- 原文
- Object Fixation: What A Worlds Mind's Desire Deck Probably WON'T Look Like
- 著者
- Sean McKeown
- 訳者
- 獅子面のネタ師 ◆Neta/Frxv.
- 投稿日
- 2003-08-04
- 更新
- 2003-08-05
世界選手権のエクテンで精神の願望が大暴れ! そんなことを書いた記事をいくつか見たよ。で、ふつう疑問に思うよな? 「《フェアリーの大群》+《断絶》なんてマジで極まると思ってんの?」古今東西、良いデッキほどシンプルに作ってあるもんさ。捻じくれたコンボなんて本当に良いデッキには要らないね。だって、複雑怪奇なエンジンを積んだデッキが成功したのなんて、見たこと無いだろ? 《資源の浪費》/《自然の均衡》/《死体の花》/《繁栄》。良いエンジンだ。でも、これ全部揃ってなくても機能するエンジンだよな。いいかい。例えば、3ターンキルに《自然の均衡》は要らない。つまり、そういうことさ。同様に、《アカデミーの学長》/《ヨーグモスの取り引き》/《魂の饗宴》/《スカージの使い魔》エンジン、パーツを全部揃えんのは大変だけど、《取り引き》にライフ費やせば簡単に揃うわけ。で、話を元に戻そうか。《フェアリーの大群》/《断絶》/《サファイアの大メダル》エンジンって強いと思う? これって、いわゆる‘縦のシナジィ’だよね。《フェアリー》引いてなきゃ《断絶》なんて紙屑だもん。
願望デッキでスライに敗けたって? 赤っ恥だね。良いコンボデッキの記事には、こんな文は見当たらないはずさ。
プレイ次第で或いは勝てるかもしれないという対戦がもう一つあります。対サイカトグでは、《強迫》で《大メダル》やドローソースを落とされて苦戦を強いられるでしょう。また、《フェアリー》に《断絶》を当てようとしたスタックで《燻し》されるかもしれません。加えてサイカトグのプレイヤーはカウンターを8-10枚持っています。なんとかテクニックを駆使してこのマッチアップを乗り切って下さい。
「Yet Another Mind's Desire In Extended Article For The Ferrett To Edit」
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良いコンボデッキなら、カウンターなんて恐くないはずだね。カウンターが追い着かないくらい速かったり、妨害手段やカウンターを積んでたりとかね。それに、生物除去を恐れてる時点でダメダメだ。いいかい。単体で強いカードじゃないと、デッキに入れる価値すらないんだ。ここんとこ勘違いしてるヤツ多いよな。最近だと、こんな議論があったよ。
手札破壊はかなり苦手だ。特に《強迫》と《陰謀団式療法》が辛い。でもレスポンスで《渦巻く知識》撃てばキーカードは守れるはずだ。青単やそれに準ずる青単タッチ白(《オアリムの詠唱》のために《モックス》を散らしてある)の願望デッキならこの《大群》/《断絶》エンジンは必須だろう。
単に《大メダル》と組み合わせた時だけ効果を発揮するエンジンはイマイチだ。《大群》や《断絶》だけじゃマナは増えないんだ。
何でこんな事でまだ議論してるんだろうね? さっぱり見当がつかない。一応エンチャントレスをベースにした願望デッキだけは聞いたことがあるけど、《断絶》は入ってなかったな。世界選手権前だから口が堅くなってんのかな。まぁ、俺はチームPTQ行くから世界選手権には出ないし、願望デッキについて喋っちゃっても、ぜんぜん被害がないね。だから洗いざらいブチまけちゃおう。これから書くデッキの方がまだ正解に近いと思うよ。少なくとも「完璧な引きで、何も邪魔が入らなければ」やっと回ることが出来る《大群》/《断絶》エンジンよりはね。
ここに、とあるカードがある。そのカードはあんまり注目されてなかったけど、《精神の願望》モードになった時には《大群》/《断絶》エンジン同様にマナを増やし、さらに単体でも使えるニクイやつだ。願望デッキを見掛けるたびに思ってたよ、何でこのカードを使わないんだ、って。そのカードは、そう《修繕》だ。
デッキはなるべくシンプルに組むんだ。「これだけは外せない」ってカードだけ残して、あとはポイだ。そうだな。《渦巻く知識》と《大慌ての捜索》は外せないかな。あとは‘銀の弾丸’を散らしてやって、もし《願望》を引かない場合でも《修繕》だけで勝てるように作る。そう、まるで普通のティンカーをプレイしてるように見せかけて、《願望》でパックリって寸法さ。良いデッキってのは、勝ち手段もクールなのさ。今回は、フィニッシャーを《狡猾な願い》でサイドから持ってくるのがベストだろう。もちろんデッキはビートダウンに強くなきゃ駄目だから「3ターン目に何とかしなきゃ負け」って状況にならないように、《青願い》でいろんな解決手段を用意しておくべきだろう。あと、手札破壊のためにデッキに黒を散らすのは有効かもしれない。アクティブに動ければ、それだけ《願望》のストームを稼げるからね。でも、複雑になってきたらとりあえずシンプルに立ち返ってみるんだ。それが秘訣だね。俺の組んだ願望デッキは、けっこう世界選手権で暴れるのと近いと思うよ。少なくとも、StarCityGamesやBrainburstの掲示板で厨房どもが必死に議論してる紙の束よりは、ね。
このデッキで《精神の願望》のストームを稼ぐのは簡単だ。なるたけアーティファクトを手札に貯めて、一気に展開、そのターンに《願望》までつなげばいい。確かに《修繕》で3ターン目にフリーな3マナを確保できるけど、それによってストームが増えるわけじゃない限り、やるべきじゃない。《大慌ての捜索》も《裏切り者の都》や、《古の墳墓》と合わさるとマナが増える。《墳墓》はちょっと痛いけど。もし《大慌て》でマナが増えなくても、きっと《キー》か《モノリス》引けるから大丈夫。
もちろん《渦巻く知識》も無駄撃ち厳禁だ。たった1マナで手札が減ることなく《願望》のストームが1個増えるんだから。もうアホらしくて《フェアリーの大群》なんて手札に戻す気になんないよな。高速マナのアプローチもバッチリだ。《大メダル》を使った方法は、縦のシナジィちっくだけどこのデッキは違う。あらゆる角度からコンボスタートできるんだ。そうそう。引きがヌルくて《精神の願望》モードには入れなくてもぜんぜん平気だ。そんな時こそ、デッキに仕込んだ‘銀の弾丸’でウィニーをスピードダウンさせたり、パーミッションを高速ダメージで凹ませてやったりするべきだね。
このデッキは、言わば簡易バージョンのティンカーでもあるわけで、相手のランドを縛ったり、高速で巨大クリーチャーを出したりもできる。しかも、《青願い》メカニズムもあるのでサイドから《神秘の教示者》を持って来て《願望》にアクセスすることも出来るんだ。言うなれば、デッキの中に7枚も《願望》が入ってるってことさ。《教示者》は何げに《激動》持ってくることもできるから、1枚だけリセットとして入れてみた。この二つ、《修繕》からの銀の弾丸戦略と1枚だけの《激動》のメインデッキ投入は、デッキに占めるスペースはわずかでいいから、コンボを邪魔したりしない。(それと、攻撃フェイズ経由で対戦相手を殴り倒す能力が存在することで、大量のストームから《思考停止》を撃つ、ってのよりも分かりやすい勝ち筋を与えてくれる)
こんなふうにパワフルなカードを加えてやれば、願望デッキは本当に受けの広いデッキとして使えるんだ。へちょい《大群》/《断絶》なんか臨機応変な戦術を取れるはずもないってこった。ただ、《断絶》が無いから、アングリーハーミットに弱くなったのは事実だ。さすがに最速で突っ込んでくる《縫合グール》は止めようもない。でも、メタの広いエクテンでは当たる確率が低いと割り切っていいと思う。その代わりと言っちゃなんだけど、チーム・アカデミーが使うようなゴミカードじゃなくて、2種類のパワーカードを駆使した精密機械のようなデッキを使えるわけだ。悪い取り引きじゃないだろ?
たぶん世界選手権じゃ、もっと色々な願望デッキが出てくると思う。でも、このサイトで議論されてたデッキよりは俺のデッキに近いレシピだと思うよ。
翻訳内容は、獅子面のネタ師◆Neta/Frxv.の脳内変換されたものであり原文記事の内容を正しく捕らえきれていない場合があります。
原文との併読をオススメします。原文はこちらです。
http://www.starcitygames.com/php/news/expandnews.php?Article=5504