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11MW系の流れを組むパンツを紹介

 

 


 

東洋エンタープライズ社製 SUGAR CANE 11MW(40代後期〜50年代初期モデル?) Lot.M41058 

 

 私が一番最初にラングラー系へ手を出したパンツがこれです。これで左綾デニムの洗礼と同時にラングラーの洗礼も受けてしまいました。写真よりかなり綺麗な縦落ちをしてます。SUGAR CANEの復刻する3大ブランドのパンツはどれも太めで有名ですが、これもかなり太く感じました。少し左にねじれてますね。ヒゲの跡が少し失敗した感じもあります。膝裏もヒゲを出したかったんですが、太いので無理でした。またポケットもデカいんですわこれが(笑)。サイドのダブルステッチを見るとよく縮んでるのがわかります(耳は無し)。やはりこの当時のSUGAR CANEのジーンズ(に限らずだけど)は風合いを出す為に、縫製が緩いせいか洗ってくと解れやすくなります。洗濯にはネットに包んだ方がいいかもしれません。これが1999年には廃盤になってしまったのですが、非常にもったいな気がしました。こんなにイイ商品を廃盤にしてしまうなんて...。

 もうこの辺まで色が落ちてくると気に入って履けませんです。

 

ディテール

 

●ヒゲもバッチリ出てます。うまく履けばもっと綺麗にヒゲを出せそうです。これは洗濯回数が多かったと思います。






●ボタンホールはよく縫われてました。









●この飴色のボタンがたまりません。SUGAR CANEのボタンは他社に比べ丸みがありカッコイイです。





●ウォッチポケットはベルトをするとあまり機能しません。ちょっと上に付け過ぎてる気がしますね(オリジナルも)。そして深いです。リベットは茶色かった塗装が剥がれ。銀色に光ってます。さらにアジがでるとオリジナルに近くなるのでしょうか...。
●ラングラー復刻ものの中で圧倒的に大きいポケット。「W」ステッチもデカくて目立ちます。又、写真では見ずらいですが、ポケット半分下裏側に補強布が縫われてます。EVISもよく同じような感じで使ってますね。


●ウォッチポケットの淵にちゃんと白耳が付いてました。又、淵にはチェーンステッチが使用されてます。






●SUGAR CANEらしくパッチには何も書いてません。自分で刻印するみたいです(笑)。皮パッチは何皮だかわかりませんが、かなりイイ皮に見えますね。こんなに洗っても光沢があります。そして柔らかいです。暇な時意味もなくこんなところに油を塗ったこともありました(笑)。 ●後ろポケットの淵もオリジナルどうりチェーンステッチを使ってます。この白とオレンジのチェーンステッチがまたイイ感じに仕上がってます。





●サイズと社名が入ったタグは洗ってくとこのように消えてしまいます。。








●ベルトループももちろん左にずらされてます。









●ウォッチポケットの裏布地には船の帆に使われていた丈夫なキャンバス地を使用。SAILCLOTHマークが入る。オリジナルでは初期のものに多く見られるらしい。ピンク色のものは汚れなので気にしないで下さい(笑)。

●ベルトのラインはチェーンステッチとなっているが、特に食込みはない。








 

 

 

東洋エンタープライズ社製 SUGAR CANE 11MW(1947年付近のモデル?) Lot.M41059 

 

 Lot.M41058とほぼ同じ頃にリリースされ1947年頃をモチーフとしたモデルです。おそらくラングラーブランド初のジーンズ。全体的なディティールは、ほぼM41058と同じですが、シルエットも2つを重ねて合わして見ると若干こちらの方が太いです(5mm増しくらい)。やはり初期型だからということなのでしょうか...。デニムはM41058と同様に13 3/4oz.を使用。当時の11oz.は14oz.に近かったらしい。マニア過ぎなのかめったに履いてる人を見かけませんでした(笑)。

 

 

ディテール

 

●ボタンホールもしっかり縫われボタンは4つ。









●ウォッチポケットもM41058と同じ形ですが、リベットがより平たいです。使ってるリベットは違うものを使用してるみたいですね。





●すでに消えてきてしまっているが、M41058同様にSAILCLOTHマークが入る。上の○印には「65」だろうか?何を意味するのだろうか?





●ポケットはカモメステッチとなっている。SUGAR CANE特有の解けたステッチ。M41058とは違いポケットの補強布が縫われてませんでした。




●ウォッチポケットの淵にはちゃんと白耳もあります。そしてチェーンステッチです。








●ポケットの淵も同様にチェーンステッチです。










●ボタンも特に変わりありません。










●ベルトループももちろんずれております。










●こんな耳見たことありますか?私はこのモデルでしか見たことありません。どうやら耳を片方に寄せて縫っているようです。オリジナルもそうなんでしょうか...。




●ポケットに付いたパッチは淵に沿って縫われています。こっちは油塗ってません(笑)。







 

 

 

WAREHOUSE社製 11MW(1947年付近のモデル?) Lot.?

 

 資料不足でロットナンバーがわかりません。このモデルは上記で紹介したSUGAR CANEと同じです。やはりWAREHOUSE細かい所まで拘ってます。ただシルエットはスリム?と思わせるくらい細身で、特に裾が絞られてる気がします。かなりサイズ選びに失敗した人が多いのではないでしょうか。私もその一人でもうワンサイズ上でもよかったかなと後悔しております。WAREHOUSEとのジャケット11MJタイプと組み合わせるとなんか合わない気がするんですよね〜。 

 

 

ディテール

 

●まだあまり履き込んでないですが、もものあたりなんかヒゲが結構期待できそうです。フロントポケット裏にはSAILCLOTHマークはありませんでした。




●ウォッチポケットもかなりしっかりできてます。
よくポケットを使うので糸が解れてきてしまいました。やはり糸はあまり丈夫なものを使用してません。ポケットの入り口はリベットで止めるのではなくバータック仕上げとなってます。

●もう完璧と言っていいのではないでしょうか。WAREHOUSEならではの技ですね(笑)。








●ウォッチポケットの中には耳が付いてました。オレンジのステッチが入ってます。SUGAR CANEのように淵にはありませんでした。






●もうかなり極限まで来てます(笑)。SHOPの方も最初は見間違える程とのこと。かなり光沢ありますね。







●やはりバックポケットの淵はチェーンステッチとなってました。さすがです。








●ヒップの縫い合わせ部は他の初期モデルに見られる右から左へと逆巻き仕様。リーバイス501xxでは1926年あたりから採用していたらしいです。バックのセンターベルトループも左にずらしてあります。



●腰部分はチェーンステッチで、途中で食込まれてます。細かいとこまで手が込んでます。








●ボタンもよくできてます。









●ラングラーはやっぱり耳なしの巻き縫いですよね。








●リベット裏も初期モデルに見られるリベットを使用。UFO型ではないが、ヘッドの突起部分丸みがある。ちなみに上記SUGAR CANE2つも同じようになってました。





 

 

ラングラー(リー・ジャパン社・エドウィン商事) 11MW 1947年モデル Lot.W0011

 

 2003年2月に発売予定とのことでしたが、3ヵ月後の5月にやっとリリースされた47年モデル。あえて、上記のWAREHOUSE社の同型と思われるものと比較しやすいようにするため、この位置にUPしました。いままでこのモデルは本家WRANGLER(VFや、WJ)から復刻されることはなかったため、待ちにまったモデルとなります。注目となるディテールはやはりポケットのステッチ!う〜ん、うまいこと頑張ってると思います。上記のWAREHOUSEが、ギリギリ?のとこまで踏み込んでますが、やはりここまでが精一杯というところでしょうか。MAVERICK47年モデルとも言えます(笑)。デニム生地は若干薄く、染めは同社復刻の57年モデルとは違い?ヴィンテージぽさを意識した色となってます。伊肝心なシルエットはオリジナルに従いWAREHOUSE同様にテーパードぎみ。このテーパードが曲者でして、サイズ選びを悩ませます。全体的にはよく出来てると思いますが、値段も21000円と高額なのでWranglerマニアを対象とした商品だと思います。Wranglerを本当に好きな人しか手を出さない方が良さそうですね。

 

ディテール

 

センターのベルとループが左にズレてます。












フラッシャーは完璧です。













フロントはこんな感じ。













やはりSの刻印がされてます。工場番号でしょうか。SAILCLOTHマークは入ってませんでした。その判定はいかに...?。









ウォッチポケットの淵はチェーンステッチではなくシングルステッチ。おまけに耳なしです。手抜きかな?











ちゃんとUFO型リベットが使用されてます。













タグも生地、刺繍ともにいい感じです。












ポケットの形もイイ感じです。ステッチはこれが精一杯でしょう。マーベリックとも言います(笑)。上出来だと思います。










ポケットの淵に付けられたパッチは、加工されてない?ため、光沢がありません。油を塗りたくなります(笑)。内巻きWでこちらも完璧です。









フロントボタン以外は全て黒い色をしてます。オリジナル風です。











ポケット淵裏は残念ながらシングルステッチとなってました。でもこの方がほつれにくいから、機能的にはいいと思います。










ボタンホール裏はちゃんとズラしてあります。












もちろんサイド&インシームはダブルステッチです。裾は最初からチェーンステッチでした。









 

 

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