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今夜の番組チェック


                               <7月2日号>

バレーボール部、接戦制し全勝優勝

◆春季関東大学バレーボールリーグ戦 (4・7〜5・6 駒沢体育館)

中大の勢いを止めるものはいなかった。リーグ序盤から圧倒的な
強さで快進撃を続け、他をまったく寄せ付けなかった。最後は
王者・筑波大を蹴散らし、狙い通り10戦全勝。4年ぶり14回
目の春のリーグ制覇を成し遂げた。昨年の秋リーグではあと一歩
のところで優勝を逃している中大はその詰めの甘さも克服。3人が
個人タイトルを獲得する活躍を見せ、華を添えた。


 全勝対決

 歓喜の瞬間だった。優勝を告げるボールがコートにささった瞬間、選手たち
はそれぞれ喜びを爆発させた。大会前の優勝候補というプレッシャーをも全く
感じさせない活躍。セット率5.00という驚異的な数字で王者の栄冠を手に
入れた。

 最大の敵となったのは、前回王者・筑波大だった。それまで共に全勝で向か
えた第7戦。この対決を制することで優勝が決まるといっても過言ではない。
それは誰もが分かっていた。だが選手たちは思ったよりもリラックス。笑顔が
こぼれるなど、試合前に大きな緊張は無かった。

 試合は序盤から接戦となった。1プレーごとに大きな歓声と雄叫びが湧き上
がる。多彩な攻めで相手をほんろうする中大に対し、力で押してくる筑波大。
両者一歩も譲らないまま、試合はフルセットに持ち込まれた。

 迎えた最終セット。流れをつかんだ方が絶対的に有利なこの場面。だが、第
4セットを取り、勢いに乗る筑波大に三点を連取されてしまう。この危機に栗
生澤監督はタイムアウトをとり、選手たちに「しっかりしろ、お前たちは勝ち
たくないのか」と力一杯の喝を入れた。普段は「試合は選手の仕事だから」と
ベンチではおとなしい監督も、珍しく熱くなる。それほど壮絶な試合展開にな
っていた。

生活改革

 このタイムアウトから試合は一変。中大はすべてを村上龍介主将(経4)に
託し、ひたすらボールを集めつづけた。「自分に持ってきてくれれば、決める
自信はあった」と言うとおり、ここ一番で頼れる主将は、15点中9点をあげ
る活躍を見せ、中大を勝利へと導いた。

 大会前、栗生澤監督が掲げたスローガンは「練習以外の時間の活用」だった
。寮での生活の意識の改革。少しでも体重を落とすために、節制生活に励んだ
。お菓子や炭酸飲料、脂肪分など体重を増やすものは決して口にはしなかった
。「ここまでやったんだから、優勝できなければ意味がない」と言わせるほど
想像以上に苦しい生活。だがこの生活で選手たちの意識は一変。バレーボール
への取り組みも大きく変わり、勝利へ対する貪欲さを培った。

 「この優勝によって甘えやおごりは必ず出る。今のモチベーションをどれだ
け維持できるかが今後の課題ですね」と栗生澤監督。戦力は他を圧倒する中大
。だがこれからは他大のマークも厳しくなる。まずは夏の東日本インカレ。秋
にはリーグ戦、インカレと続く中、大学バレー完全制覇は今の強さをどれだけ
維持できるかにかかっている。四年ぶり四冠へ。中大の試練はまだ始まったば
かりだ。
                         (田中啓志郎)


フォアクルー余裕の圧勝、12年ぶり全日本艇王 〜漕艇部〜
 
◆第79回 全日本選手権大会 (5・31〜6・3 戸田漕艇場)


 中大が舵手つきフォアで12年ぶりの優勝を果たした。決勝レースはゴールまで1度も
先頭を譲らない圧勝劇。全日本という大舞台での優勝は選手達にとって大きな自信と
なった。一方、エイトでは学生クルーとして唯一決勝に残ったが、4位。社会人との実力差を
痛感させられた。


勝利確信

後続との差はただ広がるばかりだった。まさに横綱相撲。全く危なげないレ
ース運びで、中大が12年ぶりの優勝を果たした。1着でゴールした瞬間、中
大フォアクルーは喜びを爆発させた。その歓喜は2000メートルもの距離を
漕いできた疲れを全く感じさせないほど弾んでいた。

 予選、準決勝は問題なく勝ち進んだ中大だったが準決勝のタイムでは、早大
、龍谷大に次ぐ3番目。不安はそれだけではなかった。経験不足。若い選手が
そろってただけに大舞台独特の雰囲気に飲まれてしまう心配があった。しかし
、阿部コーチは中大の勝利を確信していた。理由はただ一つ。「実力が違う」
(阿部コーチ)。それだけで十分だった。

 いざレースが始まると準決勝での不調がウソのような漕ぎを見せる。スター
トから他のクルーを置き去りにし、レースを引っ張る。決勝レースに進出して
きた猛者たちも中大の前には手も足も出ず、2位争いに専念した。そしてゴー
ルでは約3艇身の差。会心のレースだった。」

飛躍誓う

 「最高でした」(飯田綾・経2)。「言うことなし」(児玉一成・文2)。
選手たちの顔から笑みがこぼれた。大舞台での圧勝劇に選手たちも大きな自信
をつけた。しかし日本の頂点に立ったとはいえ現状に満足はしてない。「もっ
と成長したい」(中村卓麿・経2)。これからも成長が期待できる新世代が一
層の飛躍を誓った。

 全日本では3年間タイトルに縁がなかった中大。久しぶりの全日本でのタイ
トル獲得は、黄金時代の再来を予感させる。21世紀、中大が新たな歴史を作
るべく第1歩を歩みだした。
               (武内崇幸)


篠原、余裕で初らつ新鋭V 〜自転車競技部〜

◆第41回 東日本学生選手権大会 (5・6 立川競輪場)

 若きエーススプリンターが誕生した。篠原忍(文1)が初優勝で、大学デビュー戦を
飾った。これから本格的に始まる自転車シーズン。驚異の脚力を持つ新人から目が
離せない。

自信満々


 「他の選手が弱すぎる。」東日本でスプリント優勝。大学初タイトルも篠原忍(文1)には当然の
結果だった。

 この日の体調は最悪。優勝を狙ったわけでもなく、モチベーションは低かった。しかし「全力を
出したのは決勝だけ」の言葉通り、レース中も余裕たっぷり。スピードとともに相手選手との
駆け引きが重要なスプリント。篠原にはスピードだけで十分だった。格の違いを見せつけた。

新人離れ

 篠原には自負がある。「今までやってきたことが他とは違う。」1年生とは思えない体格の良さ。
そしてスピード。すべては競技について勉強を重ね、「泣くほど」の練習をこなした高校時代に
培った。今は専属コーチも側にいない。バンクで練習ができた当時とは、環境はかなり変わった。

 しかし篠原にとって、「自転車競技は楽しいもの。」この思いは変わらない。ケタ違いの脚力を
武器に、これからも大学生の域を越えたレースを展開する。篠原の自信はまだまだ崩れそうにない。
                                    (井岡佐紀子)


宿敵明大蹴落とし東日本制覇 〜拳法部〜


◆第14回 東日本大学リーグ戦 (5・20 早大記念会館)

 ついにリベンジを果たした。昨年、辛酸をなめてきた明大を破り、4年ぶり
6度目の優勝。昨年のレギュラーが多く残った中大は、選手層の厚さを見せ
つけた。


総合優勝へ発進 〜自動車部〜 

◆全日本学生ダートトライアル選手権大会 (8・4,5 丸和オートランド那須)

 戦いの準備は整った。全関ジムカーナは調整ミスが響き屈辱の12位。しかし、
ダート巧者を多く揃えた中大陣営に焦りの表情はない。2年ぶりの総合杯奪還を
目指して、虎視眈々と優勝を狙っている。


箱根への道 第33回 惨敗の理由

◆第80回 関東学生陸上競技対抗選手権大会 (5・13、18〜20 横浜国際陸上競技場 他)

 今大会ハコネの往路優勝メンバー4人を含む7人が出場した中大だが、結果は惨敗に
終わった。その敗因を川久保コーチに聞いた。

――今大会の結果について

 選手層が薄い。藤原正和(文3)や野村佳史(理工3)が二種目出たが、
一種目に絞ろうとしても他に出場できる選手がいなかった。

――選手の層が薄いというのは

 人数的にも早大と比べ部員数は少ないほう。タイム別に言うと、1万b
28〜29分台は藤原、野村佳など数人いるが、29分20〜40秒台の
選手が少ない。選手の底上げが必要になる。

――エントリー選手はどのように決めたか

 出場標準記録に達していて、安定度があるもの。原田聡(経2)は1万b
のタイムは30分台だが、一年を通して安定感がある。野村佳も結果から
見て安定している。藤原は安定しているが、3月から詰めてやってきたので
体調を崩してしまった。

――1年で唯一ハーフに出場した野村俊輔(法1)については

 本来ならまだ出す時期ではないが、1年で一番タイムが良かったので出した。
ハコネなどを見据えればいい経験になったと思う。

――今後は

 今大会は藤原に頼ってるところがあったので、一人一人が全員で走っていく
チーム作りをする。夏に行う3回の合宿で調整していく。

               (斉田江梨子)

▼大会結果

▽5000b J藤原 L野村佳 23村本洋介(文4)
▽10000b G野村佳 L花田俊輔(法4) R藤原
▽ハーフマラソン F原田 24野村俊 25池田圭介(法3)


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