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日本一の吊橋「谷瀬の吊橋」

(奈良県吉野郡十津川村上野地)

その高さと長さに圧倒される

 

 観光客が絶えずやってくる。五條から十津川方面に走らせ十津川村に入ってすぐの大きな集落「上野地」と十津川(熊野川)を挟んで対岸の集落「谷瀬」を結ぶ巨大な吊橋はそれだけの力をもっているのである。

 この巨大な吊橋の歴史は戦後の混乱期までさかのぼるから50年は前の話になる。昭和29年谷瀬の村落の人々が一世帯あたり30万円という当時としては大金を出し合い架けたのがこの吊橋である。それまでの川に架けた木製の橋とは違い、台風がきても流されることはなく谷瀬の人々にとって生活の架かった橋である。

これではあまり怖いというのは気づきませんが、
下を見ると・・・(キャー)

 高さはゆうに200mはあろうか、とにかく高所恐怖症の方には渡る際には下を見ないで渡ることをお勧めする。その前に足がすくんで歩けないという話もあるのだが…

 ただ、その高さが下の川から流れてくる涼やかな風を運びわたっている間に汗がさっとひいていく感じがする。私も幾度となくこの地を訪れているが、何度渡ってもこの橋から流れる風は心地よい。それに山と山を両端に控えての景色がまことに絶景である。橋の真ん中あたりまでやってくる頃には両岸とも人や車が小さく見える。自分も含め歩く度に上下左右に揺れる橋に身を任せていると。まるで空中を舞っているかのような雰囲気さえある。

橋の丁度中間点まできてみました。
下はオートキャンプ場になっています。

「谷瀬」側から見た吊橋

 「上野地」側から歩いてきて「谷瀬」側にやってきた。

 最初にあった橋の袂にあった売店兼茶屋の建物が小さく見える。それを「谷瀬」側にある休憩所から眺めることができる。人のゆっくり歩く姿、そしてたまにやってくる地元の人の自転車。自転車だけでなく地元の人なら原付でも来るそうだが、あくまでも現地の人だけで観光客は徒歩が原則である。吊橋を歩くことのできる私でも自転車はちょっとなぁ…

 橋から見える大パノラマに十津川の自然の奥深さが実感できるであろうか。

「谷瀬の吊橋」ガイド

  • あし … 
    • 公共交通機関の場合 近鉄八木駅・JR五條駅から奈良交通十津川方面バスで「上野地」下車すぐ。(新宮駅発着の特急バスは「上野地」で20分ほど休憩するのでその間に観光できるので大変便利。
    • 車・バイクの場合 五條市内から国道168号線を十津川方面に1時間〜1時間半ほど。公共駐車場は乗用車500円、バイク100円。ハイシーズンの土日は非常に混雑する。
  • 注意 … 高所恐怖症の方は歩かないほうが無難です。行ったはいいが帰ってこられないという人もたまにいるとか

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