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●舞-HiME(全26話) オススメ度:8.5 全年齢 |
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| 知識 |
2004年10月から、テレ東深夜枠にて半年間視聴。 「サンライズ初の本格的美少女アニメ」って…99年のOVA「ジーマイン」の存在はもはや黒歴史なのか…。 企画:サンライズ、原作:矢立 肇、監督:小原正和 シリーズ構成:吉野弘幸、キャラデザイン:久行宏和 制服デザイン原案:いのまたむつみ、エレメント銃デザイン:平井久司 メディアライター:木村 暢、クリエイティブプロデューサー:谷口悟朗 アニメーション制作会社サンライズの総力を結集した、といったら大げさですが、相当なマンパワーが集中していたのは確実。 公式HPはこちらから。 |
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| 物語 |
海と山に囲まれ、抜群の自然環境に臨むミッション系の名門、私立風華(ふうか)学園。 小中高一貫教育のこの巨大な学園には『オーファン』と呼ばれる謎のモンスターが出没するという噂が流れていた。 学園の理事長、風花真白(ふうかましろ)はオーファンに対抗する唯一の手段として、特殊能力を持ったHIMEと呼ばれる少女たちを学園に集める。 主人公、鴇羽舞衣(ときは まい)はそのことを知らず、学費一切免除という条件のもと、風華学園に転入することとなる。 ある事件をきっかけに彼女の中に眠るHIMEの力に目覚めた舞衣は、その宿命に抵抗しながらも、やがて大切な人を護るため、戦いの渦中に身を投じていくのだった…。 |
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| メインキャラ |
鴇羽 舞衣(ときは まい) CV:中原 麻衣 本編の主人公。明るく世話好きな性格の女子高生。 病弱な弟のことでいっぱいいっぱいな上に、ワケのわからない戦いに巻き込まれて大変。 かなりの巨乳。 チャイルドは巨大な火の鳥、カグツチ。 玖我 なつき(くが なつき) CV:千葉 紗子 HiMEの能力に早くから目覚め、そのために孤独な身の上となってしまった女子高生。 学園にあまり来ず、いつもバイクで単独行動している。 クールビューティーを絵に描いたようなキャラだが、役割的に3枚目を演じることが多い。 チャイルドは砲台を装備した大型犬、デュラン。 美袋 命(みなぎ みこと) CV:清水 愛 衝撃的な出会いから、舞衣のルームメートとなった野生児。学園では中等部に所属。 ずば抜けた運動神経を持つが、一般常識は皆無。 生き別れた「兄上」を探しているが、断じて妹キャラではない。 チャイルドはラスト近くまで出てこず、普段は「ミロク」という剣のエレメントで戦う。 楯 祐一(たて ゆういち) CV:関 智一 舞衣のクラスメイトで、転校時から何かと縁のあるモミアゲ。 HiMEのような特殊能力を持っているわけではないので、いざというとき役に立たない。 いっぱしに舞衣と詩帆の間で揺れるが…。 宗像 詩帆(むなかた しほ) CV:野川 さくら 楯を「お兄ちゃん」と慕う中等部の少女。完璧な妹キャラ。 タコのような4本に束ねた髪型が特徴的。天然系だが嫉妬深い。 藤乃 静留(ふじの しずる) CV:進藤 尚美 高等部の生徒会長にして、京言葉の大和撫子。 全学園女子の憧れのお姉さまであり、なつきの唯一の友人でもある。 だが、その内に秘めた想いは危険なものが…。 珠洲城 遥(すずしろ はるか) CV:柚木 涼香 風華学園生徒会執行部長…要するに学園の規律を守る組織のリーダー。 隈取りが特徴的な巨乳のお嬢様で、藤乃静留を「ぶぶ漬け女」と呼んで敵視している。 菊川 雪之(きくかわ ゆきの) CV:能登 麻美子 遥を公私に渡ってサポートするメガネっ子。舞衣のクラスメートでもある。 内向的な性格で、いつも遥の影に隠れているイメージがある。 杉浦 碧(すぎうら みどり) CV:田村 ゆかり 舞衣のバイト先のファミレスでアルバイトをしている、自称17歳の新米ウェイトレス。 ある時は歴史好きの女の子、またある時は天然ボケのドジっ子。はたしてその正体は… 本作においては舞衣、遥と並ぶ巨乳トップ3。 風花 真白(ふうか ましろ) CV:ゆかな 若干11歳にして学園の理事長を務める謎めいた少女。 いつも車椅子に座って、秘書の二三(ふみ)と一緒にいる。 舞衣たちにHiMEの力とオーファンの存在を教えるが、戦いを強制はしない。 結城 奈緒(ゆうき なお) CV:南里侑香 中等部のアイドル的な存在だが、可愛いのは外見だけ。 陰では夜な夜な男を漁ってはHiMEの力を使って金を巻き上げるという、荒んだ性格。 チャイルドは巨大な蜘蛛、ジュリア。 尾久崎 晶(おくざき あきら) CV:小林沙苗 舞衣の弟、巧海のルームメイトで、硬派で軟弱を嫌う性格。 中等部一の美少年で、同じく美少年の巧海との同居に、お姉さんたちの妄想が止まらない。 鴇羽 巧海(ときは たくみ) CV:高橋裕吾 舞衣の弟で、中等部1年。明るく誰からも好かれる性格。 体が弱いため、常に薬が手放せない。 神崎 黎人(かんざき れいと) CV:関 俊彦 高等部生徒会副会長。 眉目秀麗なお兄さんで、優しい言葉で舞衣を魅了する。 炎 凪(ほむら なぎ) CV:石田 彰 何もかもを知っているような言動で、舞衣やなつきたちを翻弄する少年。 その真意、素性は不明な点が多い。 |
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| 感想 |
巨大な学園を舞台に、特殊能力を持ったHiMEと呼ばれる少女たちの恋と戦いを描いた、学園恋愛&アクション作品。 美少女ものながら、戦闘シーンも見ごたえ十分で、萌え&燃えのひとつの完成形といっていい力作です。 HiMEというのは『Highly-advanced Materialising Equipment―高次物質化エーテル』の略で、別世界からもって来た力を想念により物質化させる能力とその能力者のこと…とか説明されてますが、要するに怪獣(チャイルド)と携帯武器(エレメント)を召還する能力です。 設定ではHiMEは全部で12人おり、その中の舞衣、なつき、命を中心にストーリーが展開していきます。 序盤から中盤にかけてはラブコメテイストの強い学園アニメですが、各HiMEの紹介を交えつつ本筋のストーリーも進め、後半への伏線を張っていく構成手腕が素晴らしく、1話ごとの完成度が非常に高いです。 ただ、説明が必要な設定がてんこ盛りのわりに、それにあえて説明を加えることなく、メインキャラクター相互のイベント中心で話を作っている側面もあり、結局広げた風呂敷をたたみきれなかった印象はあります。 特に各キャラクターの背景描写に関しては、舞衣となつきの2人を除いて、駆け足すぎてあまり良く理解できませんでした。 これだけキャラが多いと、26話あっても少なすぎるんですねぇ…。 中盤のある事件をきっかけにHiME同士の絆がまとまりかけますが、後半からは視聴者の期待を裏切るかのようにHiME同士のバトルロイヤルが勃発。 HiMEはチャイルドを殺されると自分の一番大切な人が死んでしまう、という強烈な設定が生きてきて、それはもう目を覆いたくなるような欝展開が始まります。 この作品の評価が分かれるところは、早くからおバカなラブコメ色を多く匂わせておきながら、中盤から視聴者がどっ引きするような欝展開を持ってきて、最後の最後でバカに戻し、しかも必要と思われる説明を放棄したあげく、強引なハッピーエンドの絵だけ見せて逃げたところにあります。 まー終わりよければ全て良し…というわけでもないですが、どんな込み入った設定の作品でも、ラストで視聴者を泣かせるor納得させることができれば、世間的な評価はそう悪くはならないわけで。 この作品は、明らかにそれには失敗しており、しかしてそれまでにいたる展開は完成度が高いため(説明不足で完成度が高いというのも変ですが、見ている途中は続きが気になる楽しみな作品でした)、「惜しい」「残念」という声が多いようです。 …まあ、たぶんスタッフはおバカなテイストをメインにしたかったのだと思いますが、サジ加減を間違えて、後半にシリアス味を多く入れすぎてしまったのでしょう^^; 学園恋愛ものとしては、感情移入できるような男キャラがいないことに加え、舞衣をはじめとするヒロインたちも恋愛に関しては奥手であり、しかもいざ好きになる経緯がよくわからなかったり、最初から既にその人意外Out of 眼中のラブラブ状態だったりするため、正直いってイマイチ。 特に、主人公の舞衣と比べると、その相手として用意された楯祐一の活躍がきわめて中途半端…というかほぼ役立たずに近いものがあり、ラストでちょっと挽回するものの、最後まで感情移入できませんでした。 むしろ、舞衣×命、遥×雪之、なつき×??といった百合百合な関係の方が安心できたかも(ぉぃ サンライズらしくメカニックやクリーチャーの動かし方は「さすが」といえるカッコよさがあり、戦う女の子たちの姿は颯爽として美しいです。 梶浦由記さんのBGMとのマッチングも素晴らしく、見ていて何度となく鳥肌が立ちました。 が、ここぞという戦闘シーンをすっ飛ばして、結果だけ見せるといった省略展開が目に付くのはマイナス。 序盤はそれほどなかったのに、ラストに近づくにつれてそういった省略が増えたということは、後半にツケが回ったということでしょう^^; 全体的に、26話という器が小さすぎたため、カットされる部分が多く出てしまったという印象の残る作品ですが、それでも見ていて続きが気になる、純粋にラブコメ&バトルものとして楽しめる良作であるのは確か。 作品としては間違いなくオススメです。 |
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| 音楽 |
音響監督:三間雅文、音楽プロデューサー:井上俊次、伊藤善之 音楽:梶浦由記 梶浦さんといえば、今一番ノっているコンポーザーの一人。 相変わらず戦闘シーンでは何語かわからないコーラスのうるさいこと^^; OPテーマは「Shining☆Days」(歌:栗林みな実) EDテーマは「君が空だった」(歌:美郷あき) 栗林さんは、I'veのKOTOKOさん同様、着実に活動範囲を広げてきてますね〜。 正直、今回のOPは冒険心があまり感じられない、いかにも「いい曲」として作られたような感じが好きじゃないんですが、栗林さんが歌っているので応援したい気分になります。 EDを歌っているのはランティスの新人歌姫らしく、曲は良いのですが名前を覚えるくらい特徴的な歌声かというと、うーん…。 |
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| ボイス |
メインどころは上のキャラ紹介にあげたので、残りのサブキャラのキャスト。
サブキャラと言いながら、物語中で重要な役割を果たすHiMEもいるんですが…^^; 久々に見かけたと思ったら、初等部3年生で「黄金の天使」と呼ばれる幼女を演じるみやむーにもビックリですが、アリッサを世話する怜悧な美少女・深優(みゆ)を演じる浅井清己@大空寺あゆ様にもビックリ。 8話からかなりアグレッシブで印象的な活躍を見せるようになるので、未見の人は最初から要注目です^^ |
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| キャラ |
何だかんだいっても、ヒロインたちはどの女の子も可愛いです(ぉぃ 数が多すぎるため、あまり背景が活かされていないのが残念ですが…。 シスター紫子や奈緒、雪之、日暮あかねとかは完全なやられ役のHiMEって扱いだからなぁ^^; っていうか、チャイルドの実力差にもけっこう理不尽なものがありますよね。 デュランはカッコいいけど、舞衣のカグツチやキヨヒメといったデカ物と比べると、どうしたって勝ち目はない感じだし…。 チャイルドの大きさは想いの強さで云々、という設定があったようだけど、それでいくと疑問が生じてくる気もします。 |
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作中の一言:舞衣「カグツチッ!」<言いにくそう |
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●月詠(つくよみ)-MOON PHASE-(全25話) オススメ度:7 ロリコン |
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| 知識 |
2004年10月から、テレ東深夜枠で半年間視聴。 原作:有馬 啓太郎(ワニブックス 「COMIC GUM」連載) 総監督:新房 昭之、シリーズ構成:関島 眞頼 脚本:大久保 智康、金巻 兼一 キャラクターデザイン:相澤 昌弘、ビジュアルディレクター:武内 宣之 メインアニメーション制作はシャフト。 DVD製作・販売はビクターエンタテインメント。 商品価値は高いでしょうから、相変わらず手堅い稼ぎっぷりと言えますね。 公式HPはこちらから。 |
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| 物語 |
なぜか心霊写真ばかり撮ってしまうカメラマン・森丘耕平は、取材に行ったドイツの古城で、ヴァンパイアの少女・葉月と出会う。 城に幽閉されていた葉月は、耕平の血を吸い、“シモベ”として城から脱出しようと考えていたが、耕平には全く効果が現れない。 しかし、なりゆきから耕平が城の封印装置を破壊したため、葉月は城から脱出することに成功し、生き別れの母の行方を求めて日本へ向かう。 日本へ到着した葉月は、耕平の家に転がり込み、無理やり居候生活を開始する。 自身も幼い頃に母親を亡くしていた耕平は、葉月の姿に自分を重ね合わせ、保護者として母親捜しを手伝うことになる。 やがてエルフリーデと名乗るヴァンパイアの女や、デイウォーカー・ヴァンパイアのキンケル伯爵が現れ、葉月を城に連れ戻そうとする。 葉月の母の行方は?そして葉月と耕平の運命は…? |
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| 感想 |
この作品のテーマは何でしょうか…。 美少女とゴスロリ?バンパイアとネコミミ? 西洋の魔術と東洋の陰陽道のコラボレーション…これは違うな^^; メインストーリーは霊感ゼロのカメラマン(耕平)と魔物の女の子(葉月)の恋をコミカルに描いており、シリアスな場面にも空からタライが落ちてきたり、不思議な“間”を持った作品です。 室内劇でも、舞台のセットみたいに家屋の一階と二階で起きていることを同時に描写するといった、面白いことをやっています。 私の主観ですが、たぶんこのアニメは、ストーリーはある意味どうでもいいというか、おまけなんですね。 …なんて言ってしまうと、シナリオを担当されている脚本家の方に失礼ですが、それだけビジュアル的なインパクトが強いってことです。 何のおまけかというと、葉月という二次元美少女アイドルのプロモーションムービー。 これに近い作品を挙げるとすれば、GAINAXの「まほろまてぃっく」でしょうか。 いちおう、男性視聴者の感情移入の対象になるような男性主人公が登場するんだけど、カメラが追っているのは彼では全くなくて、彼が恋する美少女の姿ばかりであると。 他がどんなひどい状況でも、葉月の作画だけは崩れません。 で、まあこの作品がそういった作品なんだと定義すると、ヤバいのですよ(笑)。 何がヤバいかといって、ヒロイン葉月の外見が、せいぜい12〜13歳にしか見えない、黒髪ストレートのロリータであること(爆 しかも(葉月自身が)ネコミミ大好き。本物じゃなくて、たえず装着しています。ワケがわかりません。 さらには「お兄さま」です。ツンデレキャラです。どうですかこの萌えキャラっぷりは。 HPを見てもあまりピンと来ないと思いますが、実際に動くのを見たらわかります<何が おそらく20代と思われる耕平君がひと目で魅了されてしまったのも頷けます(ぉぃ たいていの人は葉月の可愛さにノックアウトされてしまいますので、御堂光・御堂薫の巫女姉妹、さらには葉月の妹のアルトといったロリキャラはおなかいっぱいで食べきれません。 具体的には、2クールという尺の長さにもかかわらず、「別に出さなくても良かったんじゃないの?」という感想に繋がると思います^^; せいぜい魅力の種類が違う正統派バンパイア美女のエルフリーデさんと、葉月の使い魔・ハイジに和むくらいでしょうか。 とにかくビジュアル的にはOVA並に力の入った作品ですが、その方向性がロリータ美少女を徹底的に可愛く描くことに全力が注がれている点で、なんか凄いなと。 あ、別にストーリーがつまらないということはなくて、妙にコントチックに感じられる独特の間があるものの、テンポは悪くないし、全25話を安心して見られると思います。 陰陽道の設定(呪文とか)はわりと凝っているし、吸血鬼と人間の恋愛についても真面目に描こうとしているし、そのへんも好印象。 しいてストーリーの難点を挙げれば、葉月パパが登場することなく、「物語はまだ続く…」的に終わってしまったところでしょうか。 もしかしたら、OVAとか続編シリーズが考えられているのかもしれませんが。 あと、耕平が「浄眼」を開いたために苦しむくだりや、アルトたちの登場は、ちょっと遅すぎたかなという印象もあります。 いや、繰り返しますが、ストーリーは添え物程度に考えて、素直に葉月たち美少女を愛でるのがこの作品の正しい楽しみ方だと思います^^ |
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| 音楽 |
音楽:久米大作 OP:「Neko Mimi Mode」(歌:葉月) ED:「悲しい予感」(歌:marianne Amplifier feat.yuka) OPはときどき挿まれる萌えゼリフ以外、「ネコミミモード♪」としか言わない革命的な内容。 センスのある映像は、一度見たら忘れません。 そういえば、毎回アイキャッチとエンディングイラストが異なるというのもサービスが行き届いている感じ。 どれも壁紙にしたいくらい良く出来ているんですよね。 |
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| ボイス |
斎藤千和さんは「ココロ図書館」のこころとか「R.O.D-THE TV-」のアニタとか、似たような年齢の可愛い女の子を演じられているんですが、その中でも葉月は徹底して可愛くしようとする意気込みみたいなのが伝わってきますね^^; 「おにーさま♪」「わたしのシモベ〜」「キス…したくなっちゃった」などなど、とてもシラフじゃ聞けませんや(ぉぃ サブキャラでは、ハイジの2倍速みたいな高音ボイスと、御堂薫の年中発情中みたいな声が好き(;゚∀゚)=3<変態 |
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| キャラ |
黒髪ストレートの美少女(葉月)恐るべし。 ふつう、アニメの美少女っていうとありえないような髪の色がむしろ普通なんですが、こういう真っ当な日本的髪型のヒロインも魅力的ですね。 ちょっと前も「ガドガード」のアラシとかいましたし、一般的にも受け入れられる素地が出来てきたのでしょうか? |
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作中の一言:葉月「ふるふるふるむーん♪」…(゚д゚) |
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●エルフェンリート(全13話+1話) オススメ度:6〜7.5 高・大 |
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| 知識 |
初OAは2004年7月期にAT-Xからでしたが、2005年4月期から地上波UHF局でも1クール放送。 もっとも、裸や流血描写について修正されまくりだったため、結局ビデオシリーズで補完することになりましたが^^; 原作:岡本倫(『週刊ヤングジャンプ』連載中) 監督:神戸 守(「コメットさん☆」監督、「カードキャプターさくら」演出など) シリーズ構成:吉岡たかを(「MEZZO」「HAPPY☆LESSON」など) キャラクターデザイン:きしもとせいじ(「アキハバラ電脳組」) メカデザイン:大河広行、美術設定:青木智由紀、美術監督:伊藤 聖など。 プロデュースはGENCO、メインアニメーション制作はARMS。 公式HPはこちらから。 |
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| 物語 |
二角奇人(ディクロニウス)は、人間の突然変異体……… 頭から生えた角を持ち、第6感とも言える特殊な能力と手を持っていた。 人類を淘汰する可能性をも秘めた彼らミュータントたちは、その危険な能力のため、国家施設に隔離、研究されていた。 しかし、偶発的事故により、ディクロニウスの少女ルーシーは拘束を破り、警備員らを殺戮、研究所を逃げ出す。 が、その途中で記憶喪失となってしまう。 過去と記憶を無くしたルーシーは、鎌倉・由比が浜に流れ着くが、その浜辺でコウタとユカに出会う。 ルーシーは「にゅう」と名付けられ、コウタの住む楓荘に居候することになる……。 |
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| 感想 |
「萌え」と「残酷」という食い合わせの悪そうな要素を同居させた美少女アニメ。 いわゆるハーレムアニメのヒロインたちの中に、一人だけ殺人鬼が混じっているようなもので…もので、というかそのまんまか^^; 舞台となるのは小さな港町にある廃旅館「楓荘」、そこに集うのは主人公のコウタ(♂)を除き、みんなゲームばりに「んな奴ぁいないよ」な設定の薄幸の美少女ばかり。 最初はコウタの幼なじみのユカと謎のツノ付き少女にゅうだけですが、そのうち一人、また一人と萌えキャラが増えていきます^^ 作品中では「家族が増えた」とか何とかいう言葉で誤魔化されようとしてましたが、私にはハーレムを形成するために着々と美少女要員の補充が行われているようにしか見えませんでした(笑) ところが、この作品においては冒頭から視聴者にのみ教えられている情報があって、それは無邪気なにゅうが本当はルーシーという名前で、その正体は無敵の触手「ベクター」と恐るべき冷徹さ、人類への憎悪を持った新人類ディクロニウスである、ということです。 とある国家機関の研究所から逃げ出したルーシーは、逃げる際に頭部に衝撃を受けて記憶を失い、「にゅう」としか話すことができない状態でコウタに拾われますが、追っ手により命の危険に晒されると、ルーシーが覚醒して容赦なく惨殺の限りを尽くします。 対象は老若男女を問わず、頭がはじけ手足がちぎれ飛び血しぶきが吹き上がる残酷映像のオンパレード。 ルーシーを見て生き残った人間は、数を数えるほどしかいません。 さっき登場したばかりのキャラが、数分後には真っ二つになっているかもしれないという緊張感を秘めた展開に、ほとんどの人が「何だこれは?」と引き込まれると思います。 で、そのような事情があるとは全く知ることもなく、コウタとユカは警察に追われているらしいにゅうを匿い、一つ屋根の下に暮らすことになります。 その同居生活は、「ラブひな」か「藍より青し」かと言いたくなるようなほのぼのした内容で、前述の残酷展開とのギャップにまた「何だこれは?」と思います^^; この楓荘の生活と、絶えず登場キャラの身の危険を感じさせる緊張感はいずれも捨てがたく、スタッフ(ないし原作者)に自分の視聴意欲を上手くコントロールされていた感じです(--; ところで、当然ながらルーシーはコウタの目の前でも覚醒するようになるのですが、コウタは幼い頃にルーシーと出会っていたにもかかわらず、ルーシーに関する記憶をすべて失っており、ルーシーはルーシーでコウタだけは殺さない…といった、えらく都合のいい設定があるため、コウタたちはなかなか真実を知ることができません。 まあ、そのへんの設定がこの作品のバランスを保っている要素ではあるので(放っておいたら他のヒロインは皆殺しにされちゃうだろうし)、それが良くないとかいう話ではないのですが。 ただ、過去の回想は、ともすればこのアニメの持ち味を損なってしまうため、最低限で良かったのではないかと思います。(ラス1まで回想が挟まれるのはいただけなかった。予算やスケジュールの都合?^^;) 物語はルーシーと彼女を捕獲すべく暗躍する組織との戦いと、それに巻き込まれたコウタがやがて過去の記憶を取り戻し、はじめてルーシーと向かい合うまでを描いていますが、まだ原作が続いているらしいので、終わり方は唐突というか、まるで打ち切りのような印象です。 さしたる脈絡もなくルーシーを上回る異能力を持ったディクロニウスが登場して、何だかんだで人死にがいっぱい出たあげく、ルーシーがコウタに別れを告げてどこかへいなくなってしまうと。 事実だけ羅列すると本当に打ち切りっぽいですね…。 でも、全13話(ソフト化でプラス1話)で原作が続いている作品をアニメ化したケースとしては、もちろん良作といえるのではないかと。 視聴者の心情をつかむ各キャラクターの立たせ方、繊細なやり取り、心理的な葛藤にかけては、随所で光る演出が見られ、スプラッターな演出だけが魅力ではありません。 一度見始めたら最後までやめられない中毒性を持った作品です。 |
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| 音楽 |
OP:『LILIUM』(曲:小西香葉、近藤由紀夫 ED:『be your girl』(作詞:日向めぐみ、歌:河辺千恵子) OPは近代オーストリアの画家・クリムトの『接吻』などをモチーフとして登場キャラが描かれた、静かながらインパクトのある内容。 EDは打って変わってポップな曲調ですが、一枚絵はやはりクリムト。 原画はelfゲームの原画家としても知られるりんしん氏。 他のアニメ作品とは一味違う、という印象を感じさせる要素のひとつですね。 |
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| ボイス |
女の子たちはそれぞれHPで見た第一印象とピッタリの声のキャスティング。 当然といえば当然ですが、小林沙苗さんの演技は、にゅうとルーシーではまるで別人ですね… |
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| キャラ |
女性キャラはみんな可愛らしく魅力的に描かれていますが、ナナのキャラの立ちっぷりは尋常ではありません(;´Д`) ルーシーを捕獲すべく、研究所から派遣されたディクロニウスの一人…と書くと得体が知れないですが、蔵間室長を父親として刷り込まれ、彼のために命を賭してルーシーと戦う女の子、一般常識が皆無で無邪気な様子は庇護欲掻き立てられまくり。 次点としては、能登ボイスの幼なじみのユカがエロス(ぉ 男性キャラでは蔵間室長の漢っぷりが泣けます。 常にクールな表情を装いながら、過去への贖罪に生き、ナナやマリコを殺せない人間的なところ。 最終話で私はルーシーではなく彼のために涙しました。 ところで、ルーシーは彼を殺す機会は何度かあったと思うのに、なぜいつも見逃していたのだろう…。 |
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作中の一言:ルーシー「何もかも忘れて、ただコウタのそばにいたかった…」 |
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