オーストラリアでの探鳥

このページでは、オーストラリアの主な探鳥地などについて紹介します。

注意:このページで紹介されている探鳥地はアクセスも良く、海外バードウォッチングの初心者から中級者でも比較的気軽に行けるところばかりですが、砂漠や僻地へ出かける場合、相応の準備をしていくことを前提に書いています。日本と異なり、僻地では一日人に出会うこともない場合も多々あります。お出かけの際は十分にご準備をした上ででかけましょう。

1.探鳥地案内

ニュー・サウス・ウェールズ州 (NEW SOUTH WALES)
センテニアル公園
(Centenial Park)

 シドニ−近郊の探鳥地。セントラル駅、タウン・ホ−ルなどからバスの便多数。オーストラリアガマグチヨタカ、ニオイガモ、ビセイインコ、ハシブトゴイなど。祝休日は避けた方が無難。鳥以外ではフクロギツネなど。

ホームブッシュ湾
(Home Bush Bay)

 セントラル駅からsuburban lineに乗り、Concord Westで下車、徒歩約15分。 年中楽しめるが、夏が特に良い。シギ・チドリ類、アオクビコガモ、ゴウシュウヘラサギ、サメイロミツスイ、シロビタイオーストラリアヒタキなど。運が良ければクイナ類も。公園内にキオスクがある。オリンピックの会場と隣接しており、オリンピック開催後の詳細は不明。

ロイヤル国立公園・レディ・カリントン・ドライヴ
(Royal National Park / Lady Carington Drive)

 セントラル駅からsouth coast line (suburban line)に乗り、Loftusで下車。国道を横切り、さらに路面電車の線路に沿って歩いて約40分。路面電車は休日のみの運行。車の方が良い(入場料A$7.50が必要)。公園内にキオスクがあるが、概して高いので、外から持っていった方が良い。車上狙いが出没するらしいので、貴重品は車中に残さないこと。休日は人が多く、避けた方が良い。カワリオオタカ、バラムネオナガバト、カミカザリバト、ウォンガバト、キバタン、キミミクロオウム、ゴシキセイガイインコ、アカクサインコ、ルリミツユビカワセミ、ハイイロサンショクヒタキ(冬)、キバラモズヒタキ、カオグロカササギビタキ(夏)、ナマリイロヒラハシ(夏)、オウギビタキ(夏)、ノドグロオーストラリアムシクイ、ノドジロキノボリ、キミミミツスイ、フヨウチョウ、アオアズマヤドリ、ネコドリ、コトドリ他。

カラ・ムア
(Curra Mores)

 車しかない。heathの鳥が主だが、海上には時折アホウドリの姿も。マユグロアホウドリ(冬)、シロハラウミワシ、ハヤブサ、チャノドニジハバト、ニジハバト、アカクサインコ、ウチワヒメカッコウ、エミュームシクイ、ノドグロオーストラリアムシクイ、コシアカアレチムシクイ、アカミミダレミツスイ、メジロキバネミツスイ、カレハミツスイ、サザナミスズメなど。

キーラ山
(Mt. Keira Ring)

 ウォロンゴン(Wollongong)市内から歩けなくはないが、車で山頂まで上がるのが良い。カワリオオタカ(白色型がよく見られる)、キンショウジョウインコ、アカクサインコ、ヒガシキバラヒタキ、カオグロカササギビタキ(夏)、オウギビタキ(夏)、ハシブトモズヒタキ、ハシリチメドリ、アカマユキノボリ、アオアズマヤドリ、ネコドリ、コトドリなど。少し南のケンブラ山(Mt. Kembla)でも同様の鳥が見られる。

バレン・グラウンド
(Barren Ground) 

 車しかない。Wollongongから南に下り、アルビオン・パーク(Albion Park)で右折し、マックウォーリー・パス(Macquarie Pass)を越える。ロバートソン(Robertson)からジャンベルー(Jamberoo)の方に道をとり、約20分。 ここで有名なのはキジインコで、かなりの数が棲息しているらしい。その他、ニジハバト、アカサカオウム、キミミクロオウム、ヒゲムシクイ、ノドアカサンショクヒタキ(夏?)、キバラモズヒタキ、チャバラモズヒタキ、ハイイロモズツグミ、エミュームシクイ、ノドグロオーストラリアムシクイ、コシアカアレチムシクイ、イワムシクイ、アンナイドリ、ハチマキミツスイ、メジロキバネミツスイ、キリハシミツスイ、サザナミスズメ、コトドリなど。

カパーティー渓谷
(Capertee Valley)

 リスゴー(Lithgow)まではGreat Western High Way。Lithgowを抜けてからカパーティー(Capertee)へ道をとり、約30分。Caperteeの集落に入り、グレン・デイビス(Glen Davis)の看板が出たら右折。道は途中から未舗装路になる。Glen Davisまでの道路沿いで探鳥する。夏の方が鳥が多いが、冬には異なった種類が楽しめる。オナガイヌワシ、ニジハバト、ウォンガバト、アカサカオウム、キミミクロオウム、ヒメジャコウインコ、オトメインコ(冬)、キキョウインコ、ヨコジマテリカッコウ、パプアオニサンショウクイ、アカビタイサンショクヒタキ(冬)、サンショクヒタキ(冬)、ノドアカサンショクヒタキ(冬)、クロズキンヒタキ、オジロオリーブヒタキ、ウズラチメドリ、アカマユキノボリ、ノドグロハチマキミツスイ、キムネミツスイ、キガオミツスイ(夏)、オオキンカチョウ、カノコスズメ、キンカチョウ、サクラスズメ(夏)、ウスズミモリツバメ(夏)など。
鳥以外ではハイイロカンガルー、ワラルーなどのカンガルー類に会える。

バック・ヤンマ州立森林公園
(Back Yamma State Forest)

 パークス(Parkes)、フォーブス(Forbes)どちらからでも入れるが、Parkesからの方がわかりやすい。ユーゴラ(Eugowra)に向かって約15km南でBack Yamma Eastの看板が出るので、そこを右折する。大雨の後は道がかなり悪くなり、2WDでの通行は困難になる。夏が面白いが、冬にはRobinの仲間が見られるようになる。主なものは、ササフミフウズラ、ニジハバト、チョウショウバト、キキョウインコ、ハチクイ、セアカショウビン、アカビタイサンショクヒタキ、サンショクヒタキ(冬)、メグロモズヒタキ、マミジロオーストラリアマルハシ、タテフムシクイ、オジロセンニョムシクイ、カオジロムシクイ、ノドグロハチマキミツスイ、オオキンカチョウ、ウスズミモリツバメ他。

バリントン・トップス国立公園
(Barrington Tops National Park)

 グロースター(Gloucester)からスコーン(Scone)に出る道をとり、30kmほど過ぎてから左折する。道は途中から未舗装路になり、急勾配を上がる。沢を何回か越えるが、大雨の後は2WDでの侵入は恐らく困難。NSW州では珍しい種が何種か棲息している。代表的な鳥は、ワープーアオバト、カミカザリバト、テリクロオウム、カオグロヤイロチョウ(夏)、ハイイロサンショクヒタキ(夏)、サンショクヒタキ(夏)、ノドアカサンショクヒタキ(夏)、オリーブモズヒタキ、ワキグロクサムラドリ、アオアズマヤドリ、ウロコフウチョウなど。夜はススイロメンフクロウ、オニアオバズクの可能性も。
 夜の探鳥の折には、コアラ、ポッサムの仲間(数種いる)なども探そう。

クィーンズランド州 (QUEENSLAND)
ブリスベン森林公園
(Brisbane Forest Park)
 車でブリスベン(Brisbane)市内から約30分。探鳥にはマイアラ国立公園(Miala National Park)が最も良い。夏の方が良く、カワリオオタカ、ヤブツカツクリ、ベニビタイヒメアオバト、ワープーアオバト、キミミクロオウム、ススイロメンフクロウ、ニュージーランドアオバズク、オニアオバズク、オーストラリアズクヨタカ、オーストラリアガマグチヨタカ、チャイロガマグチヨタカ、カオグロヤイロチョウ、キアシヒタキ、オウギビタキ(夏)、ハシリチメドリ、ネコドリ、フウチョウモドキ、アオアズマヤドリなど。
 小さなカンガルーの仲間、Red-legged Pademelonなどがいる。
リットン
(Lytton)
 市内に近いが、車しかない。フィッシャーマン島 (Fisherman Island)へ向かって西へ走る。マングローブ林が見えてきたら、付近に止め観察する。夏のシギ・チドリが良いが、それ以外にも、シロガシラトビ、モリショウビン、ナンヨウショウビン、ズアカオオセッカ、マングローブセンニョムシクイ、サザナミミツスイ、クレナイミツスイなどが棲息する。
ラミントン国立公園、マウント・オレイリー
(Lamington National Park, Mt. O'Reilley's)

 ブリスベンからだと100kmくらいだろうか。ロガン(Logan)を抜け、ボーデザート(Beaudesert)で左折し、さらにカヌングラ(Canungra)で右に曲がる。道は狭く、柵もないので、運転には注意が必要。かなり大きな駐車場、ピクニック・グラウンド、売店、宿泊所(高い!一泊三食付き約A$250)が備わっている。夏から秋は鳥が少ない。初夏がベストタイムだが、冬も良く、フウチョウモドキ、アオアズマヤドリが群れを作り、ゲスト・ハウスの周りを飛びかい、アルバートコトドリが森で囀る。ウォンガバト、バラムネオナガバト、ワープーアオバト、キミミクロオウム、キンショウジョウインコ、ススイロメンフクロウ、チャイロガマグチヨタカ、カオグロヤイロチョウ、ワキグロクサムラドリ、ハイイロサンショクヒタキ(夏)、キアシヒタキ、オリーブモズヒタキ、カオグロカササギビタキ(夏)、ハシリチメドリ、ネコドリ、アオアズマヤドリ、フウチョウモドキ、アルバートコトドリ。
 鳥以外にはコアラ、ポッサムの仲間、Pademelonなど。
 

ギラウィン国立公園
(Giraween National Park)

 ブリスベンから約200km、2時間半の道のり。バラディン(Ballandeen)を過ぎて約5kmで国立公園の案内が出る。左折後さらに15分前後でピクニック ・グラウンドに到着。スタンソープ(Stanthorpe)で町に出て、ストームキングダム(Storm King Dam)を通って来ても良い。未舗装路が一部あるが、道は概して良い。週末にはキャンプをする人が多く、避けた方が無難。キンショウジョウインコ、キキョウインコ、サンショクヒタキ(冬)、ノドアカサンショクヒタキ(冬)、フタイロヒタキ、ウズラチメドリ、ハチマキミツスイ、キムネミツスイ、オオキンカチョウ、アオアズマヤドリ他。
 カンガルーも多い。

レイバンスボーン国立公園
(Ravensbourne National Park)
 

 ブリスベンからだとトゥーンバ(Toowoomba)経由の方が速いだろうか。あるいはエスク(Esk)を通って行く方法もある。100haほどの小さな国立公園。日帰りコ−スの散策路が幾つかある。キンバト、ウォンガバト、シロガシラカラスバト、ワープーアオバト、オオオニカッコウ、テリクロオウム、ハチクイ、ニュージーランドアオバズク、カオグロヤイロチョウ、ハイイロサンショクヒタキ、ハシブトモズヒタキ、メンガタカササギビタキ(夏)、カオグロカササギビタキ(夏)、ノドグロオーストラリアムシクイ、オーストラリアゴジュウカラ、ネコドリ、アオアズマヤドリ、ウロコフウチョウ等。

ユーロ近郊
(around Eulo)

 ブリスベンから西に約800km。カナマラ(Cunnamulla)から西に約70km。ユーロ(Eulo)の手前の開けたmulgaの林の中で探鳥する。エミュー、クロハヤブサ、ウスユキバト、アカビタイムジオウム、クルマサカオウム、コダイマキエインコ、ハナガサインコ、アキクサインコ、ハイイロカッコウ、セアカショウビン、ハジロナキサンショウクイ、クリムネウズラチメドリ、ノドジロオーストラリアマルハシ、クリボウシオーストラリアマルハシ、ハジロオーストラリアムシクイ、マミジロキノボリ、ウタイミツスイ、ベニオーストラリアヒタキ、ホオグロモリツバメ、マダラニワシドリ等。

マウント・アイザ近郊
(around Mt. Isa)

 Mt. Isa周辺のムーンダラ湖(Lake Moondarra)、ミカ・クリーク(Mica Creek)などを回る。未舗装路が多いが、たいていは2WDでも問題がない。夏は暑いので避けた方が良い。クロムネトビ、アシナガツバメチドリ、クマドリバト、ショウキバト、ウスユキバト、コダイマキエインコ (亜種Cloncurry Parrot)、ハゴロモインコ、カンムリモズヒタキ、ハシボソセスジムシクイ、ムナジロセスジムシクイ、オグロキノボリ、ハイビタイコバシミツスイ、ミドリコバシミツスイ、ノドアカムジミツスイ、アカマユホウセキドリ、コマチスズメ、ムナジロシマコキン、オオニワシドリ等。

タウンズビル・コモン
(Townsville Common)

 タウンズビル空港の東側に位置するが、公共交通機関はない。雨季の方が鳥が多いらしい(乾季しか行ってないので詳細は不明)。セイタカコウ、オーストラリアヅル、シロガシラツクシガモ、カササギガン、ナンキンオシ、オーストラリアイシチドリ、ヌマウズラ、キジバンケン、マダラナキサンショウクイ、ナマリイロヒラハシ、キイロミツスイ、キバラタイヨウチョウ。

パルマ(Paluma)

 タウンズビルより約70km。Bruce Highwayをパルマ(Paluma)の標識にしたがって右折する。道は狭く、ワインディング・ロ−ド。Ivy's Cottageでは多くの鳥がすぐ近くで見られる。モリショウビン、ヒジリショウビン、ヒメススイロメンフクロウ、ハイガシラヤブヒタキ、キアシヒタキ、メンガタカササギビタキ、カオグロカササギビタキ、ミミジロカササギビタキ、メジロハシリチメドリ、ホオジロキバネミツスイ、ミミグロネコドリ、オウゴンニワシドリ、ムナフモズツグミ等。

イーチャム湖国立公園
(Lake Eacham Natinoal Park)

 ケアンズよりエドモントン(Edmonton)、ゴードンベイル(Gordonvale)経由で約60km。途中バリン湖(Lake Barrine)に寄るのも良い。湖の周りを一周する散策路があるが、ピクニック・グラウンドでも似たような鳥が見られる。休日は人が多い。ハイガシラヤブヒタキ、ムナオビエリマキヒタキ、ミミグロネコドリ、ハバシニワシドリ、コウロコフウチョウなど。

ジュラタン近郊
(around Julattern)

 ケアンズからモスマン(Mossman)を通って約100km。ここにあるKingfisher Parkではガイドもしてくれる。宿泊料は少し高めだが、それだけの価値はある。ルイス山(Mt. Lewis)はここから12km登った所にあり、道は未舗装で悪い。2WDで問題はないが、雨の後は恐らく通行不能になるだろう。この山ではナンヨウセイコウチョウが記録されている。ツカツクリ、オーストラリアイシチドリ、クロオビヒメアオバト、キンバト、ベニカノコバト、シラオラケットカワセミ(夏)、ヒメススイロメンフクロウ、オーストラリアアオバズク、キアシヒタキ、チャイロモズツグミ、メンガタカササギビタキ、メグロヤブムシクイ、シダムシクイ、メジロハシリチメドリ、キスジミツスイ、ハシボソキミミミツスイ、キイロミツスイ、コゲチャミツスイ、クレナイミツスイ、オナガテリムクドリモドキ、ミミグロネコドリ、ハバシニワシドリ、オウゴンニワシドリ、アオアズマヤドリ、コウロコフウチョウなど。
 他にはカモノハシ、Pademelonの仲間、ポッサムの仲間など。

ノーザンテリトリー (Northern Territory)
イーストポイント保護区
(East Point Reserve)

 ダ−ウィン市内にあるが、公共の交通機関については知らない。小さな公園だが、かなり多くの鳥を楽しめる。ツカツクリ、ハシブトイシチドリ、コシャクシギ(夏)、アカビタイヒメアオバト、ソデグロバト、ナンヨウショウビン、ムナグロヤイロチョウ、ノドジロムジミツスイ、ズアカミツスイ、モリツバメ等。
 公園内にはスナイロワラビーが沢山いる。

フォッグダム
(Fogg Dam)
 ダ−ウィンから約60km。Kakadu Highwayに入ってすぐ。乾季が良い。セイタカコウ、オーストラリアヅル、ムナジロクロサギ、シロガシラツクシガモ、カササギガン、オオリュウキュウガモ、アオマメガン、ツカツクリ、ヒメクイナ、マミジロクイナ、トサカレンカク、アシナガツバメチドリ、クロハラアジサシ、ハシブトアジサシ、モリショウビン、セアカショウビン、ムナグロヤイロチョウ、チャイロモズヒタキ、テリヒラハシ、ノドアカヒラハシ、ムナフオウギビタキ、ハシブトセンニョムシクイ、ミドリセンニョムシクイ、アサヒスズメ、オナガキンセイチョウ、ムジコキン、シマコキン等が観察できる。
カカドゥ国立公園
(Kakadu National Park)
 かなり大きな国立公園でポイントも多く、2、3日では物足りなく感じる。主なポイントはウォーターフォール・クリーク自然公園(Waterfall Creek Nature Park)、クーインダ周辺( Cooinda)、ジャビルー周辺(Jabiru)、ウビル(Ubiru)、ノーランジー・ロック(Nohrangie Rock)など。季節によっては封鎖される道も多く、特に雨季には注意したい。
 ここでしか見られない鳥も多い。セイタカコウ、オーストラリアヅル、ムナジロクロサギ、ブロンズトキ、シロガシラツクシガモ、オオリュウキュウガモ、クロムネトビ、オーストラリアオオノガン、アカメシャコバト、チャバネイワバト、セグロシロバト、アカオクロオウム、クスダマインコ、ズグロサメクサインコ、アオバネワライカワセミ、ハジロナキサンショウクイ、マミジロヤブヒタキ、 レモンオリーブヒタキ、ノドジロクロセスジムシクイ、オグロキノボリ、コブハゲミツスイ、シロスジミツスイ、アサヒスズメ、キバシキンセイチョウ、オオニワシドリなど。
ニトミルク国立公園
(Nitmiluk National Park: Edith Falls)

 キャサリン(Katherine)からStuart Highwayを40km北上し、右折後さらに20kmでキャンプ・グラウンドに着く。ここには幾つか散策路があり、Kakaduとよく似た鳥相が楽しめる。乾季ならば水着さえ持参すれば泳ぐこともできる。クスダマインコ、アオバネワライカワセミ、ルリミツユビカワセミ、レモンオリーブヒタキ、チャバラモズツグミ、テリヒラハシ、ヨコジマウロコミツスイ、クロオビミツスイ、アサヒスズメ、キバシキンセイチョウ、ヒメモリツバメなど。

ヴィクトリア州西部(Western Victoria)
ハッター・カルカイン国立公園
(Hattah/Kulkyne Natinoal Park)
 オウエン(Ouyen)から35km北のハッター(Hattah)より入るのが一般的。国立公園内の道は未舗装路が多く、大雨の後には通行できなくなる可能性がある。 夏はかなり暑くなると思われるし、真冬はあまり鳥が鳴かない。春がベストシーズンだろう。エミュー、クロムネトビ、クサムラツカツクリ、オグロバン、マキエチドリ、クルマサカオウム、オグロインコ、キクサインコ、セイキインコ、ハナガサインコ、アカビタイサンショクヒタキ、クロズキンヒタキ、ミナミメグロヤブコマ、メグロモズヒタキ、ノドアカモズヒタキ、クリゴシウズラチメドリ、ズアカエミュームシクイ、ムラサキオーストラリアムシクイ、ノドジロセスジムシクイ、オグロアレチムシクイ、フジビタイコバシミツスイ、ムナフコバシミツスイ、マミジロモリツバメなど。
 公園内にはアカカンガルーやクロカンガルーが見られる。
ワイパーフェルド国立公園
(Wyperfeld National Park)
ホープタウン(Hopetoun)から42km。道はすべて舗装路だが、狭い。国立公園内は未舗装だが、Hattah/Kulkyneよりも道は良い。鳥はHattah/Kulkyneとほぼ同じ。
南オーストラリア州(South Australia)
ニューランド・ヘッド自然保護区
(Newland Head Conservation Park)
 ビクター・ハーバー(Victor Harbour)から約20km南。案内が出たら左へ。海岸近くに駐車場がある。マユグロアホウドリ、ズグロチドリ、チャノドニジハバト、ムラサキガシラジャコウインコ、イワクサインコ、ウタイミツスイなど。
パラ・ウイラ自然公園
(Parra Wirra Recreation Park)
 アデレ−ドからガウラー(Gowler)に向かって走るのが最もわかりやすい。このあたりの道は案内がほとんど出ず、地図で詳細を調べてから訪ねる方が良い。エミュー、チャノドニジハバト、ムラサキガシラジャコウインコ、アカクサインコ(オレンジ色の亜種、Adelaide Rosella)、サンショクヒタキ、ハチマキミツスイ、ノドグロハチマキミツスイ、ミカヅキキバネミツスイ、オオキンカチョウなどが見られる。公園内にはクロカンガルー(Western Grey Kangaroo)が多い。
ジリス湖自然保護区
(Lake Gillies Conservation Park)
 ポート・オーガスタ(Port Augusta)から約120km西、Eyre Highway上にある。Highway脇のパ−キング・スペ−スに停めて、保護区内に入る。ムラサキガシラジャコウインコ、コダイマキエインコ(亜種 Port Lincoln Ringneck)、ニシキバラヒタキ(Western Yellow Robin)、カンムリモズヒタキ、ムラサキオーストラリアムシクイ(亜種Turquoise Fairy-wren)、アオムネオーストラリアムシクイ、チャバラキノボリ、フジビタイコバシミツスイ、シロビタイキバネミツスイなど。
リンドハースト
(Lyndhurst)
 砂漠の鳥が見られる。ここのハイライトのハシブトセスジムシクイなどを観察するためにはStrzelecki Trackに入ると良い。エミュー、オナガイヌワシ、マキエチドリ、ムナオビトサカゲリ、カンムリハシリチメドリ、ニッケイウズラチメドリ、ハジロオーストラリアムシクイ、ハシブトセスジムシクイ、ノドアカアレチムシクイ、ノハラムシクイ、チャムネカオジロムシクイ、ケミミミツスイ、ウタイミツスイ、カオグロモリツバメなど。
その他の情報
鉄道 大都市以外では、ほとんどといっていいほど役に立たない。 シドニ−のシティ・レイルは比較的発達しているが、しょっちゅう時間には遅れるし、ストは多いしで、あてに ならない。
バス シドニ−など、大都市ではよく発達しているが、路線網が複雑で、使いこなすのはあまり容易ではない。長距離バスはGREYHOUND, Pioneer, McCafferty'sなどがあり、いずれもかなりの路線網を持っている。安いが、疲れがたまるので、個人的にはあまり好きではない。
飛行機 人口がわずか数千人のような町にでも飛行機が飛んでいる。Ansett, Quantas共にかなり路線網が充実している。Ansettの方がやや安いが、サ−ビスはQuantasの方が上。いずれにしても安くはない。ブリスベン−メルボルンが約A$300(往復)、 ダ−ウ ィン−シドニ−の往復が約A$700。
レンタカ− あまり安くはないが、結局一番使う機会が多いだろう。AVIS, Hertz, budget, Thrifty などが大手。私はAVISかbudgetしか使ったことがない。AVISはコンピュ−タの予約システムを採用しており、比較的手続きが容易。AVISはトヨタを、budgetはフォ−ドをメインにしている。金額はどこもあまり変わらない。カロ−ラクラスでA$69/day。12時間などの小刻みな時間計算をせず、一日単位の計算のみ。なお、事故を起こすことはほとんどないだろうが、対向車とのすれ違いなどで、石が飛び、窓ガラスにヒビが入ることがあ るので、保険には絶対に入った方が良い。
自家用車 日本よりも高い。現地生産しているものの、新車の値段が高く、中古車市場が発達している。 このため、多少コンディションが悪くとも売れるため、中古車の値段が下がらず、日本では見られないような古い車が現役で頑張っている。一年、半年といるのであれば、中古車を購入するのも良いが、メインテナンスを自分でする必要がある。
道路事情  四車線以上の道が良いコンディションで続くのはHume Highwayくらいで、あとは短距離のみ四車線以上で、大抵は対面通行である。それでも交通量は少なく、郊外では100km/hで 走ることができる。メルボルンが最も道路事情が良く、街の中心付近までfree wayが通 っている。シドニ−の街中では道が狭く、車の流れは速いので、運転に注意が必要。アデレ−ドやブリスベンの街中は一方通行が多く、道路標識も少ない。 特にアデレ−ドは わかりにくい。
 郊外から原野に抜けると、110km/hで走れるようになるが、対向車とのすれ違い時に注意。 また、朝夕はカンガル−、エミュ−などの飛び出しがあるので、気をつけた方が良い。夜 間はカンガル−の世界に変わるので、運転は避けた方が無難。内陸などでは大雨の後に 通行止めになることがあり、事前に情報を仕入れた方が良い。 
 未舗装路は乾季など、雨のない状況では2WDでもまったく問題がないが、雨の後には通行で きなくなる所が多い。 
 こちらでは15km/h以上のスピ−ド違反はかなり罰金を取られる。特に主要国道のPrinces (Waterfall-Bulli), New England (Armidale-Warwick), Hume (NSWの区間内), Warrego (Ipswich-Withcott)ではスピ−ド違反の取り締まりを頻繁にやっている。 アウトバックと呼ばれる内陸部ではガソリンスタンドの数も少なく、町毎の給油が望まし い。また、僻地では予備タンクを用意して走った方が良い場合もある。


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