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偏平足に関するレポート

By きら




【はじめに】

つちふまず・・・
【土踏まず】足の裏側のくぼんだ所
へんぺいそく・・・
【偏平足】土踏まずのくぼみがほとんどなく、足の裏側が偏平なさま


仏の足の裏を見たことがあるだろうか。私は、ない。
風の噂で聞いたのだが、仏の足の裏は
「土踏まず」がないらしい。
そんな神々しい足の裏を持つ人のことを
『偏平足の人』と、私は呼んでいる。


他人の足の裏をまじまじと眺める機会など、なかなかない。
目にするといっても、大抵彼らは靴下なるものを
装着している。
友人の靴下のかかとの部分が、ほぼ
ガーゼ状態になっていたり、
マジックでしっかりと
名前を書き込まれていたりするのを目撃する程度である。
足の裏を生で拝見する機会は、成人した今となっては本当に少ない。


私は、幼少の頃から、偏平足に
異常なまでの興味を抱いており、
そんな私の欲求を満たしてくれるある
調査対象に偶然出くわした。

仏の足の裏を持つ男、彼の名は、まる。
彼は、偶然にも私の恋人であった。そして、まるはとても積極的に私の調査に協力してくれた。




【調査開始】

私は、まず、
足の裏の型をとることにした。魚拓ならぬ足拓。
被験者のストレスを軽減すべく、足の裏に塗る絵の具の色を
おめでたい朱色にする。
ここで、気をつけることは、被験者がくすぐったがり、暴れるのを
取り押さえることである。
この時ほど、趣味の
警察官ごっこが役にたったことはなかった。
そして絵の具を、
素早く的確な筆さばきで足の裏全体に塗る。
そして画用紙にしっかりと足をつけてもらう。

この段階で気がついたのだが、横から見ていても、足の裏全体が画用紙に
密着しており、
それはまるで
スタンプを押すがごとく、という感じであった。

ぺたっ。

「ほんとうに偏平足なんだな、この人」


足をあげてもらう。そこには、
偏平足の実態がありありとうつしだされていた。
ここで私は大きな失敗をしてしまった。大声で笑ってしまったのである。

「あっはっはっはあ〜〜〜〜!!」

ほとんど声も出ない状態で笑う私は
失禁寸前であった。
これは、大変彼に対して失礼なことをしてしまった。
彼だけでなく、
神をも冒涜することになり、
偏平足研究家のはしくれとして恥ずべきことをしてしまったのである。
反省事項である。恐るべき偏平足。




【偏平足とそうでない足の裏の比較】



被験者の足の裏

あきらかに土踏まずがないのがよく分かる。
【補足】被験者の中学生時代の部活:
無線部




私の足の裏

【補足】中学生時代の部活:
ソフトボール部


雪山で、まる氏の足跡を見たら、まず間違いなく私は彼のことを
雪男だと思うだろう。
彼が、
裸足で雪山を登山していたらの話ではあるが。




【被験者に対する質問事項とその解答】

●偏平足で困ったことは何か


【補足】被験者は靴下を嫌い、裸足で日常生活をおくることが多い

A:人よりたくさん足の裏にごみがつくこと。

海へ行くと砂がいっぱいくっつく。

靴が合わない。



●偏平足で得したことは何か


A:軽くうけを狙えること。

「すごい」と言われる。それだけ。


●身内で偏平足の人はいるのか


A:父親が短足偏平足。



●偏平足を一言で言うと


A:哀愁。



●全国の偏平足の皆さんに何か言うことは


A:ない。俺はおまえらとは違う。



●偏平足の将来性についてどう思われますか


A:ない。あるわけないやろ〜〜(怒)!




被験者の怒りを軽くかったところで質問を終わりにする。
非常に興味深いデータを参考にし、私は
ある結論に達することが出来た。

【結論】偏平足の人は、海で泳ぐ時に足ひれがいらないということである。


【注意】
偏平足の人を馬鹿にしているわけでは決してありません




【調査中の様子】






【調査を終えて】

非常に満足のいく調査ができ、偏平足に対する新たな認識と理解が深まった。
協力していただいたまる氏にあらためて感謝の言葉を贈る。






モドル



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