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脳下垂体後葉から分泌される抗利尿ホルモンであるバゾプレシン(arginine vasopressin:AVP)
の合成・分泌低下、あるいはその作用障害により体内への水の再吸収が減少するため、臨
床的には多尿、口渇、多飲を主症状として発症する。
AVPの合成分泌障害によるものを中枢性尿崩症(central diabetes insipidus:CDI),腎におけ
る作用障害によるものを腎性尿崩症と呼び区別する。
CDIの原因は、胚細胞腫などの腫瘍によりAVP産生細胞のある視床下部が破壊され発症
する続発性CDI(60%弱)、諸検査上原因を指摘できない特発性(約40%)、遺伝性に発
症する家族性CDI(1〜2%)に分類される。
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