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今夜の番組チェック


タイトル淫内感染 午前3時の手術室
ブランドZYX
ジャンル見るドラ+診察SLG
定価\8800
発売日2000/12/29
得点
6 ★★★★★★☆☆☆☆
童貞指数
1 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
システム
 CG鑑賞:なし シーン回想:あり BGM鑑賞:なし
 メッセージスキップ:あり(判別) オートプレイ:あり
 既読メッセージの再表示:あり  セーブ数:−
 その他、フルスクリーンモードのみの起動。
 フルインストール(要540MB)しても起動時CD必要。
ストーリー
 主人公、坂口晃は民間の医療施設「城宮総合病院」に勤務する内科医。
 近年、城宮総合病院は、大規模な人事異動があった。その人事異動で、主人公は影で動き、全てを手に入れた。
 次期院長の地位、院内での絶対の権力、美しい女奴隷達、そしてそれが揺らぐ不安材料も全て処分した。
 憂う事は何も無く、全ては彼のものになった。
 しかし、そんな彼にも日常はある。院内の権力がもはや公然の秘密でも、表向きは1内科医なのだ。
 いつも女性達と楽しんでいるという訳にもいかない。彼は有能な医者であり、仕事は山のようにあるのだ・・・
キャラ紹介
 いつものメンバーに加え、一度きりの登場の患者さんがたくさんいます。
感想
 3作目となった淫内感染シリーズの「見るドラ」もの。
 今回はゲームがいつものクイックスではなくて、何を血迷ったかポリゴンを使った手術SLG^^;
 病院にやってきた患者に問診・触診をした後、手術が必要な病気なら即手術SLGへ移項し、病原体を取り除くパズルゲームに挑戦します。

 このSLG自体はまあ、前回のクイックスに比べればゲーム性は高いかもしれない、というか作るのに力が入っていますが(外注?)、正直あんまり面白くなかったっす
 最初に説明書を読んだだけではわけがわからなかったし、そんなにやってて楽しいとは思えませんでした(達成感があることにはあるんだけど)。
 楽しかったのは触診の時の患者の反応くらい。このへんはオヤジ趣味全開ですな〜^^;

 しかし、そんなことはどうでもいいわけで(……いいのか?)、「見るドラ」シリーズは何をおいても「見るドラ」の充実具合が評価対象となっているのは誰もが認めるところ。
 で、その出来なんですが…残念ながら前作の「鳴り止まぬナースコール」からちっとも良くなっていない、ってゆーかドラマ自体はむしろ「鳴り止まぬナースコール」の方が3割増くらいデキが良かった、というのが正直な感想。
 以下、不満点をぼやこうかと。

 その1、ドラマに飽きがきます。
 今回は毎度おなじみのナースたちの酒池肉林ではなくて、3分の1くらいはゲーム部分の方で坂口が診断した患者が坂口に食われるといったオリジナルキャラのもの。
 しかし、ただでさえ坂口の手口が相変わらず媚薬を塗るというだけのワンパターンなのに、新キャラたちのインパクトがいまいち薄いです。
 喉で感じるとかいうヘンな人もいるし^^;
 また、前回は結構あった女性数人との3P、4Pが今回は少なめなのも残念なところ。

 その2、Hシーンがやたらと長いわりに、いつものループアニメ
 これがヒジョーにチープさを漂わせています。
 女性はあ行のアヘ声を始終あげ続けているだけなのに、画面にはいつ終わるとも知れぬループアニメが展開されるのみ。
 しかもよくよく見れば今回はドラマの総数が前回より5つも減って15個になっているではないですか!
 どうなっとるんだこれは。

 その3、HCGの質が前作より落ちている
 これがヒドいんですよ!奥さん(;´Д`)←DPのキャラが混じっとる
 下手したら無印「淫内感染」のレベルだ。
 前作の「ナースコール」とは雲泥の差で、今回はCGにいいとこなし。
 やたら長ったらしいテキストと相乗効果で萎えさせます。
 見るドラシリーズにはCGに期待するところが大きかっただけに、もっとも残念なところでした。

 その4、相変わらずのフルスクリーンに坂口先生の声が響く。
 この点はあらゆるレビュアーから不満の出ている(前作でも叩かれた)ところなのに、なぜ改善されていないのだろう…。

 そんなわけでせいぜい2000円くらいが購入の目安。
 それ以上出したら損した気分になっちゃいますね。

DP
 淫内感染シリーズということで、当然のことながら童貞指数は低いです。
 今回はセンサーに反応するエピソードが全くなし。
 全編エロのみというゲームにしてセンサーが反応しないというのも珍しい(;´Д`)
 おなじみの女医やナースのみなさんは世話女房みたいな存在になっちゃってるし^^;
ボイス
 いつものジックス声優陣。ゲームは手を抜いても、このへんの演技指導はしっかりしてます。
 でもそれだとエロCDやエロテープと何ら代わりがないし^^;
 とりあえず吉田皐月さん@杉村弘子ボイスが好きな人は買っときや〜
総評
 エロ度5点+ラブ度2点−クォリティ1点で6点です。
 暴走弘子さんが坂口先生をしぼり尽くすシーンは(・∀・)イイ!。


タイトルエッチなバニーさんは嫌い?
ブランドZYX
ジャンルバニーレストラン恋愛ADV
定価\8800
発売日2001/03/30
得点
7.5 ★★★★★★★☆☆☆
童貞指数
6 ★★★★★★☆☆☆☆
システム
 CG鑑賞:あり シーン回想:あり BGM鑑賞:あり
 メッセージスキップ:あり(判別) オートプレイ:あり
 既読メッセージの再表示:あり  セーブ数:30
 その他、ウィンドウ/フルスクリーン表示選択可。
 各種ボリューム・メッセージスピードを自由に調節可。
 キャラ別に音声をon/off可。
 フルインストール(要400MB)しても起動時CD必要。
 この頃のZYXゲーはメッセージウィンドウが好きに動かせたんだねー。
ストーリー
 レストラン「プラチナ」従業員募集中!!
 新聞記事に目が止まり、さっそく主人公が面接に行ってみると、募集していたのはウェイトレスのみ。
 しかし、女の子と間違われるくらい童顔な容姿のため、美少年好きのマネージャーに見事採用されてしまった。
 おまけにレストランの制服はなんとバニーガール。
 それよりもっと驚いたのは、そのバニーガールの中に従姉妹で幼なじみの石上沙恵がいたことだ。
 こうして、夢のようなバイト生活は始まった。
キャラ紹介
 石上沙恵(いしがみ・さえ)
 主人公の従姉妹。真面目で優等生タイプなのだが、実は露出癖があり、バニースーツ姿を人から見られることが快感だったりするらしい。
 プロポーションには内心自信あり。内緒で始めたアルバイトも板に付いてきた頃、主人公が偶然バイトに入ってきて・・・。

 鵠沼 涼(くげぬま・りょう)
 「プラチナ」でのバイトは厳格な実家への反発精神が強い様子。
 バイト歴はちまきの方が長いが、実質的なリーダーシップは彼女が取っている。
 実はマゾっ気があるためか精液にやたらと興味があるらしい。

 柳 ひろみ(やなぎ・ひろみ)
 沙恵の親友でクラスメイト。お店の格好に反して真面目でおとなしい性格の上にかなりのオクテ。
 一人称が「ボク」で、4人のバニーさんの中ではもっとも胸が大きく、メガネっ娘。
 緊張したり興奮したりすると関西弁が出る。
 男性との関係が進展していない反面、オナニーが好きらしく、絶頂時にはおもらししてしまうことも・・・。

 長谷ちまき(はせ・ちまき)
 4人の中では最年長&バイト最古参だったりするが、見た目が幼いのでとてもそうは思われない。
 本人も気にはしているようなのだが、半分諦めも入ってる上に「そういった要素」が人気にも繋がってるとか。
 どっちかって言うとお尻の方がいいかも、とか思ってる様子。

 稲村明菜(いなむら・あきな)
 「プラチナ」のマネージャー。可愛い子(男も女も)にキスするのが好きで、彼女にとっては挨拶代わりのような物らしい。
 さらに、酒癖がかなり悪いらしく、飲めばすぐにからみだす始末。年齢のわりにはナイスな体型をしていたりする。

以上のストーリー、キャラ紹介の著作権はZYXにあります。
感想
 凌辱ものがメインのジックスさんが作った、「あめいろの季節」に続くラブラブな恋愛ADV
 タイトルでまるわかりですが、題材はエロゲーではわりとマイナーなバニーさんをメインにしたもの。
 なんでもこれを機にメーカーとして路線変更を図るつもりらしいんだけど、どうなることやら^^;

 内容は、童顔だが巨根絶倫(ここがある意味ポイント?)の高校生・縁(ゆかり=固定)君が、アルバイトに入ったバニーさんばかりのレストランで、ちょっと変わった性癖を持つ4人の女の子と繰り広げる恋愛模様を描くというもの。
 高級レストランのウェイトレスがバニーで、しかもバニーさんが高校生ばかりという設定自体がすでに狂っている気がしないではないですが、まあそこはそれ、美少女ゲームだし^^;
 むしろ「エッチな」とタイトルに付いていることからもわかる通り、出てくる女の子たちの性癖がキモ。
 キャラ紹介で色を変えた部分がそれで、露出癖(沙恵)、精液マニア(涼)、 オナニー好きおもらし癖(ひろみ)、アナル・道具好き(ちまき)と4者4様です。

 シナリオ展開はどの女の子も狙ったように似ています。
 まず4人の女の子の性癖を知ると、お目当ての女の子とはその場で即H
    ↓
 女の子と付き合い始める
    ↓
 順調に付き合いHを重ねていく
    ↓
 主人公の学校の成績が落ち、女の子とすれ違い
    ↓
 トラブルを乗り越えてハッピーエンド。

 こんな感じです。
 シナリオにはこれといってひねりもないですが、キャラクターみんなが仲良しのほんわかとした雰囲気は今までのジックス作品にはなかったもので、なかなか印象が良かったです。
 ジックス作品でほんわかした気分になる日がくるとは^^;
 キャラクターもなかなか萌えのツボを心得ているようで、とくに涼ちゃんやひろみちゃんの変貌ぶりは上手くギャップを使っているな〜と感心しました。

 Hシーンは、女の子一人に5〜7個。
 うち2つにアニメーションが入っています(沙恵のみ3個)。
 さらに4人のバニーさんたちにはかならず1回他の1人を交えた3Pがあります。
 1回のシーンのCGは1〜2枚で、フィニッシュCGはオナニーさせられたりフェラされたりするシーンではほとんどありますが、なぜか普通のHシーンではフィニッシュCGやそのテキストがないものが多く、尻すぼみで終わってしまう感じ^^;
 原画は「淫内」の武藤さんでなく「あめいろ」の山根さんが書いていますが、まあ裸はいつものジックス作品の女の子です^^;
 HCGは70枚足らずとやや少なめですが、かなり綺麗な部類です。

 ただ、個人的にHシーンのテキストに難あり。
 このゲームはHシーンで女の子がアヘ声を出す代わりにベラベラと主人公に話しかけてくるのです。
 これまでのZYXゲームは、過激なセリフやアヘ声をこれでもかとばかりに聞かせてくれるのが魅力だったように思います。
 しかし、このゲームのバニーさんたちは自分の過去話とか主人公に対する気持ちとか、要らんことを喋る喋る^^;
 しかも喋りまくっているうちにHシーンが終わることもあって、思わず「おいっ!!」とツっこみたくなるシーンすらありました。

 なんというか、そーいうことはヤることヤッてから語ってほしいわけで、Hの最中はHに集中してほしいわけですよ^^;
 あまり気にならない要素かもしれないですが、私の場合どーにも気になって仕方がなかったです。

DP
 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 冒頭、主人公の縁君はお店のマネージャー、稲村明菜さんに筆おろししてもらえるのだ。
 バイト先のマネージャー(♀)×バイトの高校生(♂)ということでシチュエーションは十分。
 ま〜正直なところオレはこのゲームのHシーンテキスト全般が嫌いなので、ここでもセンサーの反応はイマイチだったのだが…
 少なくとも筆おろしシーンの描写があっさり目のZYXにしては、雰囲気の構築が上手くいっていたように思いますた(;´Д`)
ボイス
 メインヒロインっぽい石上沙恵は「淫内」の深山佳織、「あめいろ」の優子姉ちゃんと同じPONさん。一頃のZYXのエースですな^^;
 柳ひろみ役は葉月ユカさんっぽいけど…違うかも。
 マネージャーの明菜役は「あめいろ」のかすみ姉役の声優さん。相変わらずフェラシーンが凄まじいっす。
 涼ちゃんとちまきちゃん役の声優さんは不明。
総評
 エロ度5点+ラブ度2.5点で7.5点です。
 Hシーンはエロゲのクライマックスなんだから、テキストは大事だよ。


タイトルChain 失われた足跡
ブランドZYX
ジャンルなんちゃってハードボイルドADV
定価\8800
発売日2001/06/29
得点
6 ★★★★★★☆☆☆☆
童貞指数
1 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
システム
 CG鑑賞:あり シーン回想:あり BGM鑑賞:あり
 メッセージスキップ:あり(判別) オートプレイ:あり
 既読メッセージの再表示:あり  セーブ数:30
 その他、ウィンドウ/フルスクリーン表示選択可。
 各種ボリューム・メッセージスピードを自由に調節可。
 キャラ別に音声をon/off可。
 フルインストール(要600MB)しても起動時CD必要。
 このゲームからメッセージウィンドウが動かせなくなったんだなー。
ストーリー
 土砂降りの雨の中歩いて行くトレンチコートとずぶ濡れになって佇む少女の出会い。
 事件の兆しはすでにこの時にあったのかもしれない…。
 東雲(しののめ)武士、都会の暗部を己の才覚のみで渡りきる腕利きの探偵。
 雨の中出会った少女「歩」が呼び込んだ電話。歩の姉である沢渡鞠絵から受けた依頼内容は、平凡な浮気調査だった。
 しかし、平凡なはずの調査は、やがて殺人事件へと発展していく。
 …失われて行く事件の足跡。果たして武士は事件を解決へと導けるのか?
キャラ紹介
 東雲武士(しののめ・たけし)
 本作の主人公(フルネーム固定)。私立探偵。大人の男といった雰囲気の男性。
 駆け出し探偵だった頃から世話をしてくれた恩師の後を継ぐ形で東雲探偵事務所を設立。
 所長であると同時に、数々の事件を解決してきた凄腕でもある。

 間壁瞳(まかべ・ひとみ)
 東雲探偵事務所の助手。
 事務処理などの他、仕事上のパートナーとして動くこともある。
 クールで知的な美人。

 日下部晶(くさかべ・あきら)
 武士の恩師、日下部洸正の一人娘。
 刑事で、現在は警部。
 大学時代の武士の先輩でもある。

 富田真由紀(とみた・まゆき)
 武士の幼なじみで、東雲探偵事務所の近くにある『スナックゆき』のバーテン。
 年下の真由紀は、武士に妹のように可愛がられていた。

 沢渡鞠絵(さわたり・まりえ)
 最初の依頼人。夫の浮気調査を依頼する。
 武士の高校時代の同級生で、昔は明朗快活だったが、今はどこか影を含んだ寂しい笑みが印象的になってしまった。

 五十嵐歩(いがらし・あゆむ)
 沢渡鞠絵の妹。勝気で少し反抗期の明るい女子高生。
 父親は有名な政治家。仕事にかまけて家庭を顧みない父親のため、小さい頃から寂しい思いをしてきた。
 偶然、出会った武士に心を囚われ、以後なにかとちょっかいを出してくる。

 鷹久美紗子(たかひさ・みさこ)
 「ムーンシャトー」のホステス。

 白石優希(しらいし・ゆうき)
 私立清和学園の二年生。
 成績は優秀で、見た目も清楚な優等生。
 歩とは幼馴染にして親友。

以上のストーリー、キャラ紹介の著作権はZYXにあります。
感想
 2001年になって凌辱路線から路線変更を図っているらしいジックスの今度の作品は、ハードボイルド・サスペンス
 それにしてもこのメーカーはよくまあ休むことなくソフトを発売しますね。
 しかも地雷がなく、必ず水準かそれ以上と言われる出来。こういうところから固定ユーザーもついているんでしょう。
 ただ、今作品も含め「これぞ名作」というソフトを作らないのも事実。
 要するに「名作」を作ろうと時間をかけるリスクよりは、水準かそれよりちょっと上の作品を連発する安全策を選ぼうというところなんでしょうか。

 さて、探偵が主人公の作品といえば、ZYXさんは以前に「サナトリウム」を発売しています。
 これはシナリオはかなり面白かったですが、エロゲーとしては凌辱シーンが気味悪い系でちょっと苦手でした。
 そういうわけで今作品も半ば期待し、半ば不安をもってプレイしたのですが、その結果は…

 う〜ん、いろいろと細かい文句はあるけど、エロは及第点で、ストーリーもいたって普通。
 たぶん、いつものジックス作品に期待できる程度の実用性は有していると考えて大丈夫です。
 このへんはさすがにハズレのないZYX、過去に積み重ねられた地雷回避のノウハウが生かされているというか^^;
 CGもいつもの武藤氏の原画で、アニメーションも良く動いておりビジュアル的には満足のいくレベルです。

 ただエロに関して、前作「Hなバニーさん〜」に引き続き今回もHシーンのテキストには個人的に難あり。
 今度は主人公のHシーン情景描写がやたらと長い!
 女性のセリフの優に4倍はHの情景描写が入っていて、まるでエロ小説みたい。
 せっかくボイスが入っているのに、一声聞くたびにそれに4倍するブ厚い文章を延々と読まされてたら途中で萎えますわいな。 

 ところで、今回の主人公・東雲武士は「サナトリウム」の陣龍一と違ってなかなかのジゴロ(死語)で、Hする相手の女性のほとんどは彼のことが好き好きです。
 それはいいんですが、どうもHシーンに入るまでの展開がどれも受け身で、ただ女性に迫られるままにHしています(時には逆レイプっぽい描写も…)。

 Hした後に特定の女性とくっつくかと思うと、どうも相手も自分も一度Hすればそれっきりの関係と割り切っているらしくて、きれいさっぱり元の何もない関係にもどっているし。
 よく言えばテンポがいいと考えられるんですが、反面キャラクターの印象が非常に薄くなってしまったという気がします。
 現にゲームを終えた後しばらくすると、「あれ、最初にHしたのはだれだっけ?」とか登場人物の名前もうろ覚えでした^^;

 こうせざるをえなかった原因は、シナリオを一本道にしてしまったことにあります。
 このゲームは途中に選択肢は出てくるものの、どれを選んでも結局は同じ展開が待っており、ストーリーに分岐というものが全くありません。
 その結果、助手の間壁瞳以外は各ヒロインにHシーンが1個、という濃い目のHシーンが売りのZYXらしからぬエロゲーになってしまっています。
 このへんはちょっともったいない気がしました。

 ストーリーは拍子抜けするくらい普通と書きましたが、雰囲気は火曜サスペンスドラマとか土曜ワイド劇場といった感じ。
 すごく面白いとまでは言えなくても、決してつまらんと評価されるものではないです。
 ただ、広告でやたらとハードボイルドハードボイルド言っているわりに、内容にちっともハードボイルドさが感じられない気はしますけど…^^;

 内容はよく伏線が張られているといえば聞こえはいいですが、要するにえらくご都合主義的で、タイトルのChain=鎖、連環もそこから付けられたものではあるのでしょう。

 ところで、主題歌はいいとしてあのセンスのカケラもないオープニングアニメは何なんだろう。
 こういった内容だからって、あんなに無闇やたらと銃を構えさせちゃかえって恰好つかないですよ。

 それと、なーんで瞳さんの騎乗位アニメーションを背中からのアングルで撮ってるんですか^^;
 そういえば女子高生・歩のHシーンも背中アングルだな…
 ハッ煤i ̄□ ̄;)、ひょっとして原画の武藤氏の今回のお好みは背中見せHDeathか!?
 エロアニメに「乳揺れ」を求めている人は私だけではないはずだー!

DP
 いくら毎回逆レイープに近い形でHしていようと、主人公がしぶい探偵ヤローのオッサンではセンサーに反応するものがない。
 バーテンの真由紀やホステスの美紗子をはじめとして、ヒロインはわりと他のゲームに登場させれば「隣のお姉さん」ないし「隣の奥さん」になれるキャラだらけなのだが(;´Д`)
ボイス
 このゲームあたりからZYXは使う声優さんを変え始めたんでしょうか。
 「淫内」の飯村真奈美や深山香織あたりの声優さんはまだ出ているみたいですけど…
 次回作の「憑き」はほとんど「淫内」とかぶる人がいない、総入れ替え。
総評
 エロ度3.5点+ラブ度2.5点で6点です。
 ま〜ゲームになってないってところではマイナスしません。


タイトルとらいあんぐるハート
ブランドJANIS/ivory
ジャンル学園恋愛ADV
定価\8800
発売日1998/12/18
得点
7.5 ★★★★★★★☆☆☆
童貞指数
10 ★★★★★★★★★★
システム
 CG鑑賞:あり シーン回想:なし BGM鑑賞:あり
 メッセージスキップ:あり オートプレイ:なし
 既読メッセージの再表示:なし  セーブ数:12+クイック1
 その他、ウィンドウ/フルスクリーン表示選択可。
 メッセージスピードを4段階から調節可。
 フルインストール(要350MB)すれば起動時CD不要ですが、主題歌・OP・EDがスキップされます。
ストーリー
 主人公・相川真一郎は高校二年生の明るく、ちょっとだけ不良な少年。
 幼なじみで、大の仲良しの鷹城唯子と、野々村小鳥の二人とともに、とくに何の悩みもなく、近所の私立高校、風芽丘高校にて学園生活をエンジョイしています。

 しかし、楽しい高校生活には、やはり不特定多数の女子の存在は不可欠。
 今回も幼なじみの二人の他に、忍者免許を持つ御剣いづみ、護身部主将でも頭もいい千堂瞳、指先から流れる血をなんだか美味しそうに吸う綺堂さくら、本物チャイナガール菟弓華と、分かっているだけでも6人の女の子が主人公に近づいてくるのです。

 恋愛に誠実さはもちろん、不可欠。
 でも、その陰で誰かを泣かせる羽目になるかもしれないし、もしかしたら自分の命までやばくなるかもしれない。そのとき、あなたはどう行動するか。
 あなたは誰に対して誠実になるのでしょうか?

キャラ紹介
 鷹城唯子(たかしろ・ゆいこ) CV:岩城由奈
 明るく人なつっこい幼なじみ。ちょっととぼけた、普通の女の子。
 いい言い方をすると優しくておおらか、悪く言うと天然ボケで精神年齢が低い。
 設定によると身長174cmと、主人公より10cm以上高い。

 野々村小鳥(ののむら・ことり) CV:早乙女かな
 世話好きで大人しくて優しい、身長144cmの小さな幼なじみ。
 身内(真一郎、唯子)に対しては明るく元気者だが、他人にはちょっと人見知り。
 料理が得意で、趣味。五歳のときの両親の離婚により、現在は父子家庭。
 身内に対しては、とても心配性で世話好き。

 相川真一郎(あいかわ・しんいちろう)
 本編の主人公(フルネーム固定)。子供っぽくて無邪気な性格。
 思慮深いが行動は早い。女の子の扱いはわりと上手。
 背が低いのを、ちょっと気にしている。
 中学まで空手をやっていたため、喧嘩はわりと強いし、意外と手も早い。
 とても友達想いだが、かわりに他人やどうでもいいと思っている人に関しては徹底的に冷たい。

 御剣いづみ(みつるぎ・いづみ) CV:山咲ちはる
 忍者の国家認定三級免許保持者。
 忍者の家元の家に生まれ、子供の頃から修行を重ねている、真面目で一本気な女の子。
 ボーイッシュな外見と喋りだが、むやみに男勝りとか粗暴なわけではなく、本質的には明るく優しく、友達思い。
 年の割りに落ち着いた、ごくごく普通の女の子である。

 千堂瞳(せんどう・ひとみ) CV:日向祐羅
 護身部主将、県大会で連覇達成中の、無敵の先輩。
 面倒見が良く、人にものを教えたり育てたりするのが好きで、得意。
 男は少し苦手(主人公は男っぽくないので平気)。年下の女の子に人気絶大。

 綺堂さくら(きどう・さくら) CV:鳥居花音
 無口で無表情で、読書好きな一年生。図書館の主。
 動物好きで、学校内の鳥と犬猫のほとんどと面識がある。
 日差しが苦手で、時々倒れたりしているが、それにはちょっとした秘密があったりする。

 菟弓華(とゆんふぁ) CV:浅野麻理亜
   三学期に主人公のクラスに転入してくる、中国からの留学生。
 カタコト日本語で一生懸命喋る、真面目でおとなしい子。
 ワールドギャップと、本人の性格によって、時折強烈なボケをかましてくれる。
 屋上で、空を眺めるのが好き。しかしてその正体は…?

 春原七瀬(はるはら・ななせ) CV:カンザキカナリ
 旧校舎で出会う女の子。屈託がなく明るい性格だが、どこか寂しげな印象。変わった制服を着ている。
 真一郎のことは入学当時から目を付けていて、よく知っている。
 彼女は一度誰かのエンディングを見ないと攻略できない。

以上のストーリー、キャラ紹介の著作権はJANIS/ivoryにあります。
感想
 萌え爆発の恋愛ADVと申しましょうか^^;
 吸血鬼とか忍者とか暗殺者とか、イロモノっぽいキャラ設定ではありますが、なんか皆さん普通に学生生活しているのて、イロモノゲーとまでは呼ばなくていい気がします。
 まー要するに学校でお気に入りのキャラを見つけて1ヵ月にわたりストーキングしまくり、彼女にした後はヤリまくるというゲームですな(´ー`)

 原画・シナリオを担当したのは、このゲームで一躍ヒットメーカーとなった都築真紀氏。
 もともとは同人誌やエロ漫画を描かれていたそうで…^^;
 女性みたいな名前だけど、描かれる絵を見ればいかにも男性らしいデザインです^^;

 シナリオ、萌え萌えでとてもいいです。
 各ヒロインのセリフの全てがオタクのツボを心得てます。
 ご都合主義な展開も、一ヶ月でラブラブになるためには仕方ないことですね。
 このゲームに出てくる人間関係なんて、すべてが現実では男の妄想以外の何ものでもないですが、エロゲーではむしろ「こうでなくっちゃあ」と思えるからいいんです。

 世話好きで優しい幼なじみが朝になったら起こしに来てくれたり、幼なじみの美少女2人と勉強会したり、 階段から落ちたはずみに女子の憧れの先輩の胸に突っ込んだり、目の前で体の弱い後輩に失神されたり、 友達とダベっていたら窓から忍者の娘が入ってきたり、三学期に転入してきた中国人美少女が自分のとなりの席にきたり……どれか1つでも経験できりゃ十分ですよ。
 それらがわずか1ヶ月半の間に起こってしまう。
 まさに美少女ドリーム爆発の世界だ!

 1つ感心したのは、12月から1ヶ月かけてヒロインを口説くにしても、ありがちにクリスマスに結ばれるんじゃなくて、各キャラバラバラに何でもない日に初Hするようになっていること。
 なにげないけど、こういう演出はいいですね。ありがちな遊園地デートとかもなかったですし。
 期末試験とか部活動とかもけっこう真面目に描かれていて、実に学園ADVらしくて良いです。
 HDも少ない容量しか食わないし、いつでも思いついたときに起動できるところも好感度高いです。

 しかし、問題点が多いのも事実。
 バグ持ちだし、ボイスは一部イベントのみだし、Hシーン回想がないのにセーブ数少ないし、CGも仕様で全て埋まらないようになっているし…。
 文句のつけどころも探せばけっこう多いゲームですが、一般に抜きん出て評価が高いのは、萌え度の高いキャラたち&付き合い始めてからの悶絶必死のラブラブな毎日があるためでしょう。
 脳天直撃ボイスの唯子&ミクロ系うにゅーの小鳥&発情期さくら&イメチェン忍者いづみなどなど、各ヒロインのシナリオでユーザーたちが「(爆)」とかなってしまったのもうなずけます^^;
 短いテキストでよくこれだけのインパクトを感じさせることができるな〜と感心しました。

 まーこんな風に書いていますが、正直いうと私自身は発売当初は手を出さず、周囲の評価待ちでいて買ったクチです。
 初めて唯子の声を聞いたときは「普通じゃん」と思ったし、小鳥やさくら、いづみにもそれほど「萌え」を感じませんでした。
 「なるほど、ここでそうくるか」とか、このゲームをどちらかというと客観的な目でプレイしてしまったのが残念です。
 できれば他人の評価をいっさい目にしないうちにプレイしてみたかったと思ったりします。

 Hシーンは純愛ゲーにしてはま〜標準レベルかと思います。
 闘神都市Uとかと同じで、「胸を触る」「股間を愛撫」「挿れる」などのコマンドが表示され、選択するとメッセージが表示されるタイプです。
 最近のゲームの次々とメッセージが表示されるオートプレイに慣れ親しんだ人には面倒に感じられることがあるかもしれませんね。
 私はわりと好きです、こういうの^^;

 Hシーンのボイスには少し不安を持っていましたが、演技は普通に上手かったです。
 ただし1つ1つの女の子のセリフがごくあっさりと短く書かれているのが残念ですね。
 もっとアヘ声やHなセリフを言わせたってよさそうなもんなのに。
 ここんところは都築さん、わかっちゃいないよな〜って感じです^^;

 あ、ところで小鳥がカードキャプターさくらにしか見えないのは私だけでしょうか?
 そのまんまの容姿や「ほえ」とか「あやや」とかのリアクション…
 でも別のキャラに見えるってのは、言い換えればこの娘にあまり魅力を感じられないってことですかね。

DP
 瞳「はじめて……よね?」
 真一郎「うん………」
 瞳「…私がリードして、いい?私もそんなに慣れてるわけじゃないけど…」

 キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 これだよ、これですよ、オレが求めていたものは!!!(≧▽≦)
 しかもこのシーンには「ギャップによる萌え」があるため、なお(・∀・)イイ!
 何がどうギャップなのかはいちいち書くのも野暮なので割愛するが、とにかくこのシーンがあっただけでワシは救われすた(;´Д`)
 このゲームのすべてを赦しました。
 ありがとう、千堂瞳サマもとい都築真紀サマ。日向祐羅サマ。拝みます。
ボイス
 これといってコメントすることがないですが、しいていえばフルボイスで聞きたかったな〜。
 なお、キャラ紹介に記載したCVはとらは1・2・3DVDが出たときのもの。
総評
 エロ度4点+ラブ度2.5点+萌え萌えボーナス1点で7.5点です。


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