第十五番札所薬王山阿波国分寺の山門

・
重層入母屋造りの本堂

|
現存寺の状況
四国八十八カ所第十五番札所となる現存寺は、薬王山阿波国分寺と称し、曹洞宗である。
本堂は重層入母屋造りで、長野の善光寺を思わせる。できれば、信濃国分寺を開いて両寺の本堂を見比べてほしい。
本堂には本尊薬師如来が祀られており、その裏はすばらしい庭園になっているが、公開はしていないようだった。
お遍路さんをまじえて撮りたかったのにタイミングが悪く、どれにも写っていなかった。
阿波僧寺の沿革
創建は不明だが、行基の開基とされており、756年には開山していたようだ。平安時代には衰退し、その後記録がないため500年ほどの空白となるが、寺としては存在はしていた。
そして、1575(天正10)年に長曽我部軍の兵火により焼失したという。それにしても、土佐の長曽我部さんも、国分寺を焼くとはしょうがない人だ。それでいて、ちゃっかり土佐国分寺では、金堂まで寄進しているのだから、源頼朝や新田義貞や上杉謙信や武田信玄と同じようなことをしている。
現在への再建は 1741(寛保元)年、徳島藩蜂須賀家の命によって、本堂再建が行われて現在に至った。
|