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今夜の番組チェック
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♪♪♪♪♪♪♪♪♪ しゃべるならベトナム語 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪
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♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ 第二十五号 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
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【しゃべるならベトナム語】Vol.25 29/5/98 by べベット
301人のしゃべったらベトナム人の方にお送りしています。
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新茶を隔晩!“しゃべるならベトナム語”の時間です。
この時間は大阪淀川区東中島のアジア図書館語学センターのベトナ
ム語受講生がお送りいたします。
ご意見、ご感想、ご質問等、あるいは間違いがございましたら、ご
連絡、ご指摘していただけるとたいへん嬉しいです。
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予測したより近いところで足が相手の腹に触れ、そのまま斜めに
擦り入れるように腰骨のあたりまで押し出したが、それから力なく
足は空をさまよった。金属棒が強い力でねじり込まれ、握り直そう
としたときには逆に引っ張り上げられて手からもぎ取られてしまっ
た。ベッド横に隠れようとして、躊躇し、逃げ切れるか、と自問し
た。振り上げられた金属棒が揺らいだ。擬態した昆虫が見つかって
しまうときのように、墨のような背景に人のかたちが浮きあがった。
動き出しが見えた。翻って相手の近間に入った。ベッドが叩かれる
音と同時に彼は思い描いた相手の喉元に向かって肘を小さく、右の
二の腕に左手を当てながら直線的に動かした。んぐぉ、という悪霊
が死産した子どもを丸呑みするときのような嫌な音とともに、反り
返りながら影が転倒していくのが見えた。大きな石を落としたよう
な音、それから、がしゃん、と安っぽい金属の音。生暖かいぐんにゃ
りした感触を反すうしながら彼は転がり落ちるようにしてベッドか
ら床に身を潜めた。自分の吐く息が気になる。音を立てないよう、
頭に血が集まってくるのを感じていたが、ゆっくりと息を吸い上げ
る。鼻腔の奥に刺激があり、思わず鼻筋の上のほうをつまんでくしゃ
みを抑えようとする。どうなったのだろう。呼吸を止めて耳をすま
せた。思い出したように聞こえ始める安宿街の白い雑音。それから
空気が漏れ出すような音とぷちっという音。腕をかざしながらベッ
ドの縁ごしに顔をのぞかせる。瞼が痙攣するのが分かり、目の奥で
小さく白黒の幾何学模様が反転を繰り返している。彼は顔を引っ込
めて目をつぶった。頭のなかの揺れがなくなりみぞおちのあたりま
でずり上がってしまった感じの胃袋がもとの位置に戻るのを待った。
冷気が降りてくるように頭がはっきりとしてきた。彼はうずくまっ
たまま目を開け、それからすくっと立ち上がった。ベッドの反対側
で壁にもたれるようにして、蒼白い焔のなかに細く引き締まったつ
やのある男の身体が映し出されていた。
いたるところ赤い火玉が走り、すぐに黄色く明るい光を放つ炎も
立ち始めた。彼はベッドからシーツをはぎ取り、二つ折りにして男
の身体に被せた。シーツの端に小さく火が移った。彼はシーツをは
たいてシーツの火を消した。床にも薄青く火が広がっていた。とに
かく消せるはずだ。男の身体に這い寄った焔をはたいて消そうとす
るが、腰のあたりがなかなか消えない。ベッドにも火が移った。部
屋のドアにも焔が這い上がっている。水がなけりゃどうにもならな
い、彼はそう思い、すぐにドアをシーツではたき、シーツ越しにノ
ブを回した。
真っ暗な廊下に飛び出た。通りに面したベランダのほうからも水っ
ぽく透明な闇が流れ込んできている。シャワー室はつながった別の
建物の半階ずれたフロアにあった。壁に手を擦らせながら半身になっ
て階段のほうへ向かった。そろそろ階段があるだろうという暗闇の
濃くなったところでうずくまっている何かにつまづいた。同時に、
まったく気配を感じ取ることがないままに彼は背中から首筋にかけ
て叩きつけられた。
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中学生のころ倫理の時間というのがあって、カナダに本部があるカ
トリック系ラ・サール修道会の修道士でもある先生が‘星の王子様’
をテクストとして、そこに描かれているテーマについて読みすすめ
る内容だった。わがままで手の掛かる花がいて(←擬人化されてい
る)、星の王子様はとてもその花のために傷つけられながらも、こ
ころを砕き、その花を理解し、その花から受け入れられるよう希う
のです。星の王子様は九州の男の子からするとただの軟弱ものと映っ
ていましたが、百歩譲って、いったい何が言いたい話だろうって思っ
ていました。おとこばかりしかまわりにいないから女性的な女々し
さとして括ってしまっていたものの本当のありがたみが分からなかっ
たのも当然なのでしょうが(、といっても今でもあまり分かっては
いないのですが)、そのために傷つけ合う二人というのは大きな文
学的なテーマになっていますね。
‘星の王子様’を書いたアントワーヌ・ドゥ・サン・テグジュペリ
は次のような言葉を述べています。
Ye^u nhau kho^ng co' nghi~a la` nhi`n nhau
イェウニャウ こん コオ?ンギィア?ラァ にん、ニャウ
ma` la` cu`ng nhi`n ve^` mo^.t hu+o+'ng .
まぁラァクン、にん、ヴェー、モッ(t)フゥォン?
y^eu 愛する
nhau 互いに〜する、〜し合う
kho^ng 〜ではない(否定)
nghi~a 意味、意義
co' nghi~a la` 〜という意味である
nhi`n 見つめる
ma` しかし(接続詞)
cu`ng 一緒に、ともに
ve^` 〜について、〜のほうを
mo^.t 一、一つの
hu+o+'ng 方向
それではまた来週。
He.n ga(.p la.i tua^`n sau .
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