[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック

5回に痛恨の被弾

中大VS東洋大1回戦 11:00・神宮 晴れ

×

勝:上野貴9試合3勝3敗 負:山中9試合3勝3敗

中:山中-会田-江波戸   東洋:上野貴-山脇

中大の得点:代打山口の中堅犠牲ライナー、
代打山崎の左越え二塁打(七回)

東洋大の得点:大槻の右越え二塁適時打、代打田爪の
右中間三塁適時打(六回)
(本塁打):岩舘1号(洋)

2位の可能性も残して臨んだ最終カード。中大は三回に駒崎の三塁打で先制した。
だが、先発山中は五回二死から、不振にあえぐ岩舘に0―3から2ランを浴びる不
用意な投球で逆転を許す。六回にも東洋大は1点を奪い、山中をKO。代わった会
田からも代打田爪が三塁適時打を放って突き放す。3点を追い掛ける中大は七回
に無死一、二塁の好機から代打攻勢を仕掛け、山口の犠直とルーキー山崎の二塁
打で2点を返した。さらに八回にはエース江波戸を投入して流れを戻そう
としたが、結局東洋大に逃げ切られた。東洋大の連敗は4でストップ。

清水監督の談話
「今日のポイントは山中が(岩舘に)0―3から本塁打を打たれたこと。痛いね
。あと、六回の会田の初球の入り方が雑だった。ボールでいいところを簡単にストライク
を取りに行って、打たれてしまった。(五回表一死二塁で)加藤敦の牽制死が流れを
おかしくしてしまったね。(七回に代打二塁適時打を放った)山崎?いいよ。彼は
長距離砲だから。明日勝ちます」

山崎選手のコメント
「秋は途中からベンチ入り。出してもらうからには後悔しないよう
にと思い切っていった。今日の代打は初球から狙っていった。今後は全試

に出られるよう打撃も守備も全て頑張りたい」

CHUO
H 加藤
山崎
R9 中平
E 椎名
G 亀井
D 石川
B 高尾
F 新田
C 城下
HD 山口
鈴木
A 駒崎
26
選手 球数 打者 四死
山中 5 1/3 89 25 7 1 2 4
会田 1 2/3 21 7 1 0 0 0
江波戸 1 18 4 1 0 1 0

硬式野球部 #17
石川・高尾がベストナインに選出

◆東都大学硬式野球リーグ戦(5・30 全日程終了)

東都大学野球春季リーグ戦は29日に全日程を終了し、今季のベストナインが発表
された。中大からは石川寛行主将(法4)が三塁手で、高尾佳之副将(文4)が一塁手で
それぞれ初受賞した。石川は自身初の3割(.333、リーグ7位)を記録。リーグトップ
タイの3本塁打、9打点と四番の重責を果たし、打撃3部門のうち二冠を制した。高尾も
自己最高打率となるリーグ4位の.375、打点も自己ベストを更新する7打点をマーク。
青学大1回戦でサヨナラ二塁適時打を放ち、最終戦の駒大2回戦では4打点を
挙げるなどここ一番での劇打が光った。

石川寛行プロフィール
いしかわ・ひろゆき 1981年11月6日生 愛媛県出身 岡山関西高卒 176p・83s A型
右投右打 リーグ戦通算打率.234 9本塁打 28打点

高尾佳之プロフィール
たかお・よしゆき 1982年2月1日生 千葉県出身 銚子商高卒 187p・85s AB型 右投左打
リーグ戦通算打率.288 2本塁打 20打点


硬式野球部 #16
山中好投で今季3位が確定

◆東都大学硬式野球リーグ戦(5・22 VS駒大2回戦 神宮)

駒大
中大 ×

DH












勝:山中 6試合1勝1敗
負:山田龍 8試合1勝3敗

(投手リレー) 駒:服部-山田龍-永井裕   中:山中-江波戸

中大は1―1で迎えた七回に亀井の右中間二塁打を皮切り4点を奪って逆転に
成功すると、八回にもリーグ戦初出場となる4年・手島の初打席初打点などで3点を
加える猛攻で試合を決定づけた。この日がバースデー登板となった先発・山中は
ナックルを有効に使う丁寧な投球が光り、7回を無四球1失点の好投を見せ、01年秋
以来3季ぶりの白星。最後は連投のエース・江波戸が締め、連勝で勝ち点3を奪った。
駒大は二番手・山田龍が打ち込まれるなど継投策が誤算。この結果、中大の
3位と駒大の5位が確定した。

山中投手のコメント
変化球がうまく使えたのとリードに助けられた。ようやくチームに貢献できた。今まで四球から
崩れていたので、四球を出さないように気をつけた。「ストレートで行きたい」という気持ちも
少しはあったが変化球を主体にして。バースデー?それも少しは意識していた。(3季ぶりの)
白星のことは考えなかった。エースとかいうことは考えずになんでも貢献できるようにしたい。

高尾選手のコメント
今シーズンからバットを短く持つようにして、ミートを以前よりも強く心掛けた。また投手の投げる
球の配給なども分かるようになり、自然とからだが動くようになった。オフの間にチームが「優勝
するんだ」という気持ちがあった。秋で優勝するには、この気持ちをもっと強く持たなくてはならない。

亀井選手のコメント
シーズン前は好調だったが、一時気持ちの面ではまってしまった感があった。それでも監督が
使ってくれた。3番、もっと頑張らなくては。特に打てるときと打てないときの波が激しいので、秋
では好調を維持できるようになりたい。

清水監督の談話
山中がよく投げた。ずっと一生懸命やって来ていたので。安定して来たね。どっしり攻められる
ようになった。ケガする前よりもいいね。4年としての「自分がやらなくては」という気持ちが
大きいんじゃないかな。相手が早打ちしてくれたのも、昨日もそうなんだけどコントロールが
よくてストライクが入るからだよ。(リーグ戦初出場初打点の)手島?4年でブルペン捕手として
調子がよかったので使ってみた。前半の取りこぼしが痛かった。反省材料だね。新チームに
なってセンターラインの整備をどうしようかと思っていたわけだけども、最後よくなったけれども
課題を残してしまった。投手ももっとほかの子に出て来てほしい。バントもまだまだ。最後は
決まっていた?やる奴が決まっていたからねぇ。全員ができるようにならないといけない。


硬式野球部 #15
江波戸4勝目、入替戦も回避

◆東都大学硬式野球リーグ戦(5・21 VS駒大1回戦 神宮)

中大
駒大


DH












勝:江波戸 7試合4勝3敗
敗:古谷8試合3敗

(投手リレー)駒:古谷 中:江波戸

中大は8安打を放って2得点の拙攻ながら駒大を下し、上位進出に大きく前進した。中大は
打線が四回まで左腕・古谷の前に無安打と沈黙していたが、六回一死満塁から飛び出した
石川の2点タイムリーを先発・江波戸が守り切った。江波戸は九回一死から秦にソロを浴び
完封こそ逃したものの、今季3度目の二ケタ(10)三振を奪いリーグ戦初となる無四球試合で
4勝目を挙げた。この結果、現時点で中大は3位に浮上。優勝争いは青学大と亜大に絞られ
、第1試合で日大が亜大に敗れたため中大の入替戦出場が消滅した。

石川主将のコメント
打ったのは真っすぐ。あの場面は自分が決めてやろうと思って打席に立った。古谷は大したことが
ないのでいけると思っていました。詰まってしまったので満足はしていない。本塁打は毎打席狙って
いるから。ベストナイン?僕しかいないでしょ。自分ビッグマウスっすから(笑)。明日勝たないと意味が
ないんで頑張ります。

江波戸投手のコメント
もう(先発完投には)体は慣れてきました。今日は調子が良くなかったんで、コントロール
を大事にしました。(途中まで0対0だったが)打たれる気はしなかった。打線が2点を取って
くれたので最後までイケルと思いました。(最後のHRは?)無四球完封が頭によぎってスト
ライクを取りに行ったら打たれてしまいました。

清水監督の談話

走塁、守備でミスあったから鍛え直し。駒澤・古谷を完投させてはいけない。2点しか
取れない投手ではない。江波戸はよく頑張った。無四死球が良かった


硬式野球部 #14
江波戸5安打完封!貴重な勝ち点

◆東都大学硬式野球リーグ戦(5・9 VS東洋大3回戦 神宮)

東洋大
中大 ×


勝:江波戸 7試合3勝3敗
敗:上野貴7試合2勝4敗

(投手リレー)洋:上野貴−山脇 中:江波戸
(本塁打)中:駒崎1号

DH













入替戦回避には両校共に負けられない一戦は、中大が勝ち点を奪取した。三回に
駒崎のリーグ戦初となる先制ソロを、先発・江波戸がストレート中心の投球で東洋
大打線に対し与四球1、被安打5の好投で守りきり、最後は三者三振の快投で締
めた。江波戸はリーグ戦初完封。

江波戸投手「リーグ戦初完封?ホッとした。今日はどうしても負けられないんで
先制点はやらないことを気をつけた。完封はもう狙っていた。初回先頭打者に四球を
出しましたが、与えた感じがよかったんでこれはいけるかなと。最初からセットポジ
ションで投げたのは、ワインドアップだとバランス崩れてスピードが落ちるんで。三
振は特に意識はしていない。上手くかわしながらここぞというときに取れた。田爪く
ん、大廣さん、岩舘さん、上岡くんはみんな一発がある打者なんで気をつけていました。
八回のピンチを切り抜けたとき、「あっ、いけるかな」と思いました。九回の三者
三振?残っている力を振り絞っていきました。雨で休めたことは大きいですね。雨の
中で投げるのは好きじゃないんですよ。これからも気持ちを切り替えて今日の勝ちに
おごることなくいきたいと思います。

駒崎副将「打ったのはインコースの真っすぐ。シンを食って軽かったんでフェンス
までは行くと思って三塁打を狙っていたんだけど。気合だね。上野貴は今日が一番
きていなかった。自分が出ていって勝ち点を落としたら自分が出た意味がないし、
また新田に代わると思っていた。安心している。今日の江波戸はストレートがどしん
ときていたので東洋大は打撃がいいけど、変にかわして打たれるより真っすぐにこだ
わろうと思ってリードしていた。九回の三者三振は先頭打者へのボールが来てい
たので、真っすぐで行こうと考えていたリーグ戦初本塁打に4年掛かった?高校
(帝京高)時代にも神宮でいいところで本塁打を打ってたんで、また出たなといった
感じだね。次の駒大戦はでっかいのがあるんだけどうまく投手がコースを突いてい
けば勝機はあると思う。次も勝ち点取りにいきます


硬式野球部 #13
山中KO、猛追もわずかに及ばず

◆東都大学硬式野球リーグ戦(5・7 VS東洋大2回戦 神宮)

中大
東洋大 ×

勝:愛甲 5試合1勝0敗
負:山中 5試合0勝1敗
(投手リレー)
東:上野貴-愛甲-山脇
中:山中-政木-会田-中澤

DH












三回に中大が敵失などで2点を先制するが、四回にそれまで無安打に抑えて
いた中大先発・山中が突如乱れ、遠藤の適時打などで逆転を許す。その後も
上岡の2号ソロなどで順調に加点した東洋大が逃げ切り、対戦成績を1勝
1敗のタイに戻した。中大は終盤に山口のリーグ戦初となる適時二塁打や
石川の3号ソロなどで必死の追い上げを見せたが、東洋大の上野貴―愛甲―
山脇の継投の前にあと1本がでなかった。

清水監督の談話
点差をつけられても、最後に追い詰めることができた。あっさり負けることが
なかった。山中は先頭打者を四球で出してしまって崩れてしまったね。こういう
ミスをしているから負けるんだよ。打線にあと一本がでなかった。亀井に元気が
ないね。継投?上手くいったと思うんだけど、八回の1点が余計だった。(犠飛
を打たれた左打者の)上岡のところで中澤を出したかったんだけど、気持ちが
入っていなかったから代えられなかった。あっさり負けた亜大戦のときより
も全然いい。粘ることができたので、明日につながると思う。

石川主将のコメント
(先制―逆転―最後に粘りを見せるものの追いつけず)(先制の)2点じゃ
足りない。(左投手については)左打者が多く、苦手意識はあるが、明日は誰が
きても大丈夫。あとは気持ちの面だけです。


硬式野球部 #12
江波戸が1失点完投

◆東都大学硬式野球リーグ戦(5・6 VS東洋大 神宮)

東洋大
中大 ×

勝:江波戸 5試合2勝2敗
敗:上野貴5試合2勝3敗
(投手リレー) 中:江波戸 東:上野貴−山脇−愛甲

DH












中大は立ち上がりの東洋大先発の左腕・上野貴をとらえ、二番山口から六番城
下までが五連打する猛攻を浴びせ、石川の2点適時打などで4点を先取し試合を
決定付けた。以降も中大はチャンスをつくりながら3番手・愛甲の前にダメ押し
点が奪えかったが、先発の江波戸は六回二死までノーヒットノーランの快投。惜し
くも四番大廣に二塁適時打を浴び完封も逃したものの、6与四死球ながらも3試合
連続の完投を果たし今季2勝目を挙げた。中大とは相性の悪い東洋大から先勝し
、勝率で5位・日大を抜いて最下位を脱出した。

ようやく扇の要が落ち着いた。今日マスクを被った駒崎副将はミートが巧みな打者が
揃う東洋大打線の特徴をとらえ、緩急を使うことを意識したリードを展開。江波戸の持ち
味である内角の真っ直ぐを使う工夫をみせ、六回二死までのノーヒットノーランピッチ
ングに貢献した。2日以来、駒崎副将に毎日「お前に任せた」とハッパをかけ続けた

清水監督も「江波戸の与四死球が多いのはバッテリーの反省」と注文を出したものの
「ボールとボールが繋がっていた」と駒崎副将のリードに合格点を与えた。「自分が
出ていって負けたのでは意味がない」。実は今季に「野球を続けるためにも今年はや
るしかない」と悲壮な覚悟で臨んでいた。ようやく日陰にいた男が表舞台に立った。

課題もでた。5連打で4得点と火を噴いた打線に一言いうのは申し訳ないが、ダメ
押し点が奪えなかったことだ。3番手・左横投げの愛甲の直球とスライダーのコンビ
ネーションに翻弄され、八回裏などは一死二、三塁まで追いつめるも梶岡、新田が
連続三振を喫して0点。それ以前にも得点機が訪れたのにそれを生かすことが出来
なかった。
11安打4四死球で4得点はいかにももったいない。追加点さえ奪えれば
もっと楽な試合運びもでき、このカードもグッと戦いやすくなったはずだ。

だが、打線でも明るい話題もあった。初回にはここまで9打席連続無安打
だった三番亀井に安打が出て、今日は4打数2安打。2安打目は中前打と、
亀井の理想とする中堅から左を意識する広角打法が戻ってきた。また、昨秋ベスト
ナイン・加藤敦も戦列に復帰した。打線に1枚加わることで攻撃のバリエー
ションが増えるのはいうまでもない


江波戸投手のコメント
今日は変化球がよかった。今日は、初球変化球でカウントを取ってボールカウントを1−0に
することを心がけていた。やっぱり、最初にストライクを取るといろいろできるし。コースは
考えず緩急を使うことに気をつけた。奪三振が少なかったのは意識していない。東洋は当てる
のが上手いからそのぶん、三振は取りづらいだろうと思っていた。駒崎さんのリードに助けら
れた。ノーヒットノーラン? 意識していましたよ。出来ないかなと思っていたけど、完封は
したかった。初安打の大廣にはチェンジアップが抜けてしまいました。完投は疲れますね。
でも、体力的にはするだけのものができてきたし、自信になりました

石川主将のコメント
初回のチャンスは打てる気しかしなかった。(2ー1と追い込まれてから三球ファールで粘ったの
は?)ただ単に打てる球を待っていたらそうなっただけの事。相手とか関係なくチームの雰囲気
は負ける感じではないです。明日どんな投手が来てもとにかく勝つだけです。

清水監督の談話
(開幕スタメンの新田に代わって捕手に起用した)駒崎は新田に比べたら、ボールとボールが
繋がっていて、ボール(の使い方)に意味があった。江波戸の与四死球が多かったのはバッテ
リーの反省点です。江波戸はまあまあだった。この間完投して自信になったのが感じて取れ
た。打線は最初だけだったね。追加点を取れるようにしないと。東洋大とは相性が悪い? 
関係ないよ。もう勝つしかないんだから。


硬式野球部 #11
打線沈黙で最下位に転落

◆東都大学硬式野球リーグ戦(5・1 VS日大 神宮)

中大
日大 ×

勝:那須野 5試合2勝3敗
敗:中澤4試合1勝3敗
(投手リレー) 中:中澤ー山中 日:那須野

DH










両校共に優勝戦線残留を懸けたこの試合。日大は一回二死から中大先発の中澤に5連打を
浴びせ、伊藤と箸尾谷の適時打で3点を先取し中澤をこの回でKOさせた。先発・那須野は
五回一死までノーヒットノーランピッチングとチーム打率リーグ1位の中大打線を牛耳り、八回
の一死一二塁のピンチも三番亀井、四番石川を討ち取り、脱出。結局散発5安打の完封勝ち
を収めた。中大は走者を出しながらも8回無失点に抑えた山中の力投を打線が援護できな
かった。この敗戦で中大は日大と勝率で並び、前季順位により最下位になった。

とにかく投打がかみ合わない。ノーガードの打ち合いとなった青学大戦では3連戦で31安打を
放つも、このカードでは僅かに11本。まるでチーム打率リーグトップの打線とは思えない
くらいに打てなくなった。 ファーストストライクを打つ姿勢が欠けている。大事に行こうと
思うあまり、追い込まれてからのボール球を振る悪いパターンに追い込まれてしまった。今
日安打を放った打者はいずれもバッティングカウントから積極的に打って出ていた。2-3から
安打した城下も追い込まれてからも臆せず、粘って甘い球を呼び込んだ。「積極的にイケ
イケで行くしかない」と石川主将。ならば、もう一度この原点を思い出すべきではないだろうか。

 得点機での勝負弱さも深刻だ。19イニング連続で適時打が出ていない。この窮乏を
象徴しているのが、八回裏の好機だった。一死から失策で走者が出ると城下が左前打で
好機を広げ、一気に反撃ムードが高まった。しかし、三番亀井は外角のボール球に手を出し、
空振り三振。四番石川も8球の粘りも叶わず、敢えなく中飛に倒れた。今日も好機はなかった
わけでは、ない。だが「繋がりが悪くあと一打が出なかった」と清水監督が嘆く通りだった。

ついにこの試合では司令塔にもメスが入った。五回から新田に代わり駒崎副将がマスクを
被った。内角を躊躇なく突ける強気なリードが身上の新田。本番前は「投手がいいから三振
が奪える」と豪語していた。実際江波戸はリードにも助けられ、2試合連続2ケタ奪三振を
マーク。だが、投手が不調のときもあたかも好調のようにリードしていた。そのため球数
が増え、カウントを悪くして攻め方が単調になるところを狙い打たれて大量失点に
つながった。中澤が5連打を浴びたのも清水監督は「配球ミス」とバッサリ。盗塁阻止率
も.211と低く、投手を助けることができなかった。地肩は強いが送球モーションが大きく
制球も定まらないのではなかなか刺すことは難しい。一塁走者が出ると必ずと言っていい
ほど盗塁を企図され、ピンチを拡大してしまった。

 捕手が駒崎副将に代わると、山中の投球リズムがかわった。打たせてとる基本に
徹してリズムをよくし、八回の反撃機を演出した。また、盗塁阻止に関しても日大側は
盗塁を仕掛けてこなくなった。これまで控えに追いやられていた欝憤を晴らすかの
ような働き。駒崎副将は「今日は楽しめたよ」と会心の笑みを浮かべた。青学大と死闘を
演じて勝ち点を取り、楽勝ムードも漂っていたなかでまさかの連敗。ロッカールーム
から引き上げてくる選手の表情は一様に硬かった。「完敗やな…」。今日はスタメンを
外れた田中の呻(うめ)くようなつぶやきが敗戦の重大さを物語っていた。

福元選手のコメント
(中大の5安打中3安打を放ち、一人気を吐く) 那須野のボールはきていましたね。第1打席
で凡退して、田中さんから「八分の力で打て」とアドバイスを貰って力が抜けた。やっぱり勝た
ないと何にもなりません。次の試合へのアピールにはなったと思う。次もDHで一回から出たい。

清水監督の談話

初回のバッテリーの配球がよくなかった。(先制打の)伊藤へカーブカーブと続けて
打たれたら、次はストレートを放らせてタイミングを合わされた。捕手を駒崎に代えたの
配球の問題ということ。今日の敗因は先に点を取られて、打線が那須野を打てなかった。
打線の繋がりが悪い。あと一打がでなかったね。山中は走者を出しても気持ちが入って
いたから抑えられたんじゃないかな。痛い負け?次も頑張るだけだよ。


硬式野球部 #10
打線波に乗れず白星献上

◆東都大学硬式野球リーグ戦(4・29 VS日大 神宮)

日大
中大

勝:那須野 4試合1勝3敗
敗:江波戸4試合1勝2敗
(投手リレー) 中:江波戸 日:那須野-吉原-大年
(ホームラン) 日:桑原1号 :上田1号 中:石川2号

DH











休日とあってたくさんの中大ファンが神宮球場に詰め掛けた。試合は日大が初回伊藤の
2ランで先制し、5回にも上田にソロが飛び出して突き放す。以降は中大先発・江波戸が
キレのある直球と変化球を巧みに使って立ち直り、2試合連続2ケタ奪三振となる11Kの
力投を見せたものの、日大先発・那須野らの前に打線が序盤と終盤に訪れた反撃機を
生かせず、7回に石川主将のソロで1点を返したのみ。要所で淡泊さが顔を出し、
開幕4連敗と不調の日大に今季初勝利を献上してしまった。

石川主将のコメント
打った瞬間「行った」と思った。真っすぐのインコースです。感想?嬉しいね。先頭打者
だからどうにか出ようと思って打ったらHRになった。江波戸が点を取られたら
崩れるのに、こらえてくれたからどうにかしてやろうと思っていた

開幕4連敗と絶不調の日大に敗戦。油断はなかったのか。「正直日大をナメていた」
(江波戸)。2被弾はいずれも今日までリーグ戦本塁打0の打者だった。心境が投球に
出てしまったのか。「いつも点を取られたら崩れるのに今日はこらえてくれた」と石川主将も
江波戸の成長を認めるように、以降は安定した投球を披露。尚更悔やまれる失点となった。

 江波戸に限らず、打線も三者凡退が4イニングと淡泊な攻撃に終始。那須野の高めの
ボール球をことごとく振らされてしまった。石川主将も「今日は打線が線じゃなく点で
終わってしまった」と嘆いた。肝心なところでのミスも淡泊な攻撃に拍車をかけた。2点を
追う初回。新田が中前打で出塁し反撃ムードが高まった。しかし、この場面での犠打
失敗が大きく響いた。三番亀井が送り直して二死二塁になるも石川主将があえなく三振。
石川主将は「どんな場面でも自分が打って取り返さないといけない。それが四番」と唇を
かむが、バントミスが尾を引いたのは事実。初回に1点でも返せていれば試合も違った
展開を見せていただろう。以降の反撃機にも、安打性の打球が堀の好守に何度となく阻ま
れるなど、一度日大に行った流れを引き戻せなかった。「あれで目が覚めた」。伊藤に2ランを
浴びたときの江波戸のコメントが、今日の中大ナインの気持ちを代弁していた。
 日大に勝ち点を落とすと優勝はおろか、徳俵=入替戦に足がかかってしまう。
もう油断も負けも許されない。


硬式野球部 #09
江波戸熱投!待望の勝ち点1

◆東都大学硬式野球リーグ戦(4・18 VS青学大 神宮)

青学大 0 1 0 0 0 0 0 0 0
中大 0 2 0 0 1 0 1 0 X

勝:江波戸 3試合1勝1敗
負:山岸 3試合1勝1敗

(投手リレー)
青:山岸-清水-上津原
中:江波戸

DH











守備の乱れで大敗を喫した第2戦。優勝戦線からの脱落の危機を迎えたチームを救った
のは、中大らしいズルい野球だった。1点を先制された二回裏。二死満塁の場面で新田が
二塁強襲内野安打を放つ。三走・高尾は当然生還。だが、何と二走・中平も三塁ベースを
蹴った。中平は「二死だったし迷わず走れた」と平然と振り返る。「捕手がホームベースを
ブロックしていなかったので逆を衝くようにスライディングした」。「ひとつ先の塁を狙う」の
が清水野球。それは全員でひとつのボールに集中する意識がなければ出来ないことだ。
地味だが、しかし高度なプレーを、今季初めてレギュラーになった選手でもソツなくできる
ところに中大の1部リーグで培った力をみることができる。

 中大が波に乗り切れなかった要因の一つにリーグワーストの8失策が悉く失点に絡み、
第2戦は自責点0ながら7失点を喫しての大敗。その大半を犯したセンターラインに
ついにてこ入れがされた。亀井が中堅に戻り、遊撃に梶岡が入ったことだ。第2戦
大敗の引き金は亀井の失策だった。第1戦も九回二死から二塁手・山口の悪送球で
同点に追い付かれる悪夢の展開。「要所で失策が出ては勝てない」と清水監督も
扇の要・新田もオカンムリだった。戦前の取材では打撃の話を遮るほど、遊撃守備
に意欲的に取り組んでいた亀井。「センターラインは亀井の遊撃がどこまでやれるか」
と清水監督の期待も大きかった。「遊撃手・亀井」は今季の柱と言えただけ
に、非情の決断となった。

 梶岡は見事期待に応えた。直接処理した打球こそなかったものの、「自分は声が
出すことが売りだから」とピンチのときにもナインを鼓舞し続けた。特に立ち上がりに
苦しんだ江波戸にも「頑張っているのはわかっているんで」と苛立つことなく元気
つけ、マウンドでの孤独感を和らげた。打っても3安打の猛打賞。特に第二打席の
ヘッドスライディングをしながらもぎとった三塁内野安打は、逆転の呼び水となった。
梶岡の結果如何では、方向転換の失敗ともなりかねなかった。荒療治が四球が
失策を呼び、失策が四球を呼ぶ悪循環を断ち切った。

 初めてしっかりした野球で勝った。石川主将は「中大は勢いのチーム」というが
「次にあんなことやったら負ける」と8与四死球の江波戸に苦言を呈することも忘れ
ない。元気で威勢のよさに加え、地に足をつけた野球を思い出した中大。
正反対の要素を融合させ、優勝戦線に名乗りを挙げた。

江波戸投手のコメント
完投勝利は正直うれしいです。後半に粘れたのとチェンジアップが使えたのが
よかった。一昨日、昨日と投げてみたらよかったので、新田さんと打ち合せを
してどんどん使っていこうと決めた。序盤に変化球を多めに投げることで、打者の
頭に『変化球もある』と思わせてタイミングが狂ったではないか。変化球で初めて
三振が奪えましたし。8四死球も与えたのは課題です。立ち上がりが悪いので…。
先頭打者と二死後に走者を出さないようにしないと。オープン戦で一回だけ完投した
ときも140球だったのに、165球を投げられたことは大きい。背番号を譲っていただいた
芦川(武弘・商、現ヤマハ)さんのようになりたいんです。これでエース?もうちょっと
時間がかかるけど、周りが認めてくれるから誇りを持ちたい。

清水監督の談話
江波戸がよく投げてくれた。先取点を取られたあとに逆転できたのがよかった。好走塁
(2回新田の内野安打の間に二走中平も生還で逆転に成功)で点が取れたのはいつも
言っていることが出来たね。梶岡の遊撃起用?明るい子だから盛り上げてくれた。チームが
活気づいたね。山岸はよくなかったね。山岸のテンポが悪かったのも、みんなが集中している
からリズムを崩すことが出来たね。江波戸はエースだからね。最初は継投策を考えていた
けど、完投出来たのは大きいね。今日はみんながよくやってくれた


硬式野球部 #08
高尾逆転サヨナラ打、今季初勝利

◆東都大学硬式野球リーグ戦(4・16 VS青学大 神宮)

青学大
中大 2x

勝:中澤 2試合1勝1敗
負:豊島 1試合0勝1敗
(投手リレー)
青:山岸-村上-清水-豊島
中:江波戸-中澤

DH











連敗スタートの中大がサヨナラ勝ちで今季初白星を手にした。初回立ち上がりに苦しむ
山岸から2点を先取し、中盤にも代打福元の2点適時二塁打や田中のリーグ戦初本塁打
で効率的に加点する。しかし、青学大は6回に2点を返して反撃の狼煙を上げる。代わ
った中澤も青学大打線を抑え切れず、9回二死から加藤が2ランを放ち土壇場で一度
は逆転される。しかし、中大は驚異的な粘りを見せ、二死から石川の適時二塁打で同点
に追い付くと、最後は高尾がサヨナラ二塁打を放ち、熱闘に終止符を打った。青学大
は山岸の乱調と9回の継投策が誤算。

亜大に連敗、しかも両日とも大敗するイヤなスタート。しかし、高尾副将が「このチームは
明るくて昨年とは違う」と話すようにナインのムードは暗くなることはなかった。 九回裏に
今年の中大のカラーが凝縮されていた。 一死から田中が遊撃内野安打で出塁。田中は
7回にリーグ戦初本塁打を打っている。だが、この場面では求められるのは一発ではなく、
出塁して反撃の狼煙を挙げることだ。田中もそれを理解しているからこそ「石川さんに
回そうと必死やった」。俊足の田中に代走・松尾がコールされる。田中と松尾はチームで
1,2を争う俊足。松尾も「サダ(田中)と足は同じくらいなんだけどね」という。平木主務が
解説してくれた。「松尾がチームで一番足が速いのは間違いないし、松尾は盗塁が上手い
からね」。解説通り、松尾は打者を討ち取ることしか頭になかった清水−加藤のバッテリー
の隙をついて、二盗に成功。一気にチャンスが広がった。続く亀井は遊飛に倒れるが、打順が
四番・石川主将へと回った。「自分まで回せ、そうしたら打ってやる」とネクストサークルで
自分の出番を待っていた。大言壮語ではない。それこそが四番の宿命だからだ。そしてその
通り、代わった豊島から放った石川の打球はスピンがかかりながら左中間を突破。松尾が
生還し、同点に追いついた。適時失策という不運もあったが、二番手・中澤の不調で同点に
追いつかれるなど、ゲームは二転三転。「打たれるのが投手。我々野手が打てばそれでいい」
と責任をなすりあうのではなく、自分の役割をきっちりこなすことが勝利に不可欠なことを知って
いる。「主将だからということじゃなくて一生懸命自分がやればいい」と石川主将。こういう主将が
いれば心強い。 忘れてはならないのが、スタンドで応援するメンバーから漏れた選手たちの
存在だ。悔しさでふて腐れるのではなく、一生懸命な応援でチーム、そして球場をも盛り上げる。
だからこそサヨナラ打の高尾副将が「みんなが打たせてくれた」と自分だけの手柄に
することなく感謝するのだ。 レギュラーとして出場する選手、ベンチでスタンバイする選手
。そして、スタンドで応援する部員。どの立場にいようと与えられた自分の役割、そして持ち味
を理解し、実行する。そして、選手のよさを熟知し、引き出す清水采配。まさにチームワークの
妙だ。あとは、三番・亀井にチャンスで一本が出ることと、今日はストレートのキレがよか
った江波戸が余計な四球を与えず、3人で切れるところは切ることができれば鬼に金棒だ。
 「今日勝ったことが大きい」(北岡マネージャー)。昨秋プレーオフ進出チームの青学大か
ら先勝したことで、いよいよ中大ナインの咆哮が大きくなってきた。

福元選手のコメント
打ったボールは覚えていない。あっそうだ、内角のスライダーです。当たりは完璧だった。
代打起用の心の準備はできていた。場面にかかわらず(それまで2打席凡退の)城下の
代わりに行くぞと言われていたので。やっぱり今日は負けられないという気持ちで臨んで
いた。出たら自分が思い切りやろうと思っていた。これがレギュラーへのアピールになる?
スタメンでも代打でも出たらやるだけです!

高尾選手のコメント
守備でミスした(九回表に二死満塁から山口の悪送球を取れず得点を許す)のでそれを
取り返そうとした。オープン戦ではよかったけど、リーグ戦に入って自分が引っ張っていた
ので、オープン戦と本番は違うと再確認した。サヨナラ打の場面では、自分が決めてやる
と思って打席に入った。みんなが今日は負けられないと思っていた。今日は投手も二人で
頑張ってくれた。亜大戦の大敗のときも投手が頑張っていたから、クリーンアップが打たな
いといけないでしょう。決めようという気持ちは常に持っている。去年までだったら9回表の
時点で雰囲気が悪くなっていたけど、このチームは明るくて、気持ちが最後までキレない。
気持ちだけはどこにも負けない。自分の力じゃない。みんなが打たせてくれたサヨナラヒットだよ

田中選手のコメント
打ったのはスライダー。打った瞬間に『行った』と思ったワ。肩口からスライダーが甘く入って
きて、何も考えていなかったけどバットがパッと出た。ホームランよりも9回裏に出た(一死から
遊撃内野安打で反撃の足掛かりを築く)ことが嬉しい。(四番の)石川さんに何としても回した
ろという気持ちだった。6回に送球でヘマやったし(杉浦の適時打で、走者の本塁突入の
タイミングはアウトも送球がゴロになり生還を許す)、亜細亜戦のときも走塁死したし、ミスを
取り返そうと必死やった。気持ちやね。気持ちで打った。

清水監督の談話
いやぁ何とか勝ったね。ああいうこと(9回に守備の乱れから一度は青学大に逆転を許す)して
いるから負けるんだよ。継投に関しては、江波戸は限界だと思ったので代えた。中澤はまだ
2回目。最初よりは良くなってきた。代打や代走起用など采配がハマッた?いやいや、出た選手
がよくやってくれただけだよ。逆転されても暗くならなかった?明るいところがウチのいい
ところ。今日は四年生の意地でしょう。


硬式野球部 #07
1年生投手、ホロ苦デビュー

◆東都大学硬式野球春季リーグ戦(4・9 明治神宮野球場)

中大
亜大 ×


(勝)反頭1試合1勝
(負)中澤1試合1敗

(中)中澤−政木−山中
(亜)反頭−濱田

1敗で迎えた第2ラウンド。一回裏、亜大は無死満塁から三沢の併殺打
、松浦の適時打で2点先制。中大初先発の中沢は、6回にも追加点を許し
6回を投げ3失点。また7回には代わった政木が打たれ、計7失点。一年生
リレーはホロ苦デビューとなった。打線も初回、コントロールの定まら
ない亜大・反頭を打ち崩せず、勝ち点を落とした。


硬式野球部 #06
東都開幕戦、緒戦は完敗

◆東都大学硬式野球リーグ戦(4・8 VS亜大1回戦 明治神宮野球場)

亜大
中大


(勝)片山1試合1勝
 (敗)江波戸1試合1敗

(亜)片山8、高橋1ー川本、諸吉
(中)江波戸41/3、会田1/3、政木21/3、山中2−新田

DH













中大は中盤に大量点を奪われ、大敗スタートとなった。先発・江波戸は直球が高めに
浮くなど、今ひとつの内容。四回に照屋の二塁打などで3点を先制されると、雨天中断
から再開された五回にもピンチをつくり、江波戸は降板。代わった会田も2押し出し
死球などゲームを壊し、この回6失点。ここで勝負が決まった。打線も7安打を放ち
ながら、リーグ戦初登板の3年生左腕・片山に要所を締められ、城下の二塁打で1点を
返すのがやっと。黄金ルーキー三人衆の政木、ケガからの再起に懸ける山中が
好投したのは今後の好材料となった。

勝敗を分けたのは見えない守備の乱れだった。四回無死一塁、五番・松浦の放った当り
は、遊撃手・亀井の正面に転がった。当然6-4-3で併殺…を期待する場面だが、何と
一塁はセーフ。「あそこは併殺を取ってあげなきゃ」と正捕手・新田が悔しがったように、
併殺が取れなかったことで一気に亜大ペースになってしまった。照屋に先制二塁打を
打たれ、続く一死二、三塁の場面で代打尾畑が放った二塁強襲安打。山口がボールに
追い付く間に、二走・照屋までも本塁に生還した。少しの隙でも突かれて
しまう。これが戦国東都の恐ろしさだ。このほかにも失点にはならなかったが、三回に
亀井の失策があった。江波戸の調子がよくないこともあり、間合いが長引いた。
「外そうか…」と新田が考えたそのとき江波戸が投球し、走者をマークしていた亀井は
逆を付かれてしまった。打球を処理するときも「丁寧に行こうとして逆効果になったの
ではないか」(石川主将)。亀井は遊撃手に本格転向してまだ半年。経験の浅さが影響
した。石川主将は「今年は守備の失敗はバットで返そう」とリラックスさせようとする。
幸いにも今年は打力は東都屈指だ。今できることを生かしたチーム作りを。それが石川
主将の信念だ。残念ながら1回戦は大敗した。初回の無死一、二塁の好機、二走・田中
の走塁死で流れを呼び込めなかったのが痛かった。打線も片山の微妙な変化する
ボールに的を絞りきれなかった。だが、「亜大よりも実力は上」と石川主将。証明する
には今年のチームカラー通り打って返すしかない。

政木投手のコメント
(五回二死三塁から登板、2回1/3無失点)初登板はすごく緊張した。でもまわりの
先輩が盛り上げてくれて気分も楽になった。新田さんが部屋長なので、お互いの考え
をコミュニケーションを取って理解し合うようにしています。ピッチングがリードとかみ
合ったから抑えられたと思う。点差が開いて逆に、ここで「自分が流れを切らないと」と
いう気持ちになった。今日のベストピッチは松田さんから見逃し三振を取ったことです。
カーブだったんだけど、よくきれた。「やった」と思いました。

清水監督の談話
五回の雨天の中断が影響したかな。あの場面で大量点を取られたからね。打線も7安打
して1点しか取れなかったけど、点差が開いて仕掛けられなかったというのもある。政木、
山中は力があるからやってくれるだろうとは考えていた。今後につながると思う。城下も
(適時二塁打は)バットの先だったけどよく打ってくれた。左投手の場面
ではチャンスがあるでしょう。


硬式野球部 #05
開幕直前、戦国東都を本紙記者が斬る

はじめに プロ野球のスカウトが注目するのは、3年時の活躍を見るのだそうです。伸びしろ=将来性を判断するのです。
4年の活躍は帳尻あわせとしてなかなか評価されにくいので、3年生は目の色を変えます。荒削りでも何かキラリと光るも
のを見せられれば、プロへの道はグッと近づくことになります。大学野球において優勝しているのは、4年生のリーダーシ
ップももちろん大事ですが、3年の燃えたぎり具合に負うところが大きいでしょう。昨年、東京六大学春秋連覇の早大を例
に取ると、エース・和田(現福岡ダイエー)ばかりクローズアップされがちですが、実は4年のレギュラーは和田だけ。打の
柱は三冠王男・鳥谷と比嘉。秋には青木が最高シーズン打率を更新する勢いで打ちまくるなど、3年がしっかりかんでの
優勝だったのです。
というわけで中スポでは3年生に注目して見て参りたいと思います(特に注釈がない選手は3年生です)。

中大 何と言っても、亀井義行(商3)であろう。遊撃守備など見所も多いがあえて、ここでは亀井以外の3年生に注目したい。
野手陣にタレントが揃っている。まずは安打製造機・ベストナインの加藤敦史(経3)。昨秋はリーグ最多の20安打を放った。
また、亀井が去ったセンターの跡目を亀井と高校(上宮太子高)の同期の田中定俊(文3)が襲う。昨秋の亜大3回戦では亀
井を押しのけてスタメンにも起用された。俊足巧打、そして肩の強さが光るリードオフマンだ。絶大な信頼を誇った佐藤章晶(経
、現明治生命)が卒業したのを受けて勃発した正捕手争いを制したのは、昨年は指名打者と外野のレギュラーとして勝負強さを
誇った新田玄気(商3)だ。肩の強さとバッティングだ。佐藤がケガの時にはほとんど配球は投手任せだったが、外野から捕手の
勉強になった。自分のリード観を確立した。「俺たちの学年は亀井だけじゃないところを見せてやる」とは何とも頼もしい。このほか
にも骨折でキャンプ不参加にもかかわらず、驚異的な回復力で二塁手争いに殴り込みをかけている山口健太(文3)、「振り込ん
だ成果が出たかな」という打撃も上り調子の快速男・松尾繁(文3)も注目株だ。対照的に投手陣はおとなしい。唯一神宮のマウン
ドを踏んでいるサウスポー・内田庸介(文3)あたりが使えるとグッと台所事情が楽になるのだが…

亜大 木佐貫(現巨人)、永川(現広島)のツインタワーが抜けたとはいえなおも圧倒する戦力を揃えている。両名のあとを継ぐのは
高橋。150q
/hの剛速球こそないが、制球力で勝負する投手だ。永川が絶不調だった昨年は先発の柱として4勝を挙げ、特に秋
は防御率3位(
1.31)と東都春秋制覇に貢献した。先発には反頭の名前も挙がるが、丸1年登板機会がないのが気になる。打者に
目を転ずると、昨秋二塁手ベストナインの福田康は3割をマークし、一塁もこなせるなど攻守に器用さが光る。代打サヨナラ打男の
荒川、川本も昨年からのレギュラーである。この3人は今季は打線の中心としての活躍が見込まれる。正念場を迎えたのが清水。1
年春から三番で起用されるなど大きな期待を掛けられていたが、なかなか結果を残せず昨秋は専ら外野の守備固めと代走のみ。大
河原(2年)ら下級生との争いに埋もれないように奮起がのぞまれる。

青学大 3年生のレギュラーが全国レベルの技術を持つ。ベストナインが加藤、中尾といるがいずれも3割をマーク。2人はそれぞれ
三番、五番を務め青学大の課題・貧打線を解消し、優勝争いの原動力となった。加藤は扇の要として、投手のよさを引き出した。中尾
は中大から勝ち点を挙げるサヨナラ打を放つ。山岸はコンスタントに140
km/が出る速球とスライダーのコンビネーションが武器昨
秋の開幕戦は山岸から二ケタ三振を3度喫した。青学大に苦杯をなめ、出だしでつまずいたことが中大Bクラスの一因となったのは否
めない。昨秋は振るわなかったが、春は第1戦の先発を務めた豊島も控える。中スポ理論で行くと評価は◎。

日大 プロ入りした村田(現横浜)、大野(現福岡ダイエー)、館山(現ヤクルト)、堤内(現横浜)以外に林(現日本生命)や中川(現松下
電器)、昨秋の首位打者の須田(現日産自動車)などこれまでの投手陣、野手陣の主力はみな卒業してしまった。新しい主戦投手は昨
秋4勝を挙げ、防御率0点台(
0.91、1位)の驚異的数字を残した那須野。左腕からの191pの長身を生かした130km/h台の角度の
ある直球は打者にはとても打ちづらい。しかし、2年・畠山が故障し那須野に続く投手がいないのは苦しい。3年野手陣でレギュラーの
可能性があるのは、捕手兼内野手の箸尾谷、遊撃手の山本、外野手の伊藤、内村くらいか。ただ、チーム全体に触れると堀主将の「今
年は1部残留が目標」という謙虚な姿勢が不気味。

東洋大 投手陣は現3年生が屋台骨を支えてきただけに充実している。エース・上野貴に加え、中継ぎ陣では通算15イニング自責点
0の杉浦、ケガからの復活に懸ける松沼もいる。秋は不本意な成績に終わった先発の山脇も黙ってはいないだろう。ここは四番の大廣
次第か。パンチ力が魅力の長距離砲も、昨秋は
.250、0本塁打、3打点と四番にしては寂しい数字。あと一点が奪えずBクラスに甘ん
じただけに、大廣が同じ過ちを繰り返すようだと昨秋と同じパターンに陥りかねない。また、左サイドハンドの愛甲に要注目。昨春の中大
はサヨナラ負けを喫した開幕戦、大敗した翌日の第2戦と、愛甲に流れを断たれ連敗スタート。東洋大は中大に限らず左投手克服が課題
の大学には、イヤな相手だ。

駒大 2部から昇格したての大学は、1部と2部のレベルのギャップに苦しむものだが、今回の駒大は事情が違う。もともと1部のレベルを
知悉しているチーム。昨秋は下級生主体のメンバーで、完全優勝を果たし1季で神宮第二球場と訣別を果たした。打線は前主将・御園生
(現JR東海)以外はほとんど残った。2部の首位打者(
.421)、そして4盗塁をマークした核弾頭の秦と1部時代からクリーンアップに座り
、1部でもハイアベレージを残している平田は強力。投手でも服部は1部リーグで通算防御率2点台(2.36)をマークするなど、ゲームメ
ークができる先発左腕だ。昨春の中大対駒大3回戦。8回ウラの
1対1の同点の場面。その服部から亀井が逆転適時打を放ったことで中
大は優勝争いに転じた。対照的に駒大は勢いを失い、そして2部へと転落していった。だが、どの大学も最下位に沈んだ昨春と同じ駒大と
見ると痛い目に遭うかも。

最後に 今シーズンの東都は実績、戦力ともに豊富な亜大、青学大、駒大が優勝争いの軸になるという下馬評だ。

だが、中大も忘れてはならない。「中大スポーツ」の記者だからいうのではありません。かつての左一辺の打線で左投手が出てくるとお手
上げ状態だったかつての中大とは違う。今までの右打者のレギュラー・石川寛行主将(法4)、新田だけではなく駒崎義貴副将(法4)や山口
あたりにもメドが立ち、左右のバランスが取れた打線構成も可能になった。絶対的エース・芦川武弘(商、現ヤマハ)が抜けて『投壊』すら心
配された投手陣。しかし、競争原理がいい方向に作用している。ケガから復活した未完の大器・山中俊介(商4)がようやく本領発揮をしそうだ
。2勝を挙げ鮮烈デビューを飾った江波戸秀悟(商2)、中継ぎ陣として期待される会田有志(文2)や青木陽介(文2)も昇り調子。高校時代
はプロ注目株だった中澤雅人(法1)、井坂亮平(経1)、政木洋(法1)の新入生投手トリオはオープン戦で結果を出し、今春からいきなりデ
ビューもあるだろう。あとはいかに出た走者を得点圏に送れるかだ。中大は、ヒットエンドランは得意なのにバントは一発で決められない摩訶
不思議なチームだ。ここを解決しないと生き馬の目を抜く戦国東都では足元を救われる。

 全大学に共通していえるのは、カギはやはり2カード目までにどれだけ勝ち星を挙げ、勝ち点を奪取できるか。当たり前のことだが、これが
出来なかった大学から脱落するだろう。また、勢いよくスタートしてもチームに地力がなくてはずるずると行く。細かいプレーが運命を分ける。


硬式野球部 #04
正念場の春、いよいよ開幕

◆東都大学硬式野球春季リーグ戦(4・8〜5・28 明治神宮野球場)

正捕手の佐藤章晶(経)、投手陣を支えた芦川武弘(商)をはじめとするセンター
ラインのレギュラーが抜けた今年の新チーム。戦力のダウンが心配されている。

しかし「去年には去年の良さがあったが、今年には今年の良さがある」。石川寛行
(法4)が胸をはるように、リーグ戦を戦い抜くだけの戦力は十分にそろっている。
遊撃手にコンバートされた亀井義行(商3)と石川主将の支える打線は今年も
健在。「投げる試合は全部勝ちたい」と話す昨年周囲の期待に応えられなかった
山中俊介(商4)や「投手に信頼される捕手が理想です」とコメントする駒崎義貴
副主将(法4)など、昨年出場機会の少なかったメンバーも気合十分である。
課題の正捕手は「ピンチの時でも落ち着いてマスクが被れるようになった」。
肩の強さが魅力の新田玄気(商3)とリードに安定感のある駒崎での競争となる。

「一つのボールにチーム全員が集中したい」(清水監督)。今年は実戦形式の
練習を増やし、勝負どころでのプレーを確実にこなす練習に取り組んでいる
中大。悲願の優勝に向けての戦いが始まった。


硬式野球部 #03
春のキーマン、亀井義行

昨秋は大不振に陥り、5位低迷の戦犯の一人となった亀井。今季は今までの
三番に加え、内野手の要・遊撃手と攻守に重要なポジションにつく。汚名は
バットで晴らすと思いきや、意外にも打撃成績の話題を封印した。亀井が
新天地のポジションに懸けている証拠だ。清水監督と毎日150本の居残り
練習を敢行。遊撃守備へのナインの信頼も日増しに厚くなってきた。「考え
こんでしまう性格」と話す亀井。守備に集中することで打撃も復活することが
できるか。今季も中大の浮沈は亀井次第だ。

亀井義行プロフィール
かめい・よしゆき 昭和57年7月28日生 奈良県出身 上宮太子高卒
178cm・73kg AB型 右投左打


硬式野球部 #02
ポスト芦川へ、江波戸に注目


◆東都大学春季硬式野球リーグ戦 (4・8〜5・28 明治神宮野球場)

江波戸の持ち味はハートの強さ。神宮デビューの心境を「いつでも行ける
心の準備はできていた」と余裕で振り返る大物ぶりをうかがわせた。秋季
リーグで2勝を挙げ、一躍注目を浴びる存在になった。しかし江波戸は
「自分があと1勝していれば・・・」と悔しがる。

高校時代は茨城県大会8強が最高。中大入学後、春はヒジを
痛めて登板の機会はなかった。しかし、開幕3週間前にオープン戦で
頭角を表し、ベンチ入りを果たした。その素質はピカ一で芦川、古岡しかいない
投手陣を嘆いた清水監督に「江波戸と会田に早く出てきてほしい」
と言わしめたほど。
芦川・古岡が卒業する中大には江波戸の力が
必要不可欠。頼もしい若虎の活躍に注目したい。

江波戸  秀悟  えばと・しゅうご  茨城県出身  波崎柳川高卒 
1983年10月20日生まれ O型  177cm 70Kg 右投右打  商・会計1年

硬式野球部 #01
春季リーグ戦日程

曜日 第1試合 第2試合 併用日
8(火) 亜大ー中大 日大−駒大
9(水) 駒大−日大 中大−亜大
15(火) 青学大ー中大 東洋大ー駒大
16(水) 駒大ー東洋大 中大ー