学校の方も大変でした。
6年生はクラス替えがなくてそのまま持ち上がりました。
4月に転入生2人がクラスに来ました。2人とも女子でした。
その時は「転入生で女子2人」というのに気が付きませんでしたが。
5月ぐらいからクラスの女子3人にトイレに連れていかれたりするようになりました。
3人はTとHと転入生のNでした。
Tは僕と同じぐらいの身長で、僕より体重が15キロ程重くてやたら力が強かったです。
Hは変な言いがかりをつけて何かとからんで来ました。
NはTとHの悪いところを併せ持つ、ある意味で最強のバカ女でした。
NとHは同じスイミングにいましたが、選手クラスでないし曜日も違う上、途中でやめたみたいでした。
こいつら3人の最悪なところは、手加減をしない・限度を超えている・悪いことをしている自覚がないというもので、
救いようがありませんでした。
この3人はずるがしこいので、誰かが見ているところでは滅多に手をださないし、もしそれを先生に言っても
「私たちはやっていません!」と面と向かって反論しました。
もちろん後からの報復は地獄でした。
放課後、長時間女子トイレで水をかけられたりほうきで叩かれたりしました。
本当はもっともっと色々やられたのですが、これを書いている僕が辛くなるので、少しだけにしておきます。監禁
Tは廊下にいた僕の服をつかんで、教室の後ろにある掃除道具入れに連れて行きました。
ほかの女子が戸を開けるとTは「入れ!!」と怒鳴って僕をバカ力で押しました。
僕がよろけるように中に入ると同時に、バーンと勢いよく戸をしめました。
もし僕が中に入りきっていなかったら怪我をするようなすごい勢いでした。
普通はこれで終わりだと思いますが、バカ3人は悪魔です。
戸が開かないように戸の前に机を並べている音が聞こえました。
それで終わりではありません。
壁や扉を蹴っているようで、ガンガンガンと地獄のような音が響いてきました。
いくらなんでももう終わりだろうと思っていると、今度は掃除道具入れの天井の通気口の網を取ってそこから何かを落としてきました。
なんとそれはチョークの粉でした。
何を落とされるか分からないので、上も見れない状態でした。
とどめは画鋲でした。
さすがに「画鋲はかわいそう」と聞こえてきましたが、キ○ガイ女子は構わずに落としてきました。
落とし終わると「画鋲は元通りにしときーよ」と言って立ち去りました。
僕は戸を開けようとしましたが、机がじゃまで1センチぐらいしか開きませんでした。
しばらくすると友達が来たので助けてもらいました。
友達は黙ってチョークの粉を払ったり、机を直したりしてくれました。
僕は画鋲を拾ったり、掃除道具入れのチョークの粉を雑巾で拭いたりしました。
集団で
僕の通っていた小学校の行事に臨海学舎というのがありました。
臨海は6年生の夏休みに日本海の施設で寝泊りして海で泳ぐというものでした。
僕は臨海に行くのがいやでした。
集団の生活が苦手な上、7月に学校の水泳でTに怪我をさせられてまだ治っていなかったからでした。
海では先生がたくさんいるので全く手を出されませんでしたが、海から上がる時に後で女子の部屋に来るように言われました。
一人で女子の部屋に行くと、以外にも凶悪なことはされないで、トランプをしようと言われました。
ババ抜きをして、負けた人が罰ゲームと言うルールでした。
メンバーは最悪3人組とその友達3人と僕で、男子は僕だけでした。
案の定仕組まれていて、いきなりジョーカーが来ました。
僕の隣の女子はジョーカーを取らなかったので僕が負けてしまいました。
僕が仕組んでいただろうと抗議すると、最悪3人組は怒り出し僕を押し倒しました。
僕はTに怪我をさせられたところがまだ治っていなかったので、降参しました。
女子達は「枕投げで鍛えてやろう」と言って枕を手にしていました。
普通、枕投と言うのは投げたり投げられたりですが、6対1ではどうにもならなくて、僕は両手で頭を抱えて丸くなっていました。
そのうちに女子は枕をつかんだまま、枕で僕を殴りました。
僕は得意の死んだふりをすると、女子はやっと攻撃を止めました。
その一瞬を見逃さず、僕は女子を押しのけて走って部屋を出ました。
扉を開けるときに捕まりそうでしたが必死に逃げました。
廊下に出て走って逃げようとすると、T様がこっちに向かって歩いていました。
僕は最悪3人組よりもT様のほうが怖かったので、足がもつれて転んでしまいました。
部屋を出て1秒ぐらいの間でしたが、スローモーションのように感じました。
顔を上げるとT様と最悪3人組、もう終わっていました。
転んでから捕まるまでの間に、はるか遠くの自分の家を思い出して早く帰りたいと思いました。
僕が最悪3人組に捕まって部屋に入れられる間、以外にもT様は黙って見ているだけでした。
怪我が治っていないのにまた怪我をさせられるのか、もう生きては帰れないのか不安いっぱいで倒れそうでした。
僕は目を合わせることも出来ずにうつむいていました。
女子は僕を部屋の中で仰向けに寝かせると、首から下に布団をかぶせました。
布団を10枚ぐらい積み重ねると、布団の重みでほとんど動けなくなりました。
さらに調子に乗った女子が布団の上に乗ったので、やめるように言いましたが聞いてもらえず、
Tが「私が乗る」と言った後、本当につぶれるかと思いました。
さらに悪乗りする最悪3人組は、2人・3人と乗ってきたので、内臓が破裂して骨は砕かれて血は止まるかと思いました。
僕は精神的にも体力的にも限界でした。
自由時間終わりの放送が僕を助けてくれました。
自由時間は1時間もありませんでしたが、僕にとっては1日ぐらいに感じました。
次の日の自由時間はもっと大変でした。
水攻め
気温も下がってきた秋ぐらい、僕は放課後最悪女子3人組に追いかけられていました。
僕が男子トイレに逃げ込んでも、3人は構わないで普通に入ってきました。
僕は当然個室に逃げ込んで中から鍵をしました。
外でTが「待っとけよ」と言って出て行きました。
しばらくすると、個室の下の隙間からバケツで水をかけられました。
それでも僕は鍵を開けなかったので、女子は怒って掃除道具入れから柄のついたたわしや石鹸などを上から投げ込んできました。
それでも僕は個室から出ないで女子を挑発していると、最後はホースで個室の上から水をかけてきました。
中にいる僕は驚いて外に出ると、Tが水の出ているホースを手に鬼のような顔をしていました。
僕は濡らされたのでホースの先をつかんでTのほうに向けました。
そうするとTはいきなり僕を突き飛ばしました。
僕はよろけてしまって、ホースの先を離してしまいました。
慌てて逃げる僕の背中側にTは思いっきり水をかけました。
男子トイレから出たところにHとNが隠れていて、僕が通ろうとするとバケツの水をかけられました。
反射的にかわしたので水はほとんどかかりませんでしたが、このときに滑って足首を捻ってしまいました。
それでも必死に逃げたので、足の遅いバカ3人からは逃げることが出来ましたが・・・。
後で足の捻挫が痛くなりました。
僕は歩くことも困難になり、家までのわずか500メートルほどがすごく長く感じました。
このときも親には黙っていたので、痛い足をつかないようにして変な歩き方になりました。
破壊
最悪3人組を怒らせると本気で攻撃してきたので、一歩間違えると大怪我になってしまいます。
あの時もTを怒らせてしまいました、
と言うより、言いがかりをつけて勝手に怒っていました。
僕はTが怒るとマジで怖かったので、逃げました。
いつものように男子トイレの個室に逃げ込んで鍵を閉めました。
Tが大声で脅していましたが、僕は安全なところにいたので平気でした。
突然ドンを音がして戸が揺れました。
Tが太い足で蹴っているようでした。
さらにドン・ドン・ドンと何度も衝撃がありました。
そのトイレは一年程前に改修したばかりだったのでガタはなっかたのに、戸はかなり揺れていました。
そしてその音がボム・ボムに変わりました。
Tは体当たりをしているようでした。
戸の方は今にも潰れそうでした。
ドカンと扉が大揺れした時、ガチャと言う音がして戸の鍵の部分が壊れかけました。
最後にガチャン!と音がして鍵が壊れて戸が開いてしまいました。
そこには鬼になったTとその仲間が仁王立ちしていました。
僕の恐怖は極限でもう後のことは覚えていません。
首を締められたり、ほうきで叩かれたりしましたが、精神的にすごいショックっだたので、
開放されても立ち上がれないほどでした。
鍵が壊れる瞬間が脳裏に焼きついて、しばらくは突然その記憶がよみがえったりして大変でした。
説教
いじめとは違いますが、説教をされたこともあります。
Oさんはクラスで一番(多分)の優等生の女子で、僕とは3年生から6年生まで同じクラスでした。
もちろん僕をいじめたことは1度もありませんでした。
僕が3人にいじめられて逃げ回っている時に、Oさんに捕まりました。
Oさんは「C君がふざけているから(女子に)いじめられるんよ」
「まじめになりーよ」
「Tにいじめられて、くやしくないの」
「男やったら逃げるな」
僕の痛いことを見事に言われました。
それもすごい剣幕で。
Oさんは小柄でまじめな優等生ですが、こんなに迫力があるとは思いませんでした。
僕は何も言い返すことが出来ず、Oさんからも逃げました。
「これだけ言っても、何も分かってない!」
とOさんは鬼のようでした。
それが僕の弱いところで、それもいじめの原因になっていたのだと思います。
僕はあまり話すタイプでないので、口げんかなんてどんな女子よりも弱かったです。
一方的に言われると聞いていられなくなって逃げてしまいます。
そうすると喧嘩の相手(女子)は追いかけてきて、乱暴に捕まえたりします。
1対1のけんかではたいていの女子にも負けなかったと思いますが、やっぱり女子に手を出すことは出来なかったです。
だから女子に手を出されても逃げるだけでした。
僕が手を出さないと分かると、最悪女子3人組は獣を追いかけるライオンのようになりました。
3人組は僕が友達といるときは滅多に手をだしませんが、友達に知られてしまったことがあります。
友達は3人に食って掛かってくれましたが、なぜか女子に悪いと思い、止めました。
別の友達は、「女子に怒れよ」と言いましたが、出来ませんでした。
他のクラスの女子に
僕のは5組で、教室はトイレの横でした。
5組の隣に4組・3組と続いていました。
そのトイレを利用するのは主にその3クラスでした。
僕が最悪女子3人組にトイレに連れ込まれるのは、人気のない放課後だけならまだ良かったのですが、昼休みにも連れ込まれるようになりました。
初めのころ僕は連れ込まれるとおどおどしてしまいましたが、何度も連れ込まれると堂々とするようになりました。
と言っても、簡単には放してもらえませんでしたが。
女子トイレの一番奥の窓のところに20センチぐらいの隙間があって、そこに押し込められるか、窓のところに立たされました。
そんな状況で3組の女子が入ってきました。
どう見ても連れ込まれていじめられている僕に
「チカン!!」
「入ってくんな!!」
「覗きに来たんか!!」
中には「無事に出られると思ってんのか!!」
「いい度胸してるなあ!」
3組は凶暴そうな女子がいたので、怖かったです。
3組にSさんがいたけど助けてくれるどころか、チャンスとばかりにいじめてきました。
6年生にもなって、一番強い男子が女子トイレで両手を女子に捕まれてサンポールを飲まされそうになっていた・・・、
信じられないかもしれませんが、僕が体験したことです。
もちろん、サンポールは許してもらいましたよ。
・・・ない!
いじめの古典、「物を隠される」というのもありました。
といっても証拠がないので必ずしも最悪女子3人組がやったとは限りませんが。
朝学校に来ると、下足室で3人がニヤニヤしていました。
僕は何かいやな予感がしました。
靴箱に行ってみると、僕の上履きは見事にありませんでした。
一応探していると、3人が寄ってきて「どうしたーん」と言ってきました。
わざとらしいので殴りたくなりましたが、そんなこと出来ないので無視して探しました。
僕の友達が登校してきたので事情を話し、一緒に探してもらいました。
結局見つかったので、まあ良かったのですが、中には出てこなかったものもあります。
消しゴム・定規・靴下・体操帽・体操ズボン・・・
隠すのはいたずらで済みますが、取ってしまえば窃盗ですよ。
家に帰るときに水泳バッグがなかったので、探しました。
どんなに探しても見つからないので、そのまま帰りました。
次の日、僕の机の横にかけてありました。
被害はありませんが、次の水泳の時間は濡れたタオルと水着でした。
濡れた水着は気持ち悪いです。
そんなことが何度かあったので、家からスイミング用のタオルと水着を持っていきました。
キャップも水着も違うので目立ちました。
水泳の自由時間に一瞬で女子に捕まりました。
ということは、目印にするためにこんなことをしたのでしょう。
3学期はいじめもひどくなって、僕の持ち物を僕から奪い取って持っていきました。
すぐに追いかけて取り返そうとしましたが、素直に返してくれるようやつらではありません。
本当に、書いている僕が辛くなります。
こっそり取って、分かるところに隠しておく方がまだましです。
最悪女子3組は僕の気持ちを考えたことはないのでしょうか。
豚ゾリ
10月に市内の小学校が合同で陸上競技会をしました。
僕は100mの選手に選ばれたので、放課後の練習会に強制的に参加させられました。
学校の決まりで4時30分に全員下校しなければ行けないのですが、練習会は5時をすぎてもまだ練習をしていました。
練習会が終わったので、他の競技に出場する友達を待って教室に帰りました。
薄暗い教室に帰ると、友達は体操服のままで帰るといったので僕もそうしました。
家の方向が違うので、下足室で別れて校門に向かおうとすると最悪3人組がいました。
その日の放課後に捕まりそうになったけど、練習会に行ったので助かったと思ったら・・・。
執念深い3人は一度家に帰ってから、練習会帰りの僕を捕まえに来たようでした。
僕は100mの選手だったので、走って逃げれば捕まることはなっかたと思いますが、練習で疲れているうえ荷物もあったので捕まっておきました。
グランドへの階段を下りると薄暗い風景が不気味で、カバンを放り投げて逃げてしまいました。
グランドのすみの木に上ると3人は誰も上がって来れませんでした。
3人は怒って枝や石を投げてきました。
僕は地面から2〜3m所にいたのでまともに当たりました。
最後はやっぱり降参しました。
降参しても3人は投げ続けました。
やっと地面に降りてしゃがみこんだところを倒されて足首を持たれました。
そのまま犬ゾリ(豚ゾリ)のように引きずられていきました。
50メートルぐらい引きずられて放してもらえましたが、体操服は上下ともドロまみれで、背中も砂まみれでした。
汚れるのが嫌いな僕は、気持ち悪かったです。
やっと放してもらっても逃げる元気もありませんでした。
薄暗いグランドで、靴のまま手首を踏みつけて
「Cは生意気や!」
「おまえチクったらどうなるかわかってんなあ!!」
「弱いくせに、かっこつけて!」
これはもう女子のすることではありません。
現実離れして、不良漫画の1コマのようでした。
でも僕が100mの選手に選ばれたのは、3人のおかげかもしれません。
毎日追い掛け回されて、校舎中を逃げ回っていたので。
マウントポジション
これは今でも時々夢に出てくるシーンです。
夢の中では不思議なことにTはいつまでたっても小学生のままでした。
やられている僕は、中学生・高校生とその時のままで出てきます。
臨海の2日目、午前の海水浴からの帰りにTと言い争いました。
僕が何かいうと、Tはキレて突進してきました。
僕はかわして走って逃げました。
海岸から砂浜が続き、宿泊するところも地面は砂でした。
普段なら絶対に捕まらないのに、その時はTはどこまでも追いかけてきました。
僕はずっと走って逃げていましたが、宿泊棟の裏側で転んでしまいました。
いつもなら起き上がってもまだ追いつかれていないぐらいなのに、その時は転んだ時にもうTに追いつかれていました。
起き上がるより早く、Tの体が僕の上にありました。
僕は体をよじって抵抗しましたが、びくともしませんでした。
僕は仰向けにされて、その腹の上にTが乗ってきました。
「ドラえもん」ののび太がジャイアンにいじめられているシーンそのものです。
このマウントポジションは重いTに乗られているので、どんなにがんばってもびくともしません。
さらに砂の上とは言っても、石もあればゴミもあって、それらが容赦なく背中に刺さります。
血が出るほどではなかったけど、かなり痛かったです。
Tは両手で僕の喉を絞めて来ました。
僕は必死に押し返しましたが、下から押し上げるのは不利な上、力の差があったので僕は締め上げられてしまいました。
それでも必死にTの手を押し上げようとする僕。
それに対して体重をかけて締め上げるT。
僕は限界になったので砂浜を叩いたり、Tを叩いたり、ギブアップの意思をしましたが・・・。
Tは僕が逃げようとしているのだと勘違いして、さらに体重をかけてきました。
ついに僕も力尽きて、死んだふりというか、本当に動けないというか、そういう状態になりました。
頭がボーっとして来たところでやっと緩めてもらえました。
少し回復してもTは僕から降りようとしないで、手も僕の首に当てたままでした。
僕が少し動くとTは再び僕の首を締め上げました。
もう十二分に体験したので、完全に無抵抗でやられました。
今度は喉を絞められたので咳き込んでしまいました。
もう2度と食らいたくないので、Tに放してもらってからじっとしていました。
Tは僕の体から降りると散々脅して行ってしまいました。
僕は自由になってもしばらく動けませんでした。
その後の昼食の時、僕は何も食べなかったと記憶しています。
涙が出てきたので必死にこらえていました。
クラスで1番強い男子が泣くことは出来なかったので・・・。
大脱出
僕のクラスには大縄跳びが2本ありました。
学級対抗の大縄跳びの練習用でした。
その大縄で縛られたことがあります。
僕は女子トイレに連れて行かれても、隙を見て逃げたりしました。
女子は僕が逃げないように大縄で僕を縛りました。
初めは気をつけの姿勢で、肘の高さをぐるぐる巻きにされました。
映画やテレビでお馴染みのやつです。
僕は縛られたままでも逃げ回ったり、女子を蹴るふりをしたりして抵抗しました。
女子は僕の蹴をうけて足首をつかんで上に高く上げたので、バランスを崩してひっくり返りました。
手は縛られて固定されていたので、背中をまともに打ち付けました。
それからは怖くなったので、縛られたらじっと座るようになりました。
研究熱心な女子は、いろんな縛り方をしてきました。
首に巻きつけたり足を固定したりしました。
最終的には手首を縛る方法になりました。
普通に手首を前で縛りました。
それを教卓の傍のテレビ台の柱に固定して、逃げられないようにしました。
でも僕はこれを解いて逃げました。
女子は今度は手首を体の後ろ側で縛りました。
これはすごく効いて強く縛られると肩が抜けそうでした。
その状態で女子トイレの個室内の水道パイプに固定されました。
僕は女子トイレの床の上に体操すわりみたいな格好にされました。
縛り方がきつくて少しでも体を動かすと縛られたところが動いて肩が外れそうでした。
女子は「下校時間までに抜けれるかな」と言い残して帰っていきました。
僕は必死でした。
何とか自力で抜け出そうとしましたが、動くと肩が痛いので動けませんでした、
時間が経つと東側に面しているトイレは薄暗くなってきました。
さらに無理な姿勢だったので、体が痛くなりました。
タイルの上に座らされていたので、体が冷えてきました。
さすがの僕も冷静さを失ってきました。
下校放送がなりました。
もう誰も校舎に残っていません。
そこは校舎の4階だったので、例え大声を出しても誰も来なかったと思います。
絶望感が僕を襲い、泣きかけていました。
遠くから足音が聞こえてきました。
戸締りを確認する用務員のおじさんでしょうか。
でも恥ずかしいので気づかれないように黙っていました。
足音はトイレの前に来ました。
女子トイレに入ってきました。
もう恥ずかしいところが分かってしまいます。
足音の主は以外にもSさんでした。
Sさんは同じスイミングの選手クラスの女子で学校は3組でした。
Sさんはニヤニヤしながら「こんなんされてたん」とか言いながら大縄を解いてくれました。
Sさんが天使のように見えました。
実はその日はスイミングの日で、たまたまSさんと一緒に行く約束をさせられていたのでした。
Sさんが僕の家に迎えに行くと、僕はまだ学校から帰っていないと親が言ったらしいです。
それで学校に来ると僕の下靴が残っていたので、教室まで来たらしいです。
教室にはカバンが置いてあったので、一応女子トイレも探したと言っていました。
Sさんは僕に色々してきたけど、やさしい一面があるのだとはじめてわかりました。
学校を出てからも色々話をして、僕が自力で縄を解いたことにしました。
Sさんは僕に今後どうすればよいかも教えてくれました。
Sさんに教えてもらった方法で、縛られる事に関してはクリアできました。
Sさんはそのままスイミングに行きました。
僕は家に帰って、スイミングを休もうと思いましたが・・・。
Sさんに「遅れてもいいから、スイミングにおいで」と強く言われました。
本当にスイミングの鬼みたいなSさんでした。
アイスクリーム
女子はいつも僕をいじめてきましたが、お金を取られたことはありませんでした。
最悪女子3人組は裕福な家庭だったみたいで、お金には困っていないからかもしれません。
僕が友達とプールに行きました。
その時はたまたま近所に住んでいるおとなしい子と一緒でした。
その時に同じクラスの女子が6人も来ていました。
その中にTもNもHもいました。
僕と友達は女子に見つからないように水面から顔を出して、女子に背を向けていました。
プールは1時間に10分間、全員がプールから出ないといけない時間がありました。
プールから上がって奥のほうに行って、向こうを向いて寝転びました。
ヒタヒタと足音が近づいてきました。
僕も友達も寝たふりをしていました。
僕は気になったので、つい目をあけてしまいました。
僕と友達は女子に取り囲まれていました。
僕はその前にTに怪我をさせられていたので、降参しました。
友達もまさか僕が降参するとは思っていないようでした。
そこは学校ではないので、女子が暴走するかもしれなくて降参しました。
女子は簡単に許してくれなかったので、アイスクリームをおごるという約束をしました。
女子は3人ずつに別れ、3人が僕達を監視して他の3人が着替えに行きました。
その3人が着替え終わると僕達は一旦開放されました。
はじめに着替えた女子3人は出口のところで待ち構えていたので、逃げることは出来ないと思っていました。
でも良く考えるとその3人なら僕達2人が力をあわせると突破できそうだったので、友達に言いました。
友達も逃げようといったので、僕達はTシャツだけを着て外に出ました。
当然3人は僕達に近寄ってきました。
僕達は3人を突き飛ばして逃げようとしましたが・・・。
3人はいっせいになぜか僕だけに襲い掛かりました。
友達はその隙に逃げてしまいました。
結局あとの3人も出てきて、6人に取り囲まれて駄菓子屋に連れていかれました。
僕の財布にはもう少し入っているけど、おごらされたのは600円で済みました。
そのあとで友達も戻って来たけど、女子の目的は僕だけだったでみたいで、全然構いませんでした。
でもおごらされた後に、女子はやさしくなったように感じました。
その時だけでしたが。
僕は決してお金を取られたのではありません。
僕が自主的におごったのです。
アイスクリームの代金は僕が直接お店の人に払いました。
説教 その2
6年生の4月に来た転入生のうち、Nは僕をいじめてきました。
もう一人のMさんはそんな子ではありませんでした。
Mさんは大人びて大人の魅力があり、運動神経もいい方でした。
勉強もそこそこできるので、男子から人気があったようです。
秋ぐらいにその子が僕に歩み寄ってきました。
表情からして、あまり良い話ではないようでした。
Mさんは「C君!ちょっと話がある」
「あんたはだらしないねー!もうちょっとしっかりせーなあかんと思わへん?」
ぼくがだらしないのは自分自身で分かっていたし、女子にいじめられていることぐらいMさんは知っていたと思います。
こうして警告してくれることは、今となってはありがたいと思います。
でもいじめられることが普通になっていた当時は辛かったです。
逃げようとしても、「そうやってすぐに逃げるからあかんのや」と言われました。
それに前後して、クラスの優等生Oさんからも説教を受けたので、ショック倍増でした。
それにしても、しっかりしすぎた女子はどうして他人のことにまで立ち入って説教までするのでしょうね。
OさんやMさんがこのサイトを見ないことを祈っています。
2人は頭が良いので僕の正体が分かってしまうと思います。
訪問 2回目
前にTの家に行ったのは5年生の時でした。
その時はまだいじめられていなかったので、軽い気持ちで行きました。
2回目は無理やり連れていかれました。
僕の家は学校からみて、Tの家とは正反対の方向にあります。
でも放課後、TとHに捕まえられて連れていかれました。
はじめは2人に両腕を組まされていましたが、もし僕の親が見るといけないので、絶対に逃げない約束をして少し離れて歩きました。
僕はクラスで一番足が速かったので、逃げようと思えば逃げることは出来ました。
でも逃げるのはフェアでないので、逃げませんでした。
そんな僕の性格も、いじめられる原因になったのかもしれません。
Tの家に行くと、前回のようにTのお母さんが笑顔で迎えてくれました。
Tはこっちを向いて睨んでいました。
親に言ってしまうのもフェアでないので、普通に振舞いました。
Tは自分の部屋の自分の机に僕を座らせました。
Tはプリントを出して、僕にやるように言いました。
プリントは算数で見た事もないものでした。
TとHが行っている塾のもののようでした。
僕がプリントをやっている間、TとHはトランプで占いみたいな事をしていました。
プリントが終わると、僕は帰ろうとしましたが、帰してもらえませんでした。
しばらくするとTのお母さんが部屋に入ってきました。
「C君、わざわざ勉強を教えに来てくれてありがとう」みたいなことを言われました。
「この子(T)は頭が良くないからまた教えてあげてね」とも言われました。
僕は親に言ってしまうつもりはなかったので、いじめのことは黙っていました。
Tのお母さんが部屋から出て行くと、Tは「ババアとぺらぺらしゃべんな!」と言いました。
その時の様子から、Tのお母さんはTが僕をいじめていることを知らなくて、TとTのお母さんはあまり仲が良いとは思いませんでした。
その後の記憶は全くないので、何もなかったと思います。
Tの家に行ったのはそれきりで、二度と行くことはありませんでした。
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