| マチカネワニ | Toyotamaphimeia machikanensis |
| 全長:8m | 時代:新生代洪積世中期(40万年前) |

大阪市立自然史博物館
| 今から数十万年前、第一間氷期の日本、現代よりもかなり温暖でナウマンゾウが出現した頃、西日本にはステゴドンと呼ばれるゾウが棲んでいた。中国とは地続きだったので北京原人も移住してきたかもしれない。その頃の日本の川には非常に大きな、口の細長い、魚食性のワニが棲んでいた。 1965年、大阪府豊中市待兼山の大阪大学理学部の構内からワニのほぼ完全な化石が見つかった。地名を取ってマチカネワニと名づけられたが、別に待ち兼ねられていたわけではない。当初は現在東南アジアに分布するマレーガビアルに近い種類と考えられたが、最近ではすでに絶滅した別のグループのワニであるという説も出ている。 青木良輔氏(2001)の再検討により、新属・新種として Toyotamaphimeia machikanense との学名が提唱されている。 |
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マレーガビアル マレー半島、スマトラ、ボルネオに分布する中型のワニ(3〜5m)。川や沼に棲み主に魚を食べている。インドのガビアルによく似ているがそれよりも古い型のワニと考えられている。ガビアル同様に細長い口を横殴りに振るって魚を咥え、上下の顎を器用に使って呑み下す。 |

| マチカネワニの類似種と思われるものが浜名湖北岸の第四紀の地層より南方性の魚と共に多数発見されている。この方は化石が断片的で、組み立てにはいたっていない。 また、1966年には大阪府高槻市の北部でワニの背骨の化石が発見された。新生代第四紀の初め頃(100〜150万年前)のものでタカツキワニと名づけられている。 また1994年12月には岸和田市流木町の公共下水道工事現場から、脊椎動物の化石が多数発見され約60万年前にこの地に生息していたキシワダワニとされた。頭骨からの推定全長5m。→ |