[PR]今日のニュースは
「Infoseek モバイル」
下田〜大島
『きめるぜ!黒潮ロール』の巻 SUBSET VERSION
2004年8月6日〜7日(金土)
今年で第10回目となる『伊豆下田〜大島黒潮横断カヌー大会』、GON−Z EASTから7名が参加予定、おまけに大会自体も今年で最後だという情報を聞き付け、無理に会社をサボって参加してきました。
前日夕方集合して、ミーティング。各自持ち時間一分の自己紹介。皆さん大島へ渡る意気込みを情熱込めて切々と述べられていました。
その後、民宿に入り、海の幸に舌鼓。ビールをちょっぴり飲んで11時頃に就寝。
そして翌日、まだ夜も明けやらぬ3時に起床。

各自出撃準備に入ります。気合入ってます。

港内で点呼して

まだ暗いなかでスタートです。この時は、まだ厚い雲がかかっていました。
私は、「いつ黒潮ロールをやるか」、「失敗して沈脱しちゃったらどうしよう」と内心不安でいっぱいで、緊張してドキドキしておりました。

kawaggggさんです。
海況は様々に変化しました。
港を出て5Kmくらいですぐに黒潮分流にさしかかりました。南方向から1.5mは軽くあるウネリ逆巻く巨大な川状態が続きました。寝ボケ状態の体でバランスをとるのに苦労しました。あと8時間もこの状態が続くのかと思うと心の底からゾっとしました。
その中で、FRPのシーカヤックが一艇沈脱しました。みんなでグループレスキューしました。

レキューが終わり、しばらく大きな波の中を漕ぎ続けました。その時、再び私の前方5mを行くファルトが、右方向からやってきた大きな波に飲み込まれ沈脱しました。私はすぐに近づきレスキューしました。

雑誌カヌーイストの編集長は、足漕ぎシットオントップで参戦。結局、足によるペダル漕ぎのみで42Kmの横断に成功。しかし、帰りの船の中で、足をさすりながら「もう2度とやらない。」とおっしゃていました。
奥のタンデム艇は、ストリップ・プランキングで見事な出来映えの自作艇。

雲が少なくなり、太陽が現れました。
海面には眩しく輝き続ける『太陽の道』。果てしなく続く逆光の中、漕ぎ続けなければなりません。顔はどんどん日焼けしていきます。サンスクリーン、サングラスは、必須ですね。
太陽は次第に上の昇り、ジリジリと容赦なく我々のスタミナを奪いにかかります。

マサヤンさんもニッコニコ。
海況は、黒潮分流を抜けると静水があったり、またウネリが入ってきたり、そこを抜けると、また静水だったりと様々に変化しました。

黒潮のど真中でパドルが折れたり、マジ沈を誰一人として相手にしてくれなかったり・・・。いつも欠かさぬサービス精神、さすがです。

小休止の間、みんなで群青のどこまでも青い黒潮のど真ん中でロールしました。
海中でセットした時に見える海面の色が、まるでインクをこぼしたかのようなどこまでも澄んだ紺色、いつも練習している海の色と全然違っていたのが驚きでした。
しかし、後から知ったことなのですが、前方で小休止していたカヤックに1.5m以上ある鮫がぶつかっていたそうでした。
なんともノー天気に黒潮ロールに興じる我々であった。

この海域にさしかかると、追い波、程よく涼しい追い風、黒潮の分流もほどんど逆潮はなく追い潮が延々といつまでも続き、楽しかったです。
結局、42Kmを5時間30分という史上最速のタイムでラクチン横断となりました。

大島へ近づくにつれ、海底が浅いのと、黒潮が島に直接ブチ当ってできた返し波とで、三角波が発生し、チョッピリ漕ぎづらくなってきました。
そして、大島の港がゴール。

帰りはサポート船にカヤックを積み込み、スタート地点へと戻りました。かなり眠かったですが、なかなか寝付けれませんでした。黒潮横断、心行くまで堪能させていただきました。

大島渡りに参加された全ての皆様、ならびに大会主催者の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。感謝します!
その後、温泉入り〜の、海の幸食べり〜の、道の駅で爆睡し〜の、真夜中の2時に目が覚め、下道を連続4時間ちょっとをノンストップでひた走り、無事帰りました。
関連ページ:ゲンポさんのレポート
写真撮影 : カミヤッカー、kawagggg
テキスト : カミヤッカー
2004.8.14-17
