一番新しい千葉リーヒルズ情報

2000年01月23日、朝日新聞社
 バブルの時代、米国のビバリーヒルズを模した大豪邸の街並みが現れた。
何度目か の冬を迎えた今、邸宅の多くはあるじがいない。

    「チバリーヒルズ」

 落葉したアメリカカエデの街路樹がたたずむ。ゆるやかに曲がる舗道。英国風、南 欧風、米国の郊外にあるような豪邸が並ぶ。庭にはプールやテニスコート。  ある邸宅に入った。床は一面、大理石だ。広い居間に暖炉。三つの寝室にはそれぞ れバスルーム。照明や門扉の開閉など約百個あるスイッチはキッチンで集中管理して いる。販売当時、7億円した。

 ビバリーヒルズをイメージした街、それが千葉市郊外にある「ワンハンドレッドヒ ルズ」だ。「チバリーヒルズ」とも呼ばれている。ワンハンドレッドヒルズのある千 葉市緑区あすみが丘は、かって小高い丘だった。

 1960年台に都市計画が始まり、神奈川県の田園都市とよばれる一帯を手がけた 不動産会社が開発した。約310ヘクタールに所得に応じたマンションや戸建ての区 画を造るとの構想で、最高ランクに陣取ったのがワンハンドレッドヒルズだ。17ヘ クタールに60戸。一戸あたり5億〜15億円。会社社長や医師から五百件以上の応 募 があった。建て始めた88年のキーワードは、「財テク」「億ション」・・・・。 バブルの絶頂期だった。

パンフレットはこう言う。  <ここには、上質という名の贅をちりばめた邸宅が、新たな日常を綴り始める>  99年暮れ、ある邸宅のオーナーだった老紳士(69)に会った。彼は振り返る。 戦後、精密な水道メーターを開発して事業を成功させた。70年ごろから、千葉県で 複数のゴルフ場、ホテルなどの設計を手がけた。80年代にあすみが丘に居を移した。 91年、自宅のそばにできたワンハンドレッドヒルズの一区画を求めた。二千四百平 方メートルの土地に五百三十平方メートルの地中海リゾート風の家。自らの会社のゲ ストハウス兼役員の保養所として使った。年間の維持費一千万円。夏場の電気代は月 額三十万円を超えた。

 しかし、バブルがはじけ、ゴルフ場やホテルの計画は見直し・縮小を迫られた。 97年に売りに出した。十億円近い建設コストに対し、譲渡価格は三分の一程度だっ た。「ハワイの真珠湾には、旧日本軍が撃沈した米海軍の戦艦が痛々しく残されてい る。ここも『バブルの記念碑』として残したらどうか」いずれ景気が本格的に回復し た時にそなえて。「今度はすべてが節度をわきまえるべきだ」との戒めのために...。

 95年3月24日付けの朝日新聞はこう書いた。  <現在約十世帯が住んでいるが、不況のあおりで残り二割の住宅着工がストップ。 売り出しのPRもしていない>  邸宅はいま四十九戸。十一戸分は空き地のままだ。ローンが払えず金融機関に差し 押さえられた邸宅、競売にかけられた邸宅もある。いま所有者があるのは二十四戸。 入居中なのは数戸だ。多くは別荘や会社の保養施設だ。不動産会社は、凍結していた 販売を近く再開する予定だ。とはいえ、もし価格が下がっても、庶民には手は出ない。

 邸宅の所有者の一人の開業医は米国で暮らした経験から、こう話した。 「バブルの象徴というけれど、日本の経済レベルからいって、この程度の家はもっと あって当然だ。まじめに働いた人が小さな家に住むのでさえ、一生ローンに追われる なんて、やはりおかしい」

1999年11年04日 千葉で200万円強奪
 4日午後9時41分ごろ、千葉市緑区あすみが丘4丁目のスーパー・せんどうから 「何者かに押し入られ、現金200万円が奪われた」と110番通報があった。千葉 南署で強盗事件として調べているが、犯人は事務所に侵入し、中にいた複数のアルバ イト店員らに、散弾銃のようなものを突き付けて「金を出せ」と脅したという。けが 人はなかった。

1998年01月23日 板倉被告に懲役8年 千葉興銀支店など連続強盗に懲役判決
 昨年八月に千葉興銀土気南支店を襲って現金を奪うなどして、強盗致傷などの罪に 問われていた八街市大谷流の建設あっせん業板倉利明被告(五九)に対する判決公判 が二十二日、千葉地裁であった。
北島佐一郎裁判長は「逃走用の車をあらかじめ盗むなど計画的で、白昼堂々と銀行に 押し入るなど大胆な犯行で責任は重大だ」として懲役八年(求刑懲役十年)の実刑判 決を言い渡した。

 判決によると、板倉被告は昨年八月十三日、千葉市緑区あすみが丘三丁目の同支店 にエアガンを持って押し入り、本物の短銃のように見せかけて従業員を脅して現金四 十七万五千円を奪い、直前に市原市内で盗んでおいた軽四貨物自動車で逃走した。
 また、板倉被告は同年九月十六日にも、市原市五井の京葉銀行市原支店近くで同行 の男性行員の頭を鉄製のゴルフ練習用具で殴り現金約九万円の入ったかばんを奪おう とした。

1997年08月14日 千葉興銀に強盗、47万円を奪って逃走 千葉・土気南支店
 十三日午後二時三十五分ごろ、千葉市緑区あすみが丘三丁目の千葉興業銀行土気南 支店(丸山孝志支店長・行員二十二人)に、タオルで覆面をした男が押し入った。男 は現金四十七万円余りを奪い、軽トラックで逃走した。車は約三時間後に、銀行から 一キロ離れた同区大椎町の住宅街で乗り捨てられているのが見つかった。

 千葉南署の調べでは、男は銀行のキャッシュコーナー入り口から入り、ロビー係の 男性行員に短銃のようなものを突き付けた。そのままカウンターに近づき、金を要求。 窓口の女性行員(二五)に、カウンター下にあった四十七万五千円を、男が用意した 白いポリ袋に入れさせると、入り口前の路上に止めてあった軽トラックで逃げたとい う。この間、四、五分で、ほとんど言葉は話さなかったという。事件当時、一階フロ アには七人の行員と客が二人いたが、けが人はなかった。

 男は、身長約百七十センチで、五十歳前後。白いタオルをほうかぶりのようにして 顔を隠し、カーキ色の帽子をかぶり、黒縁の眼鏡をかけ、グレーの作業服姿だった。 軽トラックは同日午後一時ごろ、同支店から約十キロ離れた市原市内の路上に止めて あった車で、盗難車だった。現場はJR土気駅前で、銀行前の市道は交通量が多い

1997年01月29日 もっと大きな店要求 扇屋ジャスコ出店計画であすみが丘商店会
 大型スーパーが出店計画を発表すると、地元商店街が「打撃を受ける」と反対。ス ーパーは営業規模を縮小し、開店にこぎつける――。そんな業界の常識とは逆に、千 葉市緑区の新興住宅地・あすみが丘の地元商店会が、大手スーパー「扇屋ジャスコ」 (本社・千葉市美浜区、藤野武美社長)の出店計画について、「もっと大きな店にし てほしい」と求めている。県大型店調整室は「こんなケースは聞いたことがない」と 驚いている。

 扇屋ジャスコが計画している店舗は、街の大通りに面し、一部二階建てで延べ面積 約二万四千平方メートル(うち扇屋ジャスコ二万五百平方メートル、その他はテナン トなど)。店舗の性格は、低価格志向でやや小さい近隣型スーパーか一般的な総合ス ーパーを検討している。
 これに対し、地元の土気地区商店会は住民と歩調を合わせていく方針。独自に意思 表明をする予定はないが、街の核となる大きな店を希望する姿勢を打ち出している。  その理由について、近くの商店街・バーズモールの会長吉屋和芳さんは「営業規模 の縮小を求めて反対運動をして、住民にそっぽを向かれては困る」としたうえで、 「小型スーパーの出店では、既存の中小の小売店は競合してつぶれてしまう。逆にJ R鎌取駅前の扇屋ジャスコ(店舗約二万一千平方メートル)に負けない規模の店をつ くってもらえれば、外房地域から客を集めてくれる」と説明する。

 住民側の「あすみが丘街づくりの会」代表の斉藤信雄さんも「個人的には、既存の 店がつぶれて空き地が生まれ、街並みを乱す建物が立つのは困るので、大きな店がで きて街が活性化した方がいい」と言う。

 あすみが丘にはすでに、小さなスーパー四軒が近接してあり、「同じようなスーパ ーはいらない」との声もある。斉藤さんは「住民全体に意見を聞かなくてはならない ので、今、アンケートの準備をしている」と話す。

 扇屋ジャスコは現在、あすみが丘の出店予定地から十キロ余りの圏内に、二つの大 規模なスーパーを持っている。「これまでの地元との交渉では、店舗面積が大幅に減 らされるのが一般的だった。あすみが丘の店は敷地面積の問題もあるので、規模を大 きくしてほしいと言われても……」と困惑気味だ。

1996年01月25日 住民の陳情、継続審査 千葉・あすみが丘のパチンコ店建設計画
 千葉市議会都市下水常任委員会は二十四日、同市緑区の新興住宅地「あすみが丘」 のパチンコ店建設計画に反対している住民らが提出した陳情を審査した。

 土地区画整理法では、区画整理が当初の換地計画に違反する疑いがある時、市に検 査を求めることができる。このため、陳情は、パチンコ店建設予定地の土地所有者が 換地の結果、なぜ現在の土地を持つようになったのかなど、これまでの換地の経緯を 明らかにするよう市に求めている。
 検査には組合員の十分の一の署名を集めるなどの請求手続きが必要なため、市はこ の日の委員会で「事業に違反はないと考えているが、今後、住民からの正式な検査請 求を待つ」と説明した。これを受けて、同委員会はこの陳情を今後の継続審査とし、 一部の委員が求めた現地調査の要求を退けた。

1995年12月22日 高級住宅街にパチンコ店 「寝耳に水」住民ら猛反対−−“チバリーヒルズ”
 “チバリーヒルズ”として知られる高級住宅街にパチンコ店の出現――。千葉市緑 区の住宅地「あすみが丘」の分譲地区内で進むパチンコ店の建設に住民たちが「ノー」 の声を上げている。「静かな環境が気に入って来た土地なのに、パチンコ店なんて」 と不満顔。土地が売れずに残り、パチンコ店がやってきたというバブル後遺症の余波 だ。

 あすみが丘は一九八六年から開発が始まり、パチンコ店建設地の周辺は、東急不動 産(東京都渋谷区)が一九九一年に分譲を開始した高級住宅地。全体で現在約二千七 百世帯が住む。住民によると、当初は同建設地に「小規模ショッピングセンターがで きる可能性がある」との説明を受けていたが、土地は売れずに放置されていた。  ところが、十一月上旬、建設地の地権者から、「パチンコ店と飲食店を建設する」 との通知が住民自治会にあり、同月半ばには資材搬入が始まった。住民たちは「寝耳 に水」とびっくり。「パチンコ店は通学路沿いにあり、子供への影響が心配」「パチ ンコ屋が出来ると知っていたら買わなかった」と反対の声が強く出てきた。

 住民へのアンケートでは約五百世帯のうち九八%が「反対」を表明。三つの自治会 はまとまって「反対する会」を組織、今月十一日、約二万人の反対署名とともに、建 設の凍結を求める陳情を市に行った。
 これに対し、地権者は、「固定資産税が高くなり、更地では置いておけなくなった。 不況のせいかテナントが見つからず途方にくれていたところ、パチンコ業者から打診 があった」と話す。住宅地の真ん中だけに抵抗を感じたが、「店の外観も周りの環境 に配慮したものになっている」と契約に踏み切った理由を説明する。  住民の一人は「パチンコ店が出来ること自体よりも、事前説明が何もなかったこと が問題」と反対するが、地権者は「パチンコ店だからといって悪いイメージを持って 拒絶せず、共存の道を考えてほしい」と訴える。

 建設を許可した市建築審査課は、「法的に問題はなく、建築手続きも適正なため、 基本的には当事者同士の問題」という姿勢だ。
 住民、東急、地権者、業者との話し合いは今のところ平行線をたどったまま。地権 者、東急不動産は「理解が得られるまで何度でも話し合いに応じる」としているが、 パチンコ店の建設はすでに進み、来年一月には開業予定。思わぬバブルの後遺症に住 民たちは「打つ手はないのか」と表情は厳しい。

1995年12月12日 パチンコ店進出反対 「あすみが丘」住民、市議会などに陳情
 「閑静な住宅地の真ん中にパチンコ店はいらない」と、千葉市緑区大椎町の東急不 動産が開発した新興住宅地「あすみが丘」の住民が、十一日、千葉市議会や千葉市な どに約二万人の署名を添えて、パチンコ店建設反対の陳情を提出した。

 あすみが丘の自治会連合会の住民らによると、住宅地の一角にパチンコ店が進出す る計画が十一月初め、明らかになり、業者の説明が行われた。進出予定地区は近隣商 業地域で、法律上パチンコ店の建設は禁じられてはいない。しかし住民らは「住宅を 買った時、東急不動産から『ショッピングセンターの建設予定地だ』と説明を受けた」 として、十一月末、「パチンコ店建設に反対する会」を結成し、東急不動産に対して、 説明を求める集会を開くなど反対運動を行っている。



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