中大は総合7位に
 

 ◆第80回 東京箱根間往復大学駅伝競走(1・2,3 東京・大手町〜箱根・芦ノ湖)

 箱根の伝統校である中大が7位に沈んだ。往路13位という出遅れが
響き、6区で野村俊輔(法3)が2年連続となる区間賞を獲得するな
ど、復路で怒涛の追い上げを見せるも最後はシード権を確保するのが
精一杯であった。今回の箱根では多くの選手が本来の実力を発揮でき
ず、精神面の弱さを露呈する結果となった。


箱根駅伝総合成績
区間 距離 移動 選手名 学部年 区間順位 総合順位 タイム 区間賞
1区 21.3km 大手町〜鶴見 田村 航 法2 16位 15位 1:05:01 鷲見(日体大)
2区 23.0km 鶴見〜戸塚 原田 聡 経4 14位 13位 1:10:50 三行(東洋大)
3区 21.3km 戸塚〜平塚 中野裕介 法3 17位 16位 1:07:04 佐藤(駒大)
4区 20.9km 平塚〜小田原 池永和樹 理工2 6位 15位 1:05:06 田中(駒大)
5区 20.7km 小田原〜芦ノ湖 中村和哉 法2 10位 13位 1:15:26 鐘ヶ江(学連)
往路 107.2km 大手町〜芦ノ湖 中大 13位 5:43:27
6区 20.7km 芦ノ湖〜小田原 野村俊輔 法3 1位 8位 58:29 野村(中大)
7区 21.2km 小田原〜平塚 家高晋吾 商3 4位 5位 1:05:22 小出(東海大)
8区 21.3km 平塚〜戸塚 山本 亮 法1 11位 6位 1:07:47 影山(東海大)
9区 23.0km 戸塚〜鶴見 高橋憲昭 法3 5位 6位 1:10:50 堀越(亜大)
10区 23.0km 鶴見〜大手町 河合恵悟 商4 11位 7位 1:12:26 糟谷(駒大)
復路 109.2km 芦ノ湖〜大手町 中大 3位 5:34:54
総合 216.4km 中大 7位 11:18:21


田幸コーチ「7位は最低な順位。練習は申し分ないくらいやっていた
ので,「勝ちたい」という気持ちも選手に備わっているものだと思ってい
た。しかし、ハコネを「勝つため」ではなく「練習の成果を試すため」のもの
ととらえる選手もいた。意思統一しなかった自分の責任」

野村「結果には満足しています。(前半5`を16分42秒で走ったのは)
予定どおりでした。家高と復路で巻き返そうという話は特にはしませんで
したが、ふたりとも自分の走りをしたと思います。来年は区間新を狙います」

高橋「15`過ぎてからきつかった。残り3`はフラフラだった。(区間5
位という)結果には満足していない。熱さを差し引いてもタイムが悪すぎた。
 前半から中盤にかけて楽しさを味わうことが出来た。今回はゆとりを持ってスター
とラインにつけた。ハコネはまた走りたい。今年は他大のエースと一緒に走るだけ
じゃなく勝たないといけない。

岡本主将「結果は残念だった。6,7区で勝負のオーダーを組んだが追わな
くちゃいけない展開になり前半突っ込まなくていけなかった。

田村「最初から流れを作りたかった。 スローな展開でラスト勝負になる
だろうと練習も積んでいたが、実際は予想外に先頭はハイペースな展
開だった。5キロ付近で先頭集団に離されて、最終的にはトップと2分
半離されてしまった。納得できない結果になった。

池永「区間賞狙いだった。襷をもらったのが思ったより後ろだったが全然気にせ
ず、自分の走りをするだけだと思った。結果については全く満足していない。

中野「緊張はたしかにあった。不甲斐無かった。タイムも悪いし悔いが
残る。寸前になってちょっと調子が落ち気味だった。ケガの影響はなかった」

木下監督「復路を終わって前回の順位(5位)を最低限の目標にしていたが
達成できず、シード落ちの気分だ。一からやり直し。箱根だけでなく、何時で
も成績を残せるようにしたい。勝負への執着がなさすぎ!」


中大選手紹介・その7
 

 信頼が抜群・原田聡(経4)

  名実ともに中大のエースとなった原田。年間を通して、原田の走りにチーム
全体が助けられたというのは間違いない。幾つもの合宿、レースを経て疲れは
あるものの、調子は一定して好調だ。何より今の中大にとって重要な存在といえ
るのは「練習を着実にこなし、実力はつけた」という本人の自信。「チームの
核として責任を果たせる走りを」する原田に対して、チームの信頼は厚い。

  原田の箱根デビューは2年次。9区を区間2位で走った。持ち味のス
タミナ、ハーフ中心に出場してきた試合などの結果がここに凝縮されて
いるのがわかる。そして、そのスタイルは今でも変わらず、今
はその集大成ともいえる状態だ。

  「原田は強い」。このコメントが今の実力を物語っている。府中ハーフ
7位。大島合宿の疲れを引きずるなか、ライバル相手に健闘した。日体大記
録会ではレースの流れを読んでペースをコントロールした。いずれも原田の
実力と、エースとしての高い意識の表れだ。

  「今より早く走れる練習をする」。箱根を前にさらに上を目指す。原田の
走りが、チームの自信を生むことは間違いない。

原田聡プロフィール
はらだ・さとし 昭和56年6月27日生 東京都出身 正則学園高卒
163cm・47kg B型 10000mベスト 29分8秒2



速さが武器・田村航(法2)
出雲で1区を任され、先頭集団に食らいつく走りを見せた田村。「思った
走りができたが、最後のスパートに課題を残した」とみずからを評価。今
年は才能を大きく開花させた。2月の千葉国際クロカンで2位。その後も
怪我なく常に大会に出場して結果を残した。

  「一つひとつの練習に集中して取り組んだ」。その真摯な態度が急
成長につながった。日体大記録会では自己ベストを更新するも
「案外余力があった」と底が知れない。

箱根の目標は「チームに貢献することと区間賞」。勝負強さとスピードを
武器に箱根に挑む。中大の新たな切込隊長になれるか。田村の進化は止まらない。

田村航プロフィール
たむら・わたる 昭和58年5月18日生 新潟県出身 高田高卒
168cm・55kg O型 趣味・ケーキを食べること
10000mベスト・29分23秒95


中大選手紹介・その6
 

ハコネのイメージを変えるとき・高橋憲昭(法3)

◆悪夢の箱根5区
 ついに借りを返す時がきた。前回のハコネは急病人が出たために急きょ予定にない
5区を任された。試走もせずに走るコースにしては、山はあまりにも過酷だった。区
間19位、順位は3位から12位へ、9つ下がった。事情を知る人々の中に高橋を責
めるものはいなかった。しかし走った高橋は違った。ハコネが終わってからの3ヶ
月、思い出すだけで苦しさが襲ってきた。練習中でさえも“キツくなる”という当然
のことに対して、悪いイメージが頭を離れなかった。

◆走り続けた1年
 そのまま終わるわけにはいかなかった。3年生になった。前期のチームはケガ人だ
らけで窮地に立たされていた。「自分でチーム引っ張っていかないといけない」。高
橋は変わった。練習でもチームを引っ張った。関カレ、全日本駅伝予選会、インカ
レ、出雲、主要レースは全て走った。過去2年間故障で悩まされてきた高橋だった
が、今年は1年通して走りつづけることが出来た。その上、関カレ、インカレでは1
万メートルで、出雲では最終区で他大エースとの勝負を、身を持って体験してきた。
積み上げてきた自信。力強さが増した走り。高橋は一回りも二回りも大きくなった。

◆箱根で借り返す
 もはや高橋がチームになくてはならない存在になったことに異論を唱えるものはい
ない。「ハコネでは重要区間を走りたい」。主力としての自覚はすでに強く持ってい
る。田幸コーチ、岡本主将も認めている。戦う準備は出来ている。「強い気持ちを
持ってやりたい。そして思い切った走りがしたい。良い練習は出来ている。手応えは
ある」。高橋の中でハコネのイメージが変わる時が、もうすぐそこまで来ている。

◆プロフィール
たかはし・のりあき 昭和57年7月26日生 茨城県出身
 鉾田一高卒 174センチ・59キロ、B型 趣味・スポーツ観戦
 
1万メートルベスト・29分28秒90



最後の舞台・河合恵悟

  前回の箱根では10区区間13位だった河合。今年は副将としてチームを引っ
張る存在となった。関東インカレ、日本インカレでは「チームに貢献でき
なかった」と悔やんだが、夏以降に一回り大きくなった。

  「考えて走れるようになった」と精神面で成長した。さらに10月の記録
会でも自己ベストを40秒以上も更新。スピードもつき、期待十分だ。

  そんな河合も今回の箱根で現役を引退する。兄の影響で高校から陸上を
始めた河合。「自分とは関係ない」と思っていた箱根に出場したことで陸
上が一層楽しくなった。そしてラストラン。「思い切って楽しみたい」と
有終の美を誓った。

河合恵悟プロフィール
かわい・けいご 昭和56年12月18日生 静岡県出身 浜松商高卒
179cm・63kg O型 趣味・スポーツ観戦 10000mベスト・29分33秒30


野村6区、家高は7区に
 

◆第80回 東京箱根間大学往復駅伝競走(1・2〜3 東京・大手町〜箱根・芦ノ湖)

箱根駅伝に出場する20チームの区間エントリーが発表された。中大は
6区に山下りのスペシャリスト・野村俊輔(法3)を据えて、勝負に挑む。
また7区に家高晋吾(商3)を配置して、野村の勢いを殺さない構えだ。
各校のエースが集う「花の2区」にはエース・原田聡(経4)が万を持して
登場。藤原に続く区間賞を狙う。今年は故障者が少なく、主力がほぼ万全な
状態で挑む。

中大区間エントリー
1区 田村航 法2 29:23:9 高田・新潟
2区 原田聡 経4 29:08:0 正則学園・東京
3区 中野裕介 法3 29:51:4 白石・佐賀
4区 池永和樹 理工2 29:25:8 成田・千葉
5区 中村和哉 法2 29:29:3 大牟田・福岡
6区 野村俊輔 法3 28:54:5 報徳学園・兵庫
7区 家高晋吾 商3 29:21:9 佐久長聖・長野
8区 真田泰芳 法2 29:46:3 磐城・福島
9区 植木原宗平 商2 30:20:3 筑紫・福岡
10区 河合恵悟 商4 29:33:3 浜松商・静岡

中大選手紹介・その4
 

一般生代表・真田泰芳(法1)
  出雲4区でついに駅伝デビューを果たした真田。だが、区間10位と不本意
な結果で「足を引っ張ってしまった」と、ほろ苦い初駅伝に終わった。

  「出雲の借りは箱根で返さないと意味がない」。日体大記録会で自己ベ
ストを更新したときにこう口にした真田。自己記録よりチームの勝利
に貢献する意志がそこにあった。

  スポーツ推薦者が大多数を占める陸上競技部に、真田は一般生ながら
入部。「最初から入部すると決めていた。箱根にも出ていて、強いという
印象があった」と話す。その中大で厳しい練習にもまれ真田自身も速く
、強くなっている。そして、堂々のメンバー入り。さらなる
飛躍を箱根で見せられるか。

真田泰芳プロフィール
さなだ・やすよし 昭和58年6月25日生 福島県出身 磐城高卒 
175cm・57kg O型 趣味・晩酌 10000mベスト・29分46秒35



伝説に残れ・野村俊輔(法3)
  区間新に期待のかかる野村。前回の箱根では雪道を駆け降りる勇姿が
全国の箱根ファンの度肝を抜いた。今や名実ともに中大の大きな一翼を
担う選手となった。

  しかし不安材料がないとは言えない。調子が安定しない。前半シーズンを
走れず、年内のレースでも目立った成績を残すことはなかった。だが、土台は
できている。後は疲れをとるだけ。「野村は伝説に残る走りをするだろう」。
それだけの能力がある。57分の壁。その壁を打ち破る瞬間を野村は見せてくれ
るだろう。三たび6区。野村の大車輪の活躍に注目だ。

野村俊輔プロフィール
のむら・しゅんすけ 昭和58年1月17日生 兵庫県出身 報徳学園高卒
 178cm・57kg O型 趣味・音楽鑑賞 10000mベスト・28分54秒55



積極果敢に・池永和樹(理工2)

  箱根では、まず己との勝負に勝たなくてはならない。苦しい時、辛い時。
走るのは自分。頼れるのは自分だけだ。

  その点、池永は頼もしい。屈辱の結果に終わった全日本の予選会後、池永は
言った。「自分がエースとしての自覚を持たなければ」。自分の力でチ
ームを変えていきたい。そんな思いを持っているかのように、早くから「
箱根」という言葉を口にして、チームの状態が悪い時も、常にチームの
先頭に立って池永は走り続けてきた。

  「前半から突っ込んでいくのが自分のスタイル」と語る池永。箱根でも
積極果敢なレースを展開できるか。真の中大のエースへ。池永は走りで
チームに喝を入れる。

池永和樹プロフィール
いけなが・かずき 昭和59年2月17日 千葉県出身 成田高卒
 167cm・48kg A型 趣味・音楽鑑賞  10000mベスト・29分25秒84


岡本主将、後期を振り返る
 

◆インカレ後の流れ
 前半良い練習できなかった。夏しっかり自分たちの力上げようと臨んだ。夏合宿は
故障者があまりいなく全員でやれた。自分がやってきた4年間でこんなにまとまって
練習できたことは無い。

◆びわ湖駅伝(10月5日 中大は2位)
 短い駅伝。もう一度トラックの記録狙うため。経験積ませるため。例年、全日本が
あっても本来なら出られないメンバーを走らせた(1.5軍)。駅伝とはこういうもの
というのを知らせるため。東海大も出ていたので勝負にこだわる者を出した。(全体
的に)力ついた走りが出来た。区間賞とってくれた人は力通り走ってくれた。
 ただ駅伝の走り方つかめていなかった。東海大に20秒差で負け。結果求められる大
会(勝ちを狙いに行った大会)で東海大の2軍に負けたのは考えるべき。経験と言う
意味では良かった。

◆出雲駅伝(10月13日 中大は7位)
 選考に悩んだ。前半1、2、3区は最低限の走りだった。そこからの流れが悪かっ
た。少しの遅れが致命的になる。5区池永(理工2)勝負も(後ろから他大来ている
状況で)後手後手に回った。まだまだ駅伝の走りが足りなかった。
 結果は良くはないと思っている。5区池永で他校より後ろにいた。4区真田(法
2)がハマらなかった。戦い方がちょっとズレた。アンカー高橋(法3)が戦えたこ
とは好材料。眞田、河合(商4)、野村(法3)、3人とも良かったが、真田の勢い
を買った(河合、野村は控えに回った)。

◆二つの駅伝終え
 もうハコネだけ。いかにチームとしての流れを作れるか。“駅伝は中大という一人
の選手の走りなんだ”と思わないと勝てない。

◆後期になって記録会に多数選手が出場したことに
ついて(けが人の急激な減少について)

 故障者が出ていない。全日本落ちたことで意識が変わったことが大きい。体のケア
に妥協しなくなった。あとは田幸コーチが一生懸命やってくれている。みんなそれに
応えようと感謝している。田幸さんにそんなこと言っても「俺のことなんか考えなく
ていい」って言うと思いますけど。

 故障しなくなったというのもあるが、今は一つのチームとして練習できている。1
年生の前半主力だった者も回復してきている。下級生に頼らないチームになってきて
いる。

◆全日本駅伝を見て
悔しかった。
今年は力が拮抗している。一度のミスが致命傷になる。一度切れた流れを戻すのは今
の大学駅伝では厳しい。自分たちで流れ作っていかないと、その上、先頭にいないと
勝つのは難しい。

◆ハコネの戦い方
 常に先頭争い。先頭でゴールテープを切りたい。
 前半でレースの流れにならないと後半追いつかないチームある(伊勢もそうだっ
た)。常に先頭争いしていかないといけない。

◆最後に

 全日本に出てない分の借りを返したい。(今年の中大はいろいろ言われています
が)現場では個々でやることやって自信持って1月2日のスタートラインに立つと思
うので、批判は終わってからいくらでも言ってもらって構わないので、それまでは暖
かく応援して下さい。


中大選手紹介・その3

 
熱く冷静に・家高晋吾(商3)
  3年になった家高は心身ともに大きな成長を遂げた。昨年怪我に苦しん
だだけに「体に気を遣った」と注意を払った。例年以上に故障なく夏秋と
順調に合宿を消化。出雲は区間4位と安定した練習だったことを裏付けた
。府中ハーフなど調子が上がらなかったが「練習をしっかりこなしてき
た自信がある」と箱根に不安はない。

  「(昨年は)先輩に任せていた」から「次期主将としてチームを引っ張
る自覚が生まれた」と心境の変化を語った。責任感が家高の走りに拍車をかけた。

  箱根は「クールに熱く走る」と意気込み十分。冷静にレースを組み立て、
スパートをかける。負けを知らない家高に死角はない。

家高晋吾プロフィール
昭和57年8月19日生 長野県出身 佐久長聖高卒 166cm・53kg
B型 趣味・HP作り 10000mベスト 29分21秒90



目標は優勝・中村和哉(法2)

  「借りを返したい」。中村の悔しさは前回の箱根にあった。5区
山登りを予定されながらも、急病。出場すらできなかったのだ。その
後、寮の仲間に風邪をうつさないように3月まで一人隔離室での
生活に触れ、中村は一回り大きくなった。

  そして、再びチャンスが与えられた。高校時代に全国優勝を経験する
など多くの大舞台を踏んできた中村だが、高2以来、出場した駅伝はす
べて区間3位以内。今回も、その記録を守り続けるのが個人目標だ。総
合目標は「優勝」ときっぱり。昨年の悔しさをバネに中村が今回、
粘り強い走りを箱根でみせつける。

中村和哉プロフィール
なかむら・かずや 昭和58年9月7日生 福岡県出身 大牟田高卒
 175cm・57kg AB型 趣味・落ち着いてコーヒーを飲むこと
10000mベスト 29分29秒32



万能型選手・山本亮

  頼れる男が今春、中大の門をくぐった。期待のマルチランナー山本である。

  そのマルチランナーたる所以は距離と走行コースにある。山本は長距離
選手ながら、記録会では1500mにも出場、3分51秒40の好記録を保持して
いる。また「登りも下りもどちらも好きです」と語るように、全く違うコー
スを走りこなす器用さを兼ね備えている。

  その山本がシーズンに入り、どんどん調子を上げてきた。府中ハーフでは
1時間5分44秒、日体大記録会では10000mを30分6秒22と、ともに自己ベス
トを更新。その存在をアピールした。

  念願のメンバー入りで、山本が箱根に向けてより一層のエンジンをかける。

山本亮プロフィール
やまもと・りょう  昭和59年5月18日生  兵庫県出身  長田高卒
  170cm・58kg  A型  趣味・映画鑑賞  30分6秒22


沿道で中大を応援しよう

  待ちに待った箱根駅伝。テレビで味わうのもいいですが、ぜひ今年は
中大選手たちの応援に沿道まで駆け付けてみてはいかがでしょうか。

  例年通り、往路スタート地点には応援団が陣取り、選手の出陣
を後押しします。また、各中継所には「父母連絡会」や「箱根駅伝
を強くする会」の方々が集合して応援に声をからしています。1年間
この大会のために仕上げてきた選手たちの晴れ舞台。中大傑出の16人の
選手たちに、まとまって力強い声援を送りましょう。なお、各集合
場所と時間は下記を参照してください。

▼父母連絡会応援スケジュール
1月2日▽10時  神奈川県支部…JR藤沢駅北口下車
フコク生命前(南仲通り交差点)

1月3日▽8時  静岡県支部…箱根芦ノ湖スタート地点
▽12時30分  東京都東都支部…明治生命本館前
東京都西部支部…品川プリンスホテル前
東京都南部支部…品川プリンスホテル前(JR品川駅前・
第一京浜国道沿い、電話ボックス付近)
東京都北部支部…東京三菱銀行角、東京国際フォーラム向かい側
埼玉県支部…明治生命本館前
千葉県支部…大手町逓信総合博物館前

▽13時  東京都多摩支部…中央通りブリヂストンビル向かい側

▼中央大学箱根駅伝を強くする会応援スケジュール
1月2日▽7時  大手町UFJ銀行前

1月3日▽7時  箱根郵便局前
▽12時30分  大手町NTT関東支社前

中継所アクセス
▼往路スタート・復路ゴール地点…東京・大手町読売新聞社前
大手町駅下車、徒歩1分、JR東京駅下車徒歩5分

鶴見中継所…鶴見市場出張所前
京浜急行「鶴見市場」駅下車徒歩2分

戸塚中継所…古屋商事前
JR東海道線戸塚駅下車。西口1番バス乗り場藤沢行き「新道大坂上」下車

平塚中継所…花水レストラン前
JR東海道線大磯駅下車徒歩20分。国道134号線を左折

小田原中継所…かまぼこの店鈴廣前
箱根登山鉄道風祭駅下車徒歩2分

▼往路ゴール・復路スタート…芦ノ湖入口駐車場


中大選手紹介・その2

  記録を連発・中野裕介(法3)
  中野の視線の先にはもう箱根しかない。

  2年前、期待されて臨んだ箱根。結果は3区で区間8位。力の差を
痛感させられた。そして箱根での雪辱を誓った。しかし、翌年はエン
トリーされず、今年も6月まで故障して、明らかに遅れをとっていた。

  そんな中野がここにきて、驚くほど調子を上げてきた。府中ハーフ
、日体大記録会と相次いで自己ベストを更新。本人も「今年は2年前
よりも調子が良い」と箱根に向けて準備万端だ。

  中野には、しなければならないことがある。「走れば何区でもい
い。2年前の借りを返したい」。雪辱を誓ったあの日から2年。舞
台は整った。あとは主役が結果を出すのみだ。
中野裕介プロフィール
なかの・ゆうすけ 昭和58年3月4日生 佐賀県出身 白石高卒
174cm・57kg B型 趣味・ビリヤード 10000mベスト 29分51秒48



着々と成長・阿江匠(法1)

  ルーキー阿江にとってあまりにも辛い1年だった。「最悪だった」と
春を振り返る阿江。関東インカレ、全日本予選会に出場するも惨敗。大学
長距離界の厳しい洗礼を浴びた。特に全日本予選会では「自分のせいで予
選落ちしてしまった」と悔しさをにじませた。

  春の反省を踏まえ夏合宿ではしっかりと練習をこなし、持ち前のスピー
ドに加えスタミナを強化した。びわ湖駅伝、府中ハーフでは今一つ奮わな
かったものの、日体大記録会では先頭集団に食らいつき30分15秒28の自己
ベストをマーク。箱根に向け着実に準備は出来上がっている。距離への不
安も「問題ありません」と自信をのぞかせた。「今年はこのままでは終わ
らせられない」。春の借りは箱根で返すしかない。

阿江匠プロフィール
あいえ・たくみ  昭和59年12月19日生  兵庫県出身  西脇工高 
175cm・61kg  AB型  趣味・買い物  10000mベスト  30分15秒28

眠れる獅子・門間滋(法3)
  「アピール」。門間は箱根をこうとらえる。ヒザの故障に泣いてきた
門間には、入学後自分の存在を示せる舞台は少なかった。だが、
ついに絶好の機会がやってきた。

  門間は「最近グッと(調子が)上がってきた」と語るように、今年に入り
急速に復活。府中で初ハーフを走るなど、選手としての経験も着実に積ん
できている。スピードと持久力を同時に兼ね備えた走りで、箱根でも活躍しそうだ。

  明るい性格の門間は、チームのムードメーカーとしての役割も果たす。
周りを活気づけるその存在は中大をより一層強くする。

  今大会、箱根初挑戦の眠れる獅子・門間がついに目を覚ます。

門間滋プロフィール
昭和57年12月27日生  宮城県出身  仙台育英高卒  174cm・58kg
  A型  趣味・どうしようもない行為  10000mベスト  30分42秒8


中大選手紹介・その1

自信深める・植木原宗平(商2)
  「自分で考えて走るようになった」。今年の植木原は自信を深めて
いる。この秋、数々の記録会に出場した。しかし「まずは先頭について
いくが、結局は離された」と自分の走りを反省した。そんななか、
岡本主将の「走りには自分のリズムがある」の一言で迷いは消えた。
他人にあわせるのではなく、自分のリズムで走る。府中ハーフでは自己
記録を1分縮めて、日体大記録会で自己ベストを生み出した。夏合宿
の充実した練習が結果を後押しした。

  田村、池永と同学年が活躍するなか「同学年に負けない」と静かに
闘志を燃やす。「走っている人はヒーローに見えた」と箱根への憧れを
語った。粘りのある走りを持ち味に、憧れの舞台に立つ日は近い。

植木原宗平プロフィール
うえきはら・しゅうへい 昭和58年12月9日生 福岡県出身 筑紫高卒
179cm・63kg A型 趣味・買い物 10000mベスト 30分20秒30




献身的姿勢・小島慎一(商2)
  「調子はなかなか」と話す小島。16人メンバーに選ばれて「嬉しい」と喜びを表した。

  「安定感が買われた」とエントリーの選考理由を考えるように、小島のタイムは秋ごろ
から好調。加えて順調にタイムを伸ばし続けている。「2年になって気持ち的に
強くなった」ことも大きい。怪我を引きずってきたが箱根を前に、今では何の支障もない。

  憧れの箱根駅伝。特に走りたい区間に山登り、5区を指した。「差がすごくつく区間
」と考えるこの特異な区間を目指すため、早朝には自宅周辺の坂道を走っている
。「直接でも間接でも(チームの)優勝に関わりたい」。一回り大きく成長を遂げた
小島。実力伯仲の2年生の中でも特出した選手になるだろう。

小島慎一プロフィール
こじま・しんいち 昭和59年2月14日生 長野県出身 諏訪二葉高卒
184cm・68kg A型 趣味・ジョグ 10000mベスト 30分23秒73




攻めの走り・小林賢輔(商1)
  「満足していない」。レースに関してそう多くを語らない小林が何度もこの言葉を
口にする。決して満足することなく自分の実力を信じる。

  「積極的なレース」を心掛けている小林は、日体大記録会でも「自分でいこうと
思った」と語るように、臆することなく先頭に立ってレースを進め、自己
ベストを更新。攻めた結果であった。

  小林の走りを実際に見ると驚くことがある。フォームの良さだ。中学生の時に「腰
の位置を高くした」というフォーム。小林本人も「フォームに注目してほしい」。しな
やかなフォームと内に秘めたる闘志。箱根でも小林の攻めの走りから目が離せない。

こばやし・けんすけ 昭和59年4月2日生 兵庫県出身 報徳学園
高卒 173cm・61kg 趣味・和菓子(モナカ)を食すこと 10000mベスト  29分46秒7


首脳陣、箱根へ向けて語る

   木下監督のコメント
今年は激動の一年だった。前回の箱根5区19位から始まって、6月の
全日本予選落ち。しかし、その結果、チームに危機感が生まれて、
夏、秋の合宿では怪我人も少なく、これ以上にない出来だった。
チームが一丸となればすごい結果が出ると思う。非常に楽しみにしている。
昭和32年10月9日生 佐賀県出身 白石高卒 179cm・
94kg O型 趣味・麻雀 学生成績・ハンマー投げ
インカレ4位 監督歴15年

田幸コーチのコメント
  今年は強い4年生が抜けてチームが随分変わった。しかし、皆よく練習
しており、成長度合いは今年の方が大きい。今大会は各チーム、力が均衡
していて横一線の状況。中大も出場メンバー10人をベストの状況にもって
いけば、充分に戦える。うちは全日本の出場権を逃し、箱根しかない
形でやってきた。狙うは優勝だ。
昭和43年9月10日生 長野県出身 長野高卒 A型

チームを影から支えた立役者・土屋学主務(経4)
  箱根の主役は走る選手たちである。しかし、その選手たちもさまざま
な人に支えられて箱根当日を迎える。  今年1年主務を務めた
土屋も陸上競技部を、そして選手たちを支えた1人だ。監督、コーチ
、主将、そして選手たちからの人望も厚く陸上競技部と本紙の
懸け橋にもなっていただいた。「今年のチームは勢いがある。箱根では
好成績を残し、僕を気持ち良く卒業させてほしい」と話す土屋。思い
は選手と同じ。箱根では走ることはないが、熱い思いで選手とともに戦う。
昭和57年2月3日生  長野県出身  佐久長聖高卒 
176cm・64kg  A型  趣味・買い物

チームを統率・
岡本主将
 主将として中大長距離陣を支える岡本。過去2回箱根に出場して
きたが、今年は怪我に悩まされ箱根出場は叶わなかった。しかし精神
面で1年間引っ張ってきた姿が、箱根に臨むチームに多大な影響を
及ぼしたことは忘れることはできない。危機感を持ってチームを作り、
鼓舞してきた岡本。選手とともに最後の箱根にかける。

岡本主将のコメント
 「困難があったがなんとかうまくまとまっていくことができた。
悔しい思いをしてきた分、「負けたくない」という気持ちはどこより
もある。部員に今までなかったプライドがついてきた。4年間の中で
は一番良い「チーム」が出来たと思う。箱根では全日本に出られなか
った借りを返したい。メンバーは戦える16人を選んだ。先手必勝で常
に先頭争いをしていく。優勝目指してやる」
昭和56年6月8日生  埼玉県出身  埼玉栄高卒 
175cm・59kg  O型  趣味・散歩


ハコネメンバー16人発表

 12月10日に16人の出場メンバーが発表された。前回7区を走った岡本
主将は故障で外れたが、その他の主力は順当に選ばれた。この後
29日に14人に絞られて、全区間のエントリーが発表される。来年1月2,
3日往路、復路の発走1時間前の7時に最終エントリー。この場合、
補欠との交換だけで区間の変更はできない。

  目覚めた戦う意識

  戦う集団への年だった。前回箱根以降、故障者が後を絶たず、関東イン
カレでは入賞者一人。続く全日本の予選会では出場権すら手に入らず、
3大駅伝欠場という屈辱を味わった。

  故障者続出という問題の裏側にあるものは、部員の集団競技の意識、
そして競技者としての自覚の低さだった。「結束力、個人の自覚が
足りない」。岡本主将は前半戦を締めくくる際、はっきりと言った。
試合に臨むにあたっての出場する部員と控えに回る部員の意識のズレ。
チーム一丸となって戦うというムードはその時の中大にはなかった。

  このままでは終われなかった。かつてないほど追い込まれた状況が
チームを変えた。「自分がやらなければ」。集団の先頭に立つことに
消極的だった部員たちの意識に変化が生まれた。各人が今まで以上に
体のケアに気を配った。そしてチームとして全学年の朝夕の寮食を
義務化。生活面でも「陸上部である」ことが求められた。結果、
怪我人は激減。危機感と自覚の芽生えが形になって現れた。夏以降
の練習を全体で行えたことは何より大きい。ボロボロだったチームは
様変わりし、現在怪我人の少なさでは間違いなく近年最高の
状態が出来上がりつつある。

  どん底を味わった中大。地力ではい上がってきた。たたき落とされて
得たものは大きかった。あとは失ったものを箱根の舞台で取り戻すだけだ。

2003年中大選手の流れ

  5月に関東インカレが行われ、6月に全日本予選会、7月にインカレを
終えて、夏に臨む。長野県野尻湖、菅平合宿、9月の北海道合宿を経て、
出雲駅伝に出場。そして11月の西湖合宿後に、今年の成績、実力、体調を
踏まえ選ばれた18名が最後の大島合宿でさらに力をつけ、府中ハーフ、日体
大記録会の記録で12月10日に16人のメンバーに至る。

箱根駅伝登録メンバー
河合恵悟 商4 29:33:3 浜松商・静岡
原田聡 経4 29:08:0 正則学園・東京
高橋憲昭 法3 29:28:0 鉾田一・茨城
中野裕介 法3 29:51:4 白石・佐賀
野村俊輔 法3 28:54:5 報徳学園・兵庫
家高晋吾 商3 29:21:9 佐久長聖・長野
門間滋 法3 30:42:8 仙台育英・宮城
池永和樹 理工2 29:25:8 成田・千葉
植木原宗平 商2 30:20:3 筑紫・福岡
真田泰芳 法2 29:46:3 磐城・福島
田村航 法2 29:23:9 高田・新潟
中村和哉 法2 29:29:3 大牟田・福岡
小島慎一 商2 30:23:7 諏訪二葉・長野
阿江匠 法1 30:15:2 西脇工・兵庫
小林賢輔 商1 29:46:7 報徳学園・兵庫
山本亮 法1 30:06:2 長田・兵庫

箱根前哨戦開催

箱根までついに1ヶ月を切った。各大学、1月2日の号砲を前に大詰めを迎えてい
る。ただ、その前にメンバー発表が控える。これまでの実績、経験、調子、選手の特
徴など判断して16人のメンバーが発表される。発表の日は12月10日。

府中ハーフマラソン
原田 聡 4年 1.03.24
田村 航 2年 1.04.16
高橋憲昭 3年 1.04.27
河合恵悟 4年 1.04.30
池永和樹 2年 1.04.42
中野祐介 3年 1.04.43
植木原宗平 2年 1.05.11
山本 亮 1年 1.05.44
小島慎一 2年 1.05.52
斎藤恵介 4年 1.05.55
家高晋吾 3年 1.05.56
門間 滋 3年 1.06.18
渡邊義彦 3年 1.06.24
水野隆博 2年 1.07.01
増田紘之 2年 1.07.12
畑辺恵悟 4年 1.07.19
小林賢輔 1年 1.08.00
中村和哉 2年 1,08.02
元川雅之 2年 1.08.03
阿江 匠 1年 1.08.18
奥田 実 1年 1.08.27
鹿野友嗣 1年 1.08.39
西 翔平 2年 1.08.44
小畑祐介 4年 1.08.58
鈴木貴弘 1年 1.09.31
猪俣皓司 1年 1.10.13
眞田泰芳 2年 1.10.42
宮本竜一 1年 1.11.22
花田優一 3年 1.11.47
岡嶋智巳 1年 1.11.51
浅見 豪 4年 1.16.38
府中ハーフを終えての田幸コーチのコメント
 結果は悪い。11月頭から行った合宿で皆疲れていた。今回は「自信をつけるレース」に
したかったが、「底力を試すレース」になってしまった。箱根には調整を合わせていたが
今レースには合っていなかった。箱根で誰にどの区間を走らせる
かはまだ決めていない。今年はみんな練習しているので、見落とす選手が出ると
いけないので確定させないようにしている。全員疲れている中で原田を
初めとした選手が上の方の成績で走ったのは評価できる。
日体大記録会(1万メートル)
原田 聡 4年 29.22.79
田村 航 2年 29.23.95
池永和樹 2年 29.25.84
河合恵悟 4年 29.42.93
眞田泰芳 2年 29.46.35
小林賢輔 1年 29.46.79
野村俊輔 3年 29.49.08
中野祐介 3年 29.51.48
高橋憲昭 3年 29.54.23
山本 亮 1年 30.06.22
阿江 匠 1年 30.15.28
植木原宗平 2年 30.20.30
宮本竜一 1年 30.20.76
奥田 実 1年 30.22.20
小島慎一 2年 30.23.73
家高晋吾 3年 30.26.26
中村和哉 2年 30.36.92
渡邊義彦 3年 30.37.72
門間 滋 3年 30.42.81
畑辺恵悟 4年 30.45.85
水野隆博 2年 30.46.49
増田紘之 2年 30.50.51
斎藤恵介 3年 31.00.97
西 翔平 2年 31.12.82
猪俣皓司 1年 31.23.90
元川雅之 2年 31.26.12
鹿野友嗣 1年 31.53.10

猪俣が1500mで5位入賞

◆第72回 日本学生陸上競技対校選手権大会 (7・4〜6 横浜国際総合競技場)

ルーキー・猪俣が1500mで5位に入賞した。中盤からスローペースの展開で
猪俣はラスト300mから一気にスパートをかけ、一時は3位まで順位をあげた。しかし、
ラスト200mで先頭がスパートをかけ、最後はやや離されたものの、見事に5位入賞を
果たした。「自己ベスト(1:51:2)は更新できなかったが、レース展開がはまった。残り
500mが勝負だと思った。全国区での入賞は初めてで嬉しい。目標はあくまでハコネ、
1500mはおまけみたいなもの、しっかり走りこんで箱根に出場したい」とレース後に
話す猪俣。インカレ入賞により3000m障害で入賞した池永和樹(理工2)とともに
黄台戦士の仲間入りを果たし、正月の大本番へ向けて幸先の良い結果を残した。

いのまた・こうじ  昭和59年9月23日生  東京都出身 
國学院久我山校卒  175センチ 58キロ A型


ハーフ・原田コメント「全日本予選に調子を合わせていたけど、調子は悪く
なかった。自己ベストより遅くても、順位を取ろうと思っていた」

ハーフ・中村コメント「今日のハーフの結果はすみませんという感じ。調整は一週間位
前からしていた。今日の作戦としては最初からトップ集団についていって、また暑いだろうと
予測していたので、それを我慢して走り切ろうと思ったが、10キロ手前でバテてしまった。
体調はそんなに悪くなかったが結果がついてこなかった。今回見えてきた課題はスタミナ
不足、集団から離れた後も自分の走りが出来るか。全日本の予選会の結果で、中大という
ブランドに甘えられなくなった。これからハコネに向けて、バテないように体作りをしていく。
ハコネには去年風邪で出られなかったので、まず出場を目指す。ハコネではチームで
良い結果を残したいが、チーム内で上と下の差があるので底上げが必要。

100m井汲コメント「(1年生ながら決勝進出5位という)結果は大満足。予選落ち
かと思っていたので。決勝ではスタートをミスした。今後は国体で100mで出られる
ようがんばっていきたい」

走幅跳安倍コメント「前日まで熱があって体調悪かった。風が向かいで踏み切り
時点でスピード止まってた。今回ははまったジャンプはなかった。今後はどういうコン
ディションでも結果を残せるようにしないと」

やり投げ山本コメント「タイミングがまったく合わなかった。ただ単に技術的なズレ。
一週間前の調整段階で74m84を出したので最低でもそれくらい出せるとは思って
いたが・・・。今回は勝負したという気がしない。悔しいという次元にすらいってない。
これからはただ練習するのみ。一から出直しです

陸上インカレ・主な成績
種目 選手名 学年 順位
100m 井汲亮介 1年 5位
400m 野田無我 3年 6位
1500m 猪俣皓司 1年 5位
5000m 池永和樹 2年 11位
10000m 高橋憲昭 3年 16位
ハーフ 原田聡 4年 5位
400mH 井原直樹 3年 5位
3000mSC 池永和樹 2年 8位
4×100mR 中大 6位
走幅跳 安部翔太 2年 4位
やり投 山本一喜 2年 4位
総合 33点 8位
100m 林由佳 3年 優勝
五明淑恵 3年 6位
200m 林由佳 3年 優勝
西沢冴子 4年 7位
400m 櫛田幸恵 4年 5位
800m 佐藤恵梨香 3年 7位
山口愛 4年 8位
400mH 及川由季子 3年 7位
4×100mR 中大 2位
4×400mR 中大 7位
走高跳 金子悠 2年 9位
走幅跳 吉田文代 4年 6位
三段跳 吉田文代 4年 優勝
木造紫鶴希 3年 2位
学校別得点 中大 56.5点 3位

陸上競技部 #03
吉田文代、貫禄の2冠女王

◆関東学生陸上競技対校選手権大会(5・11、16〜18 横浜国際陸上競技場)

男子は走幅跳で安部翔太(法2)が自己ベストの7m72を出して初優勝。
やり投では昨年インカレを制した山本一喜(法2)が72m29を出して
関東インカレ初優勝を飾った。また女子では吉田文代(文4)が三段跳で
連覇した他、走幅跳でも後輩の木造紫鶴希(法3)をおさえ優勝し、見事
2冠を獲得した。総合順位は女子が2位、男子は昨年インカレ5位だったが、
今回は9位に終わった。また注目の男子長距離部門では原田聡(経4)が
ハーフマラソンで8位に入賞したのが精一杯。来月の全日本大学駅伝予選会
へ不安を残す結果となった。

吉田選手のコメント
「コンディションが悪かったので記録より優勝を狙っていった。幅跳びは練習不足で
三段は緊張もあって力が入りすぎたかも。でも順位には満足。三段は六月の日本
選手権で学生記録を出したい。そしてインカレ連覇を目指す」

山本選手のコメント
「全然タイミングが合わなかった。まともな投げが一本もなかった。
記録もダメだった。日本インカレではベストを出してユニバーに行きたい」

安部選手のコメント
「状態は悪くなかった。上位には食い込んで行けると思っていた。(ベストを
出したラスト6本目は)跳んだ瞬間いけると思った。関カレ初タイトルなので
うれしい。来年も勝てるように頑張りたい」

種目 選手名 学年 順位 記録
ハーフマラソン 原田 聡 経4 8位 1:05:29
4×100mR 中大 7位
4×400mR 中大 6位
400mH 井原 直樹 経3 6位
走幅跳 安部 翔太 法2 優勝 7m72
やり投 山本 一喜 法2 優勝 72m79
円盤投 山本 一喜 法2 4位
総合成績 中大 9位
100m 林 由佳 文3 2位 12.26
200m 林 由佳 文3 4位 24.78
400m 櫛田 幸恵 文4 3位 56.25
800m 佐藤 恵梨香 文3 4位 2.13.12
山口 愛 文4 6位 2.14.68
5000m 斎藤 美穂 文2 3位 16.12.98
400mH 及川 由季子 文3 6位 62.01
4×100mR 中大(五明、林、花島、西沢) 2位 46.58
4×400mR 中大(末吉、山口、及川、櫛田) 6位 3.46.91
走幅跳 吉田 文代 文4 優勝 5m85(-1.1)
木造 紫鶴希 商3 2位 5m84(-1.5)
三段跳 吉田 文代 文4 優勝 12.81(-1.0)
木造 紫鶴希 商3 2位 12.79(-1.4)
走高跳 金子 悠 文2 5位 1m65
総合成績 中大 2位 78.5p

陸上競技部 #02
藤原サインを3名にプレゼント

びわ湖毎日マラソンで見事学生新記録、初マラソン日本新記録を樹立
した藤原正和選手のびわ湖のタイム・2時間8分12秒を書いたサイン色紙を
抽選で3名様にプレゼントいたします。ご希望の方は住所、氏名、年齢、ご意見
ご感想を明記の上、以下までご応募ください。

ハガキでのお申し込み
〒192−0393 東京都八王子市東中野742−1
中央大学学友会内サークル棟4332「中大スポーツ」新聞部プレゼント係


メールでのお申し込み
chu-spo02@mc3.seikyou.ne.jp

締め切りは5月31日消印有効です。応募者多数の場合は本紙副編集長による
抽選となります。あらかじめご了承ください。なお当選者の発表は商品の発送
をもってかえさせていただきます。


陸上競技部 #01
冬のロードレース結果一覧

◆第1回奥むさし駅伝競走大会 (1・26 東飯能)

区間 選手 時間 区間順位
1区 渡辺義彦 26:13 1位
2区 小島慎一 20:48 1位
3区 増田紘之 11:52 2位
4区 門間滋 14:48 2位
5区 占部泰造 19:15 1位
6区 真田泰芳 23:57 1位
総合 中大 1:56:53 優勝

◆第57回 香川丸亀ハーフマラソン (2・2 香川県立丸亀競技場)

順位 選手 学部年 順位 備考
21位 原田聡 経3 1:03:47
25位 河合恵悟 商3 1:04:03 自己新

◆第42回 姫路城ロードレース (2・11 姫路城{距離16。093km})

順位 選手 学部年 順位
18位 野村俊輔 法2 49:11
46位 水野隆博 法1 52:48

◆第38回 千葉国際クロスカントリー (2・16 昭和の森)

一般12,000m
順位 選手 学年 順位
23位 加藤直人 1年 38:40
26位 眞田泰芳 1年 38:49
37位 増田紘之 1年 40:06
一般4,000m
順位 選手 学部年 順位 備考
2位 田村航 法1 11:36 アジアクロカン代表

◆第38回 青梅マラソン (2・16 青梅市{距離30km})

順位 選手 学部年 順位
13位 中村和哉 法1 1:35:55

陸上競技部 #00
藤原、学生新で世界選手権内定


◆第58回 びわ湖毎日マラソン (3・2 大津市皇子山陸上競技場 発着)

今年の箱根で2区区間賞を獲得した藤原正和(文4)が、初マラソンで2時間8分
12秒の好タイムで3位に入った。このタイムは初マラソン日本最高記録で並びに
佐藤敦之(中国電力)が持つ学生マラソン記録(2時間9分50秒)を大幅に上回る
好タイムだ。世界選手権の内定条件である「2時間10分以内で日本人トップ」の
条件を満たし、8月にパリで行われる世界選手権の日本代表に事実上内定が決まった。

箱根のヒーローから、男子マラソン界の救世主へーーー。藤原は新たなステップを
刻もうとしている。気温12℃。澄みわたる快晴の下行われたレースは、序盤1`
3分のペースで推移していく。60人、46人、30人と先頭集団が絞られていくなか、
藤原は終始後方でレースを見ていた。22`過ぎから徐々に前方の外国人集団に追いつき、
日本人選手が続々と脱落する中、藤原は冷静にぴったりと先頭をマーク。30`
過ぎには国近(ヱスビー食品)、佐藤(中国電力)らが次々と脱落する中、苦しい
表情でコスゲイ(ケニア)に食らいついた。35`過ぎにコスゲイ、ペーニャ(スペイン)
が飛び出る中、藤原は苦しい表情ながらも33歳のベテラン清水(NTT西日本)を
捕らえ3位に。一時は前にいたペーニャをも捕らえたが、最後は突き放されたが2時間
8分台で世界選手権の内定をもぎ取った。

初マラソンとは思えない冷静さと巧さ。レース後、ベテラン清水に「藤原君に負けた
のが悔しい」とまで言わしめたほどの驚異的な走りだった。試合後のコメントも
「学生新はいけると思っていた」と自信に満ちたコメント。中大のユニフォーム
を着て走るレースはこれで最後だが、これから箱根を目指す後輩たちに大きな
自信を植え付けさせたのは間違いないだろう。

大会結果
1位 コスゲイ ケニア 2時間7分39秒
2位 ぺーニャ スペイン 2時間7分59秒
3位 藤原正和 文4 2時間8分12秒
4位 清水康次 NTT西日本 2時間8分27秒
5位 佐藤敦之 中国電力 2時間8分50秒