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端唄って何?新内って何?という方のために。

☆端唄・俗曲
端唄は江戸時代に江戸で流行した流行り唄。
俗曲とは庶民的な唄というような意味。
端唄と俗曲のはっきりとした分類はないようです。
寄席で唄われる俗曲(音曲)には、江戸後期から
明治・大正以降の流行唄も含まれます。

「梅は咲いたか」
「縁かいな」
「大津絵節」(両国・江戸の四季・明神の御祭礼・他)
「都々逸」
「さのさ」
「から傘」
「とっちりとん」
「深川」
他多数。それぞれ、いろんな歌詞、替え歌がある。
四季とりどりを唄った曲や、色恋の唄、
それに江戸の地名が出てくるものがたくさんあり、
江戸時代にタイムスリップして粋な江戸情緒を味わえるのが端唄の魅力。

「梅は咲いたか」
梅は咲いたか
桜はまだかいな
柳なよなよ 風次第
山吹ゃ浮気で
色ばっかり しょんがいな

「深川」
猪牙で行くのは深川通い
渡る桟橋 アレワイサノサ
いそいそと
客のこころは うわの空
飛んで行きたい アレワイサノサ
ぬしのそば

「縁かいな」
夏の涼みは両国の
出船入船屋形船
上がる流星ほしくだり
たまやが 取り持つ
縁かいな

☆新内(新内節)
江戸浄瑠璃のひとつ。
18世紀に上方から江戸へ来た
宮古路豊後掾による豊後節(ぶんごぶし)が
江戸で大人気になり一世を風靡するが、
淫靡な風を導くとの理由で幕府より禁止される(1739)。
そのなかの一派が富士松節・鶴賀節となりのちに
新内節と呼ばれるようになる。
新内節の特徴は、
その哀情切々として身に迫る節回しと、
吉原を中心に、二挺三味線で連れ弾きしながら
流して歩いた新内流しというスタイル。
題材は江戸吉原を舞台にしたおいらんの心中モノに代表され、
情念と情痴の世界が描かれる。
新内のなかでも名曲と言われ今でも人気のある
「明烏」(明烏夢泡雪)や「蘭蝶」(若木仇名草)は、
新内初期(18世紀中頃)、
初代鶴賀若狭掾の作詞作曲である。

新内  さわり

「蘭蝶」(若木仇名草・お宮のくどき)

縁でこそあれ 末かけて
約束かため 身をかため
世帯かためて落ち着いて
あぁ嬉しやと思うたは
ほんに一日あらばこそ・・・

「明烏」(明烏夢泡雪・雪責め)

たとえこの身は泡雪と
共に消ゆるもいとわぬが
この世の名残り
いま一度 逢いたい 見たいと
しゃくり上げ・・・

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