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Davide Yoshi TANABE
vous presente

              ≪週刊フランスのWEB≫
                    第12号
Tokio, le 12 fevrier 2000

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Indice(目次)
1.カトリーヌ・ドヌーヴ 
2.フランスの現代戯曲
3.フランスの現代芸術
4.アヴィニョンの芸術祭典
5.あとがき

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              ◆翻訳ご希望の方はメイルの末尾をご覧下さい。

1.Catherine Deneuve
  http://www.ecran-noir.com/deneuve/siteweb.htm

  フランスの20世紀最後の大女優、カトリーヌ・ドヌーヴ。1943年パリ生まれながら、尚その容色に衰えをみせません。益々、活躍を続けているようです。去年は、日本では未公開ですがフィリップ・ガレル監督の≪le vent de nuit≫(夜風)で主演、プルースト原作、ラウル・ルイス監督の≪見出された時≫で助演その他作品に出演、健在なところをみせています。彼女はとりすましている、冷たいというイメージをジャーナリストから与えられ、あまり好意的報道をされない彼女ですが、それは結局プライヴェートを見せないということでしょう。過去の不幸、最初の夫との離婚、妹の死、離婚できなかったマストロヤンニとの別れ、そして死別も影を落としているかもしれません。あたくしは、個人的にあまり好きな女優さんではありません。彼女はあまりにフランス的なのです。ジャーナリストの評判とは別に陽性なところがありません。落ち着いた女の魅力なのでしょうが、私には地中海が必要です。最高の女優は≪裸足の伯爵夫人(lacontesse de pieds nus)≫のエヴァ・ガードナーですね。彼女はハリウッドですがスペイン人です。いずれにせよ、このサイトではカトリーヌの全てがわかります。

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2.theatre contemporain.net
  http://www.theatre-contemporain.net/

  世界の演劇界にあって20世紀後半、フランスのシアターはアヴァンギャルドとして先頭をきっておりました。あのサミュエル・ベケットもパリで活躍した、いいかえればパリが彼を発見したのです。ルーマニアから亡命してきたイヨネスコ、そしてサルトルに見出されたジャン・ジュネ。そうそうたる系譜です。日本のアンダーグラウンド、アングラと呼ばれた演劇運動にも多大の影響を与えました。唐十郎、寺山修司。現代はどんな状況にあるのでしょうか。先週土曜日三軒茶屋のシアタートラムで日仏セミナーがありました。プレゼンテイションは下手で、支離滅裂でした。セミナー後のリーディングも翻訳および演出が誤解に基づいていたようで、作者の意図は歪曲されたようです。その歪曲を日本の演出家は「解釈」といっていましたが。ここでわたくしが発見したのが、ラガルス(JeanLuc Lagarce)とい劇作家です。パリではなくブザンソンというスイスに近い地方都市で活躍した演劇人です。95年になんと38で夭逝しているのですが、ベケットとイヨネスコをあわせたような不思議な世界の構築をしていると思われました。このサイトは現代演劇のサイトです。ラガルスの友人で、ともに出版社を設立したベルール氏が運営しているようです。現代劇作家が網羅されています。ラガルスのページにいたるためには、このページで(auteurs)のところをクリック、L項のラガルスをクリックしてください。

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3. 22 janvier - 19 mars 2000 Beaugrand
  パリ近くのキャンペール(quimper)という小都市で、先日紹介申し上げたカルティエの現代芸術美術館が支援するエグジビジョンが開催されています。ガラスと映像のプロジェクトを遂行しているのが、カトリーヌ・ボグランさんです。日本のキャノン・ラボも協力しています。

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4.FESTIVAL D'AVIGNON - Site Officiel
  http://www.festival-avignon.com/
  演劇、舞踏ダンス、音楽の祭典が今年も7月からアヴィニョンで開催されます。ここはその公式ページ。日本からも伝統芸能やコンテンポラン芸術家が参加しています。OFFもあります。実は市長が先週話題に上った極右FN出身のため、一時人種偏見に講義してアーチストたちがボイコットした事件もありましたが、今は落ち着いているようです。ヴァチカンを出て法王が数代当地にいたという曰く因縁のある小都市です。あの「アヴィニョンの橋の上で(sur le pontd'Avignon)」と歌われた町です。

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5.あとがき
  今週は、芸術づきました。実は、私が遠い昔から尊敬する加藤周一さんを囲んで、フランスと日本の現代芸術家の討論会が飯田橋で今週9,10とありました。その所為で芸術づいてしまったのです。尊敬するといっても、この目にしたのは初めてなのです。本も「羊の歌」しか読んでいないのですから、相当お年を召していらっしゃる方とは存じておりましたが、腰まで曲がっていらっしゃるとは想像もつきませんでした。あまりニコリともされないので、正直なところ驚きました。というのはわたくしの恩師に加藤氏と会える段取りを取ってくださいとかねがねたのんでいましたので、もし会った場合、何を話せば良いのかと、思案されたからです。疲れていらしったのかもしれません。日本では今、彼のことを「知の巨人」というのだそうですが、それはきっと迷惑なレッテル貼りだとおもいます。そして、好々爺なんてものにならない、かたくなな意思のひとで何時まであって欲しいものです。

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