館」MANGA NEWS]
これまで日本で初めてアニメが作られたとされてきた1917年より、10年ほど古いということです。
世界最古のアニメ作品とされる(コマ撮り技術自体はその少し前からあるようですが)『愉快な百面相』が1906年ですから、「世界最古のアニメ」より古い可能性もあります。
また、津堅信之氏による、「外国製を参考にせず、日本独自の方法でアニメが作られた可能性がある」(最古アニメ?:1900年代初頭、京都市の旧家で見つかる)との指摘もあります。
このように、日本のアニメ史どころか世界のアニメ史が塗り替えられる可能性があり、今後の詳しい調査が注目されます。
7月
■今後の予定
先月更新を再開したのですが、しばらくの間は、「ブックオフの廃棄問題」の更新準備と「「ブックオフの廃棄問題」仮設掲示板」でのレスを優先させるため、このページを含めたほかのページの更新の本格的再開にはしばらくかかると思いますのでもうしばらくお待ちください(待ってる人がいるかどうかわかりませんが)。
■居候マンガ
「漫棚通信ブログ版: 居候するバケモノたち」で、『オバケのQ太郎』などの居候マンガがとりあげられ、最近の例も紹介されています。
そこでは挙げられていませんでしたが、わたしが最近の作品の中でオバQ系だなと思った作品に『よつばと!』があります。
居候マンガの主人公には、オバケ、ロボット、忍者といった、普通の存在とは違う印が必要だと思っていたんですが、普通の女の子でも成り立つというのが新鮮でした(いや、あんまりフツーでもないんですが)。
■asahi.com: 国会図書館、情報保存はお堅いサイト限定 反対多く転換
とりあえず、関連リンクを。
「インターネット情報の収集・利用に関する制度化の考え方」に関する意見募集の結果について
「インターネット情報の収集・利用に関する制度化の考え方」(改訂版)
スラッシュドット ジャパン | 国立国会図書館のWEB情報保存は「対象限定」へ
奥村弁護士の見解 - 国会図書館、情報保存はお堅いサイト限定 反対多く転換
Copy & Copyright Diary - WEBサイトの網羅的収集
shoda T.的うぇぶログ: 情報の壁
cles::blogはアーカイブされないようだ
日々記―へっぽこライブラリアンの日常―: 国立国会図書館方針転換
書物蔵(しょもつぐら):「図書館現象」なんでも! - 図書館史も,図書館政治の分析には役に立つにょ
高木浩光@自宅の日記 - 国会図書館のWebアーカイブ計画で技術的に考える余地
6月
■Amazon.co.jp: 音楽: ヒデタ樹ベスト
来月20日発売予定です。
■各項目へのリンク
使う人がいるかどうかわかりませんが、各項目へリンクできるようにしてみました。
■再開のお知らせ
4月中旬から2ヶ月以上、このページを含め、サイト更新がほぼ休止していましたが、近日中に再開する予定です。
5月
■国会図書館、ネット情報収集へ 保存して一般公開
■転換し始めた国のウェブ保存政策
4月
■ 今月の逆リンク
退屈男と本と街
ピキオのアンテナ垂れ流し
今月もいろいろな所からリンクしていただきましたが、その中でも上記のページでは、この日記に言及・リンクしていただきました。ありがとうございます。
■インターネット情報の収集・利用に関するご意見の募集
[情報源:Copy & Copyright Diary]
国会図書館が意見を募集しています。27日まで。
■デビルマン
待ちきれなくて借りてきました。
内容はネットでの評判通りで、あまり付け加えることはありません。
デビルマンは、永井豪の『魔王ダンテ』を元にして、テレビアニメの企画として誕生しました。そして、永井豪は『少年マガジン』でマンガ版を連載します。
永井豪版の『デビルマン』は、テレビアニメ版とはまったく違う作品になりました。
なにしろ、永井豪版では、テレビアニメ版の主役は、出てくると同時にいなくなって(意識をなくして)しまいます。
ちなみに、テレビアニメ版と永井豪版の主役が両方とも意識を保っていたら、という設定にすると『寄生獣』になります。
脚本のチェックをきちんと行うなど、作品作りを厳しく管理していれば、映画版はここまでひどい作品にはならなかったでしょう。
しかし、単純に管理を厳しくすると、永井豪版『デビルマン』のようないい意味の暴走も抑制しかねません。難しいものだと思います。
■閉鎖する前に考えてほしいこと
はてなブックマークで見かけたので改めてリンク。昨年の12月に改稿されていました。
サイトの閉鎖がなぜ問題になるかというと、著作権の問題があります。
本の場合であれば、絶版になっても、図書館や古本屋で探して読むという手段があります。
それに対しサイトの場合は、本のようにモノが存在するわけではありません。したがって収集・公開する場合にデータを複製する必要があります。そのため著作権の問題が生じるのです。
すでに『Internet Archive: Wayback Machine』というサイトが、世界中のサイトを無断で収集・公開しています(関連:「【衝撃!】消し去ったはずのWebページga保管する」)。また、国会図書館も国内Webページの収集・保存を計画しています。これに関し、「納本制度審議会答申(平成16年12月9日)」(PDF)は、「館が複製(固定)する場合」は「収集に伴う複製は制度的収集の根幹であり、法律に基づく複製権の制限が必要となる。」としています。
■タイポグラフィの世界 書体編
■ 今月の更新
4日 その他(常時準備中) 新設
3日 野田昌宏エッセイリスト(準備中) 新設
3日 フルアニメとリミテッドアニメ 更新
2日 歌詞の引用 更新
「注意事項」を追加
2日 「日々のメモ」→「流れゆく日々のメモ」 タイトル変更
またタイトルを変えてみました。
■ ミッキーの目、手塚キャラの目
以前、『MICKEY MOUSE 偉大なるネズミ伝説』を読んで、ミッキーマウスの目玉の変化は、途中から白目ができたのではなく目が縮んだのだということを知りました。
図で示すと以下のようになります。制作第3作で公開第1作の『蒸気船ウィリー』では、すでにBタイプの目になっています。
A B C
Bは、Aの目玉の下側の輪郭線を省略した形です。ミニーマウスのまつげの位置を見るとBの目玉はAと同じく大きいことがわかります。
目玉のサイズについて当時スタッフがどのように考えていたのか気になっていたのですが、最近「第4章「ミッキーマウス」(その1)」(『ディズニー総研』)を読んで、『ディズニーアニメーション 生命を吹き込む魔法 The Illusion of Life』にこの件に関する記述があるのを知りました。当時のスタッフは、観客がミッキーの瞳を目全体だと勘違いしたので困っていたようです。
このような目の描き方の違いが、手塚キャラにもあります。
アセチレンランプには、大きい目の場合と小さい目の場合があります。
ヒゲオヤジには、Bのような目とCのような目があります。しかし、Aタイプの目は見当たりません(わたしが知らないだけかもしれませんが)。目の外側の線が、ミッキーマウスのように元々は目の輪郭線だったのか気になるところです(アニメ『マリン・エクスプレス』の設定書には「目のりんかくではない シワです」と書いてあります)。
3月
■『ニモ』幻のパイロット
2005年03月25日の「タレテレ テレコム三鷹スタジオ情報」によれば、テレコム版『ニモ』(1989年)のDVD発売が決定したそうです。「なんとか、「幻のパイロット」も入れられるようにしたいなあ、と思ってます。」とのこと。
ニモのパイロットには、月岡貞夫版(1978年)、近藤喜文・友永和秀版(1984年)、出崎統版(1987年)があります(わたしはすべて未見)。以前LD?に収録されたことがあるようです(三本全部ではないという話をどこかのページで読んだような気がしますが未確認)。
月岡貞夫氏といえば、ピーターラビットを使ったCMが、原作のタッチをよく生かしたものでした。
『世界と日本のアニメーションベスト150』での小堤一明氏の評によれば、ニモの月岡版パイロットは、「日本で作ったとは思えないほど原作の味をそのまま表現してあった。」そうです。
パイロットフィルムは三本とも評価が高いようで、すべて見てみたいと思いますが、中でも、原作に近いという点で月岡版が興味を引きます。
■「もっとアニメを観よう」第17回 うつのみや理のベスト20(1)(『WEBアニメスタイル』)── うつのみやさんは、アニメを観て、コマ送りをするんですか。わたしはよくコマ送りをするのですが、少数派のようです。コマ送りというのは、アニメの楽しみ方としては邪道かもしれませんが、技術的なことがよくわかり、興味深いものです。
うつのみや しますします。普通のTVアニメーションでもしますよ。
(中略)
最近のアニメファンはあまりやらならしいですよ。
うつのみや えーっ、しないの? 残念ですよね。
上記ページに関して『アニオタフォース』に「WindowsMediaPlayer標準ではできないのでMediaPlayerClassicで送ってます(´ー`)v」との記載がありました。これはいいことを知ったと思い、MediaPlayerClassicやAplayerをダウンロードしてみました(mpegは見ることができましたが、残念ながらwmvは見ることができませんでした。理由は不明)。
というわけで、さっそく 「Origins of American Animation, 1900-1921」の中から、Humourous Phases of Funny FacesやThe Centaursをコマ送りしてみました。後者はセル塗りや撮影がかなりひどく、「世界初のアニメ」である前者は2コマ撮り(秒10枚)を採用していることがわかります。
■30年後の俗物図鑑
筒井康隆に『俗物図鑑』という作品があります。30年以上前の作品なのですが、ネット時代を予見したような作品です(『ベストセラー本ゲーム化会議』でも似たような指摘がありましたし、そう感じる人は多いと思います。なお、以下の紹介で若干のストーリーばれがあります。ご了承ください)。
主人公の雷門亨介は、吐瀉物鑑定家片桐孝太郎など「誰にも認められないような研究を、ストイックに続けている人」を次々と発見し、梁山泊プロという評論家プロダクションを立ち上げます。
彼らはマスコミに取り上げられ有名になりますが、徐々にマスコミとの対立を深めてゆきます。
亨介は次のように語ります。
「誰だって評論家になれるんだ。何かの評論家になれないなんて人間はひとりもいないんじゃないか」
「選ばれた極く少数の人たちが文化の中心的存在であった時代の夢を、あなたはまだ追っていますね」「でも、そんな時代はもう過ぎましたよ」
そして、体系や本質を重視する既存の評論家にこう反論します。
「末端は末端同士、横につながっているのです」
マスコミ側の代表者は、梁山泊に対しこう語ります。
「だいたいこんなちっぽけな梁山泊が、全マスコミと五分五分の立場で取引できるとでも思っていたのか。」
そして、梁山泊はマスコミ・自衛隊との戦いで壊滅します。
この小説は、亨介の息子豪介の、次のようなセリフで幕が引かれます。
「それじゃ出発しようぜ。ひとまず退却だ。なあに、どうせ三十年経ったら、またどこかでこの続きをやるんだからな」
この時点で梁山泊の女性陣は妊娠しています。三十年というのは、この子供たちが大人になって力がついたら、ということでしょう。
単行本が発行されたのは1972年。そして三十余年がたちました。
で、ライブドアの堀江社長は1972年生まれなわけです。
これが30年後の続編だったのか。でも、ライブドアと梁山泊とはイメージが違うなあ。
■今月の更新
22日 出版業界の原稿管理問題
紹介資料に『新著作権法問答』を追加
20日 「確信犯」の誤用 更新
16日 ウィンザー・マッケイのアニメーション 新設
■文庫判ムック
「東池袋アニメ積読録[特別編] このアニメブックがすごい!2005 藤津亮太×小川びい」(『WEBアニメスタイル』)
藤津亮太氏は2004年ベスト3のひとつに、「そのフォーマットが魅力だったので」という理由で、コバルト文庫の『マリア様がみてる プレミアムブック』をあげています。
文庫もムックも好きなので、文庫判ムックという形には魅力を感じます。しかし、これまで色々と出版され、文庫判の分厚いムック的児童書がはやったりもしましたが、ジャンルとしてはいまひとつ定着しません。
以前のものだと、たとえば講談社X文庫の『メーキング・オブ・円谷ヒーロー』とか結構いいできだと思うんですけどね。
[4月2日追記]
そういえば、宝島社文庫は、別冊宝島で出たものを結構収録していますが、あまりムック感がありません。
■小説の分業化
「トークセッション「ライトノベル☆めった斬り!」 A」(『実物日記』)
「小説にもマンガのように原作、原案があっていいと、大森、冲方氏の間で盛り上が」ったそうです。
以前読んだ『現代日本文学「盗作疑惑」の研究』(竹山哲 PHP研究所 2002年)では、原作・原案の存在を隠す例が取り上げられていました。どうも、一人で書くほうがエライという感覚があるようです。分業化に関しては、このあたりがネックかもしれません。そういえばマンガの場合も、編集者がストーリーを作っている場合もそれを隠している例が多いという話を聞きます。
■ なんだかとんでもないもの(『箱男』)
キリスト教原理主義者による日本のマンガ・アニメファンサイトの紹介。
これを読んで思い出したのが、高島俊男『水滸伝の世界』の「水滸伝をチョン切った男」です。
水滸伝は(そして七十回本を作った金聖嘆は)、中国の政治状況が変わるごとに、解釈・評価がコロコロ変わり、にもかかわらず、水滸伝七十回本は、これまで当然のように生き残ってきたそうです。
これについて高島氏は、「まあつまり、要するに中国の人たちは金聖嘆の七十回本が好きなのであって、理屈はなんとでもつくわけだ。」とまとめています。
■ 日本アートアニメーション映画選集
絵本: 「ちびくろさんぼ」復刊へ 瑞雲舎
そういえば、昨年出た「日本アートアニメーション映画選集」には、『ちびくろさんぼのとらたいじ』は収録されていませんでした。
この選集は、「毎日映画コンクール大藤信郎賞受賞 短編アニメーション全集 1962〜1996」とあわせると日本の短編アニメーション史が概観できるという貴重なものなのですが、ほかにも大事な作品が抜けています。『くもとちゅうりっぷ』です。単なる推測ですし、単に見る機会が多い作品だからはずしたという可能性もありますが、ひょっとしたら黒人差別問題に配慮してのことかもしれません。『アニメーション入門』や『日本アニメーション映画史』によれば、制作当時、お役所が「クモは色が黒いから南洋の土人」だとして難色を示したそうです。
この選集は差別問題を抱える作品を排除しているわけではない(*)ので、もし上記二作品が収録されていないのが差別問題によるものだとしたら、基準が気になるところです。
* たとえば、ある作品には、「げんごろうさんのつんぼー」というセリフがあります。話を聞いてもらえなかった女性が、相手(耳が聞こえないわけではない)に投げかけるセリフです。なんの屈託もない明るい口調に驚かされました(図書館で見たときのメモと記憶を元に書いていますので、不正確な点があるかもしれません)。
2月
■f.e.r: フリー入門pt.2【FILM】【COPYRIGHT】
「インターネット・アーカイブで観ることのできるパブリックドメイン映画」として、『ガリヴァー旅行記』などフライシャー兄弟の作品3本と『ナイト・オブ・ザ・リヴィング・デッド』が紹介されています。
『ナイト・オブ・ザ・リヴィング・デッド』は、著作権登録手続きのミスでパブリックドメインになってしまったとのこと。
■今月の更新
[22日] 「ブックオフ」→「ブックオフ論」 更新・タイトル変更
[19日] 「月刊日記」→「日々のメモ」 タイトル変更
[18日] ブックオフの廃棄問題 更新
■猿の惑星TVシリーズ コンプリートDVD−BOX発売!
ネット上に原題と邦題の対照表が見当たらなかったので、ここに載せておきます。
1 ESCAPE FROM TOMORROW 1 未来への脱出 2 THE GLADIATORS 12 メダルを取り返せ 3 THE TRAP 5 閉じこめられたゴリラ将軍 4 THE GOOD SEEDS 14 ゲイランの危機 5 THE LEGACY 11 地下貯蔵庫の遺産を守れ 6 TOMORROW'S TIDE 6 魚漁りの裏に何かが? 7 THE SURGEON 10 外科医の決意 8 THE DECEPTION 3 ゴリラ暗殺団を追え 9 THE HORSE RACE 2 決死の大障害レース 10 THE INTERROGATION 8 尋問で口を割れ 11 THE TYRANT 7 暴君 12 THE CURE 9 疫病を退治しろ! 13 THE LIBERATOR 13 絶体絶命 14 UP ABOVE THE WORLD SO HIGH 4 逃亡者、大空へ飛ぶ
■今月のニュース
[15日] Ask.jp正式サービス開始。検索結果を保存できる「My Ask」など追加
[11日] 韓流の原点: 傑作映画「アリラン」は? 伝説の収集家死去
関連リンク:映画保存協会
[ 7日] ディズニー、使い捨てDVDの販売を中止
[ 3日] よみうりテレビ、映像の無断掲載などを監視するシステム「ZENIGATA」導入
[ 1日] 米Microsoft、検索エンジン「MSN Search」の正式版〜日本語対応は年内
■「J・フランクリン・ペインの小さな王国」
ウィンザー・マッケイをモデルにした中編小説。『三つの小さな王国』に収録されています(スティーヴン・ミルハウザー 柴田元幸訳 白水社)。
一般の人は純粋に物語を楽しむのでしょうが、アニメファンとしては、アニメ制作のディテールにも興味が向きます。たとえば、ペグ(タップ)ではなくトンボで位置合わせをしている点や、セルに関する次のような部分です。それに、セル方式は特許が取られているから、使うには使用許可を得ねばならない。許可を申請するとなれば仕事の中身を公にせざるをえないわけで、出来上がるまではいっさい秘密にしておきたいという彼の欲求と衝突してしまう。■ウィンザー・マッケイ
英語サイトをいくつか紹介します。ウィンザー・マッケイのアニメーションに関しては、そのうち独立したページを設ける予定です。
The Gertie Project: Restoring the brilliance of Winsor McCay
『恐竜ガーティ』のサイト。
Silent Era: Info: Comparions of Winsor McCay and His Moving Comics film versions
『リトル・ニモ』のバージョン違いの比較。
Winsor McCay’s Animation Lesson Number One, 1919
マッケイのアニメ技法テキストの紹介。セルアニメという技術の権利に関する興味深い話もあります。
■日立の樹
「この木なんの木」CM、4年ぶり内容一新 5日から
「名前も知らない木ですから〜」の日立CMが4年ぶりのリニューアル
やじうまWatchの記事が、旧バージョンの歌手、故ヒデ夕樹氏のことにふれているのに対し、asahi.comやMYCOM PC WEBの記事ではふれていません。一般的な知名度は低いので、しょうがないですけどね。
ヒデ夕樹氏というのは、次のような歌を歌っていた人です。
力石徹のテーマ
Go!Go!トリトン
ゴーゴー・キカイダー
駆けろ!スパイダーマン
関連リンク:
日立の樹オンライン
ヒデ夕樹 孤独なヒーローの歌
たのみこむ ヒデ夕樹全集!
1月
■ウィンザー・マッケイ
『たけくまメモ』の「W・マッケイ(2)これが95年前のアニメだ!」で「LITTLE NEMO」が無料公開されています。
今回は、そこのコメント欄で少し書いた、コマ数・枚数の件について、もう少し書いてみます(コメント欄では余計な書き込みをしてしまい、失礼しました。>『たけくまメモ』)。
ウィンザー・マッケイ作品の映写速度は、米国議会図書館のサイトで公開されているものは、『The centaurs』が秒26コマ、『Gertie on tour』が秒24コマです。
それに対し、「ウィンザー・マッケイ作品集」(有料サイト『HOLLYWOODPARTY〜幻の洋画劇場〜』)で公開されている『The centaurs』は秒18コマくらいでしょうか。両者を見比べると、かなり印象が違います。
「LITTLE NEMO」の映写速度に関しては、『たけくまメモ』版も『HOLLYWOODPARTY』版も変わらないようですが、ほかの速度もありえるのかもしれません。
サイレントフィルムの映写速度については、次のページをご覧下さい。
『Fumiko Tsuneishi Archive』の日記「today's special! mar. 2000」の2000/03/17のところに説明があります。
また、2003/01/11の日記には、フィルムセンターでのグリフィス作品の上映について、
「映写速度はニューヨーク近代美術館(MoMA)のスティーヴン・ヒギンズの指示を仰いで、世界のグリフィス研究者の中でもっとも妥当とされている速度に決めた。」
とあります。
制作者が速度指定をしている場合もあれば、第三者が速度を判断している場合もある、ということのようです。
マッケイ作品のビデオソフトは持っていないので、今回は次のようにして数えました。デジカメをビデオデッキにつないでパソコンの画面(『たけくまメモ』で公開されているもの)を録画し、それをコマ送りするというやりかたです。
結果としては、コマ数は16コマよりは多いが24コマよりは少なく、1コマ撮りのところが多いようだが、そうでない所もあるのではないか、と感じました。
結論があいまいなのは、調べ方が上記のような方法のため画質が最悪であり、はっきりと数えられなかったためです。また別の機会に、詳しく調べてみたいと思います。
最後に、ネット上でウィンザー・マッケイのアニメーションが見れるサイトをまとめておきます。
無料 LITTLE NEMO
W・マッケイ(2)これが95年前のアニメだ!たけくまメモ 無料 The centaurs (断片) 米国議会図書館 無料 Gertie on tour (断片)
『恐竜ガーティー』の続編米国議会図書館 有料 ウィンザー・マッケイ作品集
10作品(上記3作品を含む)HOLLYWOODPARTY
〜幻の洋画劇場〜
また、米国議会図書館のサイトでは、「W・マッケイとアニメーションの始原(1)」(『たけくまメモ』)でふれられている、ジェームス・スチュアート・ブラックトンの次の2作を見ることができます。
『魔法の絵』The enchanted drawing
『愉快な百面相』Humorous phases of funny faces
■「ブログ」と「アニメ」
『やじうまWatch』の【2005/01/26】。「ブログ」が頭高型アクセントだと違和感があるという話。
「NHKの「日本語発音アクセント辞典」に当たってみると、3拍の外来語については「原則として頭高型」なんだそうだ。一方で「日常生活によく使われて日本語にすっかりなりきったようなもの」はアクセントが平板になる傾向があるそうだ。だから違和感は、あくまで新語として発音したアナウンサー氏と、言葉に慣れ親しんだ筆者との落差が原因だったわけだ。」とのこと。
以前から、「アニメ」が頭高型で発音されるのには違和感があったんですが、そういうことか…
[5月1日追記]
先日『げんしけん』の1巻を立ち読みしたら、「アニメ」のアクセントにふれている部分がありました。
■今月のニュース
25日 米テレビ局の番組情報を検索できる「Google Video Search」のベータ版 25日 常用漢字、情報化時代で抜本見直し…文化審が報告書案 21日 「スパイダーマン」作者勝訴「映画化10%利益払え」 11日 NAVER、検索サービスを1月末で終了 1日 改正著作権法施行
■「奥付の変遷を追え!」石田豊 (『ず・ぼん』10)
たっぷり20ページ。図版多数。
■『本棚探偵の回想』 喜国雅彦 双葉社 2004年
本自体の感想ではなくて、あとがきについて。
「僕は表紙にカッターを入れます。売り物に出来なくするために。それはとても悲しい行為です。」(あとがきより)
新古書店に本を回さないため、喜国さんは、本を資源ゴミに出しているのです。
本が好きな人が本を捨てるという重苦しさが印象的だったので紹介しておきます。
■『少年サンデー』初代編集長
豊田きいち(亀市)氏といえば、著作権の専門家として有名ですが、『少年サンデー』初代編集長でもあります。
昨年出た『漫画大博物館』にインタビューが載っていると知り、読んでみました。わずか3ページのものですが、サンデー以前の話も含め、期待をはるかに上回る面白さです。
「夏目房之介の「で?」:『漫画大博物館』刊行記念パーティ」に、「でも、あれはまだごく一部ですよね?」と水を向けると、「また、会いましょう。色々話したいからね」とあるので、ぜひ実現して欲しいものです。
といわれた。う〜む、どっかで取材の仕事にできたらいいがなぁ。
■アレクサンドル・アレクセイエフ作品集
『New Animation Animation』の「Release Schedule」に長い間掲載されていて、「2004年発売予定」のまま年を越した『アレクサンドル・アレクセイエフ作品集』ですが、ついに消えてしまいました。残念。
■オタクvs大谷昭宏
事情を知らない方は、「フィギュア萌え族」で検索してみてください。
なんでこんなに無駄に話がこじれてしまったのか。原因は…大谷氏の顔…かな?
大谷氏がもっとコッテリしたオヤジ顔だったら、このオヤジしょーがねえなってことですんだかもしれません。なまじ話せば通じそうな顔つきだったのが問題かも。
■今月の100円ショップ
[キャンドゥ] 『必携漢字字典』 発行年不明
can☆DOコンパクト百科シリーズ7
巻頭の「本字典について」で、「異体字は一筋縄ではいかない」として、妙に濃い説明が続きます。驚いて奥付を見てみると、監修・執筆として『旧字旧かな入門』の府川充男・小池和夫両氏の名前がありました。道理で濃いはずです。
編集は風讃社。ベネッセコーポレーションの関連会社です。
can☆DOコンパクト百科シリーズ 特集ページ
■今月の歌詞の引用
『ASK ACCS』が3年前に本になっているというのを今ごろ知って、少し読んでみました。
『知っておきたい情報モラルQ&A』(久保田裕・佐藤英雄 岩波アクティブ新書 岩波書店 2002年)という本です。
以下、歌詞の引用に関する部分の、サイトと本の内容を比較してみます。
『ASK ACCS』に
Q ホームページで文芸評論をやりたいのですが?
という項があります(2000年3月)。
回答末尾の「相談室から一言」という部分は次のようになっています。歌詞を引用するにあたっては、(社)日本音楽著作権協会と(社)日本文芸家協会で、「1節以内」とする取り決めがあり、慣行となっているようです。このように「公正な慣行」については、法の規定だけを読んでもわかりませんので、著作権団体へ問い合わせるとよいでしょう。この記述だと第三者もこの取り決めに拘束されるような誤解を生みます。
この件に関しては、加戸守行著『著作権法逐条講義』に、
「実務的な処理に関する両当事者間の合意であって、本項の解釈を左右するものではありません」
という説明があります。加戸氏は、現行著作権法の起草メンバーで、元JASRAC理事長です。
同じ部分が、二年後の『知っておきたい情報モラルQ&A』では、次のようになっています。歌詞を引用するにあたっては、日本音楽著作権協会と日本文芸家協会で、「一節以内」とする取り決めがあり、慣行となっているようです。著作権法には引用の分量について明示はなく、日本文芸家協会の会員外は、この取り決めに縛られることはありませんが、参考にはなるでしょう。問題のある部分がちゃんと修正されています。
にもかかわらず、サイトの方はその後三年ほどたつ現在も修正されずにそのままなのは不思議です。
■書籍全文検索
「松沢呉一●黒子の部屋 973 アマゾンの全文検索」
上記ページによれば、今年、アマゾンの書籍全文検索サービスが日本でも始まるということです。ほかの情報源が見つからなかったので、詳しいことはわかりません。
夢のようなすばらしいサービスなんですが、喜んでばかりもいられません。米アマゾンの同サービスでは、著作権問題で揉めているからです。
「「本が売れなくなる」:米アマゾンの全頁検索に米作家団体が反発」
米アマゾンの場合、検索結果のページ画像が見れる上、当初はプリントアウトもできたということで、揉めるべくして揉めたという感じです。このようなサービスであれば、著作権者の許諾が必要なように思えます。
また、検索だけのサービスであっても、検索のためのデータの複製自体に問題があるとの指摘もあります。
検索のためのデータ複製に問題があるのであれば、『Google』などのロボット型検索エンジンはどうなるのか気になります。下記のページでは、日本の著作権法では、『Google』なども著作権侵害と解釈される危険性が指摘されています。
「「検索サービスの抗弁」の必要性」
12月
[2006年2月]
表示の崩れなどを修復
■今月のニュース
20日 Amazon.co.jp、コミックのオンデマンド販売開始〜絶版含む800タイトル 17日 米blinkx、テレビ番組の全文検索サーチエンジン「blinkxTV」を発表 15日 米Google、大図書館の蔵書のほとんどを検索可能にするプロジェクト 15日 CMカットは著作権法違反の可能性?民放連会長がDVDレコーダーに注文専門家は「問題ない」と反論 10日 国会図書館、国内Webページの収集・保存を行なう答申 3日 岩波アクティブ新書、12月新刊分で終刊 2日 出版物貸与権管理センターが著作権等管理事業者として登録 ?日 「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」がアピール文掲載
■今月の読書
かつての角川文庫版に収録された21回分に加え、未収録だった20回分が収録されています。「シンボーズ・オフィスへようこそ! web版」で読めますが、語り下ろしの「大人の「あとがき」」はweb版には収録されていません。かつての愛読者は、ぜひ、あとがきにも目を通していただきたいと思います。
『シンボーズ・オフィスへようこそ!完全版』
南伸坊・鏡明・関三喜夫 フリースタイル 2003年
■今月の水戸黄門
「「あいつ怪しい」元警察トップに職質」
本人によるページはこちらです。
■今月の新設ページ
31日 月刊日記(このページ) 22日 「確信犯」の誤用 15日 リンク 4日 旧字使用状況調査
■今月のアクセス
11月30日: 228
12月 1日: 777
12月 2日: 523
12月 3日:3614
12月 4日:2607
12月 5日: 735
12月 6日: 484
なんかいろいろとリンクしていただいたようで、どうもありがとうございます。
■今月の歌詞の引用
「日記の中に、紹介したいミュージシャンの歌詞を引用したいときは、必ずその著作権をもつ事務所(?)等に承諾してもらわなければならないのでしょうか?それとも引用の量によっては不要なのでしょうか?」
『はてな』での上記の質問の回答で、二名の方に、わたしの「歌詞の引用」を紹介して頂いていました。
歌詞の引用に関する著作権問題に興味を持って色々と調べたのは割と最近のことで、次の場所での議論がきっかけです。
「Wikipedia:削除依頼 2004年7月 (2004年10月18日 (月) 23:36の版) *金本知憲 ノート」
「歌詞の引用と著作権法」(上の続き。2005年までで公開停止)
議論自体は、なかなか話がかみ合わず、議論というのは難しいものだと思いましたが、歌詞の引用について調べるきっかけとしては有意義だったかなと思います。
「Symantec@OKWeb歌詞は、著作権法上特別な地位を与えられているのですか?」というページが、「この質問は削除されたかみつかりません」ということで見れなくなっていました。
『OKWeb』の「禁止事項」には、歌詞の掲載について、「※質問は20文字以内までであれば許容範囲として認めらる可能性はありますが、著作権法上は一切禁止とされております。」とあります。上記ページは、「20文字以内」などの謎の部分にツッコミを入れたものでした。
ツッコミといっても、穏健で建設的なものと思えたので、削除されたとすれば残念です。