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街道別の国分寺一覧(4)

北陸道(7ヶ寺)

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若狭国分寺 越前国分寺 加賀国分寺 能登国分寺
越中国分寺 越後国分寺 佐渡国分寺
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 若狭国分寺 京都府小浜市国分
  曹洞宗永平寺派         現存・僧跡・資館

 現存寺は小浜線東小浜駅南500bの国道の北側にあり、全国に誇る二つの特徴があった。
 ひとつは、丈六の釈迦如来像(鎌倉期)が安置されており、聖武天皇の詔にいう“釈迦三尊像”の復元であろうか。もうひとつは、伽藍の内側に円古墳を抱き込んでいることで、誰のためのもので、何のために伽藍に古墳を抱え込んだのか。国分寺好きには興味が持てるところ。

 越前国分寺 福井県武生市国分
  天台宗                    現存

 北陸本線武生駅前から西に600bの街中。現存寺は神社仏閣が密集した地域で、京都の町並みの雰囲気があり名も京町という。折から「本多富正入府400年祭」が行われていた。
 僧寺跡・尼寺跡ともに判明しておらず、僧寺跡は西に4q行った大虫廃寺跡に、塔心礎石と思われる石があることから、参考地とされている。尼寺は街の東に「尼寺川」の名が残る。

 加賀国分寺 石川県小松市古府町
   浄土真宗大谷派                現存

 北陸本線小松駅から西に7q行くと古府という集落がある。そこに、とても明るい感じの「国分寺」があった。住職さんにお話を伺うと、僧寺跡は十九堂(じゅくどう)山を開墾した時に、瓦等が多く発掘されたそうだ。五輪塔は村人が当寺に持って来たようで、見せていただいた。
 そのあと、十九堂山と礎石(?)が残る石部
(いそべ)神社を案内してくださった。

 能登国分寺 石川県七尾市国分寺
 
                        僧跡・資館

 塩泉の和倉温泉につかった朝、七尾に向う。七尾線の踏切を南下すると田園地帯が開け、やがて広大な伽藍の公園のなかに、復元された南大門と歴史資料館が見えてくる。
 南門をくぐると、正面手前に中門、右に塔、左に金堂、これを囲むように回廊が延び、正面後方に講堂が位置していた。“逆法隆寺型”だが、これを法起寺型といい国分寺ではめずらしい。

 越中国分寺 富山県高岡市伏木
  高野山真言宗 
             僧跡・資館

 氷見線越伏木駅から北西に1q。越中国府には746(天平18)年に、平城京より国司として大伴家持が派遣された。それに因んで、立派な高岡市立の万葉歴史館があり、見学もした。
 それに比べ国分寺は、大伴氏に押されてか僧寺跡には「国分寺」の名すら戴けないという、小さな薬師堂が跡地を守り、周囲は民家が建ち並び伽藍配置を想像することは難かしった。

 越後国分寺 新潟県上越市国府
   天台宗        
            現存

 現存寺は、直江津駅から西方向の海岸近くにある。僧寺・尼寺跡ともに、現在もなお正確な位置がつかめていない。そのためかは知らないが、土地の人は“越後”でなく、五智如来が関係してるかは不明だが“五智国分寺”とよぶ。
 上杉謙信は、廃寺になっていた同寺を1562(永禄5)年再興し今日に至っている。近くには、謙信ゆかりの林泉寺や春日山城がある。

 佐渡国分寺 新潟県真野町国分寺
   真言宗醍醐派 
           現存・僧跡

 西海岸の真野町から東へ2qのところ。小佐渡の山裾に僧寺跡がある。ほぼ揃っている礎石群が、整備された公園内に見ることができる。伽藍は東塔を配した小型の国分寺式で講堂はない。
 現存寺はその東側に、立派な堂宇が建ち並ぶ。また周囲には名刹も多く、佐渡という地の歴史的な価値を再評価できた。レポートでも幾つかの寺を紹介したい。尼寺は存在の記録がない。

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