|
ボッチャってなんだろう あなたも…やるっちゃボッチャ 正式競技「ボッチャ」をご存じですか? 現在日本では、1997年の日本ボッチャ協会の発足とともに、 全国各地で体験教室や各種大会が開催されています。 静岡県でもI999年の7月、ついに「静岡ボッチャ協会」が設立されま した。まだ会員は少ないのですが、先日県内3ヶ所でおこなった講習 会では「もっとやってみたい!」「すごく楽しかった!」というたく さんの声をいただきました。 これからも、広く皆さんにボッチャを知ってもらい、楽しんでい ただけるよう頑張っていきたいと思います。興味のある方、サポート して下さる方、ぜひご連絡ください。 ヨーロッパで生まれたで生まれたこの競技は「ペタンク」や 「カーリング」に少し似ています。 ルールは、バトミントン・コートとほぼ同じ広さのコートを 使用します。(12.5mX6m) 最初に、ジャックボールと呼ばれる白色の目標球をコートに 投げ入れ、次に自分たちのボールをその目標球になげたり転 がしたりして近づけます。(ボールは赤と青で各6球づつ使用) ゲームの勝敗は、いかにこの目標球に近いかで決まり、さら に「相手のボールより何個近いか?」で得点を競います。 またこのボッチャは、自分でボールが投げられない場合、 『ランプス』と呼ばれる勾配の付いた器具を使用し、アシス タントの方に自分の意志で、方向・距離を伝え競技します。 このため重度の障害のある方でも競技に参加することが出来ます。 1988年ソウルパラリンピックで初めて公開競技として採用され現在ではヨーロッパを中心に、 世界各地で数多くの競技大会が開催されています。今年の6月には大阪で「全日本選手権大会」も 開催され9月にはアルゼンチンで開催される「ワールドカップ」にも日本選手団が参加します。 ボッチャはこのようなハイレベルのものもある反面広くどなたでも参加できるスポーツです。 お子さんから、お年寄りまで、障害の有無や、年齢に関係なく楽しむことが出来ます。 広めの場所が見つかって、新聞などで丸めたボールを使ったりすれば、手軽にどこでも楽しめ ます。是非、あなたも一度「ボッチャをやってみませんか?」 「目次」 |
|
競技規定について 「クラス分け」「試合の種類」「競技規定」についてご説明します。 ☆「クラス分け」及び「試合の種類」 選手は2つのクラスに分けられます。 BC1…ボールは投げられるが、床のボールを拾ったりできない方。 BC2…ボールも投げて、床のボールを拾ったりできる方。 BC3…補助具(ランプス)を使って、」ボールをコート内に投げ入れる方。 BC4…『BC1』又は『BC2』と同等の障害レベルで、脳性マヒ以外の障害の方。 以上は大まかなクラス分けで、男女の区別はありません。 試合は、各クラスでの【個人戦】、BC1とBC2で構成される【団体戦】(1チーム3 人)、BC3で構成される【ペア戦】(1チーム2人)があります。 ☆「競技規定」 【個人戦】【団体戦】【ペア戦】基本ルール は同一です。 【個人戦】を例に取って説明します。 1)先攻・後攻を「コイントス(硬貨の表裏)」により 決定します。 2)先攻は赤ボールとなり、まずジャックボール(目標球・ 白色)を投げ入れます。(図A) 3) ジャックボールは、「ジャックボール無効ゾーン」やコ ート外に出てはいけません。 「無効ゾーン」に入った場合は、相手選手にジャックボール を投げる権利が移ります。 4) ジャックボールを投げ入れた方の選手が、最初の自球(赤 又は青球)をジャックボールめがけて投げ入れます。(図B) 5)相手の選手が自球(青又は赤)を同じくジャックボールめ がけて投げ入れます。(図C) 6)次に「ジャックボールに対して遠い方のボールの選手が投 げる」というのがルールです。 7)すべてのボールが投げ入れられて、「一回戦」終了します。 個人戦は「4回戦」まで行います。 8)ジャックボールに対して、近い方のボールがいくつあるか? 」で得点を数えます。(図D) 但し、両者が「全く同じ距離」の場合は、両者に得点が入ります。 その他、細かなルールとしては、、、 *選手は自分の「投球ゾーン」から出てはいけません。 但し、「車いす」のフットレスト(足置き)が「空中」で出て いることは可。 *ジャックボールや相手のボールに当てて、ボールを動かす ことが出来ます。 *ジャックボールが動いて「コート外」に出た場合は、「センタ ークロス」に置かれます。 *補助具(ランプス)は、「空中」でも投球ゾーンから出てはダ メです。但し、「横方向」(隣の投球ゾーン)に出ることは可。 *補助具を使う「アシスタント」の方は、選手にアドバイスした り、コート内を見て、アシスタントの『意志』をゲームに反映さ せてはいけません。 以上のようなルールで「違反」をした場合、ペナルティとして相 手に「ボール2個」が与えられます。これは、全てのボールを投 球後、追加で投げ入れることになります。 「目次」 |
|
ボッチャとの出会い 私がボッチャに出会ったのは、昨年の8月でした。友人から「ボッチャの講習会があるから来て くれないか」と言われたのがきっかけです。(その友人は、なぜかその日、別件があると言って 来ませんでしたが・‥) それまで、いくつかのスポーツを、障害を持つ人と経験してきた中で、いつも歯痒い思いをし ていたのは、ある程度障害が重いとなかなか楽しめるスポーツを見つけられないことでした。 それ以外にも障害者のスポーツという時点で、指導員ではない健常者の私達はお手伝いということ も、障害があるなしが関係なく参加したい私には逆に差別を感じてしまうことも私にとって有意義 な関わり方ではないと感じていました。 そんな中で出会ったボッチャは、私にとつて非常に魅力的なスポーツです。何よりもまず重度の 障害があっても参加できること。なかなか他のスポーツは参加できない人もボッチャは参加できま す。何よりも基本的なルールや技術が簡単で、1〜2時間でゲームに参加できるのも魅力的です。 すぐにゲームに参加できることは、また誰でも参加できることです。いままで何度かゲームを楽し みましたが、私も混じってゲームができることは、参加している実感がさらに大きくなるものです。 そんなボッチヤに望むことは、これからも多くの人が参加できるように、地域レベルでの練習会 や定期的なゲームを行って、より参加者が増えるようなきっかけを作っていただきたいです。それ とこの競技を「障害者だけのもの」にしないでください。老若男女、誰もが参加できることが可能 であることが、このボッチャというスポーツが持つ最大の魅力だと思うからです。 常葉学園医療専門学校 作業療法学科 阿部邦彦 「目次」 |
|
スウェーデンでアウトドアボッチャを見てきました! 8月13日(日)に行われた、スウェーデン国内南部地区のアウトドアボッチヤ大会を見てきました。 ボールは木製で直径10cm程度、ジャックボールは白ですがカラーポールは赤と黄色です。ルール は基本的には同じですが、芝の上で行うことと、ボールがアウトラインにふれても完全に外に出て しまうまではOKだということ。 ジャックボール投球に失敗しても計2回までは投げられるということが違います。またシングルス は1選手につきスローイングボックスを2つ使えます。 クラス分けは国際ルールと違ったスウェーデン独特のもので、脳性麻痺以外の障害はもちろん、内 部疾患や知的障害の選手も入っています。クラス分けの詳細はスウェーデン語のものしかなかった のでまた後日機会があれば報告します。 審判は各コートー人ずつでメジャーの代わりに大きなコンパスのようなもの(木製、裏表それぞれ 赤と黄色に塗られていて指示板の役割も果たしている)を使っていました。これは日本でも使える かもしれない!と思い写真を撮ってきました。 当日は天候にも恵まれ快晴のなか、ゲームが行われました。各チームそれぞれユニフォームを着 ています。立位で投球する人もいれば車椅子の人もあり、またみんなおしゃべりしながら楽しそう にプレイをしています。 ポッチヤはそもそもヨーロッパでは大人達が、パブ(オープンカフェのように屋外にも席にある居 酒屋風の飲み屋)などでビールを飲みながら楽しんだり、家の庭の芝生で、家族で楽しんだりする ゲームで、人々の生活の中にとけ込んでいるのです。そういうわけでいくら大会といえどもみんな リラックスした雰囲気でのんぴり楽しんでいました。 日本では残念ながら家に芝生の広い庭があるところはそう多くないので家庭でボッチヤを楽しむ、 というわけにはいかないかもしれませんが、「もっと広い意味で、ボッチヤを楽しんでいけたら素 敵だな」と感じました。ぜひ静岡でも屋外のボッチヤ大会を開きましょうね! 「目次」 |