
| イギリス最後のサイケデリック・ヒーロー HAWKWINDとは? |
1.はじめに―まず、サイケデリック・ロックとはなんなのか?
HAWKWINDはイギリスで1969年に結成されたサイケデリック・ロックバンドです。
私こと野火が最も敬愛するバンドであり、そして単一のバンドとしては彼らだけで
100枚以上作品を持ってます。それほどの魅力とはなんなのか、解説していきたい
と思います。
HAWKWINDはサイケデリック・ロックバンドです。まずサイケとはどういったものな
のかから解説していかなければなりません。
主にLSDやコカインのようなアップ系のドラッグによるサイケデリック(覚醒)状態を
より強くするために演奏される音楽、それがサイケデリックミュージックであります。
これらの音楽は1960年代〜70年代前半のヒッピーカルチャー華やかりし時代に
流行しました。エリック・クラプトンの在籍していたトリオ・バンドCREAMやギター
の革命児ジミ・ヘンドリックスなどが初期の最たる例、そして初期PINK FLOYDが最も
知名度も高いバンドといえるでしょう。
要するにサイケとはドラッグをキメて弾き、聞き手もドラッグをキメて聴くという一種の
マインドワープ状態の音楽と言えるのですが、もちろん現代の世相や社会規範から
考えたらドラッグは違法であり、危険なものです決して手を出してはなりません。
しかし、PINK FLOYDやHAWKWIND、そしてフランスのGONG、ドイツのジャーマン・
エレクトリック系のアーティストの作り上げた質の高い音楽は、キメなくても十分イケる
ので、安心してお聞きください。
実は、こういったサイケ系の音楽は現代にも脈々と受け継がれているのです。そう、
それはテクノ系のダンスミュージックとしてです。
元々人間の脳はより強い音の反復を聴くとドロ〜ンとした状態になることが実証され
ています。そこにフラッシュバック的に音を加えていくことにより脳はフラットな状態から
一気に覚醒しますから、その上昇感の過程こそがサイケの本質といえるのですが、その
反復ビートはそっくりそのまま現代テクノに受け継がれたのです。だいたい、テクノ自体
ジャーマン・エレクトロ系のアーティストに影響をうけた連中が作ったものなんですから、
実はサイケとはテクノの歴史の中で最重要の位置を占める音楽なのです。
余談ついでにさらに脱線しますが、PINK FLOYD、HAWKWIND、GONG、AMON
DULL、
TANGERINE DREAM、CLUSTER、NEU!、ASH RA TEMPEL――えっと挙げようと思えば
いくらでも挙げられますが。あ、挙げなくていい?わかりました(笑)。――といったバンド達
がヒッピーの精神を持っていたことも至極当然といえましょう。
ヒッピーカルチャーといえば有名な"LOVE
& PEACE"という精神で象徴されるように、ど
こかユートピア思想的な逃避願望の強い人達です。ヒッピーの人達は基本的に善人なん
で害はないのですが、集団生活を送ってドラッグをキメたり、フリーセックスをしたりと社会
生活を営めるような類の人達でもないので、やっぱり社会にとっては無視された存在であ
りました。そんなヒッピーの人達も、やっぱり毎日ドラッグやったりセックスしててもやっぱり
飽きるじゃないですか、だからいっちょ音楽でもやってみっかと始めたのがサイケデリック・
ミュージックです(笑)。なので、技術はローテク、そして志は一様に低いです(爆)。AMON
DULLなんかはその典型みたいなバンドですね。いや、彼らのやっている音楽自体は素晴
らしいのです。と、いうのもサイケにはなにより逸脱したヘロヘロ感が大事なので、演奏自体
もヘロヘロで下手くそあるということはある意味魅力なのです!
そんなこんなで、一応サイケデリック・ロックについてだいたい雰囲気くらいはつかんでい
ただけたでしょうか?ではようやくHAWKWINDの説明に入ります。
2.HAWKWINDの歴史
HAWKWINDの歴史は現在唯一のオリジナルメンバー(つまり、はじめっから在籍して
るメンバーのこと)デイヴ・ブロックを中心に据えるとわかりやすいです。
ロンドンで1964年に結成されたDHARMA BLUES
BAND、そしてFAMOUS CUREという
ブルースバンドを渡り歩いたギタリストデイヴ・ブロックが1969年に結成したのがHAWKWIND
であります。ほんとは、ここらへんでのバンド名の決定秘話とか、いろいろあるんだけど
割愛。だってこのページはそんなマニアックな情報を載せるためのページではなくて、あく
までもなにも知らない、偶然迷い込んできた子羊ちゃんたちをサイケ方面へ洗脳する(笑)
ためのページなんで、できるだけわかりやすく、簡単に書いていこうと思います。
しかし、解説しようと思って書き始めたらこのバンド、メンバーチェンジ多すぎ!(笑)とても
じゃないが書いてられません。いや、書けと言われれば書けますが、そんなことしたら、絶対
退屈な文章の羅列になることは目に見えてますので、この文章を読んでHAWKWINDに興味
を持たれた方は、以前私の書いた同人誌をご覧下さい(通販も受け付けております。
それではおおまかに分けて解説していこうと思います。
結成当初〜1stアルバム「HAWKWIND」期
1stは以降の作品と趣が違うのでまず別にします。どちらかというとダークでアコース
ティックな雰囲気ですね。メンバーは
デイヴ・ブロック(ギター、ヴォーカル)
ニック・ターナー(サックス、フルート、ヴォーカル)
ヒュー・ロイド・ラントン(ギター)
ジョン・A・ハリソン(ベース)
テリー・オリス(ドラム)
お気づきかと思いますが、サックスプレイヤーがいるのが特徴的ですね。このニック・
ターナーはデイヴ・ブロックと並んで、HAWKWINDの歴史の中でも最重要の位置を占める
人物です。この1stはちょっと初心者にはオススメできない作品なので、あまり詳しく触れません。
そう、これはまだ、はじまりにすぎなかったのです・・・。
2nd〜SPACE RITUAL期(全盛期)
IN SEARCH OF SPACE

バンドは2ndにして大化けしました!この2nd「IN SEARCH OF SPACE(邦題:宇宙の
探求)」は新たにベースにAMON DULL2(さっき出てきたAMON DULLの分家バンドです)
のデイヴ・アンダーソン(この人、HAWKWINDファンではとっても評判悪いです。と、いうの
もこのあと自分でDOJOレーベルというレコード会社をつくるのですが、そこからHAWKWIND
関係の海賊盤まがいの作品を次々リリースしいているからです。同じ作品のジャケット違い
を連発したりとか)とドラムにサイモン・キングを迎え、グイグイと強力なリズムセクション
で押していくHAWKWINDスタイルが確立しました。さらにイギリス人にしては珍しくシンセサ
イザーの扱いに長けていたデル・ダットマーが加入し、恐ろしくサイケな音響処理を加えて
います。
HAWKWINDを象徴する音として流れ星が落ちるような(いや、実際はそんな時音しない
んだけど)「ピュルルルルルルルル〜」という効果音が常に音楽の背後で鳴っていることが
挙げられますが、これをバンドに持ちこんだのがデル・ダットマーなのです。こういった既成
の音楽概念から逸脱した、特異な音楽的要素を加えることにより、唯一無二の音楽性を確立
し、後のテクノ・ミュージックの音響へ多大な影響を及ぼしました。
さて、この2ndですが、ちょっととっつきが悪い部分もあるので、初めて聴くには適さない
作品ではありますが、とりあえず名作です。
DOREMI FASOL LATIDO

バンドはさらにこのあとデイヴ・アンダーソンをクビにしベースにレミー・キルミスター(こ
の人はこのあと暴虐R&RバンドMOTORHEADを結成し、今ではMETALLICAやパンク・
ロッカーからさえも敬愛されるメタル・シーンのドンとして君臨しています。はっきり言って
この人の話だけでまた一記事書けると思うんで今回は割愛。めちゃくちゃかっこいい親父
です。僕もこんな年のとりかたをしたいなぁ…)を迎え「Doremi Fasol Latido(邦題:ドレミ
ファソラシド)」をリリースします。
ここにきてHAWKWINDのアシッド的なトリップ感を抜群のスピードに載せて一気に駆け
抜ける、最強のアルバムが完成しました。それはデイヴ・ブロックとレミー・キルミスター
の吐き出す超高圧力のマシンガン・リフに、てきと〜に吹いてるとしか思えない(これを
いい意味ではフリーキーといいます)ニック・ターナーのサックスが絡み、そしてそこに
過剰としかいいようのない(もちろん、いい意味で)電子音ノイズの洪水が聞き手を襲う、
空前絶後の音響世界の結実であります。
いや、おおげさじゃなくてホント、この作品が放ついい意味での負の焦燥感は世界一
でしょう。
SPACE RITUAL

そして、そんな彼らのライブ・パフォーマンスを収録したLP2枚組のライブアルバム
が登場します。そう、これがプログレッシブ・ロックの名盤を挙げよと言われたら必ず
出てくるほどの名盤「SPACE RITUAL(邦題:宇宙の祭典)」です。メンバーは
デイヴ・ブロック(ギター、ヴォーカル)
ニック・ターナー(サックス、フルート、ヴォーカル)
レミー・キルミスター(ベース、ヴォーカル)
サイモン・キング(ドラム)
デル・ダットマー(シンセサイザー)
ディック・ミック(オーディオジェネレイター、エレクトロニクス)
ボブ・カルヴァート(ポエットリー、スウィージル)
ステイシア(ストリップダンス)
という8人の大所帯です。・・・っていうかオーディオジェネレイターってなに?ポエットリー
&スウィージル(つまり、詩を吟じること)ってなに?と気になる点はいくつもあるんですが、
とりあえずストリップダンスってなによ?
って感じでしょう(笑)。
え〜、彼らの音楽は前にも述べましたと通り快楽追求型のサイケデリックミュージック
であるので、ショウにも最高にトリップできるように工夫が凝らしてあったのです。
それは、強烈な光とスクリーンに投射された映像だったり、女の子のストリップダンス
だったりするわけです(笑)。
それら目の前のパフォーマンスが最高にサイケなのに、さらにそれにHAWKWINDの
音楽が乗るのですから、楽しくないわけがないでしょう。・・・今のところ映像が残ってな
いのが残念でなりません。1972年のライブですから、無理もないかと思いますが…。
おっとそういえばこの作品のレビューを忘れてました。でも実はこの作品、「ヤング・
パーソンズ・ガイド・トゥ・プログレッシヴ・ロック」 という本に書かれていた解説があまり
にも秀逸なんでそのまま載せちゃいますね。
ピンク・フロイドのファースト・アルバムをさらにだらしなく、しつこく、激しく、
どうしようもなくベタベタでまんべんなくラリラリにしたような、LP2枚組よる
ライブ盤。イギリスの60年代末から70年代前半にかけてのヒッピー界を代表
するドラッグ大量摂取バンドによるトランス型音楽の代表的作品。
ひたすら放出される負の混沌と快楽のヘドロ状のエネルギーの渦は、覚醒
と酩酊の隙間に聞き手も演奏者も平等に巻き込んでいく。持続は力なり。ラリ
るのも美なり。理性と言う言葉をあっという間に蒸発させる。レイドバックではな
く、積極的脱力と忘我の境を求めたくなる者は、ただただ演奏/音の嵐に身をま
かせて勝手にトランスするなり失禁するなり死ぬなり笑いつづけるなりすればよ
いだけの話で、シラフで聴いても浮世のウサのかなりの量をはらすことができて
しまう。このひたむきなラリラリのドライヴ感(ドラッギーなグルーヴ)は後に、ノイ!
やスイサイド、クローム、90年代のテクノの色々にしっかりと影響を与えている。
(中略)
本作がホークウィンドの諸作の中でも最も尊重されるのは、その仕儀すべてに
まったく迷いがないからである。異形の宇宙観によるナイスなイラストを前面に
展開した大型ジャケットともどもこのバンドの精神を見事に表現している。意識は
変革されるためにある。
と、ホークウィンドはロックす。
つまり、そういう音楽っす。(まるでわからない)
「HALL OFTHE MOUNTAIN GRILL」
〜「WARRIOR OF THE EDGE OF TIME」期
この頃のHAWKWINDはデイヴ・ブロックの誇大妄想的ドラマ主義、ニック・ターナー
のアシッドなサイケ感覚、そしてレミー・キルミスターのドライブ感、この3つが絶妙な
バランスを保っていたから「SPACE RITUAL」という金字塔が生まれたのですが、
「SPACE RITUAL」で頂点を極めてしまっただけに、そのそのバランスは保てなくなっ
てしまったのではないでしょうか。電子ノイズを担当していたディック・ミックが抜けた
穴を元HIGH TIDEのサイモン・ハウス(キーボード、ヴァイオリン)が加入して作られ
た74年の「HALL OF THE MOUNTAIN GRILL」と75年の「WARRIOR OF THE
EDGE OF TINE」の2作は、強力なリズムセクションでグイグイ押すHAWKWINDス
タイルは影を潜め、かわりに枯れた叙情性が浮き上がってきています。この音楽性は
一部のメロディアスな音楽性を好むプログレ・マニアには好評のようですが、イギリス
最後のサイケデリック・ヒーローの名を欲しいままにしていたHAWKWINDとしてはどうか
と私は思います。悪い作品ではないですけど。
この時代で特に注目すべき点は、「WARRIOR OF THE EDGE OF TINE」という
作品が英国ファンタジー系作家の大家であるマイケル・ムアコックのシリーズである
「エルリック・サーガ」を元にしているという点でしょうか。そして、マイケル・ムアコック
自身、作家になるまではミュージシャンとして生活していたので、これからHAWKWIND
と彼との繋がりは強固になっていきます。
そして、ついにHAWKWINDの音楽性の重要な一端を握っていたレミー・キルミスター
も、脱退してしまうのです…。
ボブ・カルヴァート期
暗黒の時代です。「SPACE RITUAL」で詩人として参加していたボブ・カルヴァート
がヴォーカルに転向して「ASTOUNDING SOUNDS,AMAZING MUSIC」「QUARK
STRANGENESS AND CHARM」「PXR5」といった作品をリリースしましたが、どれも
ふぬけたパブ・ロックにしか聞こえません。
はっきり言って退屈な作品なのでよっぽどのファン以外は無視してもかまわない
時期です。そして、この時盟友ニック・ターナーが脱退します。HAWKWINDのひとつ
の時代が終わりました。
解散〜HAWKLORDS〜再結成
バンドのテンションはだんだん低下していき、メンバーの入れ替えが激しくなりました。
こうした中、デイヴ・ブロックは78年4月にHAWKWINDの解散を決めます。
そしてボブ・カルヴァートらとHAWKWINDをポップ方面へ展開させたHAWKLORDSを
結成する。が、やっぱり鳴かず飛ばずアルバムを一枚出したきりすぐに解散してしまい
ます。しかし、ここで後に重要なメンバーとなる、ハーヴィー・ベインブリッジ(ベース、
キーボード)と出会うことになりました。
| LIVE’79 | LEVITATION | THIS IS HAWKWIND... |
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さて、ここでデイヴ・ブロックはこういった閉塞的な状況を鑑みて、多分超豪華メン
バーで揃えれば人気が出るかもしれないと考えたのでしょう。そこで、キーボードに
全盛期のGONGに在籍していたティム・ブレイク、そしてドラムに盟友サイモン・キング
、ベースにHAWKLORDSで一緒だったハーヴィー・ベインブリッジ、そしてなんと1stア
ルバム発売後に脱退していたギタリストヒュー・ロイド・ラントンを呼び戻し、テクニシャン
と有名人の集団に生まれ変わった新生HAWKWINDは1979年に「Live'79」をリリース
します。
音楽性はここで、普遍的なHRに近づきました。と、いうのも出戻りギタリストのヒュー
・ロイド・ラントンがしばらくみないうちにバリバリのメタル系ギタリストになっていたから
です。そのころ丁度ニュー・ウェイブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル(N.W.O.B.H.M)
というムーヴメントが花開いた頃ですから、HAWKWINDはその流れに上手く乗り、なか
なかの成果をあげます。そしてこのメンツですかさずアルバム「LEVITATION」をリリース
します。この2枚はHAWKWIND特有の電子音の乱舞とティム・ブレイクのクリスタルマジ
ック・キーボード(キラキラと美しいメロディの反復を基調とする)の上に、より明るくさわ
やかになったギターメロディが楽しめる良質のHR作品になっています。とても聴きやすい
ので、初心者の方ならこのアルバムから入るといいでしょう。また、ニック・ターナーが
一時復帰し、ドラムに元CREAMのジンジャーベイカー(!)も迎えて作られたライブアル
バム「THIS IS HAWKWIND、DO NOT PANIC」も素晴らしい作品なのでオススメです。
停滞期〜ウィスハート加入〜現在
ここからの歴史は一息にいってしまいましょう。HAWKWINDは今だ現役のバンドです。
メンバーはアルバムごとにめまぐるしく変わり、それを説明することはできません。さら
にアルバム、ライブ、ベスト盤、レア音源を紹介してたら100枚近くになってしまうので
、簡単に。80年代後半に停滞期を迎え(でも、「ZONES」「XENON CODEX」「OUT &
INTAKE」は前に言ったような路線を推し進めたよい作品です。)ます。そして89年には
初めての女性ヴォーカルブリジット・ウィスハートが加入、「SPACE BANDITS」という
アルバムといくつかのライブアルバムを作り終了、そして92年ごろからドラムにリチャ
ード・チャドウィック、ベースにアラン・デヴィー、そしてギタリスト兼ヴォーカルとして
唯一のオリジナルメンバーデイヴ・ブロックというトリオ編成が定着、年に一枚ペース
でテクノとHRの中間を行くような作品をリリース、そして過去のマニア垂涎のレア
音源も積極的に発売しています。現在、最新作では専任ヴォーカルも含めた6人
編成になっています。
3.こんな人にはこんな作品がオススメ
HAWKWINDの音楽性は非常にバラエティ豊かで時代ごとに違っているので、
オススメする際にも皆さんの嗜好に合わせた紹介をしなければなりません。
HAWKWINDは確かに色々な音楽性を内包していますが、ひとつだけ変わって
いないのは「サイケしてるロックであること」です。
普通のHR系の音楽が好みだよという方には先に挙げた「Live'79」
「LEVITATION」「THIS IS HAWKWIND、DO NOT PANIC」がオススメです。
BLACK SABBATHとか、ヘヴィなのも聴けるぜという頼もしい諸兄には、
「IN SEARCH OF SPACE」「Doremi Fasol Latido」「SPACE
RITUAL」と、3年
くらい前に突如発売されたレミー込みのアメリカツアーの音源(音質良好!
選曲抜群)である「1999PARTY」もオススメです。
1999PARTY

MINISTRYとかNINE INCH NAILS、マリリン・マンソンも好きという、
イマドキのあなた(MINISTRYをイマドキという自分は随分遅れてると思うが)
にもやっぱり「IN SEARCH OF SPACE」「Doremi Fasol Latido」「SPACE
RITUAL」「1999 PARTY」がオススメです。この頃はまさにヘヴィ・インダス
トリアル・ロックですから。その精神は完璧に後のバンドに受け継がれています。
ボクハテクノスキナンダケドナニカイイノナイ?というWe Are The Robots状態
のあなたには最近の作品がオススメです。とりあえず「BUSINESS TRIP」という
93年のライブツアーを収録したアルバムを聴いてみてください。
BUSINESS TRIP

とりあえずわかんない。手っ取り早くベストとかないの? 彼らは楽曲管理が
甘いのか、ベスト盤(と、いうかコンピレーション盤)をいろんな会社から手を替え
品を替え発売されています。だいたいHAWKWINDへの入門を志す人にはこの
不透明さがネックになってしまうのですが、これぞ決定盤!ともいうべきベスト盤
が存在するので紹介しましょう。とりあえずこれを聴けば69年の結成当初から(!)
80年代後半まではバッチリです。
HAWKWIND ANTHOLOGY 1967-1982(ボーナストラックで80年代後半を収録)

4.っていうかドコで手に入るの
TOWER RECORDやVIRGIN MEGA STORE系列の店に行けば代表作くらいは簡単
に手に入れることができます。
でも、最近だんだんわかってきたんですが、一番楽にCDを手に入れる方法はイン
ターネットの通販であります。これは一度に10枚程度ずつ発注していけばかなり
Shipping Costも安く押さえることができますし、国内で入手の難しい作品もかなり
簡単に手に入れることができます。HAWKWINDはイギリスのバンドなので僕は
Amazone UK.comを良く利用しています。
ただし、買う際はできるだけ同じ国で生産された盤で固めることをオススメします。
別の国でプレスされたものだと、その作品だけ別発送になってしまって輸送費が
かさむことがあるからです。小さいことですが、値段は大分変わるので気をつけ
てください。
それでは深遠なるHAWKWINDの世界へずぶずぶとハマってください!
(そして100枚以上CDを買い漁るハメになる・・・)